ディー・エヌ・エー(DeNA)とZMPは5月12日、自動運転技術を活用したロボットタクシー事業の実現に向けた研究・開発などを行う合弁会社を設立することに合意したと発表した。新会社は5月29日を目処に設立される予定で、資本金は7億円(出資比率 DeNA:66.6%、ZMP:33.4%)となっている。取締役会長にはZMP代表取締役社長の谷口恒氏、代表取締役社長にDeNA執行役員の中島宏氏が就任する。この新会社ではDeNAのインターネットサービスにおけるノウハウと、ZMPの自動運転技術を連携させ、ロボットタクシーやロボットバスなどを実現するための研究・開発、開発技術の提供、利用者の開拓や利用促進を行っていく。今後は合弁会社の第1段階として自動運転技術の向上やサービスモデルの仮説検証などの実証実験を重ねていく計画となっている。
2015年05月12日横浜DeNAベイスターズは5月23日、女性に向けた純米吟醸生酒「しゃんぽん しらほし」(税込980円)を横浜DeNAベイスターズの新しいライフスタイルショップ「+B」(神奈川県横浜市)にて1,000本限定で発売する。同商品は、新潟県新潟市にある今代司酒造の女性スタッフと、横浜DeNAベイスターズの女性スタッフが共同開発したスパークリング日本酒。「スタジアムで女性が飲めるお酒がもっと欲しい」という声に応えて開発したという。日本酒の特徴的な味である甘さや、辛さだけではなく、シャンパンのようなすっきりとした味わいにもこだわったとのこと。5月9日には、販売に先駆けた「販売記念女性限定無料試飲会」が行われる。会場は当日、横浜DeNAベイスターズ主催試合を開催する「HARD OFF ECOスタジアム」(新潟県新潟市)正面にある球団物販ブース。16時から開始予定で、先着200名限定となっている。
2015年05月08日KADOKAWA中経出版は4月11日、DeNA会長・春田真氏の新刊「黒子の流儀DeNA 不格好経営の舞台裏」を発売した。春田氏は、2000年2月にディー・エヌ・エーに入社し、同年9月に取締役に就任。2011年6月に取締役会長に就任後、同年12月には横浜DeNAベイスターズ取締役オーナーに就任した(2015年1月に退任)。2015年6月には、ディー・エヌ・エー株主総会の時をもって任期満了となり、同社の取締役を退任予定となっている。同書は、春田氏がDeNAの成長と苦闘の歴史、その裏側にあった出来事について綴ったドキュメンタリー本。プロ野球参入の舞台裏で繰り広げられた知られざる真実についても、冷静かつ大胆に記している。春田氏の銀行員時代のこと、DeNAとの出会い、ベンチャー時代や社会問題にもなったモバゲーの誕生、球界参入についてなど、全5章にわたって綴っている。春田氏は同書について、ディー・エヌ・エー創業者である南場智子氏の著書「不格好経営」の舞台裏的な位置づけで読んでほしい、とコメントしている。南場氏が表舞台とすれば、春田氏はその舞台裏を切り盛りする役で、舞台裏の臨場感を感じてもらえれば嬉しい、とのこと。また、横浜DeNAベイスターズをはじめ、プロ野球に関することについても可能な限り表現したという。プロ野球球団を運営することや、春田氏の球界についての見立てや考えも読むことができる。「プロ野球の試合以外の部分について、特に経営サイドがどのようなことを考えているのか、ベイスターズを通して少しでも理解してもらいたい」と語っている。価格は1,500円(税別)。4月23日には、同書の発売記念講演を東京都千代田区にて開催する。4月16日の23時59分までに、「カドカワオフィシャルストア」で同書を購入した人の中から50名を講演会に招待する。詳細はカドカワオフィシャルストア公式サイトまで。
2015年04月13日ディー・エヌ・エー(DeNA)は4月6日、男性ファッションや子育てなど、ジャンルに特化した新キュレーションプラットフォームの提供開始を発表した。ディー・エヌ・エーは、事業拡大構想「DeNA Palette」を掲げており、12月末までに今回発表のものを含めた6つのキュレーションプラットフォームを10個まで増やす予定だという。Find TravelFind Travel(ファインドトラベル)は、2014年8月にサービスを開始した観光スポットなどを紹介するキュレーションプラットフォームで、2月に買収・子会社化した。月間アクティブユーザー(MAU)は、すでに300万人を超えており、旅好きや観光地の地元キュレーターが厳選した情報を発信する。JOOYJOOY(ジョーイ)は、4月6日より提供を開始した男性ファッション特化型のキュレーションプラットフォーム。男性向けのファッションやヘアスタイル、恋愛、デート関連の情報を発信する。ディー・エヌ・エーはすでに、女性向けにファッションキュレーションプラットフォーム「MERY(メリー)」を提供している。cutacuta(キュータ)は、6月より提供する妊娠や出産、子育てに特化したキュレーションプラットフォーム。それぞれの過程において「大変だけれども楽しく幸せな毎日」をコンセプトに、子育て世代に寄り添った情報を発信するとしている。なお、ディー・エヌ・エーはすでに住まいやインテリアの「iemo(イエモ)」と食事のレシピ・食卓の「CAFY(カフィ)」、前述の「MERY」を提供している。○任天堂との提携と同じ考えをキュレーションプラットフォームに記者会見には、ディー・エヌ・エー 代表取締役社長 兼 CEOの守安 功氏とiemo 代表取締役CEOの村田 マリ氏が登壇した。守安氏は冒頭、先日の任天堂との業務資本提携に触れ、「任天堂さんのIP(知的財産)の力と、我々のネットのノウハウをかけあわせることで世の中に新しい価値を生み出そうとしているように、パートナーの強みと我々の強みを通して、世の中にインパクトを生み出していくことが得意だ」と、DeNAの事業方向性が今回の展開に繋がったと語る。今回のキュレーションプラットフォーム構想の大元となった、昨年9月買収のスタートアップ「iemo」「MERY」は、買収半年後も順調に成長しているといい、「グループに加わって相乗効果が出た。思い通りの成長が描けた」(守安氏)という。また、村田氏によると、DeNA Paletteはサービス名称ではなく、「Y社の"爆速"というキーワードが数年前にありましたが、パレットの色のように『まずは年内に10個揃えるぞ』という意気込みで名づけたプロジェクト名」とのこと。ジャンルを特化してプラットフォームを提供することは、広告展開はもちろん、それぞれがユーザーが目的を持ってダウンロードするため、「リアル世界のビジネスマッチングを視野に入れられる」(村田氏)という。iemoやMERYはすでに立ち上げ期を超えつつあるため、ネイティブアドの展開やその後のリアル世界のビジネスマッチングを年内には始める予定だという。また、年内10プラットフォームの詳細は詰めている段階で、内製でスタートする以外にも、今回の発表を通して外部企業からの企画持ち込みや、これまで同様に買収も検討するとしている。
2015年04月07日任天堂とDeNAが17日に発表した資本・業務提携を受け、最初の取引となる18日、東京証券取引所における両社の株価はストップ高で終えた。任天堂がDeNAと共同でスマートフォンゲームアプリの開発を進めるという発表が好感されたようだ。18日の任天堂の株価は前日比21.31%増の17,080円、DeNAは同21.32%増の1,707円となった。両社は17日にスマートデバイス向けのゲームアプリを開発すると発表。今後開発する具体的なゲームタイトルやその提供時期については明かされなかったものの、年内に何らかのアウトプットをするとされている。また、開発するゲームアプリは、任天堂の知的財産を利用したものとなり、スマホ版マリオの登場が期待されている。
2015年03月18日任天堂とDeNAは17日、都内で緊急記者発表会を開催。スマートデバイス向けゲームアプリの共同開発や運営に関する業務・資本提携を発表した。このなかで、PCやスマートフォン、タブレットなど多様なデバイスに対応した会員制サービスの共同開発も行なう。今秋の提供を目指す。同社は、2015年1月21日に会員制サービス「クラブニンテンドー」の終了を発表。2015年9月30日で全サービスを終了し、その後「これまで以上にユーザーのニーズに合った新たな会員制サービスを、今秋をめどに立ち上げる」と告知していた。17日に発表されたDeNAとの業務提携では、任天堂のキャラクターを含む、任天堂の知的財産を活用したスマートデバイス向けゲームアプリの共同開発・運営を発表。これに合わせ、任天堂のゲーム専用機だけでなく、PC、スマートフォン、タブレットなどの多様なデバイスに対応した新たな基幹システムを構築し、同システムを用いた会員制サービスを、「クラブニンテンドー」に代わるものとして共同開発、提供する。サービスは、当初予定通り、2015年秋の開始を目指す。スマートデバイス向けの新ゲームについては、「スマートフォンに適した形で、今年中に何らかの形でアウトプットする」という。なお、資本提携については、DeNAが保有する自己株式15,081,000株(発行済株式数の10.00%、総額約220億円)を第三者割当により任天堂に割当て、任天堂がDeNAの株式を取得。同時に、任天堂が保有する自己株式1,759,400株(発行済株式数の1.24%、総額約220億円)を第三者割当によりDeNAに割当て、DeNAが任天堂の株式を取得する。
2015年03月17日DeNAの子会社で、旅行部門を担うエアーリンクが運営する「DeNAトラベル」は3月12日、Gunosyが提供する情報キュレーションアプリ「グノシー」の新サービス「Gunosy Pralform(グノシープラットフォーム)」において、「DeNAトラベルチャンネル」を開設したと発表した。同チャンネルは、800万ダウンロードを突破したグノシーのユーザを対象に、オンラインチャットを通じてDeNAトラベルの旅行商品を提案、販売するサービス。DeNAトラベルのメッセンジャーにアクセスすると、「具体的なプランはございますか?」という質問が自動送信される。これにユーザが回答するとオンラインチャットがスタートし、やりとりを進めていくなかで、希望した目的地や日程、予算などに応じて、オペレータが旅行商品の中から最適なものを提案、販売する。
2015年03月13日Elphasは3月22日、東京・代官山にて、トラベルグッズ・雑貨・文房具メーカーのイベント「トラベルマルシェ」を開催する。同イベントには、旅をテーマにした雑貨のセレクトショップ「BON VOYAGE」や旅行グッズの販売店「FLIGHT001」が出店。ほかにも「ソニーエンジェル」や、地図モチーフグッズ、『地球の歩き方』など、さまざまな旅行関連の企業が集結する。定番商品はもちろん、会場限定の商品やレアな商品も購入できるという。会場には、普段見る事ができないワーゲンバスの「ソニーエンジェル号」も登場する。また、東京カートグラフィックによる「白地図バイキング」(別途有料)や、立体造形作家の森井 ユカ氏の個展「FANTASTIC CLOCK」も開催。ステージエリアでは、地球の歩き方編集本部本部長の奥健氏による「2015年旅のトレンド」の講演や、「かわいく撮る! ソニーエンジェル写真講習会」、賞品が当たる抽選会なども行う。同イベントのチケットの価格は1,480円(税込)で、購入した人には参加企業のグッズや、「ユカデザイン」と「BON VOYAGE」のコラボレーションマスキングテープなどが入った土産を会場にてプレゼントする。ほかにも、3月16日~29日にチケットの原券または半券を提示すると「FLIGHT001」直営店での買い物が10%OFFになるほか、トラベラーズファクトリー中目黒店ではプレゼントを進呈するとのこと。なお、イベント開催時間は11:00~19:00となる。
2015年03月04日DeNAライフサイエンスは2月27日、一般消費者向け遺伝子検査サービス「MYCODE」に新たな検査項目の「祖先」を追加した、新メニュー「ディスカバリー」の提供を開始すると発表した。MYCODEはオンラインで検査キットを申し込み、検査キットで自分の唾液を返送することで遺伝子の統計学的特徴や、疾病リスクを低減する可能性のある生活習慣へのアドバイスなどを提供するというもの。調べる検査項目数に応じて複数の検査メニューが設定されている。新メニュー「ディスカバリー」は、「遺伝子で自分のルーツを知る旅へ」をテーマに、自分の体質の遺伝的な傾向のほか、ハプログループと呼ばれるミトコンドリアDNAの遺伝的グループを分析することで、人類発祥の地から日本に至るまで自分の祖先がどのように移動したかを知ることができるという。また、祖先によって判明するハプログループを表現したキャラクターを結果と併せて提供する。通常価格は9800円(税別)で、2月16日以前に「MYCODE」を購入した人は、4月末まで先着1万名に無料で提供されるほか(提供開始は3月後半を予定)、以降は追加料金980円(税別)を支払うことで検査結果を閲覧できるという。また、280項目に対応した「オールインワン280+」と、がん・生活習慣病・体質など100項目を選んだ「ヘルスケア100+」の2つの検査メニューについては、検査内容はそのままに、それぞれの名称が「ヘルスケア」(2万9800円・税別)、「ヘルスケアLite」(1万9800円・税別)に変更された。なお、「カラダ30+」については、2月27日以降の購入ができなくなったほか、「カラダ30+」を受けた人は「ディスカバリー」の無料キャンペーン、有料での閲覧ともに対象外となるの。
2015年02月27日世界の風景を見て、文化の違いを肌で感じ、土地の料理を味わうトラベルライター。多くの人が憧れるこの仕事でキャリアを積み、香港の新聞に寄稿しているのがウィリー・リュウさんです。世界50カ国を取材したと聞けば、なんともうらやましいのですが、その実、毎日がプレッシャーとの闘いだそうです。でも臨機応変に対応できる香港人気質は、この職業にうってつけだとリュウさんは話します。■これまでのキャリアと今の仕事について教えて下さい仕事は雑誌や新聞のライフスタイルセクションに記事を書くことです。これまでずっとマスコミ業界で働いてきました。大学で言語学を学んだ後、最初は自動車専門誌で編集のアシスタント。そしてチャンス到来! トラベルライターという長いキャリアの始まりとなりました。2紙でトラベルライターを務めてから、今の新聞社(星島日報)で働くようになって10年以上が過ぎました。僕は仕事に選ばれたと思っています。旅行は好きだったけれど、以前の同僚に「新聞の旅行ページを担当してみないか?」と言われるまで、トラベルライターになるなんて思ってもみませんでした。即座に「イエス」と答えたのは、いろいろな文化が息づく様々な国を冒険してみたかったからです。もちろん書くことも語学も、私の強みでしたし。■現在のお給料は以前のお給料と比べてどうですか?年収は日本円で400万円くらいです。香港の物価を考えると、高いとはいえません。この金額に満足しているか? もっとあればいいですね、香港の生活費は高いですから。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?いい点は自分の特技を活かせるだけでなく、好奇心を満たすことができることです。仕事でいろいろな国を訪れるたびに、自分の視野が広げられます。また、仕事のやり方も自分でコントロールできるので、旅のプランを自分で練り、旅の目的も自由に選ぶことができます。一番いいのは、旅での経験を自分なりに表現でき、いろいろな街、国で感じたこと、味わったこと、楽しかったことを読者に伝えられること。吸収したことを還元できるという、達成感のある仕事ではないでしょうか。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?うーん、プレッシャーかな。「50カ国を旅した」と言うと、たいていの人が「トラベルライターって天国だね」と言うんです。でも、仕事量やプレッシャーはかなりヘビー。締切はタイトだし、旅行といっても観光旅行とはまったく違います。長い移動時間かけてようやく現地に着き、1日中インタビューに追われても、ホテルで記事を書かなければならないこともあります。それが5つ星の豪華なホテルでも、のんびり過ごすなんてことはほとんどないのが現状!締切以外にも、旅行中にはハプニングがつきものです。台湾では台風の中で仕事をしなければならなかったし、列車のストで立ち往生したこともありました。そうなると、準備していたプランを替えなければならないし、なんとしてでも帰りの飛行機には間に合わせなければいけないのでもう必死!■ちなみに、今日のお昼ごはんは?旅に出ていないときは、プレス向けのランチに行くこともあります。今日は航空会社主催のイベントがレストランであり、とてもおいしい海老のスパゲッティを食べました。■日本人のイメージは? あるいは、理解し難いところなどありますか?日本に行ったときは日本人と仕事をします。各県の観光局の方々が日本のプロモーションのために私たちメディアを招待してくれます。皆さんとても思いやりがあり、細かいことに気配りがあります。プレスツアーでは何から何まで決まっていて、交通も必要な情報もあらかじめきちんと整えられています。旅の間も何かと気を遣ってくれるのです。日本の方は本当に礼儀正しくて、車が見えなくなるまで手を振って見送ってくれるんですね。あるクルージングで日本のライターにお会いしましたが、私たちが早朝に帰ることを知り、見送るためだけに6時に起きてくれたこともありました。一方で少し融通の利かないところもありますね。計画を途中で変更するのを嫌がり、ハプニングがあって計画を替えなければならないと困ってしまう。これはいい点にも、悪い点にもなる点です。柔軟で、ときには簡単に心変わりしてしまう香港人とはちょっと違いますね。■最近、気になる日本のニュースはありましたか?やはり3.11の津波です。日本人があの悲劇にどれだけ必死に向き合っているかが印象的です。3.11の半年後、六魂祭を見に仙台に行きました。津波の爪痕がいまだ残る仙台で、そこから立ち直っている日本人を見たときには本当に驚きました。最近のニュースで一番、ワクワクするのが円安。ここ10年で一番の円安じゃないかな。香港からの旅行者も嬉しいと思いますし、僕もショッピングに行きたい!■休日の過ごし方を教えてください。毎月1~2回取材旅行にでかけるし、平日も仕事で忙しいので、週末はできるだけ家にいます。ときどき妻と映画に行き、近くのレストランで夕食をとったりすることもあります。■将来の仕事や生活の展望は?すべてにベストを尽くしたら、あとは神様にゆだねています。深刻に考えず、とにかく楽しむこと! ですね。
2015年02月24日オンライン総合旅行サービス「DeNAトラベル」を運営するエアーリンクはこのほど、10代~80代の男女578名を対象に、「卒業旅行」に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査期間は2月2日~9日。○卒業旅行に行くなら「友達」と…「卒業旅行は誰と行きたいです(行きました)か?」と質問したところ、年代・性別を問わず「友達」が大半を占めた。「一人」で行った(行きたい)という男性は「学生(6.0%)」に対して「30代(17.0%)」、「50代(31.0%)」と年代が上がるほど増加。また「恋人」という回答が20%を超えたのは「学生の男性(29.0%)」のみで、女性は全ての年代で10%を下回った。○旅先を選ぶポイントに、男女差続いて、学生を対象に「卒業旅行先を選ぶ際のポイント」について尋ねたところ、男女ともに「場所(男性25.0%、女性34.0%)」が最多となったが、男性は「アクティビティ(11.0%)」や「雰囲気・景色(17.0%)」「食事(17.0%)」など、楽しむ要素を重視するという回答が45.0%だったのに対して、女性は「場所」に次いで「金額(25.0%)」を重視するという回答が多く、女性の方がより現実的な要素を重視していること浮き彫りとなった。○男性13%が「卒業旅行で愛は深まらなかった」と回答恋人と一緒に卒業旅行へ行ったことがある人を対象に、「旅行を通じて愛は深まりましたか?」と尋ねたところ、男女ともに半数以上が「深まった(男性54.0%、女性56.0%)」と回答した。一方、「深まらなかった」と回答したのは、女性が0%だったのに対して男性は13.0%という結果に。「愛が深まらなかった」理由は、「のどが渇いた、と言われて大きなドリンクを買ったのに、飲みきれないと文句を言われた」「具合が悪いのに彼女に置いて行かれた」など、彼女とのトラブルが原因であることが伺えた。
2015年02月22日楽天トラベルは2月6日、東京ドームシティ・プリズムホールで石川県協力のもと「バーチャルリアリティ(VR)観光体験」を開催した。石川県が「いしかわ伝統工芸フェア」を行っており、会場にはヘッドマウントディスプレー(HMD)の「Oculus Rift」が用意されていた。これを用いて日本三名園のひとつである石川県の代表的な観光地「兼六園」を360度写真で楽しめるというわけだ。閲覧用のソフトは、楽天技術研究所が開発したオリジナルのシステムを使用。単純に360度写真をOculus Riftへ出力するだけではなく、ゲーム用のUSBコントローラーを使って、実際に兼六園のなかを歩いているかのような気分が味わえるようになっている。360度写真撮影には、複数のカメラを組み合わせることなくカンタンに360度の写真が撮影できるリコーのTHETAを使用。システム開発を担当している楽天技術研究所の千葉直樹氏によると、撮影時にはスタッフが映り込まないよう、三脚にTHETAをセットしてスマホから遠隔操作で撮影したという。兼六園は観光客も多く、一般の人が映り込まないようタイミングをはかりながら撮影するのに苦労したとのこと。今回のシステムで使用している360度写真は全部で100枚ほど。一般の人の歩幅が平均0.8メートルなので、最短で0.8メートル、最長でも3.2メートルと、なるべく距離を空けずに撮影することで、実際に歩いて移動している感覚を再現しているのこと。筆者も実際に装着してみたが、コントローラーで入力した時の反応も良く、没入感も抜群。画面スクロールの感じは、Gooleマップのストリートビューに近いが、撮影間隔がストリートビューよりも短いため、より現地を歩いている感じが強い。今回の「バーチャルリアリティ(VR)観光体験」は、2014年12月に長野県と組んで行なわれたイベントに続き2回目となる。今後も同じように全国の自治体とタッグを組んで、訪日外国人や若者に向けて旅行需要喚起を促し、観光スポットの魅力発信として協力していきたいとのこと。また、全国のホテルや旅館などにもサービスを導入して、部屋の状況などがチェックイン前にもわかるようなシステムを導入していく予定だ。Oculus Riftがまだ市販されていないので、一般向けの公開は現時点では考えていないとのこと。とはいえ、サムスンのGear VRのように、スマホを使ったHMDも登場してきており、今後の展開にも期待したいところだ。
2015年02月09日DeNAは、AMoAdとアドテクスタジオと共同開発した広告配信プラットフォーム「DeNA Ad Platform」の提供を、2月中旬に予定していることを発表した。同プラットフォームは、AMoAdが持つクリエイティブ最適化配信や広告効果に応じた自動入札などのアドテクノロジーと、DeNAが運営する大規模なバーティカルメディアを活用したもの。第一弾として、DeNAグループが運営する週刊マンガ雑誌アプリ「マンガボックス」と、住まいやインテリアに特化したキュレーションプラットフォーム「iemo」において、2月中旬よりネイティブ広告の配信を開始する予定だ。
2015年02月05日ディー・エヌ・エー(DeNA)と住友商事は2月3日、合弁会社を設立し、健康保険組合向けの新サービス「KenCoM(ケンコム)」(KenkoreCommendationMedia)の運営を2015年4月から開始すると発表した。DeNAは「SickケアからHealthケアへ」をコンセプトに、主として予防・未病の観点からヘルスケア事業に取り組んでいる。一方、住友商事では総務省、厚生労働省などの受託事業を通じてICT健康・予防の先進モデルに取り組んできた。「KenCoM」では、利用者の健康データの一元管理、利用者の健康度に応じた情報提供、一人ひとりが健康に向けて楽しく取り組める場の提供を実現を目指す。利用者の健康診断情報を取り込み、結果を時系列で管理・閲覧できるほか、専門家の手による健康コラム、健康ニュースなど多岐にわたる情報の中から、利用者ごとに最適な情報を提供する。また、情報の閲覧履歴などを参考に、利用者の興味・関心に合った情報を選択して表示でき、健康イベントへの参加呼びかけなども行える。DeNAが参画する意義としては、歩数・体重などバイタル情報の記録管理といった継続が大切な事がらに、同社がこれまでに培ってきたゲームや各種サービスのノウハウを活用。より健康に関心を持って飽きることなく続けられる仕掛けが随所に盛り込まれるという。
2015年02月04日横浜DeNAベイスターズは1月16日、現取締役オーナーの春田 真氏に代わり、ディー・エヌ・エー 取締役で創業者の南場 智子氏が新オーナーとなることを発表した。横浜DeNAベイスターズは、2012年よりDeNA傘下。2011年まで4年連続最下位になるなど低迷していたが、親会社変更後は2013年と2014年に5位となるなどチーム状態の改善が見られ、観客動員数も増加している。南場 智子氏は1999年にディー・エヌ・エーを設立。2011年6月、家族の看病を理由に代表取締役兼CEOを退任し、取締役となっていた。今回の就任で、プロ野球界初となる女性オーナーとなった。南場 智子氏はオーナー就任について以下のコメントを発表している。「DeNAがプロ野球界に参入してから3年間が経ち、いろいろな感動のあるシーズンを経験できました。この3年間でチームは少しずつ強くなり、来場者数も4割以上増え、どんどんいい球団になっていると感じています。より強く、より楽しく。ファンのみなさまにもっともっと楽しんでいただける球団にしていきたいと思っています。これからも引き続きどうぞよろしくお願いいたします」なお、現オーナーの春田 真氏は6月に開催するディー・エヌ・エー定時株主総会をもって任期満了となり、取締役を退任するとしている。
2015年01月17日ディー・エヌ・エーの子会社、DeNAライフサイエンスはこのほど、「遺伝子検査」に関する調査の結果を公表した。同調査は、同社と東京大学医科学研究所との共同研究で、8月より遺伝子検査サービスの提供を開始し約3カ月が経過したことに伴い行った。調査は、全国の20代から70代の一般の男女を対象に10月、ディー・エヌ・エーが主体となり実施。1,200人の有効回答を得た。○知りたいことは三大疾病のリスク遺伝子検査の認知率は、6月実施の調査から12.7%アップして、100%に到達した。「遺伝子検査を受けてみたい」(32.5%)が、「受けてみたいと思わない」(23.8%)を上回る結果となった。一方で「今はわからない」(43.7%)が最も多い回答だった。「受けてみたい」と回答した世代別ランキングでは、1位が「20代」で50.5%となった。以下、2位が「30代」(49.0%)、3位は「50代」(30.5%)となった。遺伝子検査商品を選択する際に重視する上位項目は、「公的な研究機関が行っている」(63.5%)、「有名な検査機関が行っている」(56.7%)、「アフターケアが充実している」(52.6%)と、6月実施の調査と変わらない結果となった。遺伝子検査で知りたいことは、「病気のリスク」という回答が、「体質」関連の項目を大きく上回った。また、遺伝子検査で三大疾病のリスクを知りたくないと感じているのは、6.3%という回答になった。一般消費者は遺伝子検査で病気のリスクを「知りたい」という意識が、「知りたくない」を大きく上回っていることがわかったという。女優のアンジェリーナ・ジョリーが、遺伝子検査を受けて乳房を予防切除したことを知っている人は79.1%。遺伝子検査に関する知識のレベルに関する質問では、「ない」(21.7%)、「あまりない」(60.2%)という結果となった。多くの人が遺伝子検査に関する知識は自信がない、ということが浮き彫りになったという。
2014年11月25日みんなのウェディングと、「DeNAトラベル」を運営するエアーリンクは共同で、新婚旅行に行く予定のある、もしくは新婚旅行に行って2年以内の男女を対象に「新婚旅行」に関するアンケートを実施し結果を発表した。調査は9月2日~12日に行われ、有効回答数は535名。○新婚旅行は「ヨーロッパ」「ハワイ」「国内」が人気調査ではまず、新婚旅行の行き先について聞いたところ、トップは「ヨーロッパ(29.3%)」、次いで、「ハワイ(20.5%)」「国内-沖縄と沖縄以外(20.2%)」と続き、ヨーロッパやハワイといった海外があがった一方で、国内(沖縄と沖縄以外の国内)を新婚旅行先として選ぶカップルも約2割いることがわかった。行き先を選ぶ際は、「自然が美しい(38.2%)」「世界遺産などの観光名所(30.2%)」「グルメ/食べ物がおいしそう(26.8%)」などを重視する人が多いようだ。○新婚旅行費用の相場は50万円前後次に、新婚旅行費用(航空券・ホテル代等のパックに含まれている代金)について聞いたところ、トップは「50~70万円未満(24.2%)」、次いで「30~50万円未満(23.1%)」「70~100万円未満(20.8%)」と続いた。新婚旅行に関する感想を伺ったところ、「最初に泊まったホテルのご主人が、夕食時にテーブルまで来てくださり、ハネムーンだからとハート型の缶に入ったかわいいチョコレートをくれた」(30代/女性/埼玉)、「結婚式と引っ越しの準備でとにかく疲れていたのでゆっくりできるボラボラ島のコテージはそれだけで最高でした。ぜいたくなスパやロマンティックなディナー…、すべてが夢のようでうれしかったエピソードです」(20代/女性/千葉)、「共働きでなかなか一緒にいられないので、ずっと二人きりの長い時間は、一生の思い出になりました」(30代/女性/埼玉)といったコメントが多数寄せられた。
2014年11月05日ディー・エヌ・エーが運営する「チラシル」は10月29日より、各社ECサイトと連携を開始している。その第一弾として、西友がDeNAと共同で運営する「SEIYUドットコム」と連携する。チラシルとは、関東のスーパーマーケットやドラッグストアの折込チラシ情報がスマートフォンでチェックできるアプリ。会員登録は不要で、ユーザの近隣店舗を一括で登録でき、ワンタップで他の店舗のチラシ情報を一覧比較できる。今回のECサイトとの連携により、実店舗のチラシ価格とECサイトの価格を一画面で比較可能となる。チラシルは7月から同社が運営する食品・日用品ECサイト「EVERY MART(エブリマート)」との連携を先行開始しているが、他社ECサイトとの連携は、「SEIYUドットコム」が初めて。「SEIYUドットコム」とは、西友とディー・エヌ・エーが共同で運営する西友のネットスーパー。実店舗から近隣エリアへ商品を配送する「ネットスーパー便」や、配送センターから商品を配送する「配送センター便」といった配送方法に対応する。
2014年10月30日ディー・エヌ・エー(以下DeNA)は1日、キュレーションプラットフォームを運営するiemoとペロリの2社を買収し子会社化したと発表した。これにともない、DeNAは新たにキュレーションプラットフォーム事業を開始するという。DeNAが買収し子会社化したのはiemoとペロリの2社で、どちらもキュレーションプラットフォームを運営していた。iemoは、2013年12月にサービスを開始した住まい・インテリアの分野に特化した情報を短時間で読める「まとめ」形式で配信するキュレーションプラットフォームを運営。ペロリは、2013年4月にサービスを開始した女性向けファッションのキュレーションプラットフォーム「MERY」を運営していた。DeNAは、iemo、ペロリが持つ強みを活かし、ライフスタイルを軸とした他分野のキュレーションプラットフォームを立ち上げるという。各プラットフォーム同士での相互送客やノウハウの共有を行い、数年後にはキュレーションプラットフォーム全体でMAU(月間アクティブユーザー数)5,000万人を目指すとしている。また、DeNAはキュレーションプラットフォームで集客した巨大なユーザー数をベースに、広告展開やeコマースとの連携も視野に入れているという。
2014年10月01日パリのフレグランスブランド「メゾン フランシス クルジャン(Maison Francis Kurkdjian)」は、フレグランス用トラベルケース「グローブトロッター」のゴールドカラーエディション(1万7,500円、フレグランス別)を8月20日に数量限定発売する。2013年に地球3周以上に及ぶ12万kmの世界旅行を経験した調香師のクルジャンは、搭乗までの時間やフライト、時差などを経験。旅の疲れを癒やすお気に入りのフレグランスをどこにでも持ち歩けるよう、「世界をまたにかけて旅する人」を意味するグローブトロッターを生み出した。パリの建物の屋根を思わせる亜鉛色のジンクエディション(1万6,500円)が現在販売中だが、ラグジュアリーなゴールドエディションが新しく限定で登場する。レザーポーチも付属。また、グローブトロッター専用レフィルとして、フローラルシプレーが柔らかく香る「アミリス ファム オードパルファム」(11ml×3本、1万2,500円)、フレッシュなフローラルオリエンタルの「アミリス オム オードトワレ」(11ml×3本、1万1,500円)が別売りで用意されている。
2014年07月16日ディー・エヌ・エー(DeNA)は4月24日、総合ショッピングサイト「DeNAショッピング」内の「EVERY MART」をリニューアルオープンし、全商品の送料を無料にした。「EVERY MART」は、食品・飲料・日用品に特化したショッピングサイトとして2013年にオープン。現在は約10万品の商品を取り扱っている。同社は、利用者に対するアンケート調査やインタビューなどを通じて、送料が買い物の最大のハードルとなっていることがわかったとしている。また、出店店舗ごとに送料金額が異なっていたこともスムーズな買い物を妨げる要因になっていたことから、このほど、全商品の送料無料化に踏み切ったという。今回のリニューアルでは、送料無料化のほか、ネット通販をはじめて利用するような人でも、欲しい商品がすぐに見つけられるようにWebサイトの利便性に関する改善も行われている。
2014年04月25日横浜DeNAベイスターズはこのほど、公式オンラインショップ限定企画として、「選手タンブラー」「ナンバーネックウォーマー」のオーダー受付を開始した。○年内配送のオンラインショップ限定商品選手の写真がデザインされた「選手タンブラー」は、地球にもやさしいエコな商品。ストライプ柄とフィールド柄の2種類を用意。中畑監督や三浦選手、ブランコ選手ら計10種類以上のデザインがある。容量500mlで、価格は1,300円(送料別)。また、「ナンバーネックウォーマー」は、選手も使用しているネックウォーマーと同素材(仕様は若干異なる)。0、00~99までの好きな数字をネックウォーマーに刺繍できる。サイズは、H185mm×W295mm(平置き)。価格は2,500円(送料別)。いずれも横浜DeNAベイスターズ公式オンラインショップ限定企画で、12月8日 23時59分までの期間限定受付。配送は12月下旬となる。その他、詳細は同球団ニュースページを参照のこと。
2013年11月21日横浜DeNAベイスターズはこのほど、オンラインショップ限定企画として「プリロール(ロールケーキ)」と「スマートフォンケース」の販売を開始した。スマホケースは受注生産で3キャリアに対応、デザインは全選手に対応する。「スマートフォンケース」は現在販売中の3キャリア26機種(7月20日現在)に対応し、受注生産を行う。第1弾の今回はホームユニホームのフロントとバックをデザインした2パターン。在籍中の全選手(育成選手含む)・監督から選択が可能で、フロント柄には左胸部分に背番号が、バック柄には背番号とその上に名前が入る。公式オンラインショップのみの販売で価格は各3,000円。到着は注文してから約30日前後になる。「プリロール(ロールケーキ)」はDB.スターマンとDB.キララがそろってプリントされた2パターン。30文字以内ならオリジナルのメッセージを入れることもできる。サイズは縦約160mm、横約90mm、高さ約75mmで冷凍発送に対応する。価格はメッセージなしが2,000円、ありが3,500円。到着は注文してから約2週間で、それ以降なら日付指定が可能だ。公式オンラインショップではほかにも受注生産の応援グッズや、個数限定のアイテムを販売。5,250円以上購入すれば送料無料となる。詳しくは同チームニュースを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月08日エスビー食品は1月10日、陸上競技部の選手・スタッフの移籍に関して、ディー・エヌ・エー(DeNA)と基本合意に至ったことを発表した。同社は2012年8月31日に、2013年3月末をもって陸上競技部を廃部することを発表した。以降、陸上競技部の選手・スタッフの意思を尊重し、陸上競技が継続できるように全員での移籍を目指してきたという。移籍予定日は2013年4月1日。移籍予定者は、スタッフ6名(局長・瀬古利彦、部長・中村孝生、監督・田幸寛史、コーチ・国近友昭、マネージャー・木村清一、丸尾祐矢)、選手6名(高橋憲昭、上野裕一郎、竹澤健介、高橋優太、ビダン・カロキ、長谷川裕介。すべて敬称略)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月11日楽天トラベルは15日、東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)が企画・実施する、新幹線指定席券と宿泊のパッケージ商品「びゅう」(※)の下期商品の販売を開始した。従来より取り扱いのある航空券、バス、レンタカーに加え、新幹線・特急列車を利用するパッケージ商品「びゅう」の販売により、「顧客の旅行の選択肢がさらに広がった」(楽天トラベル)。また、楽天スーパーポイントが付与されるうえ、貯めたポイントを使って支払いをすることも可能となり、「よりお得で便利に利用することができる」(同)としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日生活提案企業のJALUXはこのほど、大丸東京店7階トラベルゾーン内に「FLIGHT SHOP(フライトショップ)」をオープンした。百貨店初となる「FLIGHT SHOP」は、大丸東京店第II期オープンにともない増床され、日本一のメンズバッグ・旅行用品売場を標榜する7階売場「ラゲージトーキョー」内の「トラベルゾーン」にてコーナーを展開している。機内誌「JAL SHOP」通信販売や、空港店舗「BLUE SKY」などで培ってきた、JALグループの旅のプロとして開発・セレクトしてきたノウハウを活かした多彩な品ぞろえが魅力だ。人気の高いキャビンアテンダント企画の高機能なトラベルグッズや、旅行・出張のお役立ちアイテムなど、「トラベル」をキーワードとした衣料、革製品、雑貨などを販売していく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日三陽商会が展開する紳士服マッキントッシュ フィロソフィーはこのほど、旅行に便利な多機能ポケットを装備したトラベルジャケットを、全国百貨店と直営店を合わせた39店舗および直営オンラインストア「サンヨー・アイストア」から販売開始した。同ブランドでは今秋、これまでおもに想定していたビジネスシーンに加え、トラベルにおけるホテルやレストランでの装いの重要性に着目。20~30代のビジネスマンに向け、トラベルジャケット「ロザーハイズ」を新商品として提案する。この商品は、現在大ヒット商品となっている「トロッタージャケット」で培ったノウハウを生かして開発。商品名は、英国の港町の地名である「ロザーハイズ」から名づけた。同ジャケットの内側には、パスポートケースや長財布に加えて、スマートフォンやタブレット端末などが収納できる、アイテムのサイズに合わせた7つの多機能ポケットを装備した。表素材には、吸水速乾性を持ち、しわになりにくく手洗いが可能なポリエステル100%のジャージー素材、クールマックスファブリックを採用した。カラーはブルーの1色展開、サイズは38 / 40 / 42の3展開で、価格3万3,600円で販売中だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日今回紹介する社食は、東京・渋谷にあるDeNA本社の「Sakura Cafe」だ。渋谷駅直結の高層複合施設「渋谷ヒカリエ」内に今年4月誕生した。同社はヒカリエ21~26階にオフィスを構えており、Sakura Cafeはその24階に位置する。壁一面がガラス張りの窓で、都心のど真ん中にある超高層階からのその眺望に圧倒される。窓際に立つと眼下に見える街並みがミニチュアのよう。東京タワーも東京スカイツリーも眺めることができるビュースポットだ。社食というよりも、居心地のいいカフェといった印象。白い天井とレンガを使用した壁、中央には大きな木があり、100席以上のテーブルとイスはゆったりと配置されている。窓際のソファ席、小上がりになった掘りごたつの席、モニターが備え付けられたコの字型ソファ席もある。テーブルが広く、電源も用意されているため打ち合わせや作業場所としても利用しやすいという。カフェは、予約すれば終業後に貸し切ることもできる。これまでにも同期会や日本、アメリカ、インドネシアやウクライナなどDeNAに在籍するさまざまな国籍の従業員同士で交流を行う「グローバルナイト」などが開催されている。ちなみにこの「Sakura Cafe」という名前は、従業員からの公募と投票で決定された。これは南場智子取締役の愛犬「さくら」の名前にちなんだものなのだという。カフェ内の壁にも桜の絵が描かれている。このカフェ、5月末からなんと”フリーランチ”として従業員に毎日昼食を無料で提供している。提供されるメニューは日によって少しずつ違っており、カフェの入り口のボードに「本日のデリ」として掲示されている。食事はごはんをS・M・Lから選び、さらに5種の主菜、5種の副菜から各2種類を盛り付けてもらえる。取材にうかがった日は、主菜が「豚のしょうが焼」「八宝菜」「揚げ豆腐の煮込み」「メンチカツ」「チキンカレー」、副菜が「中華風ペンネ」「枝豆のベーコンソテー」「トマトサラダ」「コールスロー」「野菜とワカメの浅漬け」だった。従業員の健康に配慮して、野菜も多くとり入れられているとのこと。紙製のランチボックスに盛り付けられるため、持ち運びもできる。また、時間のないときのために、既にごはんとおかずが詰められたお弁当も約20種類が並んでいる。また、カフェの混み具合は2台のWEBカメラでデスクからもチェックできるというから効率的だ。菓子やアイスなどのほか、朝食用に焼き立てパン数種、入れたてのコーヒー、絞りたてのミックスジュースを揃え、販売。夕食時のお弁当販売もあるという。食事をとったり、数人で会話を楽しんだり、ノートPCを広げて作業したり……カフェでは、従業員が思い思いの時間を過ごす姿が見られた。取材時、スーツ着用の人は皆無に等しく、年齢層も若いため、「大学の学食」のようなカジュアルで活気ある雰囲気が漂っていた。「社員がつながるアイデア創出型オフィス」というコンセプトの通り、従業員たちのコミュニケーションの場にもなっているようだ。「インターネットサービスをやっている会社なので、人とのコミュニケーションからいいサービスが生まれます。”雑談以上打ち合わせ未満”の会話も交わしやすい環境だと思います」と同社広報部の岡村直哉さん。従業員からの評判も上々で、それぞれの滞在時間の長さからもその居心地のよさがうかがえた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月30日楽天トラベルは9日、観光業界関係者向けに’Welcom!Japan戦略’と題した「楽天トラベルサマーフォーラム2012」を都内で開催した。フォーラムでは、楽天トラベル代表取締役副会長の山田氏が講演を行った。同社は、観光庁が2019年時の目標として定めた「訪日外国人旅行者数2,500万人」の数字を受け、今後は外国人観光客のために外国語のサイトに力を入れるという。今回発表された外国人向けのサイトリニューアル内容は、検索機能の向上とコンテンツの充実。画像の精度を上げることによって、観光地の魅力をより伝えやすくし、施設の情報ページも文字がより見やすくなるよう改善。また、エリアの専任スタッフを配置し、自治体と連携することによって、さらに詳しい日本の観光情報を観光客に提供できるようにしたという。また、同社は台北や香港、バンコクなど、アジアを中心に海外8カ国19拠点に支社を展開。山田氏は、「今後楽天トラベルをさらに成長させるためには、国際展開が必須であり、全力で臨んでゆきたい」と語った。また、楽天トラベル代表取締役社長の岡武公士氏は、楽天トラベルの企画展開について発表を行った。楽天トラベルは今年10周年を迎え、さまざまなキャンペーンを行っている。新規で立ち上げられる企画としては、同社サイトで紹介される旅館やホテルの朝ごはんの中で食べたいものを投票する「朝ごはんフェスティバル頂上決戦イベント」や、旅先で体験した恋愛話を募集する「恋旅ストーリー」などがある。現在展開している企画としては、夏の旅行予約で楽天スーパーポイントが26倍になる「Golden 7 days」や、同社が紹介する施設を予約した会員へ、通常ポイントとは別に「+9%」の楽天スーパーポイントをプレゼントする「10倍保証得旅キャンペーン」、夏限定の特別イベント情報を提供する「夏休み特集」などがある。同氏は、「好評を博した企画は、どんどん拡大してゆき、より多くの方にすてきな旅行を楽しんでほしい」と述べた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日楽天トラベルは2012年7月18日から8月31日の夏休み期間における、国内・海外旅行の予約状況について発表した。国内旅行・海外旅行とも前年と比べると予約状況はプラスに転じ、大きな伸びを見せていることが分かった。夏休み期間の旅行動向は、国内旅行が前年比36.9%増、海外ツアーは44.3%増と好調。エリア別にみると、国内は栃木県、新潟県、群馬県など、都市部からアクセスのいい避暑地のほか、東京スカイツリーなど新名所の開業が続く東京都も好調とのこと。また、昨年計画停電や自粛ムードの影響から東北や関東で中止となった「花火大会」や「音楽フェスティバル」の再開が多いことから、国内旅行のきっかけとして「イベント」と回答しているユーザーが全体の12.0%となっていることも分かった。実際にプラン名に「花火大会」のワードを含む宿泊プランの予約状況は、前年比127.5%増となっている。一方、海外旅行では海外航空券、海外ツアーともに、増便や円高を追い風にしてグアム74.3%増、サイパン107.8%増と、近場のリゾートが人気のようだ。また、昨年の6月より販売を開始した日本と韓国(釜山)を結ぶLCC「エアプサン」の利用人数は、前年比140.0%増と著しい成長を遂げている。海外旅行における出国のピークは、欧州など遠方が8月8日、近場のグアム、サイパン、アジアは8月12日、13日となる見込み。
2012年06月28日