東海地方を拠点に活動するMAG!CPRINCEが、3月末のグループでの音楽活動休止を前に配信シングル『STAND UP TOGETHER』をリリースした。活動の場は違っても3人が仲間であることに変わりない。「もともとライブで披露していた曲ですが、ファンの方から家や通勤・通学の時にも聴きたいという声をもらっていて。今回、音源化が叶い僕らもうれしく思っています」(永田薫)「明るく疾走感のある楽曲で、歌詞もすごくポジティブ。プラスの要素がギュッと詰まった一曲なので聴くと元気が出るはずです!」(平野泰新)あわせて「M.A.G.!.C」と「THANK」も配信。この2曲を作詞・作曲した大城さんはデビュー当時から楽曲制作を目標にしていた。「自作曲がシングルに収録されて、作詞・作曲に名前がクレジットされるなんて!感慨深いし、諦めず言い続けてよかったです(笑)」(大城光)「『M.A.G.!.C』は、ラップ好きな光くんらしい曲。韻を踏むのも2~3文字じゃなく7~8文字にわたっていたりして。それを探すのも楽しいと思います」(永田)「ファンの方々への感謝を歌う『THANK』は、僕らが伝えたいことを光の歌詞が代弁してくれているので感情が乗せやすいんです」(平野)「タイトルにも意味があって。音楽を通してファンの方と1対1の関係でいたいから『THANK』に複数形のSはつけませんでした」(大城)今後はMAG!CPRINCEの看板を背負いつつ、個人活動に注力。力をつけた3人がグループでの音楽活動を再始動する未来も視野に。「僕にとってMAG!CPRINCEは“遅れて来た青春”。汗水たらして、夢中になれる場なんです。僕は音楽活動を続けていきますが、二人がいつでも戻れるよう音楽の家を守っておく気持ちです」(大城)「そんな光くんが、人に楽曲提供する姿も見てみたいな。泰新くんとは演技の道を追求する者同士、いつか同じ作品で共演したい!」(永田)「よきライバルとして、刺激を与え合いたいよね。可能性を引き出してくれたグループ活動での経験を大事に、活動の場は違っても、仲間として一緒に頑張っていこう!」(平野)「そして、3人での音楽活動を再開する時には、また温かく迎えていただけたらうれしいです!」(永田)配信シングル『STAND UP TOGETHER』。リード曲のほか、メンバーの大城光が作詞・作曲を手掛けた「M.A.G.!.C」「THANK」も同時配信。各音楽配信サービス、ストリーミングサービスで視聴可能。マジックプリンス左から、平野泰新、永田薫、大城光。2015年12月にメジャーデビュー。3月31日でグループでの音楽活動を休止し、4月からは個々のスキルアップに注力する。休止前のラストライブとして、3月16日にNAGOYA JAMMIN’にて「本気LIVE 2024 ~絶対アイシテル~」を開催。※『anan』2024年3月13日号より。写真・中島慶子スタイリスト・三宅 剛ヘア&メイク・伊東真美取材、文・宮浦彰子衣装協力・THE JEAN PIERREVICTIM(by anan編集部)
2024年03月13日●「STAND UP TOGETHER」は「パワーをもらえる楽曲」3月31日をもってグループでの音楽活動を休止することを発表したボーイズグループ・MAG!C☆PRINCE(マジックプリンス/通称 マジプリ)の平野泰新、大城光、永田薫にインタビュー。3月1日にリリースした配信シングル「STAND UP TOGETHER」の楽曲に込めた思いを聞いた。愛知・岐阜・三重3県オーディションから2015年3月に結成、同年12月にメジャーデビューし、東海地区を拠点に活動するMAG!C☆PRINCE。今年1月30日に、3月31日をもってグループでの音楽活動を休止することを発表し、3月16日にNAGOYA JAMMIN’にて開催される「本気☆LIVE 2024~絶対☆アイシテル~」がグループでの音楽活動休止前の節目のパフォーマンスとなる。また、3月1日に配信シングル「STAND UP TOGETHER」をリリース。これまでライブでのみ披露していた「STAND UP TOGETHER」「M.A.G.!.C」「THANK」の3曲が収録されている。――「STAND UP TOGETHER」に込めた思いをお聞かせください。永田:前を向いて頑張っていこうという気持ちが存分に歌詞に出ていて、曲調もすごく明るくてパワーをもらえる楽曲になっています。4年ぐらい前に作った曲で、その時はコロナ前で、みんなで手を取り合って一緒に肩組んで頑張ろうぜという感じで作りましたが、コロナになってリリースできず、コロナを経て今この曲を出せるということも、また一つ意味合いが乗っかったなと感じていて、この時期にリリースできてうれしいです。――レコーディングで印象に残っていることを教えてください。平野:元気さを出すために、みんなで「イエ~イ!」みたいなガヤを撮ったのが楽しかったです。大城:もともと4人で歌っていた曲で、僕が3人バージョンに編曲したんです。そうしたらガヤだけのデータがあって、「Let’s go!」「STAND UP!」「TOGETHER!」とか、びっくりするほどの元気さで言っていて。これぐらい曲に対して全力でやっていたんだなとボイスからも伝わりました。永田:みんなすごいテンションで、めっちゃ面白いですよ。大城:早いラップの部分もあって、普段は僕がラップを歌うことが多いですが、この曲はみんなで歌うことになっていて、どうなるんだろうと思っていたらみんなきれいに歌っていて。大変じゃなかったのかなと。永田:めちゃめちゃ大変でした。平野:俺なんて、舌があんまり動いてないからって舌の運動をさせられましたから(笑)――平野さんと永田さんの貴重なラップが聴ける曲に。大城:めっちゃいいと思います。みんなのラップを聴いた時は感動しました。平野:基本は光がラップを歌っていて、僕らはあんまりやらないですからね。――この曲をどのように受け取ってもらいたいですか?永田:つらい時に聴いてほしいですね。我々もそうですけど、誰しもつらい経験はあると思うので、この楽曲でパワーを感じていただいたり、生きる糧になってもらえたらうれしいです。平野:朝に聴いてほしいです。アラームにしてこの曲を聴いてベッドから立ち上がったら、そのままの勢いで一日をスタートさせられると思うので。大城:アラームにしたら嫌いになるんじゃない!? 「うるさい!」ってなってしまう気が(笑)。平野:でも朝に聴いてもらえたら、一日テンション高くいけるんじゃないかなと。大城:自己肯定感MAXだもんね。自分を褒めてあげたい時とか、ここから頑張ろうとひと踏ん張りする時にも聴いていただきたいです。――自分たちも歌っていてテンション上がりますか?大城:僕らも歌っている時は自己肯定感、爆上がりですよ! 俺はすごいんだと思いながら歌えるので。メンバーが4人から3人になったり、いろんな経験をすればするほど、この曲が自分たちにも刺さって、自分たちにとっても応援歌みたいになっていますし、もっと多くの人に届けたいなと思っています。●大城光、作詞・作曲挑戦に喜び制作秘話も語る――大城さんが作詞・作曲された「M.A.G.!.C」「THANK」の歌詞もとても心に刺さりますよね。特に「THANK」はまさに今、この曲に乗せて感謝の気持ちを伝えたいという思いがあるのでは?大城:まさに今届けたい曲ですね。コロナ禍でライブができない時に、今までの経験を生かして何かしたいと思い、曲を作りたいという話をしたんです。みんなでテーマを考えた時に、コロナが落ち着いて皆さんの前で歌えるようになった時に、まず感謝を……いろんな「ありがとう」を届けることがいいんじゃないかということに。僕らは明るい“ありがとう”の曲がなくて、これならいつでもどこでも場所関係なく歌えるのでいいなと。初めて“作詞・作曲:大城光”としてリリースされる曲なのでうれしいです。――制作において印象に残っていることがありましたら教えてください。大城:「THANK」のデモを自分の声で録音して届けたんですけど、僕の声が届く緊張感がありましたし、これを聴いてレコーディングの時に2人がどういう感じで持ってきてくれるのかというワクワク感もありました。そして、「好きに歌ってくれ」と言ったら、もう想像通り、マジプリって、3人集まった時の声ってこれだよなという、2倍3倍にいい曲にしてくれて「これこれ!」って思いました。平野:僕たちがいい曲にしました!(笑)永田:しました!(笑)――平野さんと永田さんは歌う時どんなことを意識しましたか?平野:好きなように歌ってくれと言われたので、本当に好きなように歌わせてもらいましたが、歌詞の意味合いもしっかり考えて書いてくれていて、僕らもそれがわかったので、自分の持っている感情を歌詞に合わせて歌いました。大城:2人が演技をどんどんやるようになってきた中でのレコーディングで、表現力を感じました。永田:うれしいです! 同じ「ありがとう」という歌詞でも、静かなところと明るい音楽に乗せているところでは意味合いが違うので、それぞれ伝えたい気持ちを考えて歌うようにしました。ライブでも思いを込めて歌いたいと思います。■MAG!C☆PRINCE(マジックプリンス/通称 マジプリ)2015年3月に東海地区出身・在住の男性2,020人の応募の中から誕生した、愛知・岐阜・三重を元気にするボーイズグループ。同年12月23日にシングル「絶対☆アイシテル!」でメジャーデビュー。現在は平野泰新(1995年2月15日生まれ、愛知県出身)、大城光(1995年7月4日生まれ、愛知県出身)、永田薫(1996年10月6日生まれ、岐阜県出身)の3人体制で、テレビやラジオ、舞台など、幅広く活動している。2024年1月30日に、同年3月31日をもってグループでの音楽活動を休止することを発表。3月16日にNAGOYA JAMMIN’にて開催される「本気☆LIVE 2024~絶対☆アイシテル~」がグループでの音楽活動休止前ラストのワンマンライブとなる。
2024年03月10日●平野泰新・大城光・永田薫それぞれの目標3月31日をもってグループでの音楽活動を休止することを発表したボーイズグループ・MAG!C☆PRINCE(マジックプリンス/通称 マジプリ)の平野泰新、大城光、永田薫にインタビュー。今後のそれぞれの活動について話を聞いた。愛知・岐阜・三重3県オーディションから2015年3月に結成、同年12月にメジャーデビューし、東海地区を拠点に活動するMAG!C☆PRINCE。今年1月30日に、3月31日をもってグループでの音楽活動を休止することを発表し、3月16日にNAGOYA JAMMIN’にて開催される「本気☆LIVE 2024~絶対☆アイシテル~」がグループでの音楽活動休止前ラストパフォーマンスとなる。また、3月1日に配信シングル「STAND UP TOGETHER」をリリースした。――今後の個人としての活動をどのように思い描いているかお聞かせください。大城:僕は曲を自分で作って届けるということが好きなので、ソロでも音楽活動は続けていきたいなと。昔からソロライブも少しやっていたので、音楽を軸に活動していけたらと思います。そして、大城光の新しい一面も見せられたらいいなという思いもあるので、ジャンル問わずいろんなことに挑戦していきたいです。――今の時点で挑戦したいと思っているものはありますか?大城:役者です。1回もセリフを言ったことないので、1つの作品に向き合った時にどんな自分が出るのか興味があります。意外とこういう役が向いているんだなとか、新しい発見があると思うので、自分でも知らない一面を見てみたいなと。自分で作るものには限界があり、知っている世界でしか考えられないので、新しい刺激がほしいです。――永田さんは?永田:僕はいろんなドラマや映画、舞台をやらせていただいて、その現場とか、それが放送されてテレビに映っている自分を見るのがすごく楽しくて、演じること自体にもやりがいをものすごく感じているので、演技の道で頑張っていきたいと思っています。自分は基本的に楽しい人でありたくて、普段は怒ったりしませんが、演技をする時は怒りや悲しみなどいろんな感情を乗っけることで新しい一面を見ていただけるという楽しさもありますし、自分自身も成長できるなと感じているので、頑張りたいです。――俳優として具体的な目標はありますか?永田:自分と似たキャラクターでいうと、あまり言われないんですけど、ちょっとおバカキャラ……(笑)平野:有名な話じゃない!?(笑)大城:キャラじゃなくて本来おバカ!(笑)永田:ま、そういうキャラクターなので(笑)、刑事ドラマとかで、上司はしっかりしているけど、部下がもうちょっとちゃんとしなよという人がいますが、その部下、俺みたいやなと。そういった自分と似た役もやりたいですし、逆にめっちゃ怒っている役とかもギャップが生まれて面白そうだなと思うのでチャレンジしてみたいです。平野:僕も俳優業に力を入れていきたいと思っていて、せっかく9年間歌って踊ってきたので、ミュージカルも頑張っていきたいです。そして、アクロバットが得意なので、アクションとか体を動かす系の舞台もやっていけたらいいなと。体を張る覚悟で頑張ろうと思っています。永田:本当にすごいですよ! バク転の高さとか、そこらへんのバク転とは違います。大城:忍者の役を演じた時に、こんな動き人ができるんだという動きをしていて、そこはかなり彼の武器だと思います。――日々トレーニングをしているのでしょうか。平野:ジムに通って筋力トレーニングをしています。これからも鍛えて、俳優業に生かせたらいいなと思います。――誰かが「ライブやろう」と言ったらそのときは再集結しようと決めているとのことですが、それぞれどこまで頑張ったらその連絡をしようと考えていますか?大城:マジプリが立っていた、例えばZepp Nagoyaのステージに自分も立つことができたら一報を送りたいなと。そのぐらいの覚悟で、この休止という時間を無駄にせず、音楽にのめり込んでいきたいと思います。永田:僕はその時にならないとわからないかな。演技だと光くんのZepp Nagoyaみたいに明確なものがないので、世間の反応などと自分を照らし合わせて今かなと思ったら連絡するんじゃないでしょうか。平野:僕は追い風を感じた時。後ろから風を感じ、この風に乗っていけるなと思った時に連絡しようと思います。大城:その日に向けて、2人にはドラマや舞台で頑張って活躍してほしいですね。観劇にもどんどん行きたいですし。●お互いへ愛あふれるメッセージ――お互いへのメッセージもお願いします。永田:泰新くんはとにかくケガなく過ごしてほしい。アクロバットが多いし、当たり前のようにやってくれるんですけど、危険と隣り合わせなので。1つのケガで何カ月も休まなきゃいけなくなったら、もちろん本人が一番悔しいし悲しいですけど、僕らも悲しいので、体には気をつけてほしいです。大城:親みたい(笑)。でも本当にそうですね。あまり断ることもせず、全部やろうとするタイプなので、心強いと同時に、キャパオーバーなこともしちゃう可能性があるのかなと心配も。それに比べると僕は座って曲を作っているだけなのでケガをする心配はないです。平野:光は指の腱鞘炎には気をつけてほしい。あと目も。2時間に1回は休憩するとかしてほしいです。永田:光くんはしっかり休んでほしいですね。睡眠時間が無駄だと思うタイプで、限界が来たら寝るんです。平野:そうなんです。寝るときはスイッチが切れたかのように一瞬で。永田:それまでは100%で動いていて、急に0%になって寝ちゃうから、その時移動中とかだったら怖いじゃないですか。50%ぐらいで休んで100%に戻すという生活にしてほしいです。――永田さんに対してはいかがでしょうか?平野:お前は変わらずこのままでいてほしい! 型にハマらず、このままの良さを大事に。大城:1人になってたくましくなって変に気負ったりせず、明るさとか爆発力とかおバカな感じとか、このままでいてほしいですね。おバカなのが恥ずかしいと思うようになってちゃんとされちゃうと、それが良かったんだけどなと思ってしまうので。永田:俺もこの俺が変わったら終わりだと思っています! この永田薫じゃなく、作り上げた永田薫になったら。なので、これからもこのままでいきたいと思います(笑)――永田さんらしさがとても伝わりましたが、平野さんらしさついてもお聞かせください。永田:泰新くんは本当に優しくて、人に気を遣える最上級。現場でも細かいところまで気を遣って接することができるので、そこがすごいなと思います。大城:人柄も含め、早くもっといろんな人に存在を知ってほしいです。リーダーと会った人で嫌いという人を見たことがない。いい意見しか聞かないです。平野:うれしいですね。名前を“平野優しん”に変えます!永田&大城:それはやめて!(笑)――大城さんについてはいかがでしょうか?平野:光はこの中で一番ストイックなんです。クリエイティブな才能もすごく持っているから、自分が突き詰めたいことはとことん突き詰めていく。そのストイックさは僕らにはないものだなと思いますし、意志の強さや芯の強さはそのまま持ち続けてほしいです。永田:ストイックだし、最強の感性を持っている。大城:メンバーと一緒に過ごしてきた中で、頑固と芯の強さは違うということを学んだので、個人で頑張っていく中でもそこはしっかり肝に銘じて、2人が教えてくれたことを無駄にしないようにしていきたいです。またトゲトゲになったら嫌ですから!■MAG!C☆PRINCE(マジックプリンス/通称 マジプリ)2015年3月に東海地区出身・在住の男性2,020人の応募の中から誕生した、愛知・岐阜・三重を元気にするボーイズグループ。同年12月23日にシングル「絶対☆アイシテル!」でメジャーデビュー。現在は平野泰新(1995年2月15日生まれ、愛知県出身)、大城光(1995年7月4日生まれ、愛知県出身)、永田薫(1996年10月6日生まれ、岐阜県出身)の3人体制で、テレビやラジオ、舞台など、幅広く活動している。2024年1月30日に、同年3月31日をもってグループでの音楽活動を休止することを発表。3月16日にNAGOYA JAMMIN’にて開催される「本気☆LIVE 2024~絶対☆アイシテル~」がグループでの音楽活動休止前ラストのワンマンライブとなる。
2024年03月09日●グループでの音楽活動休止を決断した思い3月31日をもってグループでの音楽活動を休止することを発表したボーイズグループ・MAG!C☆PRINCE(マジックプリンス/通称 マジプリ)の平野泰新、大城光、永田薫にインタビュー。この決断を下した思いや休止前ラストライブへの思いなど話を聞いた。愛知・岐阜・三重3県オーディションから2015年3月に結成、同年12月にメジャーデビューし、東海地区を拠点に活動するMAG!C☆PRINCE。今年1月30日に、3月31日をもってグループでの音楽活動を休止することを発表し、3月16日にNAGOYA JAMMIN’にて開催される「本気☆LIVE 2024~絶対☆アイシテル~」がグループでの音楽活動休止前ラストパフォーマンスとなる。また、3月1日に配信シングル「STAND UP TOGETHER」をリリースした。○「グループとしても次のステップに進むために、1回それぞれで頑張ろうと」――グループでの活動休止を決意した思いからお聞かせください。平野:グループでの活動がなかなか難しく、このままだと良くないなと思っている中でそれぞれソロの活動も増えてきて、そこで見えてきたものがあったり、やってみたいことが増えたり、年齢も30に近づくタイミングで1人の人間として考えることも増えてきた中で、一旦グループでの音楽活動を休止して次のステップに進もうと。グループとしても次のステップに進むために、1回それぞれで頑張ろうということになりました。――皆さん同じ気持ちでしょうか。大城:最初こそいろんな意見が出ましたが、この決断がいい方向に転がるのではないかと、最終的にこれが正解だったなと思っていただける結果にしていこうというところで落ち着きました。ファンの皆さんも一緒に前を向いていただけたらと思います。永田:コロナ禍でメンバーと話す機会が増え、今後の人生や自分がやりたいことなど腹を割って話し合うことができ、音楽活動を休止して自分の人生を生きていけるように頑張っていこうという結論に至りました。コロナだったからこそしっかり話せたのかなと思います。○9年間の活動で成長実感「我々は成長しっぱなしです(笑)」――9年間活動されてきましたが、グループでの活動はご自身にとってどんな経験になっているかお聞かせください。永田:成長しかしてないですね。歌やダンスもそうですが、トーク技術も。イベントやラジオ、こういった取材など、自分で考えて話す場面が多いので、「こういう話し方をしたらいいんだ」と気づけたり、逆にダメなところを先輩に教えてもらったり、この活動を通していろんな方と出会っていく中で成長できているなと感じています。それがなかったら自分は本当に変な人になっていたんじゃないかと。今も変ですけど(笑)平野:彼は人と違うことを強みにして生きてきているので、変は変でいいんだと思います!大城:そこが彼の最大の武器だと思います(笑)。パッと口から出た言葉が天然だったり、ボケになっていたり、それは僕にはできないことなのですごいなと。――素晴らしい武器ですね! 大城さんはグループでの活動を通してどのように変わっていったなと感じていますか?大城:お仕事でいろんな人と関わる中で、私生活でも変化が出るくらい人間力がついたと思います。店員さんと話す時に、自然と挨拶を交わしたり、言葉遣いに気をつけたり、単純に人として成長できたなと思います。感情を言葉にするのも前よりうまくなっていると思いますし、丸くなったなと。昔は頑固で尖っていましたが、9年間で明らかに柔軟性が……目に見えてトゲがなくなって今はツルツルだと思います(笑)――平野さんと永田さんは、大城さんの変化を感じていますか?2人:感じます!永田:昔はもっと頑固でわがままで、「俺はこう思っていて、ほかの意見は受け入れない」みたいな壁がありましたが、その壁がなくなってきて、僕らの意見も「そういう考え方もあるんだ」と受け入れてくれるようになりました。――平野さんも9年間での成長や変化についてお聞かせください。平野:この世界に入って人に見られることをすごく意識するようになりました。ロケとかでも、この場合はこうしたほうがいいんじゃないかとか、そういう対応もだいぶ身についてきたんじゃないかなと。自分ではよくわかりませんが、そうなっていたらいいなと思います。永田:みんな思っているよ!平野:ありがとう(笑)――お互いに成長を感じているんですね。永田:我々は成長しっぱなしです(笑)。これからも成長していきます!大城:まだまだ余白がありますから!●活動休止前ラストライブは“楽しく”――3月16日のグループでの音楽活動休止前ラストライブへの思いもお聞かせください。永田:僕たちが過ごしてきた9年間でできた楽曲、そして9年間で成長したパフォーマンスなど、全身全霊で出していきたいと思っています。3人でのワンマンライブは久しぶりなので楽しみです。大城:ライブに呼んでいただいて出演することはありましたが、ワンマンは約3年ぶりで。永田:それを楽しみにしてくださっている方もいらっしゃいますし、ずっと応援してくださった方も、最近知ってくださった方も、全員が楽しめるライブにしたいと思っています。平野:みんなが笑顔になって帰れるような楽しいライブにしたいです。別会場で衣装の展示もやるので、今までの僕らの軌跡も辿っていただきながら、ライブで今の僕らの姿を見ていただけたらと思います。大城:“楽しく”というのが一番の願いです。発表が発表なだけに寂しいと思う方ももちろんいます。僕らも苦渋の決断でしたが、絶対にいい決断に変えますので。止まる気もないですし、終わる気もないですし、いつかまた3人で戻ってきたいと思っている中での休止前のライブなので、思いっきり楽しいライブにして、「いいグループやったな、いいライブやったな、また次が楽しみだな」と思ってもらえたら。また集まった時にあれが見られるんだという、一番新しい記憶のライブが最高に楽しかったものでありたいと思っています。○「誰かが『ライブやろう』と言ったら集まろう」と決めている――ソロで頑張った後に再集結してグループ活動を再開させるぞという、それが一つの目標なわけですね。いつ頃そうなれたらいいなと考えていますか?大城:売れたら戻ります! 誰かがマジプリという名前以上に存在を知らしめたら、もうおんぶに抱っこです(笑)。その気持ちをみんなが持ってやるつもりです。永田:みんながその気持ちを持って頑張ることが大事かなと。平野:ここからさらに成長して、思い描く自分と今の自分が重なり合った時に集まれたらいいなと思います。大城:誰かが「ライブやろう」と言ったら、その時は集まろうと決めたんですけど、生半可な気持ちで言うんじゃないぞと。集まった時に全然成長してなかったら、さすがにそれは……。一報する時は本当に考えてからにしようという話をしました。――素敵な関係ですね。永田:そうなんです、素敵な関係なんです! 謙遜しません。なぜなら事実だからです(笑)――これからそれぞれ活動していく中で、お互いの活動がいい刺激に?永田:それがすごくパワーになると思うので、刺激し合いながら頑張りたいです。○「MAG!C☆PRINCEの平野泰新、永田薫、大城光をどこまでも応援していただきたい」――ファンの方へのメッセージもお願いします。永田:音楽活動休止という発表をして、悲しい気持ちになった方も多いと思いますが、僕たちはマジプリという名前をなくすつもりは一切ないですし、またマジプリとして集まれるように今はそれぞれ頑張るというのを3人とも共通意識として持っているので、今後の僕たちに期待していただけたら。それぞれが頑張る姿を応援していただいて、また集まった時に3人の姿を見てほしいなと思っています。平野:どこまで行っても僕はMAG!C☆PRINCEの平野泰新だよと自信を持って言えるので、MAG!C☆PRINCEの平野泰新、永田薫、大城光をどこまでも応援していただきたいです。その思いに僕たちも誠心誠意向き合って頑張っていきますし、これから新しい一面も見えると思うので、そういったところも楽しんでいただけたらうれしいです。大城:寂しい思いはあると思いますが、僕らは前を向いて進んでいきますので、皆さんもちょっとずつでもいいので寄り添っていただけたらなと思います。マジプリは実家のように居心地がよくて楽しくて、そこを出てちょっと一人暮らしをする感覚です。実家はなくなるわけではないので、一人暮らしをして一人前の男になって戻ってきたら、いつもの景色をまた見せてくれたらうれしいですし、温かい気持ちで迎えていただけたら、この決断がいいものになったなと思える瞬間だと思います。その日を楽しみにしていただきつつ、ここからはそれぞれが今向かっている方向を応援していただけたらうれしいです。■MAG!C☆PRINCE(マジックプリンス/通称 マジプリ)2015年3月に東海地区出身・在住の男性2,020人の応募の中から誕生した、愛知・岐阜・三重を元気にするボーイズグループ。同年12月23日にシングル「絶対☆アイシテル!」でメジャーデビュー。現在は平野泰新(1995年2月15日生まれ、愛知県出身)、大城光(1995年7月4日生まれ、愛知県出身)、永田薫(1996年10月6日生まれ、岐阜県出身)の3人体制で、テレビやラジオ、舞台など、幅広く活動している。2024年1月30日に、同年3月31日をもってグループでの音楽活動を休止することを発表。3月16日にNAGOYA JAMMIN’にて開催される「本気☆LIVE 2024~絶対☆アイシテル~」がグループでの音楽活動休止前ラストのワンマンライブとなる。
2024年03月02日愛知・岐阜・三重3県オーディションから2015年3月に結成され、同年12月にメジャーデビューし、東海地区を拠点に活動するボーイズグループ・MAG!C☆PRINCE(マジックプリンス/通称 マジプリ)が30日、2024年3月31日をもってグループでの音楽活動を休止することを発表した。3月16日にNAGOYA JAMMIN’にて開催される「本気☆LIVE 2024~絶対☆アイシテル~」が、グループでの音楽活動休止前の節目のパフォーマンスとなる。また、3月1日には配信シングル「STAND UP TOGETHER」のリリースが決定。同シングルにはメンバーの大城光が作詞・作曲を担当した「M.A.G.!.C」「THANK」も収録し、これまでライブでのみ披露していた両楽曲のリリースは、チアーズ(ファンの呼称)にとっても待望となる。3月15日に結成9周年を迎える同グループにとって、翌3月16日のライブはMAG!C☆PRINCEの活動として節目となり、チアーズや関係者に感謝の気持ちを込めて公演を行う。会場にはメンバーの思い入れのある衣装や写真の展示なども予定され、これまでの活動を振り返ることができる。グループでの音楽活動休止後の4月以降は3人それぞれが新体制となり、俳優活動やタレント活動・個人での音楽活動に注力し、「MAG!C☆PRINCE」のメンバー一人ひとりとして、より大きなニュースを届けられるように活動していくこととなる。○MAG!C☆PRINCE メンバーコメント■平野泰新(リーダー)3月31日を持ってグループでの音楽活動を休止します。結成から今までいろんなことがありました、良いことも悪いことも共に過ごしてきた大好きなグループです。ですがここ4年間コロナ禍や様々な要因によって思うようにグループでの活動をすることが難しくなり、間も無く30歳を迎えることや10周年が近づくタイミングで、各々のこれからの事を考えるようになりました。そんな中で個人での活動も増えていき、俳優という新たな目標も見つかり、自分たちが1人の男としてさらに成長するためにもメンバー、スタッフと話し合いを重ねてこの決断をしました。ここまで活動してこれたことは応援してくださった皆様がいたからこそです。これを全てを受け入れてくださいというつもりもありません。ただこれから3人がそれぞれ歩んでいく姿をまた応援していただけると有り難く思います。またいつか3人で集まれる日を楽しみに、私自身も大きく成長できるよう今後とも精進していきたいと思います。■大城光いつもMAG!C☆PRINCEを応援していただき本当にありがとうございます。デビューから、その前も含めると約9年、結成も10年目に入るというタイミングで突然のご報告となってしまい申し訳ございません。マジプリは自分にとって家族のような大切な存在ですし、3人になる時「どんなことも一緒に背負って支え合って守っていこう」と心に決めて活動してきました。その中でメンバーやスタッフの方々と話し合いを重ね、一度区切りをつけて、今は個々のレベルアップを最優先にしようと決めました。ですが、僕たちは休止であって終わりではないです。これで終わらせる気持ちも3人にはないです。また揃う時には、必ず、進化したマジプリを皆様にお届けします。この先も音楽活動以外の部分では一緒に活動もしていきますので僕、リーダー、薫、マジプリへの温かい応援をよろしくお願いします。■永田薫突然の発表になってしまいすみません。コロナになってから、思うようなグループでの仕事が出来ず、それでももがいて3人で活動しようと試みましたが、なかなか上手くいかず3人で今後について話し合う時間が増えました。ありがたい事に個人でいただける仕事もあったり、それぞれの夢を話し合う中で、一度ここでグループでの音楽活動休止という形を取り、個人として力を注ぐ時間を作ろうという決断をしてこのような発表に至りました。決して3人の仲が悪くなったからという訳ではなく、むしろ仲は日に日に深まっています!みんなが個人で仕事している姿を見ると自分も頑張らないといけないなと思わせてくれる家族のようなメンバーでもあり自分の気持ちを高めてくれる存在です。みんながそれぞれの場所でパワーを発揮してまた集まった時には最強の3人の姿を見せたいと思っています!ここまで約9年間色々な方と出会い、皆様の支援や応援のおかげで今の自分の立ち位置があると思っています。その事をこれからも忘れずに活動していきたいと思っています。そして3月31日まで少しの時間ですが、皆様と一緒に精一杯の思い出の時間を作りたいと思っています。よろしくお願いします!
2024年01月30日代官山蔦屋書店全館で6月27日から7月19日まで、台湾のライフスタイル誌『M.Mag』の出版などを手掛ける台湾のクリエイティブ集団「MPX co,.Ltd」とのコラボレーションによる台湾フェア「絆 KIZUNA~台湾の感性と本性~」を開催する。“絆 KIZUNA”をテーマにした同フェアでは、キュレーターに台湾のカルチャーを代表する“Lifemakers”としてシェフのアンドレ・チャン、ミュージシャンのジョナンサン・リー、映画監督のマー・ジーシアン、デザインオフィス「Cizoo & Co.」、文房具店の「Tools to Liveby」、エッセイストの青木由香の6組を迎え、様々なコラボレーションを実施する。アンドレ・チャンは、『The New York Times』の「そこに行くためだけに飛行機に乗る価値のある世界のレストラン10」に選ばれたフランス料理店「レストラン・アンドレ」を手掛けたシェフ。14年に台北に「RAW」をオープンするとたちまち予約の取れない店として話題になった。同展ではトークイベント「M.MAG x Andre Chiang:台湾味覚新体験」や、茶、米、醤油、5種類の食物を使った台湾の原住民による手作り石鹸の展示などを行う。その他、30年以上にもわたって台湾の音楽市場を作りあげた中華圏音楽界のカリスマ、ジョナサン・リーと、日本人俳優の永瀬正敏や大沢たかおらも出演した台湾の大ヒット映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』を手掛けた映画監督のマー・ジーシアンによるトークイベントも開催。「Cizoo & Co.」は台湾の民芸品やデザイン小物を、「Tools to Liveby」は台湾製の文房具を展示する。また、台湾に在住して13年のエッセイスト・青木由香は、マルチ炊飯ジャー大同電気釜を使ってプリンを作るイベント「青木由香×大同電気釜 簡単調理講座」を開催する。さらに2号館1階のギャラリースペースでは、台湾と日本の7人の写真家による“台湾の今”を映し出した写真も展示。Ivy Chen、鄭弘敬、楊雅淳、関竜太などのフォトグラファーが参加する。【イベント情報】「絆 KIZUNA~台湾の感性と本性~」会場:代官山蔦屋書店全館住所:東京都渋谷区猿楽町17-5会期:6月27日~7月19日
2015年06月25日