日清食品は27日、カップ焼そば「日清焼そばU.F.O.辛口シーフードビッグ」を発売する。○魚介の旨みに、ローストした「日清焼そばU.F.O.」は、1976年の発売以来、39年にわたって幅広い層から支持されているロングセラーブランド。同商品は、食欲をかき立てる魚介の旨みを利かせた海鮮だれに、ローストした唐辛子と花椒で辛さを加えたソースが特徴のカップ焼そばとなる。麺は、「日清焼そばU.F.O.」ならではのコシのある中太麺を採用。ソースは、魚介の旨みを利かせた海鮮だれに、ローストした唐辛子と花椒で辛さを加えた。具材は、イカ、カニ風味かまぼこ、大切りキャベツ、スクランブルエッグ。またパッケージは、辛さを表現したオレンジ色をベースにシーフードらしい青色のロゴを配し、店頭で一際目立つ存在感のあるデザインに仕上げた。内容量152g(麺130g)で、希望小売価格は205円(税別)。
2015年07月26日ハーマン・インターナショナルは16日、「AKG」ブランドのインイヤーイヤホン「N20U」「N20」を発表した。発売は8月上旬。推定市場価格は、Android/iOS両対応リモコン付きの「N20U」が15,880円前後、リモコンなしの「N20」が14,880円前後。「N20U」「N20」は、30~40代のユーザーに向けた高品質ラインナップ「Nシリーズ」のインイヤーイヤホン。AKGはプロ向けのKシリーズ、スカンジナビアデザインを採用した20~30代向けのYシリーズを展開しているが、Nシリーズではその中間層をターゲットとしている。N20Uは7mm径、N20は8mm径のダイナミックドライバーを搭載。振動板の振幅時に発生する背圧を最適化する「ベンチレーション・システム」を採用し、広がりのある空間表現を提供する。ハウジングの素材はアルマイト処理を施したアルミニウム合金。不要な振動を防ぐとともに、耐久性に優れている。ケーブルの素材は、Yコネクタ下部には柔軟性が高い布製被覆を、上部にはタッチノイズを抑えるラバー被覆を使用する。N20Uのケーブル上に、Android端末とiOS端末の両方に対応する3ボタン式リモコンを用意。リモコンの背面にはAndroid用/iOS用が切り替えられるスイッチを備えている。主な仕様は、周波数特性が20Hz~20kHz、音圧感度が105dB/mW、インピーダンスが38Ω、プラグがφ3.5mm4極ステレオミニ(ストレートタイプ)、ケーブル長が1.2m、重量が18g。カラーはブラックとシルバーの2色。3サイズ(S/M/L)のシリコンイヤチップが付属する。
2015年07月16日サントリー食品インターナショナルは7月中旬、「C.C.レモン 修造"直筆"元気応援ボトル」を期間限定で発売する。同社は今年より、ブランド「C.C.Lemon」にて松岡修造さんを起用した「C.C.Lemon 元気応援プロジェクト」を実施している。同プロジェクトでは、松岡さんがニックネームを呼び掛ける100通りの「C.C.Lemon 元気応援SONG ムービー(WEB限定)」を展開。現在、再生回数は累計で1,600万回を突破しているという。今回、同プロジェクトの一環として松岡さんのイラストと直筆の元気応援メッセージが入った「C.C.レモン 修造"直筆"元気応援ボトル」を発売。展開するのは500mlペットボトル3種、1.5Lペットボトル2種の計5種で、松岡さんならではの"アツい"メッセージが楽しめるラベルデザインになっているとのこと。価格は500mlペットボトルが税別140円、1.5Lペットボトルが税別320円。8月下旬まで販売する(なくなり次第終了)。なお「C.C.Lemon」のブランドサイトでは、同商品の発売を知らせる松岡さん出演のWEB限定ムービー「一筆入魂! 修造"直筆"応援ムービー」を公開中。ムービーでは、「C.C.Lemon」が大量に置かれた薄暗い空間で、松岡さんが「君ならできる! 」「お前しかいないんだ! 」などと語りかけながらボトルにメッセージを書き込んでいき、「お前たち、行ってこ~い!! 」と叫びながらボトルが詰まった段ボールを見送る内容となっている。
2015年07月14日本田技研工業(ホンダ)は10日、軽乗用車「N-WGN(エヌ ワゴン)」に、購入しやすい価格設定の「C」タイプを、また「N-WGN 助手席回転シート車」に「G・Lパッケージ」、「N-WGN カスタム」に特別仕様車「SSクールパッケージ」をそれぞれ追加して発売した。「N-WGN C」は、装備を厳選したベーシックなタイプとして新たに設定。「VSA(車両挙動安定化制御システム)」「エマージェンシーストップシグナル」「ヒルスタートアシスト機能」「フルオート・エアコンディショナー」「 電波式キーレスエントリーシステム(キー2個付)」を装備している。「N-WGN 助手席回転シート車 G・Lパッケージ」は、「G」タイプをベースに、さらに快適装備を充実させた新タイプ。「IRカット<遮熱< / UVカット機能付フロントウインドウガラス」「IRカット<遮熱< / スーパーUVカットフロントドアガラス」「プラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナー」「オートリトラミラー」を装備する。N-WGN カスタムの「SSクールパッケージ」は、「G・Lパッケージ」と「G・ターボパッケージ」にクロームメッキフロントグリルを装備しながらも、購入しやすい価格設定とした特別仕様車となっている。価格は、「N-WGN C」が109万円~122万円、「N-WGN 助手席回転シート車 G・Lパッケージ」が142万5,000円~155万5,000円、「N-WGN カスタム G・Lパッケージ 特別仕様車 SSクールパッケージ」が147万円~160万円、「N-WGN カスタム G・ターボ 特別仕様車 ターボSSクールパッケージ」が152万円~165万円(いずれも税込)。
2015年07月10日日本エイサーは23日、デスクトップPCの新モデルとして、ゲーミングPC「Predator」シリーズ「AG3605-N76F/G」と、「AspireX」シリーズ「AXC705-N54D」を発表した。6月24日から発売する。店頭予想価格は「AG3605-N76F/G」が160,000円前後、「AXC705-N54D」が74,000円前後。○AG3605-N76F/G「AG3605-N76F/G」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.60GHz)、チップセットがIntel B85 Express、メモリがDDR3L-1600 16GB(8GB×2、最大32GB)、ストレージが1TB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 760(1.5GB)。OSはWindows 8.1 Update 64bit。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×4(内1基は電源オフUSB充電機能付き)、USB 2.0×4、HDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、D-sub×1、SDメモリーカードリーダーなど。本体サイズは約W180×D430×H438mm、重量は約10.5kg。○AXC705-N54D「AXC705-N54D」は、本体の幅が100mmのスリムデスクトップPC。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4460(3.20GHz)、チップセットがIntel H81 Express、メモリがDDR3L-1600 4GB(4GB×1、最大16GB)、ストレージが500GB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)。OSはWindows 8.1 Update 64bit。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×2、USB 2.0×4、HDMI×1、D-sub×1、SDメモリーカードリーダーなど。本体サイズは約W100×D367×H269.5mm、重量は約5.8kg。
2015年06月23日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.I.C.」より、『S.I.C. 仮面ライダーバース・プロトタイプ』の予約受付が「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年11月発送予定で、価格は8,424円(税込)。2013年で15周年を迎えた「S.I.C.」シリーズは、造形界のトップクリエイター竹谷隆之氏、安藤賢司氏による、「デザインの美しさ」「造形技術の巧みさ」といった、芸術美に焦点を当てたフィギュアシリーズ。「ニューマテリアル」「ハイクオリティ」「プレイバリュー」「オリジナリティー」の4コンセプトを共存させ、キャラクターフィギュアの新しい概念を構築しており、これまで数々の仮面ライダーが立体化されている。「仮面ライダーバース」は、2010年に放送された特撮TVドラマ『仮面ライダーオーズ/OOO』に登場する、真木清人を中心とした「鴻上生体研究所」がオーズ・グリード・ヤミーの戦闘データをベースに開発した生体強化スーツシステムを装着した仮面ライダー。物語前半で伊達明、後半で後藤慎太郎が装着している。今回は、現在「プレミアムバンダイ」にて予約受付中の『S.I.C. 仮面ライダーバース』(2015年9月発送予定/8,640円/税込/2015年6月22日23:00予約締切)に続いてプロトタイプが立体化される。『S.I.C. 仮面ライダーバース・プロトタイプ』は、『S.I.C. 仮面ライダーバース』をベースにしながら、メイン武装のバースバスターは、バース・プロトタイプ専用のアレンジデザインで造形。さらに、『S.I.C. 仮面ライダーバース』付属のバースCLAWsパーツと組み合わせれば、「バース・デイ」状態や支援メカ「CLAW’s サソリ」も再現できるという。セット内容は本体のほか、交換用右手首3種、交換用左手首2種、交換用頭部、バースバスター一式、クレーンアーム、ブレストキャノン、カッターウィング、CLAWs・サソリ用ジョイントパーツ一式。商品価格は8,424円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年11月を予定している。(C)2010 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年06月21日クリスチャン・ベールとオスカー・アイザックが、『The Promise』で共演することになった。第一次世界大戦を舞台にした恋愛映画で、パリに駐在するアメリカ人記者と医学生が、ひとりの女性をめぐって展開する三角関係を描くもの。ベールは記者、アイザックは医学生を演じる。監督は『ホテル・ルワンダ』のテリー・ジョージ。ジョージは脚本の共同執筆もしている。撮影はこの秋、ポルトガルとカナリア諸島で行われる。ベールは現在、ブラッド・ピット、ライアン・ゴズリングと共演する『The Big Shot』を撮影中。アイザックは『X-Men:Apocalypse』の撮影に入っている。文:猿渡由紀
2015年06月17日シチズン時計は6月10日、人気シリーズの「ATTESA」(アテッサ)から、エコ・ドライブGPS衛星電波時計の「F900」を3モデル、「F150」を3モデル発表した。発売予定は前者が10月下旬、後者が8月下旬。税別価格は170,000円~230,000円。F900とF150は、時刻情報のみなら最短3秒、位置情報を含めた場合は最短30秒でGPS電波を受信し、時刻やタイムゾーン、カレンダーを自動修正する。なお、今回のATTESAシリーズ「F900」とは別に、共通のムーブメントを採用した「エコ・ドライブ サテライトウエーブ F900」が2015年3月開催のBASELWORLD 2015で発表されている。○多機能クロノグラフ「F900」高速ツインコイルモーターを搭載し、針の動きを正回転・逆回転ともに高速化。例えば時差±1時間の時刻を修正するとき、2秒弱で完了する。ワールドタイム機能では、メインタイムとローカルタイム(6時位置インダイアル)、2つの時刻を簡単に入れ替え可能だ。ケース素材には、純チタニウムを研磨して表面加工技術「デュラテクト」を施した「スーパーチタニウム」を採用。軽量で肌に優しく錆びにくいほか、デュラテクト加工によって小キズや擦りキズが付きにくくなっている。ラインナップと税別価格は、文字板カラーがブラックの「CC9015-54E」が200,000円、シルバーの「CC9010-66A」が190,000円、ブラックの「CC9017-59E」が230,000円。主な違いはデュラテクトDLC加工の有無。共通の仕様として、風防がサファイアガラス、ケースサイズが径43.5mm×厚さ13.1mm、パーペチュアルカレンダー、10気圧防水、パーフェックス(JIS1種耐磁・衝撃検知・針自動補正)など。○シンプル&スマートデザイン「F150」シンプルな機能と、装着感や視認性に注力したモデル。ケース素材にはスーパーチタニウムを採用し、ケースの厚みが12.5mmという薄さを実現した。全世界40エリアのタイムゾーンに対応したワールドタイム機能を備える。ラインナップと税別価格は、文字板カラーがブラックの「CC3010-51E」が170,000円、シルバーの「CC3010-51A」が170,000円、ブラックの「CC3015-57E」が190,000円。「CC3015-57E」は、ケースとバンドにデュラテクトDLC加工を施している。共通の仕様は、風防がサファイアガラス、ケースサイズが径43.5mm×厚さ12.5mm、パーペチュアルカレンダー、10気圧防水、パーフェックス(JIS1種耐磁・衝撃検知・針自動補正)など。
2015年06月15日ディリゲントは、Reloop社の2+1チャンネル仕様のデジタルDJミキサー「RMX-22i」、および3+1チャンネル仕様のデジタルDJミキサー「RMX-33i」を発売する。発売日は6月16日。価格はオープンプライスで、市場予想売価はRMX-22iが3万円前後、RMX-33iが3万5,000円前後。「RMX-22i」は、ドイツ設計の堅牢な作りと確かな音質に定評のあるReloop社のデジタルDJミキサー。シンプルな2+1チャンネル仕様のボディーには、高品質なインスタントFX、2バンドEQ を備えたMICチャンネル、iOS/AndroidデバイスのDJアプリをDJミキサーでミックスするための入力端子などを搭載するほか、日本語マニュアル、ACアダプタ、スプリットケーブルが付属する。一方、3+1チャンネル仕様のデジタルDJミキサー「RMX-33i」には、デジタルエフェクト、フォノ入力×2、ライン入力×7、マイク×1(コンボジャック)入力、さらにiOS/AndroidデバイスのDJアプリをDJミキサーでミックスするための入力端子が搭載されている。なお、、Reloop社製ラップトップスタンド「MODULAR STAND」(税抜5,000円)、Reloop RMXシリーズ用クロスフェーダー「RMX INNOFADER」(税抜9,000円)も、同日より発売開始予定だ。
2015年06月15日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.I.C.」より、『S.I.C.キカイダー』の予約受付が「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年10月発送予定で、価格は7,344円(税込)。2013年で15周年を迎えた「S.I.C.」シリーズは、造形界のトップクリエイター竹谷隆之氏、安藤賢司氏による、「デザインの美しさ」「造形技術の巧みさ」といった、芸術美に焦点を当てたフィギュアシリーズ。「ニューマテリアル」「ハイクオリティ」「プレイバリュー」「オリジナリティー」の4コンセプトを共存させ、キャラクターフィギュアの新しい概念を構築。これまでに「仮面ライダー」シリーズをはじめとした、様々なキャラクターを立体化している。「キカイダー」は、1972年~73年にテレビ朝日系で放送され、当時は同じく石ノ森章太郎氏原作の『仮面ライダー』と人気を二分した特撮TVドラマ『人造人間キカイダー』の主人公で、光明寺博士がダークを倒すため密かに造った人造人間。昨年5月にはリメイク作品『キカイダー REBOOT』も公開され、大きな話題に。「S.I.C.」シリーズでは、1998年に第1弾としてキカイダーが立体化されており、今回は安藤賢司氏による新アレンジで蘇る。『S.I.C.キカイダー』のセット内容は本体に加え、交換用手首左右各4種、電磁エンドエフェクト左右各1種。新たなデザイン、アレンジ、可動域をもった「S.I.C.」の新生キカイダーとして登場する。商品価格は7,344円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年10月を予定している。(C)石森プロ・東映
2015年06月12日日本エイサーは10日、ゲーミングノートPC「Aspire V Nitro」シリーズとして、15.6型モデル「VN7-571G-N78F/L」を発表した。6月12日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は150,000円前後の見込み。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5500U(2.40GHz)、メモリがDDR3L-1600 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 950M(4GB)、OSがWindows 8.1 Update 64bit。15.6型の液晶ディスプレイは非光沢(ノングレア)のIPS方式で、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)。バッテリ駆動時間は約9時間となっている。底面に4基のスピーカーを搭載する専用システムを内蔵しており、音響面でもゲームシーンに向けた設計とした。キーボードはバックライトで赤く発光する。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×3、HDMI×1、SDメモリーカードスロット、HD Webカメラなど。本体サイズは約W389.6×D257.5×H21.9~23.9mm、重量は約2.4kg。
2015年06月10日カスペルスキーは6月8日、米サンフランシスコで開催されたGoogleのサービスを利用した開発者向けのイベント「Google I/O」において行われたセキュリティ分野で重要な発表について、同社のブログ「Kaspersky Daily」で解説した。今回ピックアップされた内容は「Android M」「Google Photos」「指紋センサーAPI」「Android Pay」「Googleのハンズフリー決済」「Brill」の6件。○Android M:アプリの権限がカスタマイズ可能に今回の発表で話題を集めたAndroid M。セキュリティの観点で注目すべきは、アプリの権限ポリシーをすべてカスタマイズできる機能だという。Androidの現行バージョンでは、アプリのインストール時に権限をまとめて許可する必要があるが、大抵のアプリはカメラ、マイク、連絡先、SMSなどへのアクセスを要求してくる。ユーザーにできることと言えば、権限を許可するか、アプリのインストールをやめるかのどちらかだ。Android Mでは、アプリのインストール時ではなく、必要に応じてアプリの権限を許可(または拒否)する方式が採用されているという。また「権限管理」機能があり、アプリの権限をすべて確認して許可・拒否を簡単に選択できる。さらに、特定の権限(カメラへのアクセス権など)を確認し、自分の好みに合わせて細かくリストを設定できる。例えば、どのアプリに対してもカメラのアクセスを許可しないということができる。Andorod Mのカスタマイズ可能な権限ポリシーは、Android M向けアプリだけでなく、既存のアプリにも適用できるという。これで、アプリ開発者にどういった個人情報を公開してよいかを自分で選択できるようになった。プライバシーを気にする人にとっては好都合な機能だが、気にしない人にとっては面倒な設定が増えることになると推測している。○Android M:Now on TapGoogle Nowは、Gmail、検索結果、位置情報などGoogleサービスの利用データを収集している。Android Mに「Now on Tap」という機能が新たに搭載される方針だ。この機能では、さまざまなアプリから収集されたデータをもとに、ヒントやアドバイスが表示される。Googleは公式にサードパーティのアプリから利用者データを取得するということとなる。Googleは取得したデータを使い、便利な生活をもたらしてくれると期待を寄せている。○Google PhotosクラウドストレージのGoogle Photosは、従来のGoogle+の中の機能ではなく、独立したサービスになるとされている。端末内に保存されたすべての写真がGoogle Photosに保存できるようになる。写真だけではなく、端末内の動画にも適用される。新たに写真の保存、整理するための新機能がたくさん追加される予定で、幼い子どもの顔までを識別する顔認識機能や、ジオタグやタイムスタンプの挿入など、さまざまな機能が利用できるという。○指紋センサーAPIAndroid Mでは指紋センサーがサポートされるため、端末メーカーはこれまでより簡単に指紋の対応デバイスを作ることが可能だという。また、アプリやサービスの指紋認証用インタフェースでは、持ち主の指紋がGoogle以外に渡らないようにセキュリティが強化されているという。パスワードや暗証番号など、今でもよく利用されている保護手段よりもはるかに安全であると、指紋センサーのサポートを歓迎している。○Android PayGoogleは、モバイル決済システム「Android Pay」を提供する予定だ。Android Payを実装した端末は、NFC経由で決済を利用できる。Android Payではクレジットカードやデビットカード、ポイントカード、特典カード、クーポンを決済に利用できるという。既存の決済サービスであるGoogle Walletは、個人と個人の間で行われる決済サービスとして残るという。○Googleのハンズフリー決済「ハンズフリー決済」と呼ばれる新機能も発表された。これは、店舗で精算する時にスマートフォンを取り出すことなく、レジの前に立って「Googleで払います」と言えば決済が完了するというもの。現在サンフランシスコのベイエリアにあるマクドナルドとPapa Johnsの協力の下、試験運用を実施されているという。ただ、この機能の詳しい仕組みや、決済の安全性を確保するための技術などはわかっていないという。○Brillo:IoT向けOSモノのインターネット(IoT)では、セキュリティ面での脆弱性が課題となっている。その1つに、ネット接続型デバイスのメーカーの多くは、汎用LinuxベースのOSを基盤としている点がよく挙げられている。こうしたOSは十分にカスタマイズされず、アップデートもほとんど実施されていない。Googleは、この問題に対するソリューションを提供する方針だという。それが「Brillo」という名前のIoTデバイス向けOSで、このプラットフォームはAndroidベースで、一部の機能が削られているが、IoTデバイスに適した形にカスタマイズされているという。カスペルスキーはBrilloを歓迎すべきポイントについて、「大手のソフトウェア企業が作ったプラットフォームであること」「スケジュールどおりにアップデートが提供される可能性が高いこと」を挙げている。一方で、このプラットフォームが採用されたら、スマートフォンやPCでGoogleを使うのが「当たり前」という、古き良き時代が失われるとしている。
2015年06月10日エレコムは6月9日、-25℃から85℃までの環境で使用できるSDHC / SDXCメモリーカード「MF-ACSDU11/H」シリーズとmicroSDHC / SDXCメモリーカード「MF-ACMRU11」シリーズを発表した。いずれも16GB / 32GB / 64GBを用意する。発売は6月中旬で、価格はオープンだ。MF-ACSDU11/HシリーズとMF-ACMRU11シリーズは、IPX7相当の防水性能やひねり・曲げ・落下にも強い耐衝撃性能を備えている。屋外での過酷な環境にも耐えられ、トレイルカメラやアクションカメラでの使用にも適しているという。TLC Flashよりも繰り返しのデータ記録に強いとされるMLC Flashを採用。本体サイズと重量はMF-ACSDU11/HシリーズがW24×D2.1×H32mm/約2g、MF-ACMRU11シリーズがW15×D1×H11mm/約0.4g。UHS-I / UHSスピードクラスの「Class1」に対応し、SDスピードクラスは「Class10」。MF-ACMRU11シリーズには、SDメモリーカード変換アダプタが付属する。
2015年06月10日Apacerブースでは、不思議なSSDがデモされていた。NFC対応をうたう内蔵用SSDで、NFCを認証用として活用し、セキュリティを向上させるという。ATXケースのHDD/SSDベイに搭載してしまうとタッチすることができなくなってしまうが、デモ機はその点を考慮したのかIntel NUCに接続していた。NUCのカバーは取り付けていなかったが、2.5インチドライブ搭載NUCは、天板の直下にベイを設けていたはずなので、天板1枚の厚みであればタッチ可能ということだろう。また、Apacerブースで多く見つけたのがデュアルインターフェースのSSDだ。「AS730」は、外観的にもバックライトを搭載し、イルミネーション機能を持つ点でユニークだが、さらにSATA3とUSB 3.1 Type-Cのデュアルインターフェース仕様となっている。転送速度はリードが最大520MB/sec、ライトが最大450MB/sec。容量ラインナップは120GBと240GB。「AS720」は、AS730のバックライトなしバージョンと見られ、転送速度や容量ラインナップは同じ。こうしたデュアルインターフェースのSSDは、例えばモバイルPCの内蔵SSDをアップグレードする際、SATA→USB変換アダプタ不要でクローン作業をできるほか、「Windows-To-Go」をサポートしているので普段使っているWindows環境を持ち運ぶことも可能になる。USB付きSSDが過去に無かったわけではないが、USB 3.x世代となると転送速度も十分であり、かなり実用性が向上することから、もしかしたら今後同様の製品が続々と登場するかもしれない。PCI Express接続のSSDとしては、製品名が不明だがM.2形状のものと、拡張カード型の「Z511 PCIE SSD」が展示されていた。M.2形状のものは、PCI Express Gen3対応で、リードが最大2500MB/sec、ライトが最大1200MB/secだという。容量は最大2TB、ECC対応もうたうことから、エンタープライズ向けだろう。もう一方のZ511は、ゲーマー向けと見られる。PCI Express Gen2 x2接続で、リードは最大830MB/sec、ライトは790MB/secとなるが、M16自動小銃を模したカバーが装着されており、インパクトは抜群だ。容量ラインナップは256GB/512GB/1TBとなる。DDR4メモリでは、ApacerもDDR4-3400をうたうモジュール「BLADE」を展示していた。先のZ511同様、ミリタリーテイストのヒートシンクが特徴的だ。モジュールにはLEDも仕込まれており、通電時にはこれが発光すると言う。LED発光するゲーマー向けメモリモジュールは既にいくつか製品化されており、ちょっとしたトレンドになりつつあるようだ。
2015年06月09日米Googleは5月28日(米国時間)、開発者向けカンファレンス「Google I/O 2015」の基調講演を開催しました。Androidの時期OSとなる「Android M」や写真ストレージサービス「Googleフォト」など多数の発表がありましたが、それらの内容は表面的なもの。考察を深めれば、Googleが何を目指しているのかも見えてきます。ここでは、ライターに「Google I/O 2015」、Googleが目指す方向性について記してもらいました。***○1:iOSを強く意識した基調講演【レポート】「Google I/O 2015」開催 - iOSを強く意識した基調講演に今回の基調講演では何十回も「iOS」という単語が登場しました。GoogleにとってiOSは、「ライバル」や「敵」ではなくなってきているようです。詳しい説明はこちらの記事へ***○2:Androidは順当に進化【レポート】順当な進化と近い将来への展望を思い描くのに十分な材料 - 私はこう見る「Google I/O 2015」(海上忍編)新しい「Nexus」などは発表されなかった基調講演ですが、時期OS「Android M」はAndroidの順当な進化と、Googleの近い将来への展望が垣間見えた講演となりました。詳しい説明はこちらの記事へ***○3:Googleのストロングポイントをさらに拡充【レポート】Googleは勝負所をさらに強化した - 私はこう見る「Google I/O 2015」(小山安博編)決済サービス「Android Pay」や指紋認証システムなど、アップルを意識した機能も多く発表されましたが、「Googleフォト」などクラウドというGoogleの強みを活かしたサービスも発表されています。詳しい説明はこちらの記事へ***○4:Google VS マイクロソフトに【レポート】「グーグル VS.マイクロソフト」の構図が見える- 私はこう見る「Google I/O 2015」(塩田紳二編)「Android M」とモバイル向けWindowsの最新版「Windows 10 Mobile」の提供時期は重なっています。両社がどう考えているにせよ、Android M VS Windows 10 Mobileという構図になることは避けられなさそうです。詳しい説明はこちらの記事へ***○5:怪物と化したGoogleの機械学習【レポート】Googleが育てる"機械学習"が今後の議論に - 私はこう見る「Google I/O 2015」(山下洋一編)「Googleフォト」や、デジタルアシスタント「Google Now」の新機能「Now on Tap」にはGoogleの機械学習システムが使われています。今後は、こうした優秀すぎる機械学習にまつわる議論が巻き起こるかもしれません。詳しい説明はこちらの記事へ本稿で紹介した記事1:【レポート】「Google I/O 2015」開催 - iOSを強く意識した基調講演に2:【レポート】順当な進化と近い将来への展望を思い描くのに十分な材料 - 私はこう見る「Google I/O 2015」(海上忍編)3:【レポート】Googleは勝負所をさらに強化した - 私はこう見る「Google I/O 2015」(小山安博編)4:【レポート】「グーグル VS.マイクロソフト」の構図が見える- 私はこう見る「Google I/O 2015」(塩田紳二編)5:【レポート】 Googleが育てる"機械学習"が今後の議論に - 私はこう見る「Google I/O 2015」(山下洋一編)
2015年06月06日米Intelは2日(台湾時間)、コンピュータと周辺機器を接続するためのI/O技術「Thunderbolt」の最新版となる「Thunderbolt 3」を発表した。「USB Type-C」コネクタを採用、速度は最大40Gbpsを実現するという。「Thunderbolt 3」は、台湾・台北で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2015」で発表された。ThunderboltはIntelが米Appleと共同開発しているデータ伝送技術。2011年に登場、2013年のCOMPUTEXではバージョン2としてDisplayPort 1.2/PCI Express 2.0ベース・最大転送速度20GbpsのThunderbolt 2を発表している。2年ぶりの最新版の最大の特徴はUSB Type-Cの採用。USB Type-Cはどちらでも挿せるリバーシブル仕様などを特徴とするもので、USB Implementers Forumが2014年に仕様を策定した。Appleが3月に発表した最新の「MacBook」などでもすでに採用されている。Thunderbolt 3ではUSB Type-CのAltモードを使って、USBケーブルでThunderboltプロトコルを利用できる。このUSB Type-Cの採用により、単一のポートでさまざまな画面、データデバイス、USBデバイスと接続が可能になるとしている。既存のUSBデバイス・ケーブルとの互換性も確保する。PCI Express、DisplayPortもアップデートし、PCI Expressはバージョン3.0に、DisplayPortはバージョン1.2をサポート。DisplayPortでは既存のDisplayPortディスプレイ、デバイス、ケーブルと互換性があるほか、アダプタを利用することでDVI、HDMI、VGAとも接続できる。データ伝送速度は最大40Gbpsと、Thunderbolt 2から2倍高速となった。従来のケーブルと比べ、データは4倍、動画は2倍の帯域幅を備える。また、4K動画などの利用にも適しているという。このほか、100Wの給電もサポートする。10ギガビットイーサネットに対応し、コンピュータ間でファイルを移行するなどのタスクを簡単に処理できるという。既存のThunderboltとの後方互換性については、アダプタを利用することで確保するとのこと。Intelによると、最初の製品は2015年内に出荷開始を見込んでいるという。
2015年06月03日PCショップアークは29日、「Intel Core i7-5775C」を搭載したBTOパソコン「BRIGHTON BR-IB4H97A-A」を発売した。価格は税込115,800円。そのほか、「Intel Core i5-5675C」を搭載した2モデルも同時に発売した。○BRIGHTON BR-IB4H97A-ABRIGHTON BR-IB4H97A-Aの標準構成は、CPUがIntel Core i7-5775C(3.3GHz)、マザーボードがASRock H97 Pro4、メモリがDDR3-1600 8GB、ストレージが500GB SATAIII HDD、グラフィックスがIntel Iris Pro Graphics 6200、電源が500W 80PLUS BRONZE、OSがWindows 8.1 Update 64bit。○BUXTON BX-IB4H97MI-SBUXTON BX-IB4H97MI-Sの標準構成は、CPUがIntel Core i5-5675C(3.1GHz)、マザーボードがMSI H97I AC、メモリがDDR3-1866 8GB、ストレージが320GB SATAIII HDD、グラフィックスがIntel Iris Pro Graphics 6200、電源が500W 80PLUS BRONZE、OSがWindows 8.1 Update 64bit。価格は税込99,800円。○BRIGHTON BR-IB4H97M-HBRIGHTON BR-IB4H97M-Hの標準構成は、CPUがIntel Core i5-5675C(3.1GHz)、マザーボードがH97M-E、メモリがDDR3-1866 4GB、ストレージが500GB SATAIII HDD、グラフィックスがIntel Iris Pro Graphics 6200、電源が300W TFX、OSが非搭載。価格は税込76,800円。
2015年06月02日GMO TECHは、飲食店や美容院などへの集客を目的とした店舗アプリを作成できる、O2Oアプリ作成ASPサービス「GMO AppCapsule(アップカプセル)」において、「App Indexing」の連携が可能な「リンクリスト機能」をリリースした。「GMO AppCapsule」は、飲食店や美容院・ネイルサロン・宿泊施設・病院・歯科医院といったリアル店舗への集客を目的とした、オリジナルのO2Oアプリを作成できるASPサービス。スタンプカードやクーポン配信などの機能を備えており、PCの管理画面上でデザインや情報を選択していくだけでアプリが作成できる。リンクリスト機能(App Indexing対応)は、アプリで登録されたコンテンツをGoogleが提供するApp Indexing APIを利用することにより、Webページとアプリ内のコンテンツを自動的に接続することが可能となる機能。これにより、App Indexingに対応したアプリは、アプリインストールユーザーがモバイル端末でGoogle検索を行った際に、検索結果画面から直接アプリを起動することが可能になるほか、アプリをインストールしていないユーザーが、アプリと関連性の高いキーワードでGoogle検索を行った場合、アプリのインストールボタンが表示される可能性がある。また、App Indexingによりアプリと接続されたWebページは、Googleのモバイル検索結果上でより上位に表示される可能性がある。GMO AppCapsuleの利用料金は月額10,000円から。
2015年06月01日Googleは2015年5月28日から29日にかけて(米国時間)、デベロッパ向けのイベント「Google I/O 2015(」を開催した。Google I/Oは年に1回開催されているソフトウェアデベロッパ向けのカンファレンス。通常、Googleが開発者向けに提供しているソフトウェアや開発キットなどの新情報の発表などが行われることが多い。基調講演や各セッションの様子は公式サイトで動画が公開されており、誰でも閲覧できるようになっている。今年は新商品やプロジェクトの発表よりも、これまでの取り組みの成果をアピールしている印象を受けた。これまで発表してきた新サービスは着実に進歩しているようだ。以下、ソフトウェアに関連する注目すべき発表を紹介しよう。○M Developer Preview登場Android向けアプリやWebアプリの開発者向けに次期OSのプレビュー「M Developer Preview」が発表された。新機能の追加や機能改善などが取り込まれている。特に注目すべきポイントとしては、以下が紹介されていた。App Permissions - 新しいリソース保護メカニズム。マイクやカメラといったリソースへのアクセス制御を提供する。Chrome Custom Tabs - Chromeのタブをデベロッパがより柔軟にカスタマイズできるように変更。Webアプリでよりネイティブアプリに近いUIを実現App Links - アプリとアプリ、アプリとWebなどをよりシームレスに連携させるための機能。Android Pay - Android端末を支払いに使用するための機能。すでにいくつかの企業と提携しているFingerprint - 指紋認証機能を提供。認証機能として使用できるほか、デバイスのアンロック、支払時の認証機能として利用できる。Doze - ユーザのAndroid端末の使用状況をモニタリングし、利用頻度が低い時は同期処理を抑えるといった処理により、バッテリーの持ちを改善する機能。ソフトウェアの機能ではないが、今後出荷されるAndroid製品ではUSB Type Cが利用できるようになることなども言及されていた。○進化するAndroid Wear2014年6月に発表されたAndroid Wearに関する発表もあった。Android Wearは主に腕時計型のウェアラブル・デバイスを対象としたAndroid OSベースのオペレーティングシステム。これまでにSamsung Gear Live、LG G Watch、Moto 360、LG G Watch R、Sony Smartwatch 3、Asus Zen Watch、LG Watch Urbaneが販売されている。Android Wearで提供される新機能としては、以下が紹介されていた。常に時計画面(または任意のアプリの画面)を表示するモードの導入アプリの切替を手首のひねりで実施する機能絵文字を手書きで入力する機能アクセスリストを簡単に使用できるできる機能アプリを起動する方法を拡張ヘルスケア向けのモニタリング機能の強化Android Wear向けにはすでに4000を超えるアプリが提供されており、今後さらに発展が期待される。○BrilloとWeaveでさまざまなものをツナグGoogleはAndroid Wearの投入で、Androidが動作するデバイスをスマートフォンやタブレットデバイスから腕時計まで広げたが、同社はよりさまざまなデバイスでAndroid OS由来のソフトウェアを動作させ、さまざまなデバイス、サービス、人を結び付けることを計画しているようだ。そのかなめとなるソフトウェアとしてBrilloとWeaveが発表された。BrilloはAndroidの低レイヤを抜き出したような構成の必要最小限のオペレーティングシステム。カーネル、ハードウェア・アブストラクション・レイヤ、Wi-FiやBLEなどのコネクティビティ機能、アップデートやクラッシュレポートなどのデバイス管理機能など、最低限の機能が用意されている。必要最小限の機能に絞り混むことで、さまざまなシーンで動作できるようにすることを狙っている。Weaveはコミュニケーション・レイヤ。Brilloを搭載したデバイス間の通信や、Brilloデバイスとクラウド、クラウドとAndroidスマートション、AndroidスマートフォンとBrilloデバイスといったデバイスやサービスの間のコミュニケーションを担当する。Weaveという共通の通信が提供されることで、より多くのデバイスやサービスがシームレスに連携する効果が期待できる。○Android開発者向けの機能強化Android向けアプリやWebサービス開発者向けの新機能も発表された。いくつかピックアップすると次のとおり。Android Studio 1.3 Preview - C/C++向けデバッグ機能の導入Polymer 1.0発表Cocoapodsに対応Cloud Test Labの提供Cloud MessagingにおけるAndroid、iOS、Chromeのサポート機能面の強化のみならず、収益化を促進するための役立つ機能の導入なども発表された。○それ以外で注目される発表は?プログラマ向けの機能ではないが、ユーザ支援機能「Now on Tap」にも注目したい。Now on TapはMicrosoftのCortanaやAppleのSiriのようなユーザ支援機能。Now on Tapで適切な答えを得るにはかなり大規模なナレッジベースと推測エンジンが必要になるはずだが、Googleはこれを大幅に強化し、コンテキストを加味した適切な支援を実施するとしている。基調講演で日本語は使われていないため、この機能が日本の文脈で、かつ、日本語音声入力でどの程度実用的に利用できるかはわからないが、今後の発表が楽しみな機能であることは間違いないだろう。それ以外ではGoogle Photosのストレージ容量の無制限化が大きな注目ポイントだ。同様のサービスを提供しているベンダは上限を設けたり、使用料を定めたりしている。Google Photosはこの市場に大きな波紋を起こしたことになる。今後、競合するほかのベンダがどのような行動に出るのかが注目される。
2015年06月01日米国時間5月28日、5月29日の2日間、米Googleの開発者向けカンファレンス「Google I/O 2015」が開催される。Androidをはじめ、Googleが手がけるプロダクトの最新情報が明かされるイベント・Google I/O。昨年の「Google I/O 2014」の場合、当時の次期Androidであった「Android L Release」(現Android 5.0 Lollipop)をはじめ、ウェアラブル機器向けプラットフォームAndroid Wear、健康系アプリケーションGoogle Fit、テレビ向けのプラットフォームAndroid TVなどの重要なプロダクトが発表された。そして今年の「Google I/O 2015」では、次期Android「Android M」や、Android Wearのアップデートなどが発表されるとみられている。公開当初の公式サイトのセッション紹介ページで「Android M」と明記されたセッションがあったためだが(現在は削除されている)、既に公開されているイベントスケジュール上でも「What’s new in Android」というセッションがあり、次期AndroidもしくはAndroidに関する新機能が発表されることは間違いだろう。「Android M」のほかに噂されている発表内容は下記の通り。自動運転車(Android Auto)、スマートホーム関連「Google Cast」や「Android TV」などリビング向けデバイス関連空間の3Dモデリングを行なう「Project Tango」など仮想現実(VR)関連ユーザーが自分でスマホを組み立てられる「Project Ara」写真編集アプリ「Photos」の独立リリースなど……。イベントは日本時間の深夜1時30分から開始。「Keynote」(基調講演)や一部のセッションでは英語でライブストリーミングも行われる。ライブストリーミングを行なうセッションを本記事の最後に一覧でまとめたので、気になるユーザーは参考にしてほしい。
2015年05月28日『Snatch』『リボルバー』『シャーロック・ホームズ』シリーズなど、スタイリッシュな映像が魅力のガイ・リッチー監督の最新作『コードネーム U.N.C.L.E.』の日本版ポスタービジュアルが、このほど解禁となった。舞台は東西冷戦の真っただ中の1960年代前半。米中央情報局(CIA)エージェントのソロと、ソ連国家保安委員会(KGB)エージェントのクリヤキンは、長年の敵対感情をひとまず忘れ、謎の国際犯罪組織撲滅の合同任務に乗り出す。その組織は、核兵器と技術の拡散によって、世界の勢力バランスを揺るがし、破壊へと導こうと企んでいた。ふたりにとっての手がかりは、その犯罪組織に潜入するための鍵となる失踪したドイツ人科学者の娘だけ。彼女を守りながら、彼らは時間切れになる前に科学者本人を捜しださなければならない。考え方もやり方も何もかも正反対の2人。果たして彼らは核爆弾大量生産の危機から世界を救えるのか――。本作は、1960年代の超人気TVシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を、『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が新たな視点で描くスパイ・サスペンス大作。東西冷戦の真っただ中、CIAとKGBの敏腕エージェントの二人が国境も政治的背景をも超えて手を組み、世界を巻き込む一大テロ事件を阻止する壮大なストーリーが展開する。CIAで最も有能なエージェントであり、ダンディで美しい女性には目が無いナポレオン・ソロ役には、『マン・オブ・スティール』で“新スーパーマン”を演じたヘンリー・カビル。KGBに史上最年少で入った超エリート・エージェントで真面目で几帳面なイリヤ・クリヤキン役には、『ソーシャル・ネットワーク』『J・エドガー』『ローン・レンジャー』と着実にキャリアを重ねるアーミー・ハマーが務める。他にも、物語のカギを握る科学者の娘にアリシア・ヴィキャンデル(『アンナ・カレーニナ』)のほか、エリザベス・デビッキ(『華麗なるギャツビー』)、ジャレッド・ハリス(『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』)、そしてヒュー・グラントら豪華キャストが脇を固める。今回解禁となった日本版ポスタービジュアルは、主演のヘンリー・カビルとアーミー・ハマーのイケメンスパイ二人がクールにキメ、スタイリッシュながらも、かつスパイ映画の王道を行くデザイン。US版とは異なり、日本版ポスターは真っ赤な背景に変更されているのが大きな特徴だ。「史上最高にセクシーで、史上最悪の相性の、史上最強のスパイコンビ、登場」のキャッチが印象的な本ポスタービジュアル。ロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウの軽妙なやり取りがなによりも魅力だった『シャールック・ホームズ』に続く、ガイ・リッチー流バディ・ムービーとしての大いに期待できそうだ。『コードネーム U.N.C.L.E.』は2015年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月15日ペロリは5月11日、同社が運営する女性向けキュレーションプラットフォーム「MERY」にて、初のO2O施策となる、MERY記事タイアップメニューと連動した店頭POP・パネルなどの店頭販促ツールメニューの販売を開始したと発表した。同社は第一弾として、サンスターが展開するOra2(オーラツー)ブランドと共同で、店頭POP・店頭パネルを製作し、5月上旬より、全国の販売店にて期間限定で展開する。記事内のクリエイティブと連動した店頭POPや「MERYオススメ」文言の商品シールを店頭にて展開することで、オンライン上の認知を生かしつつ、店頭での購買促進を図るという。今後もMERYでは、記事タイアップメニューを中心にさまざまなO2O施策メニューを開発していく考えだ。
2015年05月11日米Googleは6日、今月末に米サンフランシスコで開催する開発者カンファレンス「Google I/O 2015」(5月28日-29日)のスケジュールを公開した。初日28日の午前9時30分(PDT)から2時間を超えるキーノートを予定しており、これはライブストリーミングで公開する。スピーカーは製品担当シニアバイスプレジデントのSundar Pichai氏だ。スケジュール公開直後には、セッションの説明の中に「Android M」という表記が含まれていた(公開後に削除)。昨年Google I/Oで発表したAndroid Lollipop (Android L)に続くAndroidのメジャーバージョンになると思われる。キーノートのテーマは「製品とプラットフォームのイノベーション」であり、昨年同様にAndroidプラットフォームの拡大と対応する製品を説明する内容になりそうだ。現時点で公開されているセッションには通知や音声、ゲームに関するものが多数用意されている。
2015年05月07日スターティアラボは4月28日、店舗向けO2O集客アプリの制作代行を支援するソフト「AppGoose(アップグース)」の販売を開始したと発表した。同サービスは大手チェーンではないネイルサロンや飲食店など小規模店舗の集客支援、小規模店舗を顧客に持つ印刷会社やWeb制作会社などのクリエイティブ企業の売上アップを支援する目的で開発されたもので、店舗向けにスマートフォンアプリの制作ソフトを提供するのではなく、店舗向けスマートフォンアプリの制作サービスを提供したい企業向けのサービス。専門知識がなくとも、同ソフトの活用により、クリック、ドラッグなどの基本操作で店舗アプリを自社サービスとして顧客に提供することが可能で、制作した店舗アプリをもとに自社独自に販売することもできる。同社は、アプリストアへの申請代行(英語による申請)や、他社成功事例を紹介するセミナーなどの営業支援も行うという。今後、店舗アプリだけではなくさまざまな企業内アプリなどへの展開も予定している。現在、サービス開始時のテスト価格として、パッケージ100万円、初期サーバー利用料金10万円、月額1万9,800円(すべて税抜)で提供しており、6月中を目処に価格が変更される予定となっている。
2015年04月30日アイリッジは4月27日、同社が提供するスマートフォン向け位置情報連動型O2Oソリューション「popinfo」がApple Watchに対応したと発表した。同社によると、O2OソリューションのApple Watch対応は国内初の事例。これによって、iPhoneを取り出さなくてもApple Watch上で、便利な情報をいち早く見ることが可能となった。popinfoは2009年にサービスを開始して以降、O2Oのインフラサービスを提供し、小売・サービス・EC・金融など、さまざまな業種の企業の約200のアプリへ導入されており、ユーザー数は2,000万人を超えている。また、最近ではpopinfoプラットフォームとして新サービスの拡充を図り、エンターテイメント機能をパッケージ化した「popinfo モジュール」、スマホ簡単決済サービス「シーレス(C-less)」、従来のプッシュ通知の進化版としてSNS×位置情報に基づいたプッシュ通知が出来る「Social Beacon」などを順次展開していて、これらの機能も順次Apple Watchに対応する予定となっている。
2015年04月28日F-Secureはこの4月に、都内でパートナー企業向けのカンファレンスを開催した。F-Secureのチーフリサーチオフィサーであるミッコ・ヒッポネン氏が「セキュリティ脅威の最新状況」として、プライバシーの問題と、IoTでのセキュリティ脅威についてセミナーを行った。○フリーでオープンなインターネットには「セキュリティ」と「プライバシー」が欠かせないミッコ・ヒッポネン氏は、F-Secureの顔とも言えるリサーチャーだ。寡黙な人が多いとされるフィンランド企業(関連記事:"Freedome"で安全・安心な通信環境を - 簡単にVPNを利用できる新アプリを投入したF-Secure CEOインタビュー)の中で、派手なパフォーマンスを入れながら、わかりやすくセキュリティ脅威・プライバシー問題を語るエバンジェリストとして、TEDにも登壇している。そのミッコ・ヒッポネン氏が、F-Secure「パートナーカンファレンス2015」でセミナーを行った。まずミッコ・ヒッポネン氏は、1991年にF-Secureへ入社したころを振り返った。「21歳の青年としてF-Secureに入社当初、マルウェア分析の仕事して最初にもらったのが、5インチのフロッピーディスクだった。当時から様々なマルウェアがあったが、大きく状況が変わったのはインターネット、特にWebの登場によるものだった。ネット登場以前の犯罪は、自分の生活エリアだけの犯罪を心配すればよかったが、ネットにより距離がなくなり、世界中のどこからでも、誰に対しても被害を与えることができるようになった」(ヒッポネン氏)そんな中、フィンランドの企業としてF-Secureは生まれている。ロシア・アメリカ・中国といったネットを支配する大国から独立した国であることをミッコ・ヒッポネン氏は強調している。「フィンランドの法律はプライバシーに厳しいことで有名。加えて国連の汚職度ランキングでは、もっとも汚職が少ない国となっている。そしてフィンランド人は必ず約束を守る。セキュリティを預かる企業として、私たちはもっとも信頼できる企業だと自負している」またミッコ・ヒッポネン氏は、フリーとオープンなインターネットを子孫に繋げていくには「セキュリティ」と「プライバシー」が欠かせないものだと語った。「セキュリティでは、犯罪組織が敵。しかしながら、プライバシーの敵は合法に活動している企業だ。たとえばGoogle。Googleは、Gmail、Google Map、Youtubeを無料で提供している。しかし『There’s no such thing as a free lunch』、つまり、無料の昼食などないのだ」日本語なら「タダより高いものはない」ということだ。Googleは無料サービスを提供しながら、実際にはプライバシーの収集で大きく儲けていると指摘している。○Googleはユーザー1人あたり12ドルの売上ミッコ・ヒッポネン氏は、厳しくGoogleのビジネスを指摘する。Googleは自社のデータセンターに、四半期ごとに20億ドルもの投資を行っているが、これはサーバーメーカーとして世界第4位の規模だとのこと。サーバーを販売しているわけではないのに、自社のデータセンターのサーバーを作るだけで世界第4位になっている。「サーバーだけで世界第4位になるほど、極端に多い投資を行っているのに、ユーザーはGoogleに対してお金を払っていない。Googleの1年間の売上げは120億ドルもある。ユーザーが10億人だと仮定すると、1人あたり12ドルになるが、実際には誰もお金を払っていないのだ。では、Googleはどうやって、収益を上げているのか。それは『プロファイリング』だ。ユーザーのプライバシーを分析し、その分析データを広告に使うことで1人12ドルの収益を上げている。私は無料であってもGoogleにプロファイリングされたくない。私が12ドル払ってでも、自分のプライバシーを守りたいと思う」と激しくGoogleのプライバシー収集について批判した。またミッコ・ヒッポネン氏は、FacebookやTwitterでも、同様にプライバシーを侵害し、個人情報からユーザー像を分析していることでサービスが行われていると指摘した。加えて無料のスマートフォンアプリについても危険性を訴えた。「スマートフォンアプリを無料だと思っているが、実際にはあなたのプライバシーを集め、プロファイリングし、広告に利用することで儲けている。利用許諾にOKを押しているから構わないと言うかも知れないが、実際には誰も読んでいない。ブラウザのある拡張プログラムを分析したところ、110万人が使っていたが、利用許諾を最後まできちんと開いたのはたったの146人だった。利用許諾を誰もが読んでいないのが実態だ」これらのプライバシーの問題に対し、独特のアプローチでプライバシー侵害を防止するのが、F-Secureの「FREEDOME(フリーダム)」という製品だ。スマートフォンやタブレットからの通信を、すべてエフセキュアのVPNを通して行うことで、追跡やプロファイリングを防ぐ。Wi-Fiでの通信を守る、クッキーを無効にする、仮想ロケーションで位置情報を隠すなどの手法によるプライバシーを守るサービスとなっている。この「FREEDOME」の企業向けサービス「FREEDOME FOR BUSINESS」が、新たに発表された。企業向けに機密情報を守るツールとして販売していくとのことだ。プライバシー保護だけでなく、ウイルスチェック、フィッシングサイトのブロック、匿名通信などの機能を提供する。○スマートテレビを狙う詐欺がポーランドで登場次にミッコ・ヒッポネン氏は、最新のセキュリティ脅威について解説した。まずヨーロッパで増えているランサムウェア(ファイルを暗号化して脅迫する身代金型ソフト)について、ビットコインが大きな役割を果たしていると指摘した。「『CTB-Locker』というランサムウェアでは、企業でもファイルが暗号化されてしまう被害が出ている。バックアップを取っていなかったため、脅迫に屈してお金を支払わざるをえない場合もあったと聞いている。ランサムウェアの多くは、ビットコインでの支払いを求められる。犯人が追跡やプロファイリングされることを防ぐためだ。ビットコインそのものは悪いものではないが、犯罪者はビットコインを好む。現金同様にビットコインは匿名性が高いからだ」次にIoTでのセキュリティ脅威の例を取り上げた。昨年10月にポーランドでスマートテレビでのマルウェアがみつかっている。「IoTを狙うマルウェアは、すでに登場している。ポーランドで発見されたもので、LGのスマートテレビで『テレビ税(架空)を支払え』と脅迫する画面が出るものだ」このマルウェアはブラウザのホーム画面を書き換える単純なものだったが、逆に言えば、Web表示ができるIoTであれば、どれでもターゲットに成り得る。ミッコ・ヒッポネン氏はスマートカーでのマルウェア犯罪についても解説した。「スマートカーの犯罪というと、メディアは勝手にクルマが動くなど遠隔操作の想定をする。しかし犯罪者はそんなことはしない。お金にならないからだ。実際に起きるのは、クラッキングでキーを解除してクルマを盗む、エンジンをかけたらランサムウェアで警告表示を出して脅すといった手口だろう」ミッコ・ヒッポネン氏は、今後のセキュリティ脅威として、国家によるサイバー攻撃も問題だと話し、「F-Secureではロシア政府が作ったと思われるマルウェアを3件発見している。スパイ行為のためのマルウェアで、ターゲットはウクライナだった。現実の紛争が、オンラインでも戦争となっている」と、政府によるマルウェアの実例を紹介している。ロシア以外では中国の人民解放軍による「Medre(メドレ)」というマルウェアを取り上げた。AutoCADの3D図面を狙うもので、図面ファイルそのものに感染し、中国にあるサーバーに送るマルウェアだった。AutoCADによる製図データを盗み取るスパイ行為だと考えられている。「中国は最近のGithubへの攻撃でも関与が疑われている。Githubに対するDDoS攻撃が行われたが、これは中国のグレートウォールに入り込んだJava Scriptによるものだと分析されている。Githubに対して大量のトラフィックを流して攻撃されたが、中国政府がGithubをイジメているようなものではないかと考えている」また、日本に関係した話では、東京オリンピックでのセキュリティ対策について、「東京オリンピックのチケット販売のフィッシングサイトや、大規模なDDoS攻撃が起きる可能性がある。混乱を起こして開催国に恥をかかせるためにサイバー攻撃することも考えられる」として、2020年の東京オリンピックでは、サイバー攻撃に対する備えが重要だと語った。F-Secureはビジネス向けのソリューションを強化していくとともに、パートナー企業と協力し、個人向けの販売も行っていく。ミッコ・ヒッポネン氏は「歴史のあるセキュリティ企業としての信頼が、F-Secureの最大の強みだ。日本でもセキュリティ対策のお手伝いをしていきたい」とまとめた。
2015年04月23日ソフトバンクモバイルは4月16日、アサヒビールが取り組むO2O分野において、ディー・フォー・ディー・アール、ジェネレイトと協同で支援すると発表した。アサヒビールは顧客の多様なニーズに応えるため、顧客情報を分析するデジタルマーケィングの強化を計画。ソフトバンクモバイルとディー・フォー・ディー・アール、ジェネレイトはオンライン広告やクーポン発券機を活用したサービスを提供し、リアルとネットを融合した市場の確立を目指す。アサヒビールは新規顧客開拓のため、オンライン・オフライン双方で効果的なプロモーションを計画しているという。顧客の多様なニーズを把握して最適なサービス・商品を提供するため、顧客情報を分析するデジタルマーケティングを強化していく考えだ。ソフトバンクモバイルとディー・フォー・ディー・アール、ジェネレイトは、こうしたデジタルマーケティングの強化を実現するため、ウェブと実店舗やイベントを連動させたプロモーションを支援する。ソフトバンクモバイルは既に、O2O分野で実績のあるオンライン広告とクーポン発券機「CouponGATE(クーポンゲート)」を活用したサービスを提供し、集客を図っている。さらに、ディー・フォー・ディー・アールと協力して、「CouponGATE」から収集したデータを分析。新たな取り組みに生かすことで、リアルとネットを融合したデジタルマーケティングの確立を目指している。アサヒビールは、プロモーションの第一弾として2015年4月からベルギービール認知度向上のためのフェアを実施。このフェアの中で、3社が提供したサービスを活用している。
2015年04月17日本田技研工業(ホンダ)は4月16日、軽乗用車「N-WGN/N-WGN Custom」を一部改良し、4月17日より提供すると発表した。今回の改良では、インジェクター噴霧の最適化やCVTサーモバルブの新規追加などにより、燃費を29.4km/L(JC08モード)に向上。2015年度新税制基準におけるエコカー減税の免税を達成した。また、メーカーオプションとして、追突時や発進時の事故被害の軽減に寄与し、安全運転をサポートする「シティブレーキアクティブシステム」と、「前席用i-サイドエアバッグシステム(容量変化タイプ)」、「サイドカーテンエアバッグシステム」をセットにした「あんしんパッケージ」を全タイプに提供。さらに、軽く触れると3回点滅する機能付きのウインカー「ワンタッチウインカー」やプラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナを標準装備している(Gタイプと助手席回転シート車を除く)。カラーバリエーションとして、プレミアムホワイト・パールII、プレミアムピンク・パール、プレミアムベルベットパープル・パール、ブリリアントスポーティブルー・メタリック、ミラノレッドの5種類を新たに追加しており、全11種類とした。なお同社ではシリーズ合計で、月間1万2000台(国内)の販売を目指すとしている。
2015年04月17日ソフトバンクモバイルと、ソフトバンクグループで企業のデジタルマーケティングを支援するジェネレイト、Origamiの3社は4月9日、O2Oおよびオムニチャネル領域において協業することで合意したと発表した。また、ソフトバンクグループは、Origamiが実施した総額16億円の第三者割当増資の一部を引き受け、リードインベスターとして出資した。Origamiは、現在800以上のショップが出店するソーシャルショッピングアプリ「Origami(オリガミ)」を提供している。ソフトバンクモバイルとジェネレイトは、オンライン広告と、ソフトバンクモバイルが全国の小売り・流通店舗ですでに4万台以上設置している「CouponGATE(クーポンゲート)」を活用したO2Oサービスの提供や、データドリブンなオウンドメディアの強化支援など、顧客企業のオムニチャネルの実現に取り組んでいる。今回の協業によりOrigamiは、「Origami」を通じ、ユーザーに対してキャンペーン情報を告知して応募を促し、来店時に受け取れるサンプル商品との引換券やクーポンを配布するなど、オフライン上でのサービスを拡充していく予定。配布されたクーポンなどを店頭の「CouponGATE」にかざすことで、ユーザーの来店認証が実現し、将来的にはOrigamiユーザーのデータを蓄積・分析することで、よりユーザーの趣味・趣向に合致した取り組みを共同で行っていくという。
2015年04月10日パナソニックは4月6日、マイクロフォーサーズ規格の単焦点レンズ「LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.」(H-HS043)を発表した。発売は4月23日で、希望小売価格は税別50,000円だ。LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.は、35mm判換算時の焦点距離が85mmとなる中望遠の単焦点レンズ。2015年2月に海外発表されていたものが、このたび正式に国内でも発表された。レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む8群10枚構成だ。開放F値1.7の大口径レンズながら、最大径55mm×長さ50mm・重量130gの小型軽量なボディを実現した。また、240fps駆動の高速AFに対応し、高精度かつすばやい合焦が可能だ。光学式手ブレ補正機構「MEGA O.I.S.」を搭載している。主な仕様は、焦点距離が42.5mm(35mm判換算で85mmの画角に相当)、開放絞りがF1.7、最小絞りがF22、絞り羽枚数が7枚(円形虹彩絞り)、最短撮影距離が0.31m、最大撮影倍率が0.2倍(35mm判換算で0.4倍)。フィルター径は37mm、カラーはブラックとシルバー。
2015年04月06日