2015年6月3日 14:21
米Intel、3世代目の「Thunderbolt」発表 - 「USB Type-C」採用で最大40Gbps
米Intelは2日(台湾時間)、コンピュータと周辺機器を接続するためのI/O技術「Thunderbolt」の最新版となる「Thunderbolt 3」を発表した。「USB Type-C」コネクタを採用、速度は最大40Gbpsを実現するという。
「Thunderbolt 3」は、台湾・台北で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2015」で発表された。ThunderboltはIntelが米Appleと共同開発しているデータ伝送技術。2011年に登場、2013年のCOMPUTEXではバージョン2としてDisplayPort 1.2/PCI Express 2.0ベース・最大転送速度20GbpsのThunderbolt 2を発表している。
2年ぶりの最新版の最大の特徴はUSB Type-Cの採用。USB Type-Cはどちらでも挿せるリバーシブル仕様などを特徴とするもので、USB Implementers Forumが2014年に仕様を策定した。Appleが3月に発表した最新の「MacBook」などでもすでに採用されている。
Thunderbolt 3ではUSB Type-CのAltモードを使って、USBケーブルでThunderboltプロトコルを利用できる。