ビジュアルブック『ルーキー・イヤーブック ワン(ROOKIE YEARBOOK ONE)』日本語版の刊行記念イベントが11月7日、東京・世田谷区の本屋B&Bにて開催される。同書は、わずか11歳でファッションブロガーとして注目されたタヴィ・ゲヴィンソンが編集長を務めるウェブマガジン『ルーキー(ROOKIE)』で、2011年9月から翌年5月まで期間に掲載された記事を収録したビジュアルブック。再編集もタヴィ・ゲヴィンソン自らが行っている。寄稿者には、パフォーマンスアーティストのミランダ・ジュライ、俳優のジャック・ブラック、女優のレナ・ダナム、また、シンガーソングライターのスカイ・フェレイラ、女優のズーイー・デシャネルなど数多くのインタビューも掲載されている。今回待望の日本語版発売を記念し、トークイベントも開催される。登壇するのは、日本語版のまえがきを担当した山崎まどかと翻訳・監修を手掛けた多屋澄礼。同書の魅力やタヴィ・ゲヴィンソンの魅力についてたっぷりと語ってくれる。【イベント情報】『ROOKIE YEARBOOK ONE』日本語版刊行記念イベント会場:本屋B&B住所:東京都世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2階会期:11月7日時間:19:00~21:00(開場は18:30)料金:1,500円+1ドリンクオーダー【書籍情報】『ROOKIE YEARBOOK ONE』日本語版著者:タヴィ・ゲヴィンソン出版社:DU BOOKS言語:日本語並製/368ページ/A4変型発売:2015年11月6日価格:3,500円
2015年10月29日2016年2月6日(土)より全国ロードショーとなる『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』。その公開を記念して、「頭文字D」ラッピングカー2台が、実際のラリーに参戦することが決定した。11月1日(日)に愛知県内で開催される「TRDラリーチャレンジ新城」に、「頭文字D」の2チームが参戦。原作、映画さながら一般公道を走り、最速バトルを展開し、チャンピオンを競う。白黒ラッピングカーのドライバー・牟田周平選手は、現在ポイント上位に位置し、今回の新城のレース次第では、シリーズチャンピオンになる可能性もあり、その活躍に大きな期待が高まっている。■白黒ラッピングカーチーム名「頭文字D 藤原とうふ店 クスコ86」ドライバー : 牟田周平選手コドライバー : 星野元選手■赤黒ラッピングカーチーム名「モルフォ 頭文字D サミーK186」ドライバー : 久保凜太朗選手コドライバー : 福田純子選手さらに、『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』の公開を記念し、新城ラリーのプレゼントキャンペーンも実施。11月1日(日)開催の「TRDラリーチャレンジ新城」に参戦する2台のラッピングカーを撮影し、ツイッターに投稿すると、抽選で非売品グッズがプレゼントされる。応募方法などの詳細は公式サイトにて。『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』は2016年2月6日(土)より全国ロードショー。(C)しげの秀一/講談社・2016新劇場版「頭文字D」L3製作委員会
2015年10月28日11月13日に公開を控えるアニメーション映画『ハーモニー』の新たな場面写真と本予告映像が23日、公開された。本作は、『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』(15年)に続く「ノイタミナムービー第2弾」として発表された、故・伊藤計劃氏(享年34)が遺した3作の小説群を次々とアニメ化していく「Project Itoh」の一環として完成。同名の原作は、第40回星雲賞"日本長編"部門および第30回日本SF大賞を受賞し、伊藤氏の夭折後となる2010年には英訳版が刊行された。これによって日本のみならず、海外でも高い評価を獲得し、日本人で初めてフィリップ・K・ディック賞特別賞をも受けた。そんな名実ともに伊藤氏の代表作のアニメーションを制作したのは、映画『ベルセルク 黄金時代篇』3部作や『鉄コン筋クリート』(06年)で知られるSTUDIO4℃。『AKIRA』(88年)で作画監督を務めた、なかむらたかし監督と『鉄コン筋クリート』のマイケル・アリアス監督の2人がメガホンを取った。主役の霧慧トァンを『月刊少女野崎くん』(14年)の瀬尾結月役や『ブラック★ロックシューター』(12年)の小鳥遊ヨミ役で知られる声優の沢城みゆきが担当するほか、上田麗奈、洲崎綾、榊原良子、大塚明夫らがキャストとして集まった。物語の舞台は、極端な健康志向と調和を重んじる社会。欺瞞に満ちた世界に抵抗を示すため、かつて自殺を試みたトァンは、社会を恐怖へとたたき落とした犯行グループの"宣言"に、ともに自死を計画した少女・御冷ミァハ(上田)の影を感じ、それを確かめるために立ち上がる。公開された場面写真は、血まみれになったトァンの顔をはじめ、意味ありげに背後を振り向くミァハの顔のアップを描いたもの。これらのほかに作品内の独自マークアップ言語で書かれた"ハレルヤ"の不吉な文字列の絵も並んでおり、正気を失ったディストピアを見せつける。本予告映像も同様に、調和の取れた社会を強要される異様な世界観の一端を収録。終盤では、「トァン行こう、『ハーモニー』の世界へ」と呼びかけられるとともに、「わたしの心が、幸福を拒絶した」というキャッチコピーが流れ、トァンが世界を捨て去ってしまったかのような不気味な演出がなされている。なお、11月10日から23日にかけて秋葉原UDX内の東京アニメセンターでは、「Project Itoh展」を開催。ここでは、『屍者の帝国』(公開中)、『ハーモニー』、『虐殺器官』(公開日未定)の劇場アニメ3作品の中で、実際に本編で使われている生原画やさまざまな作品資料、キャラクター原案のredjuice氏の拡大イラストパネルなどが展示される。開館時間は、月曜日以外の11時から19時までで、入場料は無料。
2015年10月23日若者たちに空前のクルマブームを巻き起こした伝説のマンガ『頭文字D』が、今新たな装いを得てスクリーンを駆け抜ける! 『新劇場版「頭文字D」Legend1-覚醒-』『新劇場版「頭文字D」Legend2-闘走-』と鮮烈なバトル シーンを見せつけた本シリーズだが、2016年2月6日(土)に公開される『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』でついに完結を迎える。誰が、最速か!? スクリーンで繰り広げられる限界バトルは、この3部作の中で最も激しく、最もエキサイティングに加速するという。そこで今回は、新劇場版最終章の特報映像と新規カットを紹介しよう。『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』の特報は、10月31日(土)より全国の劇場にて上映スタートとなる。新劇場版の最終章となる本作の最大の見どころは、主人公・藤原拓海と高橋涼介の極限バトル! 拓海のハチロク VS 涼介のFCによる、圧倒的なスピード感、臨場感が、この最新映像からビリビリと伝わり、否応無なく、ふたりの極限バトルへの期待と興奮が高まる。さらに、新劇場版3部作では初めて、原作者・しげの秀一氏によるバトルシーンが特報内に登場。あの原作イラストが動き出し、最新のコンピューターグラフィックのバトルシーンへフェード、臨場感溢れる原作イメージがそのままダイナミックな映像として再現されている。まさに原作ファンにはたまらない特報映像といえそうだ。○『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』特報映像『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』は2016年2月6日(土)より全国ロードショー。(C)しげの秀一/講談社・2016新劇場版「頭文字D」L3製作委員会
2015年10月23日オートデスクは19日、ベクター描画とイラストレーション向けアプリ「Autodesk Graphic」のMac版およびiOS版のダウンロード販売を開始した。英語版のみの提供で、Mac App StoreおよびApp Storeにて購入できる。価格はMac版が3,000円、iPad版が1,080円、iPhone版が360円。「Autodesk Graphic」は、高精細なイラストレーションからアート作品まで、さまざまな制作作業に必要なツールをすべて備えたMacおよびiOS向けアプリ。これまでMacやiPad用アプリとして知られていた「iDraw」技術を同社が買収し、これをベースに開発したものだ。また、従来のMacとiPadに加えて新たにiPhoneにも対応し、異なるデバイス間で簡単にデザインを共有、編集することが可能となっている。Mac版は、筆圧や太さが異なるブラシに対応し、WacomタブレットやForce Touchトラックパッドを利用することで筆圧を生かした描画が可能となっている。また、カリグラフィー用ブラシストロークのスタイルの作成・保存・再利用が行えるほか、選択したオブジェクト群の編集やパスの配置、ベクター素材やアートワーク全体の色の再調整、編集可能な素材のドラッグ&ドロップでの取り込みにも対応している。一方、iPhone、iPad版はiOS9での利用に最適化されており、さらにiPad版ではiOS 9の新機能であるマルチタスク機能「Slide Over」や画面分割機能「Split View」にも対応している。
2015年10月19日若者たちに空前のクルマブームを巻き起こした伝説のマンガ『頭文字D』。その劇場作品となる『新劇場版「頭文字D」Legend1-覚醒-』『新劇場版「頭文字D」Legend2-闘走-』で鮮烈なバトルシーンを見せつけた本シリーズだが、2016年2月6日(土)に公開される『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』でついに完結を迎える。新劇場版3部作の第3弾がついに公開を迎えるにあたり、そのメインビジュアルが完成し、10月31日(土)より全国の劇場にてポスターが掲示される。新劇場版の最終章となる本作の最大の見どころは、やはり主人公・藤原拓海と高橋涼介の極限バトル。左に藤原拓海、右に高橋涼介が配置され、これから始まる拓海のハチロク VS 涼介のFCによる、激しいバトルを予感させるビジュアルに仕上がっている。さらに、新劇場版3部作では初めて、原作者・しげの秀一氏による臨場感溢れるバトルシーンがビジュアルに大胆に配置されており、この原作のイメージが、実際に映画で、どのように映像化されるのかも期待が膨らむ。なお、ポスターの掲示にあわせて、前売券も10月31日より全国劇場にて発売開始となる。前売券の特典は、涼介が率いるチーム「赤城レッドサンズ」のチームステッカー。縦10cm×横33.5cmという特大サイズの超豪華版となっているので、こちらも注目しておきたい。特典付前売券の価格は1,200円(税込)。特典は無くなり次第終了となる。『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』は2016年2月6日(土)より全国ロードショー。(C)しげの秀一/講談社・2016新劇場版「頭文字D」L3製作委員会
2015年10月19日徳島を中心としたアニメイベント「マチ★アソビvol.15」眉山山頂特設ステージで10日、「マチ★アソビ×Newtype The Moving Picture Festival Vol.5」が開催され、「ニュータイプアニメアワード」各賞の授賞式が行われた。「ニュータイプアニメアワード」は、秋の「マチ★アソビ」での各賞発表が恒例となっているアニメアワードで、純粋にファンによる投票で各賞を決定するのが大きな特徴。眉山山頂に特設された野外ステージで、各賞の発表と授賞式が行われた。作品賞には、劇場部門に『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』が選ばれ、TVアニメシリーズを『Fate/stay night[Unlimited Blade Works]』が授賞した。『Fate/stay night[Unlimited Blade Works]』からは授賞式にアーチャー役の諏訪部順一、遠坂凛役の植田佳奈が登場。代読プレゼンターを務めた諏訪部は、「代読してしまっても構わんのだろう?」とアーチャーの名ゼリフにかけた登場で会場を沸かせると、植田はとある事情により徳島駅前のそごうで授賞式のドレスを購入したという気になるエピソードを明かしていた。続くキャラクターデザイン賞の『アイドルマスター シンデレラガールズ』からは、アニプレックスの鳥羽洋典プロデューサーと、渋谷凛役の福原綾香が登壇。『シンデレラガールズ』は、主題歌賞でも3位と8位にダブルランクインするなど存在感を見せた。福原は「魅力的な絵を描いてくれるスタッフや応援してくれるファンあっての作品です」と感謝を述べ、鳥羽プロデューサーのコメントからは、制作現場が来週の最終回に向けて全力を尽くしていることが伝わってきた。今回の発表で珍事ともいえたのが、主題歌賞特別賞を受賞した『血界戦線』の「シュガーソングとビターステップ」。UNISON SQUARE GARDENが歌うこの曲は、実は主題歌ではなくエンディングテーマであり、本来は投票対象外のところを、投票数の多さから一転して特別賞受賞となった。前半戦の各ランキングでも上位に入っていた『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている 続』は、キャラクター部門で爆発。男性キャラクター賞を比企谷八幡、女性キャラクター賞を雪ノ下雪乃と独占した。男性キャラクター賞3位にアーチャー、女性キャラクター賞2位に遠坂凛が輝いた『Fate/stay night[Unlimited Blade Works]』からは、諏訪部と植田がステージへ。諏訪部は男性キャラクター賞2位のプロデューサー(『アイドルマスターシンデレラガールズ』)が発表された時の歓声の大きさをネタに笑いを誘い、さらにプロデューサー役の武内駿輔のコメントの代読を買って出るなど、サービス精神で誰よりも場を盛り上げていた。また、マスコットキャラクター賞では『血界戦線』のソニックが受賞したものの、ステージに現れたのはマスコットキャラクター賞5位『うーさーのその日暮らし』のうーさー。去年までは呼ばれてもいないのに登壇していたうーさーの念願のランクインに、すっかり場をさらう存在感を放っていた。最後の発表となった作品賞TV部門は大混戦で、4位『デュラララ!!×2』、3位『アイドルマスター シンデレラガールズ』、2位『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている 続』など強豪ひしめく中、激戦を制した『Fate/stay night[Unlimited Blade Works]』が受賞。ステージには『Fate/stay night[Unlimited Blade Works]』からufotableの近藤光社長、諏訪部順一、植田佳奈と、制作チームがズラリと並んだ。近藤社長は2014年の『Fate』を作ろうという志で制作した道の険しさと、感謝の気持ちを語っていた。各賞発表後は、授賞式を開催。飯泉嘉門徳島県知事らが出席し、トロフィーを手渡した。最後は受賞者全員が恒例の記念レリーフの手形取りを行なって授賞式は終了。その後の山頂広場では、TV部門・作品賞を受賞した『Fate/stay night[Unlimited Blade Works]』 の特別上映が行なわれ、大きな盛り上がりを見せた。今回発表された各賞は以下の通り。脚本賞虚淵玄、深見真(『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』)キャラクターデザイン賞松尾祐輔(『アイドルマスター シンデレラガールズ』)メカデザイン賞『アルドノア・ゼロ』サウンド賞『アルドノア・ゼロ』主題歌賞 Brave Shine(『Fate/stay night[Unlimited Blade Works]』)主題歌賞特別賞「シュガーソングとビターステップ」(『血界戦線』)作品賞(劇場映画部門) 『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』監督賞三浦貴博(『Fate/stay night[Unlimited Blade Works]』)男性キャラクター賞 比企谷八幡(『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている 続』)女性キャラクター賞 雪ノ下雪乃(『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている 続』)マスコットキャラクター賞 ソニック(『血界戦線』)男性声優賞 江口拓也女性声優賞 花澤香菜スタジオ賞 A-1 Pictures作品賞(TV部門) 『Fate/stay night[Unlimited Blade Works]』
2015年10月12日ついに公開を迎える『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』だが、「コスパ」ブランドより、新グッズが続々と登場! さらにコスパでは「非売品ミニポスター」のプレゼントキャンペーンも開催される。■霧の生徒会蓄光脱着式ワッペン霧の生徒会メンバーが着ている制服に付いたワッペンを再現。霧のマーク部分には特殊な蓄光の糸が使用されており、暗いところで霧のマークが光る。ウラ面にはマジックテープ付きで、コスパのワッペンベースシリーズをはじめ、市販のマジックテープがついたアイテムに簡単に取り付け可能。メスのマジックテープの付いたワッペンベース(土台)も付属する。発売は2015年12月上旬の予定で、価格は1,600円(税別)。■霧の生徒会蓄光ワッペン上で紹介したワッペン同様、霧のマーク部分に特殊な蓄光の糸を使用しており、暗いところで霧のマークが光る。こちらのウラ面はアイロン接着シートつきで、簡単に貼り付け可能。洋服やバッグなどに貼り付ければ、オリジナルカスタムを楽しむことができる。発売は2015年12月上旬の予定で、価格は1,200円(税別)。■カーニバルだよTシャツ感情がプログラミングされていないメンタルモデル「マヤ」の衝撃的なあのシーンがTシャツに! 繰り返される「カーニバルダヨ!」のセリフが羅列されたデザインで、「コンゴウ」暴走待ったなしの1枚となっている。発売は2015年11月下旬の予定で、価格は2,900円(税別)。■霧の生徒会カレッジTシャツ「霧の生徒会」をイメージしたカレッジテイストなデザインのTシャツ。霧のマークをモチーフに生徒会長「ヒエイ」をはじめとする、メンバーのマークもデザインに取り入れられている。カジュアルなデザインで普段使いにもオススメ。発売は2015年11月下旬の予定で、価格は2,900円(税別)。■蒼き鋼のアルペジオ メッセージ エコバッグTV版のエンディングで流れる「Where Do We Come From? What Are We? Where Are We Going?」というメッセージ性の強い英文がデザインされたエコバッグ。紐付きでコンパクトにたためるので、サブバッグに最適だ。発売は2015年11月下旬の予定で、価格は1,300円(税別)。■蒼き鋼ジャージ「蒼き鋼」のマークをモチーフに使用したカジュアルなデザインのジャージ。運動時や部屋着としてはもちろん、普段使いにも活躍する1枚となっている。発売は2015年11月下旬の予定で、価格は6,400円(税別)。■蒼き鋼ネックストラップ「蒼き鋼」のマークがプリントされたネックストラップ。ストラップの先にはストラップ紐とナスカンタイプの金具が付いているので、携帯電話や社員証などのカードケースはもちろん、デジカメや小型音楽プレイヤーなどのモバイル機器に付けることもできる。発売は2015年12月下旬の予定で、価格は1,400円(税別)。■メンタルモデル ネックストラップお互いに手をのばすメンタルモデルたちが印象的なネックストラップ。ストラップの先にはストラップ紐とナスカンタイプの金具が付いているので、携帯電話や社員証などのカードケースはもちろん、デジカメや小型音楽プレイヤーなどのモバイル機器に付けるのもオススメだ。発売は2015年12月下旬の予定で、価格は1,400円(税別)。なお、ここで紹介したグッズの一部は、コスパオフィシャルショップや、2015年10月2日(金)~18日(日)にキュアメイドカフェで開催されている『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』カフェにて10月上旬に先行販売予定となっている。販売時期などの詳細はコスパ公式サイトなどをチェックしてほしい。○『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』ミニポスタープレゼントキャンペーンジーストア、コスパオフィシャルショップなどで、『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』関連グッズを購入すると、2,000円(税別)ごとに「非売品ミニポスター」が1枚プレゼントされる。ミニポスターの絵柄は「BLUE STEEL」「イオナ&タカオ」「生徒会」「Trident」の4種類。「Trident」のデザインには"Tridentの複製サイン入り"となっている。店頭では好きな絵柄が選べるので気になる人は早めにチェックしておきたい。なお、予約も対象となるので新商品や再販商品も要チェックだ。ミニポスターは数に限りがあるため、無くなり次第キャンペーン終了となる。開催店舗などキャンペーンの詳細はコスパ公式サイトにて。(C)Ark Performance/少年画報社・アルペジオパートナーズ
2015年10月03日日本マイクロソフトは1日、「Windows 10 Home」のパッケージ製品およびダウンロード製品の価格を値上げした。新しい参考価格は、パッケージ版、ダウンロード版ともに税別17,600円。2015年11月6日以降に出荷される製品から適用される。従来の価格は、パッケージ版(USB版)、ダウンロード版でいずれも税込14,904円。単純計算で約4,000円の値上げとなる。同社は市場を鑑みながら、ユーザーに提供される価値と価格のバランスを考慮しながら定期的に価格の見直しを行っているとし、今回はこの見直しによる改定という。変更は価格のみで、仕様に変更はない。また、2016年7月28日までの期間限定で提供される無償アップグレードの予定にも変更はない。
2015年10月01日ユニクロ(UNIQLO)が、元フランス版『ヴォーグ(VOGUE)』の編集長のカリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)とのコラボレーションによる新コレクションを10月29日よりフランス、アメリカ、イギリス、ドイツの4カ国を皮切りに、世界にて順次発売する(日本での発売は10月30日より)。ファッション界に絶大な影響力を誇るカリスマファッションエディターにして、ファッション誌『CR Fashion Book』の発起人でもあるカリーヌ。カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)やトム・フォード(Tom Ford)などの著名デザイナーが“ミューズ”と賞賛するファッションアイコンとして、最新モードファッションを世界に発信し続けている。今回のコラボレーションコレクションでは、女性らしい美しさを引き出すフォルムを追求したアイテムを、着回しがきく豊富なラインアップで展開。メンズライクなテイストの中で優美な曲線が際立ったコートやジャケット、すっきりとしたシルエットに仕上げた上質なカシミヤニットやシルク素材のブラウス、女性の体のラインを美しく見せるシンプルなタイトスカート、パンツなどがラインナップとなる。カジュアルなシーンはもちろん、ディナーやパーティーなどでも映えるよう、フェイクファーを用いたコートや合皮素材のタイトスカート、レオパード柄の比翼ブラウスなど従来のユニクロのアイテムとは一味違ったアイテムの数々が揃えられている。なお、同コレクションのキャンペーンビジュアルの撮影は、ファッションフォトグラファーの巨匠であるスティーヴン・マイゼルが手掛けた。
2015年10月01日「PSYCHO-PASS サイコパス」常守朱役をはじめ、多くの作品でメインキャラクターやヒロインを務め、アーティストとしても大活躍中の人気声優・花澤香菜が、シリーズ12シリーズ目となる「Go!プリンセスプリキュア」の映画『映画Go!プリンセスプリキュアGo!Go!!豪華3本立て!!!』に、オリジナルキャラクターとして出演することが決定。併せて劇中歌も担当することが分かった。花澤さんは、「東京喰種トーキョーグール」神代利世役、「寄生獣 セイの格率」村野里美役、「監獄学園 プリズンスクール」緑川花役、『屍者の帝国』ハダリー・リリス役と数々のアニメ作品でメインキャラクターを担当。さらに、声優の単独公演としては8人目となる日本武道館ライブを成功させるなどアーティストとしてもその活躍は目覚ましく、今年3月には自身初となる主演実写映画『君がいなくちゃだめなんだ』に出演。その躍進は留まるところを知らないほどの人気を誇っている。今作では、『パンプキン王国のたからもの』に登場する“パンプキン王国”のプリンセス・パンプルル姫を演じる花澤さん。儚くも優しく強い心を持ったプリンセスを表現するという。プリキュアへの参加は初となる花澤さんは「プリキュアシリーズは私にとって憧れの番組なので、関われることがとても嬉しかったです!!パンプキン王国の様子や妖精たちやパンプルル姫の衣装など、全部が可愛くて、改めて、女の子の素敵!!と思うツボをがっちり掴んでくれる作品だなぁと思いました。心暖まる感動の物語です。観終わった後、家族でかぼちゃプリンを食べたくなると思います♪」と、お姫様役らしく可愛らしいコメントを寄せた。また、本作の王様役には、洋画の吹き替えやアニメ作品でも多く活躍し、「ONE PIECE」ブルック役で知られる声優のチョー、お妃様役として「テニスの王子様」の華村葵役など多くのアニメや吹き替えにも出演しており、本作では“秋之桜子”として脚本も手掛けている、山像かおりがそれぞれキャスティング。豪華ゲスト声優が3名揃う形となった。花澤さんは本作では劇中歌も担当。既出の『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』のレフィ役を務める上垣ひなたが劇中歌を歌うことも決定しており、各話のヒロインがそれぞれの作品の挿入歌を担当するという、プリキュア映画史上初の試みにも注目だ。『映画Go!プリンセスプリキュアGo!Go!!豪華3本立て!!!』は10月31日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月18日サイバーリンクは15日、アクションカメラ撮影に最適な編集ツール「アクションカメラセンター」などを搭載した、動画編集ソフトウェア最新版 「PowerDirector 14」シリーズを発表した。ダウンロード版は同日から、パッケージ版は10月9日から発売。価格はダウンロード版が税別7,852円から、パッケージ版が税別4,850円から。PowerDirectorは、タイムラインを用いたノンリニア動画編集ソフトウェア。最新版「PowerDirector 14」では、新たにアクションカメラで撮影したビデオの編集に最適な機能を集めた「アクションカメラセンター」を搭載する。具体的には、広角レンズ補正、手ぶれ補正、ストップモーション、イーズイン&アウト機能などが利用できる。また、手軽にビデオ作品が制作できるテンプレート集「クイックプロジェクト」、映像内のオブジェクトを指定し、その動きをトラッキングする「オブジェクトトラッキング」といった新機能も搭載する。このほか、全エディションで64bitシステムへ最適化しており、第6世代Intel CoreやNVIDIA製APUによるH.265ハードウェアエンコード機能や、OpenCLに対応。また、2つのVGAカードをビデオ編集に利用できるマルチGPGPUにも対応する。ダウンロード版は15日から順次販売。価格は製品によって異なるが、Standard版で税別7,852円、カラーグレーディングソフト「ColorDirector 4」および音響編集ソフト「AudioDirector 6」を同梱した「PowerDirector 14 Ultimate Suite」で税別19,426円。これに写真編集ソフト「PhotoDirector 7」も加えた「Director Suite 4」で税別24,981円。クラウドサービスを利用できる「PowerDirector 14 Ultimate」が税別14,796円。通常版からテンプレートなどを増やした「PowerDirector 14 Ultra」が税別12,019円。パッケージ版は10月9日発売。ラインナップと価格は、「PowerDirector 14 Ultimate Suite」が税別19,500円、「PowerDirector 14 Ultra」が税別14,500円、「PowerDirector 14 Standard」が税別4,850円。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 /10。対応動画ファイルは下記の通り。
2015年09月15日『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』に続く「ノイタミナムービー第2弾」として注目を集める「Project Itoh」より、『虐殺器官』『ハーモニー』の特報がこのほどWEBでも解禁となった。2009年に34歳で夭折した小説家・伊藤計劃が遺した3つの長編作品を映画化する「Project Itoh」。伊藤氏が残した30ページの序文を円城塔が書き継いだ『屍者の帝国』をはじめ、3か月連続で劇場公開を控えている。このほど、第2作目として公開される『虐殺器官』および3作目の『ハーモニー』の特報映像が解禁。8月28日(金)より劇場で上映され話題となっていた映像が、はれてウェブでも公開される運びとなった。「ゼロ年代最高のフィクション」とも称される『虐殺器官』は、スタジオ「manglobe」と組んだ『Ergo Prxy』が海外で多くのファンを獲得した村瀬修功が監督を務める。また、第40回星雲賞(日本長編部門)および第30回日本SF大賞を受賞、2010年、同年のフィリップ・K・ディック記念賞(特別賞)を受賞した『ハーモニー』は、『AKIRA』の作画監督として世界に知られたなかむらたかしと『鉄コン筋クリート』を監督したマイケル・アリアスの二人が監督を手掛け、両作共に世界的に評価の高い屈指のクリエイターによって映像化される。「Project Itoh」公式ホームページにて公開された特報は、どちらも伊藤計劃独自の世界観が展開され、確かなクオリティが見て取れる映像に仕上がっている。公開を楽しみに待ちたい。『虐殺器官』は11月13日(金)より、『ハーモニー』は12月4日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月11日コーレルは3日、編集機能を強化した写真編集ソフトウェア「PaintShop Pro X8」シリーズを3タイトル発表した。9月3日から発売し、価格はパッケージ版が税込9,800円、ダウンロード版が税込8,980円。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10。「PaintShop Pro」シリーズは、高機能・高コストパフォーマンスを目指した写真編集ソフトウェア。今回発売する最新版のラインナップは、写真編集の基本機能を備えた「PaintShop Pro X8」、RAW現像などに対応した高機能版「PaintShop Pro X8 Ultimate」、ビデオ編集ソフトをバンドルする「PaintShop Pro X8+VideoStudio Pro X8」の3タイトルとなる。最新版では新機能として、選択範囲やベクター形状を選択しテキストを流し込む「テキストラッピング」が追加された。また、画像の中のオブジェクトを消去しても自然に補正する「自動塗り潰し」も強化し、オブジェクトの移動に対応。ファイルの一括処理が手軽に行なえる「一括処理ウィザード」ではEXIF情報・場所情報の削除や透かし埋め込み機能を搭載した。このほか、4Kモニタのサポート対応といった拡張も行なわれている。税込価格は、「PaintShop Pro X8」のパッケージ版が9,800円、パッケージアップグレード版が5,980円、ダウンロード版が8,980円、ダウンロードアップグレード版が5,480円。「PaintShop Pro X8 Ultimate」のパッケージ版が14,800円、パッケージアップグレード版が9,800円、ダウンロード版が12,800円、ダウンロードアップグレード版が8,800円。「PaintShop Pro X8+VideoStudio Pro X8」のパッケージ版が17,800円、ダウンロード版が15,800円となる。
2015年09月05日田中芳樹氏のSF小説『銀河英雄伝説』を原作とした新アニメの制作を、『攻殻機動隊 新劇場版』や『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』などを手掛けるアニメーションスタジオ・プロダクションI.Gが担当することが決定した。■原作者・田中芳樹氏のコメント「物好きな人がいるもんだなあ」という失礼な感想を、27年ぶりにふたたび味わうことになりました。考えてみれば、本当にありがたいことです。原作の小説でも、コミックでも旧作のアニメでも出来なかったことを、思いきってやって下さい。感謝と期待で若返る思いです。宇宙を舞台に壮大なスケールで描かれる田中芳樹氏の『銀河英雄伝説』は、1982年に第1巻が刊行されて以来、累計発行部数1,500万部を超えるベストセラーSF小説。1988年からは、アニメシリーズが制作され、OVA110話、外伝52話、劇場公開作品3本という、圧倒的ボリュームで展開された。今回の新アニメプロジェクトは原作小説から再度映像化の許諾を受け、制作される新たな映像展開である。なお、本プロジェクトの展開時期は2017年の予定。詳細は公式サイトなどで告知される。
2015年08月13日ティアックは、DSD 11.2MHz/PCM 384kHz 32bit対応の波形編集ソフトウェア「TASCAM Hi-Res Editor」のMac版を、同社TASCAMブランドより配信開始した。価格は無料。同製品は、2チャンネルまでのDSD/PCMのハイレゾファイル編集が可能な波形編集ソフトウェア。DSD/PCM相互のファイル変換やサンプリング周波数などの変換のほか、ファイルの分割、結合といった基本的な編集に加え、イン/アウト点で指定した区間の変換/書き出しも可能。曲間なしで録音されたDSDファイルの曲ごとの分割、ファイルの結合、さらにはDSDで収録した音源ファイルをPCMに変換といった編集も手軽に行えるようになる。同社ステレオマスターレコーダー「DA-3000」で収録したDSDファイルや、ハイレゾ再生機USBデュアルモノーラル・D/Aコンバーター「UD-501」や「UD-503」、ポータブルヘッドホンアンプ「HA-P90SD」などでの再生用ファイルの編集用途にも適している。なお、対応OSは、OS X Mavericks(10.9)、OS X Yosemite(10.10)。
2015年08月13日LINEは11日、SNSアプリ「LINE」iPhone版の最新バージョン5.3.0で、テキストや画像をLINE内に保存しておける新機能「Keep」を追加した。App Storeから無料でダウンロードできる。Android版での機能追加は近日中を予定。「Keep」で保存できるのは、LINEのトークで記載されたお店の名前や待ち合わせ場所、送られてきた書類など、LINEで受信したテキストや写真、動画、音声メッセージ、Officeドキュメント。保存したい内容を長押しし、出現したコンテクストメニューで「Keep」を選択することで、内容を保存できる。保存した内容は、トーク画面からシェアすることが可能。保存容量は最大1GBまで。保存期間は無制限。ただし、500MB以上のファイルは保存期間が30日間に制限される。
2015年08月12日米Microsoftは8月5日(現地時間)、Officeファミリーの新アプリ「Sway」の正式版の提供を開始した。Webアプリ版、iOS版に加えて、日本を含む214市場においてWindows 10アプリ版「Sway for Windows 10」(PC/タブレット用)をリリースした。Swayを使って、ユーザーはメディアリッチでインタラクティブなWebベースのプレゼンテーションをデザイン・作成・共有できる。モバイル機器やネットとの親和性が高く、PCやモバイル機器内のコンテンツのほか、オンラインストレージOneDrive内のコンテンツ、さらにFacebook、Twitter、YouTube、Flickrなどからもタップやクリック、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作でコンテンツを追加できる。それらを内蔵のデザインエンジンが分析し、自動的に見栄えの良いレイアウトに整える。MicrosoftはSwayをプレゼンテーションアプリではなく、デジタルストーリーテリング・アプリと表現している。Windows 10アプリ版のSwayは、iOSアプリ版と同様にデバイス内蔵のカメラを使ってキャプチャした画像を直接Swayで利用できる。インターネットにアクセスできない場合でも、アプリでロードしたSwayはオフラインで表示可能。また複数のアカウントのログインをサポートするので、1つのデバイス上で仕事用とプライベート用のアカウントを使ったり、家族や友達とコラボレーションできる。
2015年08月06日ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)のチルドレンズウェアの新アンバサダーに、実写版『ピターパン』として注目を集める、ハリウッド映画『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~』(公開:10月31日)で主演を務めるリーヴァイ・ミラー(Levi Miller)が起用されることが明らかとなった。『ハリー・ポッター』シリーズのスタジオが贈る『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~』は、ピーターパンの誕生の物語を描いた作品。母を探す少年・ピーターが、空飛ぶ海賊船で夢と希望のカラフルな異世界・ネバーランドへと旅に出る。若かりし日のフック船長との関係や、海賊・黒ひげとの戦い、ピーターの出生の秘密などが解き明かされていく。15-16AWシーズンのキャンペーンとなる今回は、このピーターパンの物語に溢れる冒険感からインスピレーションを得て制作された。撮影場所には、J.M.バリーの古典的名作小説『ピーター・パンとウェンディ』が出版された1911年に建造された、ニューヨークのサウスストリートシーポートに係留されている大型船舶のペキン号が選ばれた。同キャンペーンは、ウィンドウディスプレイ、インストアイベント、ビデオなどで展開。また、リーヴァイ・ミラーは8月5日に開催されるチルドレンズのファッションショーにも登場し、ランウェイを歩く予定だ。その他、ブランドを代表して、ラルフ ローレン チルドレンズのリテラシー向上プログラムにも協力する。なお、今回のボーイズのキーアイテムは、ジョガーパンツやビンテージ風ベースボールジャケットなどのスポーティースタイル。一方のガールズは、フェミニンなドレスやタータンチェックと、ライダーアイテムやブラック&ホワイトとのコントラストが印象的なコレクションに仕上がっている。
2015年08月04日6月20日に公開された劇場版アニメ『攻殻機動隊 新劇場版』が早くもBlu-ray&DVD化され、10月28日にバンダイビジュアルより発売されることが決定した。士郎正宗原作の人気漫画作品『攻殻機動隊』生誕25周年プロジェクトの一環として制作された本作は、映像作品としては1995年にスタートした「攻殻機動隊」シリーズから、監督・脚本・キャストを一新した『攻殻機動隊 ARISE』のスタッフが再集結。原作へとつながる攻殻機動隊結成秘話を完全新作として描いている。劇中では、シリーズを通じて謎に包まれていた主人公・草薙素子の生い立ちも明かされている。発売されるのは、Blu-rayの特装限定版(9,800円/税別)とDVD(7,800円/税別)の2つ。『Blu-ray 特装限定版』には、映像特典として、TV放送された特番『「攻殻機動隊 新劇場版」6.20 公開!!25分でわかるARISE SP』と『「攻殻機動隊 新劇場版」公開記念!!25年を25分でおさらいSP』が、未公開映像を含むディレクターズ・カット版を収録。さらに押井守氏、神山健治氏らシリーズの歴代監督を迎えて開催された「攻殻25周年記念オールナイトイベント『GHOST IN THE NIGHT』」や、黄瀬和哉総監督、脚本の冲方丁氏らが作品の魅力を語り明かした「攻殻機動隊 新劇場版 完全解析Night」の模様も収められている。ジャケットは、劇場版第一作『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』(1995年)では作画監督を務めた黄瀬氏が、本作のために描き下ろしている。新世代の『攻殻機動隊』を描いた本作では、監督を野村和也氏、脚本を冲方氏、劇中音楽をコーネリアス、アニメーション制作をProduction I.Gが担当。キャストには素子役を声優の坂本真綾、バトー役を松田健一郎、荒巻大輔役を塾一久、トグサ役を新垣樽助、イシカワ役を咲野俊介、サイトー役を中國卓郎、パズ役を上田燿司が名を連ね、ゲスト声優としてEXILE/三代目J Soul BrothersのNAOTOが、作中でキーマンとなる首相補佐官・藤本修を担当している。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年08月03日Futuremarkはこのほど、3Dベンチマークソフト「3DMark」のAndroid版に、新バージョン「v1.5.3263」をリリースした。最新バージョンでは、OpenGL ES 3.1/3.0に対応した新テスト「Sling Shot benchmarks」を追加した。OpenGL ESはモバイルデバイス向けに開発されている3DグラフィックスAPI。「Sling Shot benchmarks」は、OpenGL ES 3.1/3.0に対応したテストで、OpenGL ES 3.1を使用した「Sling Shot using ES 3.1」と、OpenGL ES 3.1を利用した「Sling Shot using ES 3.0」のほか、これらをベースにディスプレイの解像度や解像度に合わせたスケーリング、Vsync(垂直同期信号)などの影響を排除した「Sling Shot Unlimited using ES 3.1」「Sling Shot Unlimited using ES 3.0」の4種類を用意する。実行に当たってはAndroid 5.0(Lollipop)以降を搭載したデバイスが必要となる。いずれも従来のAndroid版「3DMark」で提供されているテスト「Ice Storm」と比べて負荷が高いテストで、NVIDIA Tegra K1を搭載した「SHIELDタブレット」でもカクカクとした表示となった。また、Zenfone 2では「ドライバに問題がある」として、「Sling Shot benchmarks」が実行できないように無効化されていた。これに関連して、Futuremarkの資料(3DMark Technical Guide)でも、「Android 5.0に含まれるドライバに問題がある」との理由で、Intel Atom Z3530を搭載した「ASUS Fonepad 8(FE380CG)」ではテストを無効化したと記載されている。また、この問題についてはIntelに通知済みとのことだ。このほか、Futuremarkでは、近日中にiOS版「3DMark」に対して「Sling Shot using ES 3.0」を追加するとしている。
2015年07月31日『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』に続く“ノイタミナムービー”第2弾として注目を集める「Project Itoh」。先日から第1弾『屍者の帝国』第2弾『虐殺器官』の豪華声優陣が発表されますます話題となっているが、この度、本プロジェクト最終作『ハーモニー』のメインキャストが解禁。沢城みゆき、上田麗奈、洲崎綾ら人気女性声優陣の顔ぶれが揃った。34歳という若さでこの世を去った小説家・伊藤計劃のオリジナル長編小説3作品を劇場アニメ化するこのプロジェクト。第3弾となる本作の原作「ハーモニー」は、亡くなる数か月前に発表された彼の遺作だ。没後2012年にアメリカの権威ある「SF文学賞フィリップ・K・ディック賞」特別賞を日本人で初めて授与されたことでも話題に。前作「虐殺器官」から数十年後の近未来を想起させる世界が描かれ、伊藤氏が模索した未来の世界の姿の一端が垣間見える傑作となっている。そんな本作は、前2作と異なり、物語の鍵を握る3人のキャラクターを女性が占めている。まず、主人公の霧慧トァン役には、アニメ「ルパン三世」峰不二子役を継承し、「PSYCHO-PASS サイコパス」にも出演するなど“ノイタミナ”に縁が深い沢城さん。沢城さん演じる霧慧トァンは、13年前の事件で共に自殺を図り逝った友人・御冷ミァハの存在にいまなお縛られながらも、世界の戦場を渡り歩き平和維持活動を行う監察官。ある日、突如発生した大量殺人事件の捜査を進めるうちに、死んだはずのミァハの影を感じるようになり…そして彼女は世界の真実に近づいていく。また、13年前の事件の首謀者で、調和と慈愛を重んじた優しすぎる世界を拒絶し、トァンらを誘って自殺を企てるカリスマ的魅力の美少女・御冷ミァハ役に、2015年の第9回声優アワード新人女優賞を受賞した上田麗奈が抜擢。同じく第9回声優アワード新人女優賞を受賞した洲崎綾が、2人の良き理解者で、13年前の自殺未遂を経験して以降、トァンとは対照的に社会に溶け込むべく生活を送る零下堂キアンを演じる。そのほか、トァンの父で、“優しすぎる世界”を支える高度医療システムWatchMeの生みの親の科学者・霧慧ヌァザに、舞台・映画・声優と幅広く活躍する森田順平。ヌァザのシステムの共同開発者・冴紀ケイタに、『ロード・オブ・ザ・リング』ゴラム役で知られるチョー。大量殺人事件の解明に乗り出したインターポールの捜査官・エリヤ・ヴァシロフには、『屍者の帝国』へも出演する三木眞一郎。トァンの上官であるオスカー・シュタウフェンベルクに、ニュース番組のナレーションも担当する榊原良子。トァンと戦地で取引を行うトゥアレグ族の長・アサフに、前2作にも出演する大塚明夫、といった重厚なキャスト配置が実現。沢城さんは本作について「こんなにも単品で、命のことだけ取り扱った物語を私は見たことがありません。戦争や病気、家族といったほかの要素を何も纏わない、剥き出しの、命の、命の意志のお話。その化身の様にして劇中存在するミァハを心が強烈に警戒するせいで、ちっともトァンの印象が残りません。あんなに喋ったのに!(笑)」と、独自の世界観を表現。さらにファンへ向けて「簡潔にコメントをしようとしているわけではないのですが、劇場に足をお運び下さいとしか、口にできることが見つかりません。分かち合えるような物語では無いように感じますが、1人で受け止めることもままならない、そんな鑑賞後感です」と胸の内をコメントした。公式サイトでは、前述した豪華キャスト総出演の新PVが公開されており、キャストボイスだけでなく、「EGOIST」による主題歌「Ghost of a smile」の音源も本PVにて初解禁。また本日24時55分よりフジテレビ“ノイタミナ”にて放送される「乱歩奇譚 Game of Laplace」内でもスポット映像が放送予定だ。『ハーモニー』は12月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月30日ブラックマジックデザインは27日、編集/カラーコレクション用ソフト「DaVinci Resolve 12」のパブリックベータ版を公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。「DaVinci Resolve」は、カラーコレクターとノンリニアビデオ編集が融合したソリューション。SD、HD、Ultra HDのプロジェクトを作成する個人ユーザー向けの無償版「DaVinci Resolve 12」と、マルチGPU、4K出力、モーションブラーエフェクト、時間的/空間的ノイズ除去、3Dツール、リモート/マルチユーザー・コラボレーションツールを搭載したプロのスタジオや共同で作業を行うワークグループ向けの有償版「DaVinci Resolve 12 Studio」(995ドル)が用意される。新バージョンでは、インターフェースがモダンなデザインに一新され、目への負担が軽減されたほか、複数のソースからプログラムをリアルタイムで編集できるマルチカメラ編集機能を搭載。また、トリムモード、マルチスリップ、スライド、リップル、ロールといった編集機能が向上したほか、高サンプリングレートに対応し新しいオーディオエンジンを搭載。さらに、編集ワークフローに適応できるようにメディア管理機能が再設計されたのに加えて、Intel Iris GPU および Intel Iris Pro GPU に対応したことでパフォーマンスが飛躍的に向上するなど、多くの新機能の追加や改良がなされている。なお、今回からこれまでの無償版「DaVinci Resolve Lite」が「DaVinci Resolve」に、有償版の「DaVinci Resolve」が「DaVinci Resolve Studio」へ、それぞれの特徴がより強く反映されたネーミングに変更されている。ちなみに「DaVinci Resolve 12」の最終版は、ベータ版でのテストが完了し次第、8月下旬頃に同社のWebサイトにてダウンロード提供が開始される予定となっている。現在ダウンロードページでは、「DaVinci Resolve 12 Beta」(Mac版/ Windows版)と「DaVinci Resolve 12 Studio Beta」(Mac版/ Windows版/ Linux版)が配布されている。
2015年07月28日●「もっとすごいアニメグッズ」を実現アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」に登場する拳銃「DOMINATOR(ドミネーター)」を、家電ベンチャー・Cerevoが再現した電動玩具「DOMINATOR MAXI(ドミネーター・マキシ)」(※開発コードネーム)。作中同様、なめらかな動きで自動変形する様子が公開されたと同時に、アニメの中の動きを"完全再現"したと話題になっている。インタビュー前編では、ネット接続家電を手がける同社が「ドミネーター」を開発したきっかけを語っていただいたが、後編では、自身もアニメを愛好しているという同社の岩佐代表が、今回の製品をはじめとした「スマートトイ」、ひいてはアニメ業界のグッズ展開にかける思いについて迫った。――動くものは今回御社が発表したものが初めてですが、ドミネーターはすでにさまざまなメーカーが製品化しています。価格帯でいえば御社のものが最も高額ですが、差別化に際して工夫されたことはほかにありますか?工夫、という部分ではないかもしれないのですが、価格ではなくクオリティを追求したことが、何よりの差別化だと思っています。僕自身、すごくアニメが好きなんです。そうした趣味がある場合、決してお金持ちではないにしても、いわゆる社会人をやっていてある程度の収入があるとなったら、本当に好きな作品のためであれば、5万円でも10万円でも出そうと思ったら出せる、という気持ちを持ったファンの方は多くいらっしゃるのではないかと思っています。例えば、15万円前後のBlu-ray BOXが販売されているアニメ作品はいろいろとありますし、アイドルものアニメの等身大ポップがひとつ2万5,000円で、それをメンバー6人分そろえたら合計10万円、みたいな商品展開もあるわけです。要は、欲しい人はお金を出しても良いものが欲しいというニーズがあるのだと感じています。ですが、アニメ関連事業に限らず、メーカー側がそういう事業構造になっていないのでしょうけれど、いわゆるアニメ作品の関連グッズって、何と言ったらいいのでしょうか…。――おっしゃるような高額商品は少数派で、ストラップやタオル、缶バッジなど、作品種別を問わず同じような低額商品が展開されがちですね。ライン化しているというか。そうです、ライン化しているのと、参入している企業が基本的に限られているためでしょうね。もちろん、そうした状況を否定するものではないですし、僕もキーホルダーとか好きで集めていたりするので、それはそれでいいんです。その一方で、家電業界の費用感と技術で、もっとすごいものができるんだということも知られてほしいと思っていました。近年、ハードウェアスタートアップが増えているのは、少ない開発費と小規模なロットで、高機能な製品を生産できるような土壌が整いつつあるからです。今回のドミネーターも、モーターが中国の部品メーカーから簡単に購入できるようになったこと、500台~1000台から組み立てを受けてくれるEMSと言われる工場が出てきたこと、製品化に際してCPUを入れるのですが、社内で開発しなくても、デジカメやスマートフォンに入っている物と同じ高性能なチップを、メーカーから買って組み込めるというような状況があって実現しました。その上、各ソフトウェアもある程度オープンソースで配布されています。例えば顔認識だったら、シビュラシステムの開発のご質問の時にも挙げたOpenCVなどのライブラリが有名です。要するに、家電業界では「いつでも来い!」と言えるような状況が整っているものの、コンテンツ業界、そして玩具やプライズなどの周辺産業がなかなか追いついてこなかったんですね。そんな中で、このドミネーターが「こんなこともできるんだよ」という、フラッグシップ的な製品というか、ひとつの実証にはなるのかな、と。――既存の展開にはないモノを実現したかった、ということですね。繰り返しになるのですが、既存の製品展開が悪いという話ではないんです。僕らは逆に、そうしたメーカーが得意とする、大量生産して原価を1円、あるいは1銭単位で下げて、利益を回収していくみたいなやり方は苦手なんです。自分の好きなアニメのグッズが、500円のものから10万円のものまであるって面白いじゃないですか。こうした製品展開の例としては、一時期話題になったマスターレプリカ社が製造した『STAR WARS』の「FXライトセーバー」があります(注:現在はハズブロ社が販売)。ライトセーバーのおもちゃって、トイザらスで2,000円くらいで売ってますけども、マスターレプリカ社の物の価格は約2万円でした。完全に「大人のためのライトセーバー」ですね。本来、ライトセーバーは1m以上ある竹刀みたいなものですが、子供用のものは輸送費を低減するために、刀身の部分は組み立て式になっていたり、伸縮式になっていたりするんです。一方、大人用のそれは箱がやたら大きいことで有名で、つまり輸送コスト低減をとらずに、刀身をきれいに再現することを優先したんです。しかもLEDがたくさん入っていて刀身が満遍なく光り、衝撃センサーと加速度センサーが入っていて、つばぜり合いや回転という動作でそれにあった音が鳴る。アメリカの"いい大人"がこれを2本くらい買って、家に飾って自慢げにしているのをよく見ていたのですが、STAR WARSが本当に好きな方にとって、1本2万円というのは、そんなに驚くような値段じゃないという感触がありました。この製品の発想のルーツのひとつといえると思います。翻って、日本のアニメゲームの作品を見ても、大人用のライトセーバーにあたるものってほぼないなと思ったんです。ガンダムには一部近いターゲットの商品ラインナップがありますが、買っている人たちも楽しそうだし、作っている側も楽しいだろうなって思うんです。どっちも幸せそうにやっている感じがして、そういうものを会社として組織的に作って、事業としてちゃんと成功することはできるんじゃないかっていうのが発想の原点ですね。●代表自らコスプレした理由/今後の販売予定――発表にあたって、メインキャラ・常森朱に扮したコスプレイヤーが同機を構えるデモンストレーションを実施されていましたね。会見でのコメントでも、岩佐さんが電池の持ちは「撮影会に耐えるぐらい」と回答されるなど、対象ユーザーを想定した展開が印象的でした。コスプレでの利用をメインに想定されているのでしょうか?いえ、一番多くなると想定しているのは、趣味で買って家に置いておくという使い方をされる方なんですけど、その次にコスプレイヤーの方が多くなってくるだろうなと思っています。なので、コスプレを楽しむ方のご意見やユースケースにある程度お答えできるように作ろうと考えています。コスプレの撮影にかかる時間はまちまちで、平均を取るのが難しいのですが、ある一定時間動いて、レイヤーさん自身が容易にバッテリーの交換や充電をできる構造にできればと想定しています。――発表会の場では、岩佐社長ご自身が宜野座伸元のコスプレをされていましたが、普段からコスプレもされるのでしょうか?弊社の中にコスプレが好きなメンバーがいて、当日会社に来ると、全てが用意されていたという…(笑)。僕はどちらかと言うと撮影をする方なので、撮られるのはあまり得意ではないですね。今回配信したプレス用素材も、撮影はすべて僕が行いました。宜野座をチョイスしたのもそのメンバーです。僕が普段から眼鏡をかけているからでしょうか。ただ、ドミネーターを持ってデモをするにあたって、狡噛(狡噛慎也、同作1期の主人公)のコスプレだと、最新の物語(テレビ版2期、劇場版)の展開上、齟齬が出るという理由もあったかと思います。――話が少し戻るのですが、「ドミネーター マキシ」への反響が大きいのは国内と海外ではどちらでしょうか。今一番"バズっている"のは、実は海外です。数日前にオーストラリアのアニメ系のFacebookページに取り上げてもらったのをきっかけに、動画が100万再生を超えました。コメントを見ていると面白くて、英語の書き込みって実は半分ぐらいしかないんですよ。残りは韓国語と中国語とスペイン語とポルトガル語など、多岐にわたっていました。返信しようとも思ったのですが、言語数が多すぎて…。――販路に関してはまだ先の事だと思うんですけれど、そうした海外の反応もあることで、インターネットで注文を受けるような形式にされるのでしょうか。販売についてはさまざまな方にご心配いただいていて。まず「ちゃんと売るのか」ということ、そして「数量限定で、欲しい人が買えないんじゃないか」というような不安の声をいただいています。――いわゆるプレミア化への懸念ですね。この製品を待ってくださっている方々にひとつお約束をしたいなと思っているのが、確実に製品化をしますし、数量限定という形ではなくて、欲しいと思ってくださる方には全員買っていただけるような形でご提供したいと考えています。具体的な販路はまだ決まっていないのですが、少なくともどなたでも、インターネットでご発注いただけるような方法をご用意します。――それを聞いて安心する方は多くいらっしゃるでしょうね。もうひとつ、購入希望者の懸念としては価格があると思うのですが、発表会でおっしゃった「10万円以下」という予価について、今後コストを下げて価格を低減する方向にいくのか、クオリティを追求して10万円以内に収めるようにするのか、どちらの方向が近いでしょうか?正直に申し上げて、僕たちも原価がいくらになるか現段階では言えないんです。対外的には5~10万円とお伝えしていて、そこから極端に上がることはないようにしますが、もう少しお時間をいただけるとありがたいです。というのも、最終的なギアやネジの数、金型の値段、そして何よりドル・円の相場も価格に影響してくるためです。ここ半年ぐらい相場は安定していますが、半年前~18カ月前の間で、ドル円レートは15%~20%ぐらい変動しています。例えば原価が5万円となったら、5%の差でも販売価格は約6~7万円と変動してしまうので。その時のさまざまな状況を見て価格を決定することになりますが、そうした不確定な状況を鑑みても、10万円を超えることはさすがにないだろうということで、予価を申し上げたところです。――次の情報公開は、およそいつぐらいをめどに予定されていますか。これからは徐々に進んで行ってゴールにたどりつくような動きになるので、大々的にというよりは、継続的に情報を出して行きたいなと思っています。なので、ご興味を持っていただいた方には、ぜひ弊社のTwitterアカウントや、Facebookページを見ていただけると嬉しいですね。「こんなのできました」とか、「今こんな状況です」みたいなことは、なるべく細かく発信していくことで、お客様としっかりつながって、商品発売まで一緒になってご期待いただけたら。――これから「ドミネーター」が発売に向け動き出す中でお伺いするのは気が早いかもしれないですが、今後のスマートトイへの取り組みに関してコメントをいただけますか?実は、すでに第2弾がある程度動き始めています。具体的な作品名はまだ申し上げられないのですが、ファンタジー色の強い世界の作品というよりは、やや現実世界よりの、いわゆる近未来作品みたいなものです。そういった作品に出てくるアイテムの方が、われわれのノウハウで劇中のイメージに近いものを作ることができ、結果的にお客様に「本物の●●が出た!」という風に喜んでいただけるのだと思っています。なおかつ、そうした作品のテイストの方が、僕らの会社のイメージとも合致しますので、僕らとしては取り組みやすい題材になるかなと思っています。
2015年07月25日●ネット家電のメーカーが特殊拳銃「ドミネーター」を"完全再現"アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」に登場する拳銃「DOMINATOR(ドミネーター)」を、家電ベンチャー・Cerevoが再現した電動玩具「DOMINATOR MAXI(ドミネーター・マキシ)」(※開発コードネーム)。作中同様、なめらかな動きで自動変形する様子が公開されたと同時に、アニメの中の動きを"完全再現"したと話題になっている。だが、同社の事業領域は「ネット接続家電」。スマートフォン連携スノーボード「XON SNOW-1」、スマートフォンで操作可能な電源タップ「OTTO」など、これまで手がけてきたプロダクトには、アニメはもとより、何らかのエンタテインメント・コンテンツとコラボレーションしたモノは見当たらない。だが、本体に内蔵したLEDの数は100個以上、劇中と同じ声優(日高のり子氏)を起用した撮り下ろしボイス、グリップに仕込んだタッチセンサーで「不正ユーザーへの警告」を再現するなど、同社の「本気」が見て取れる、ファンから見ても「隙の無い」仕様となっている。それでは、今回同社が「ドミネーター」を再現した製品を"本気で"開発するきっかけはいったい何だったのだろうか。今回は、同社が居を構える秋葉原の「DMM.make」にて、代表取締役・岩佐琢磨氏からお話を伺った。――アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」(以下、サイコパス)に登場する「ドミネーター」を完全再現されたということで、発表以来、ソーシャルを中心に話題になっています。記者会見の情報も拡散されていますが、その直後に開催された朗読会での展示が大盛況だったようですね。はい、非常に多くの方に足を運んでいただけました。Webで情報を見て反応してくださる人たちと、イベントへ実際に足を運ばれる方というのは、層が違っているようでして、(ネットでドミネーターのことを)まったく見たことがないという方もいましたし、TVのニュースでちらっと動画を見たことがきっかけで来場された方もいらっしゃって。――なるほど。ネットの反響抜きでそれだけの反応があったということは、この作品が好きな方にとっても、"忠実に動くドミネーター"の登場は予想外だったというところでしょうか。まずは、開発のきっかけについてお聞かせください。明確なきっかけになったのは、われわれのオフィスがある「DMM.make」を運営しているDMM.comさんに橋渡しをしていただいたことですね。同社は、この「DMM.make」という施設によって、世の中に無かった面白いモノを生み出す支援をすることが大きな目的になっていて、その先にあるビジネスに興味を持たれているんです。そうした中で、DMMさん側がサイコパスの製作委員会の皆さま方とお話しする機会があって、「何か面白いモノ」を作れないか、という企画が持ち上がったそうです。――そこで盛り上がった話がCerevoに持ってこられたんですね。はい。2年ほど前から、僕は各所で「スマートトイが今後面白くなっていく」と語ってきました。日本ではスマートトイ、アメリカではアップトイと言われることが多いんですけれど、どちらも「スマートフォンやクラウドとつながったおもちゃ」という意味です。スマートトイに参入したいけれどきっかけがつかめずにいた弊社側と、何か面白いモノを作りたいという企画を抱えていたDMMさん側の思いがうまく合わさって、「じゃあ、ちょっと作ってみようか」というような流れになりました。――ちょっと作った、とは思えないクオリティですが、最初からドミネーターを作る計画だったのでしょうか?そうですね。何が作れるのかっていうのは、やはり物を作る側でないとわからないので、僕の方で最初の企画書みたいなものを書きました。今の技術で実現可能で、現実的な価格で作れるものは何かという話をしたときに、ドミネーターなら行けるかな、と。当初からデコンポーザー(注:ドミネーターの最終形態ともいうべき最大威力のモード)への変形はあきらめて、パラライザーからエリミネーターへ持って行くように設計しました。カメラを内蔵して、相手の写真を撮るというのも、技術的には十分できるだろうと。皆さんがお持ちのスマートフォンに入ってるカメラなんて、小指の第一関節ぐらいの大きさなので、筐体の中に収まるだろうというようなことも大体分かっていたので、「作ってみようじゃないか」と。そもそも、僕らの会社はIoT、つまりインターネットにつながるハードウェアに特化して製品開発をしています。すべてがクラウドにつながっているというサイコパスの世界観ともフィットしていましたね。これがまったく関連のないような作品ですと、これまでの事業展開との違和感が出てしまうので。――製作委員会から提供されたデータというのは、ドミネーターのガワというか、形状のみだったのでしょうか。それとも、動作機構も含まれていたのでしょうか?いいえ、ガワだけですね。中身はすべて弊社で設計しました。アニメの中で設定されているドミネーターの動作って、側面についているエラみたいなパーツなど、さまざまな部分が空中に浮いているんですよ。現実世界でモノを浮かばせるというのはほぼ不可能で、特殊な磁石か反重力物質でもない限り無理なんですけども、アニメの中ではそういった作りになっていて、各パーツが本体とつながっていないんです。――駆動部の接続が無いんですか。無いんです。ガンダムのファンネルのイメージが近いでしょうか。例えば、ロボットアニメで、肩に何か部品がついていて、その中から銃が出てくる変形シーンがあるとします。コマ送りで見てみると、空中にふっと肩の一部が浮かび上がって、銃が中からが出てきて、浮かんだ部品は空中を浮遊して肩の横にくっつく…というような内容になっています。――不思議な磁力か浮力的な物で動いていると。そうですね。でも現実では、リンク機構があって、肩の部分が開いて…というところを考える必要があるんです。ドミネーターに限らず、こういった変形シーンは空中を浮遊して位置変更を行っていることが多いです。もちろん、"空中浮遊"はアニメーションや映画の表現として十分で、何ら問題ないんですが、それを現実に作ろうと思うと、やっぱり何かで本体とつながないといけない。それは一体どこでつながってるんだろうっていうのを、考えないといけないんです。映像をそのまま再現するとしたら、実はドミネーターのこのエラのような部品は、もう少し外側に張り出して、空中に数ミリ浮いたぐらいの位置に存在してるんですね。その位置関係を再現しようとすると、本体に棒を付けざるを得ないんですが、それって格好悪いんじゃない?みたいな話もあって。それならば、設定よりも本体に近づけて、開く角度を小さくしようだとか、デザイン的に破綻しない範囲に収めつつ、実際に変形できるように、設定資料を僕らなりに解釈して、設計し直した部分はいくつもあります。製品化にあたって、設計し直さないといけない部分は増えていくかと思いますし、ここが課題ですね。●「メカメカしい」本体機構と「シビュラシステム」の開発――ここに行き着くまで、どれぐらい試作されましたか?およそ4世代くらいでしょうか。間にバージョン3.5みたいなものもあったりするんですけど。――作中のなめらかな変形動作がこれだけ忠実に再現されている、ということが話題の核だと思うのですが、ここはうまくいった、と思う部分は?ものづくりって、1カ所ここだ!っていうのはあまり無いんですけれども、まあ、よく入ったな、と(笑) ほぼ1/1のサイズの筐体の中に全てのパーツを入れられた、というところでしょうか。製作委員会からご提供いただいた資料を見て、これだったら行けるだろうという判断をしたものの、やはり現場の皆さんの頑張りがなければ実現できませんでした。この筐体の中に複雑なメカ機構っていうのを入れるというのは大変なことで、そこはしてやったり、というか。中を見ていただくと分かるのですが、かなりメカメカしくて細かいモーターやギアが詰め込まれているんです。上の部分なんかも機構が複雑に作られていて、下からこうのぞき込むように見ていただくと面白いかもしれません。こっちにもギア、あっちにもギアという構造で。――外側だけを見ているとモデルガンのような仕上がりですが、中を見ると機械らしさが感じられますね。ギアがあって、バネがあって、モーターがあって。そして、光らせるためにLEDも必要です。LED自体はすごく小さいものなんですが、満遍なく光を伝えようと思うと、光を導く板が必要なので、そういったものを全部入れて行くのはかなり厳しい戦いでした。あと、何と言っても、部品が入っても変形できなければ意味が無いので。このプロジェクトは、現状はメカが先行していて、変形機構を頑張って作った段階です。ここからはソフトウェアが頑張って、最終的な製品としてできあがるというような流れですね。――少しソフト側のお話も伺いたいのですが、作中の核となる設定「シビュラシステム」はどういった技術で実現されるご予定ですか? 犯罪係数を計測する、というのは現実的に基準を決めるのが難しそうですが。※注:シビュラシステム=「サイコパス」劇中に登場する、人間の心理状態や性格を数値化するシステム。その中で犯罪に関する数値は「犯罪係数」と呼ばれ、一定値を超えると罪を犯していなくても「潜在犯」とみなされる。「ドミネーター」はこのシステムに接続されており、計測数値に合わせた形態に自動的に変形し、対象を裁く。その点は今詳細を詰めているところです。ベースとなる部分はOpenCVなどの画像処理ライブラリを使って、カメラから撮影した画像をもとに、何らかの値を計算するというアルゴリズムを組み込む予定です。――ランダムではなく、実際に何らかの"係数"を算出するんですね。単純なランダムではやはり面白くないですし、「スマート感」が出ないので、そこはきちんとインテリジェンスなアルゴリズムを使って、"らしい値"を出そうと思っています。といっても、測定対象になった方が本当に危なそうかどうか、というのを測るわけでは当然ないですが。ひとつの例として、僕がパナソニックにいたころに関わった「眉毛診断」というものがあります。眉毛の形を写真から読み取って性格診断をするのですが、そういった顔のパーツなどを基準にするのもひとつの手だとは思っています。――すでに完成されているメカの部分で、ここでつまずいたというようなエピソードがあれば教えてください。どこもかしこもつまずいてるので、何とも言えないのですが、モーターとギアでしょうか。開発中はギアが割れたり、モーターの力が足りなくて開ききらなかったりしました。電池駆動にするためにはフルパワーのモーターを積めない上、LEDも同時に光らせなくてはならないなど、制約も多かったです。それに、電動変形、しかもそれが元の形状に戻るというのは、いわばパズルみたいなもので、ピースを1個間違うと完成しないんですね。そのために、こっちを立てるとあっちが立たない、みたいな状況がかなりありました。ギアでものが動くという機構は、家電のノウハウというより、玩具のノウハウに近い所があります。弊社の中にさまざまなバックグラウンドを持つエンジニアがいて、彼らの持っているスキルをうまく持ち寄ることで何とかできあがったんです。後編では、岩佐代表が「スマートトイ」に取り組む熱意と、記者会見で自らコスプレした理由など、さまざまなバックグラウンドが語られる。
2015年07月24日ネット接続型家電の企画・開発を手掛けるCerevoは、アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』 に登場する特殊拳銃「ドミネーター」を精巧に再現した「DOMINATOR MAXI (ドミネーター・マキシ)」を開発した。一般発売は2015年度内となる予定。価格は未定。「DOMINATOR MAXI」は、同作に登場する特殊拳銃「ドミネーター」を1/1サイズで再現したスマート・トイ。DMM.comの依頼を受けてCerevoが企画・開発したもので、アニメ同様、パラライザーからエリミネーターへと自動変形する機構を搭載しており、変形時間も設定資料通りのスピードを実現。また、本体には総数100個以上のフルカラーLEDを備え、作品と同じく、通常時・変形時・執行時とモードに合わせて発光状態が変化するという。グリップ部分にはタッチセンサーを搭載し、本体グリップを握るだけで効果音を鳴らすことも可能。不正ユーザーが手にした場合は、警告メッセージを再生して利用できなくするといったギミックも楽しめる。キャラクターボイスはアニメ同様、声優の日高のり子氏が担当しており、本製品のために録り下ろしたという100種類以上の声が収録される。さらに本製品はスマートフォンとWiFi接続することも可能。各種設定をスマートフォンの専用アプリで行えるほか、狙った相手を本体カメラで捉え、スマートフォン上に"犯罪指数"を表示させたり、本体のユーザーインターフェイスをオーバーレイした写真撮影機能、犯罪指数に応じた自動モード変形なども楽しめる。このほか、本体のカメラ映像をスマートフォンでストリーミング再生できる機能や、同製品を持った人物にエフェクトを追加したAR動画を撮影できる機能も搭載。自動変形やドミネーター音声、LEDといった機能を組み合わせて劇中の執行シーンをスマートフォン上に再現でき、撮影した動画はFacebookやInstagram、Vineといったインターネット動画投稿サービスに投稿できるという。本製品を手掛けたCerevoは、ネット接続型家電の企画・開発を行う新しいスタイルの家電メーカー。これまでに開発・製造されたプロダクトには、ネットワーク対応デジタルカメラ「CEREVO CAM」を筆頭に、デジカメだけでUstream配信ができる「LiveShellシリーズ」、タブレットで操作可能なライブ配信機能搭載HDビデオスイッチャー「LiveWedge」、デジタル一眼カメラのシャッターをスマートフォンから操作できるBluetoothデバイス「SmartTrigger」、USBキーボードをタブレットで利用できるモバイルバッテリー「EneBRICK」など個性的な製品があり、世界37カ国以上で販売されている。
2015年07月21日Cerevoは18日、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」に登場するアイテム「ドミネーター」を1/1スケールで再現したスマート・トイ「DOMINATOR MAXI」(開発コード名)を発表した。合わせて、ハードウェアのスタートアップ拠点「DMM.make AKIBA」で、発表会を開催。ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーが司会を務め、Cerevo代表取締役CEOの岩佐琢磨氏が詳細を紹介した。「DOMINATOR MAXI」開発中実機も披露された。○劇中と同じ「完全自動変形」機構を実現「DOMINATOR MAXI」は、アニメ「PSYCHO-PASS」に登場する特殊拳銃「ドミネーター」を1/1スケールで再現した製品。劇中のドミネーターは、対象者に向けることで犯罪者になる危険性を表した「犯罪係数」を測定でき、一定以上の数値が確認された場合は自動変形して対象者を執行(発砲)することができる。今回発表された「DOMINATOR MAXI」は、無線LANでスマートフォンと連携するスマート・トイ。最大の特徴である自動変形機構に加え、音声再生、LED、タッチセンサーなどを内蔵し、「PSYCHO-PASS」の世界観を再現した。搭載機能はスマートフォンからリモートで操作できる。変形機構は、基本モードの「パラライザー」から、執行モードの「エリミネーター」へ状態変化する。逆に「エリミネーター」から「パラライザー」への変形も可能。内部に2つのモーターを備え、変形時間は「設定資料の2秒間と、それより速いアニメ映像との中間」に調整。スムーズな可動を実現した。○スマートフォンと無線LANで連携変形時に再生される音声は、劇中と同じく、日髙のり子さんが担当。100種類以上の声を完全撮りおろしで収録し、グリップを握ったり、特定の人に向けたりする動作に応じて内蔵スピーカーから再生される。先端にはカメラを内蔵し、スマートフォンと無線LAN接続することで、相手の犯罪係数を専用アプリ上に表示。犯罪係数に応じて自動でモード変形するほか、執行(発砲)しない場合は、トリガーをロックするというこだわりの仕様。犯罪係数はランダムで表示。カメラを使った写真・動画撮影も可能で、専用アプリに写真を表示し、劇中の世界観でデザインされたUIをオーバーレイした撮影や、本体で撮影した動画のストリーミング再生などが行える。グリップ部分にはタッチセンサーを備え、グリップを握ることで効果音を再生できるほか、本来の持ち主でない不正ユーザーが手にした場合、音声によるメッセージとともに製品を利用できなくさせるという劇中設定も再現されている。○部品点数は約100点外観は、サイコパス製作委員会による3Dデータを基に作成。しかし実物へ落とし込むにあたり、「実際にどんな金具でパーツをつなぐのか、部品の厚みは何ミリなのかなど、自社で考えていく部分が多数あった」(岩佐氏)。電気を通すには課題もあったというが、製品化への作業は「家電スタートアップ企業として楽しい部分」という。重量は、現段階では約800g程度。部品点数は、基板を除き100点弱。表面素材は樹脂を採用し、一部金属も取り入れる。100個以上のフルカラーLEDも搭載し、通常・変形・執行のモードに合わせて発光状態が変化する。バッテリはグリップ部分に内蔵され、駆動時間は調整中だが、「撮影イベントで日中使える程度」をターゲットとする。○スクリーンから現実へ、「S2R」プロジェクト「DOMINATOR MAXI」開発の背景として、Cerevoは自社で「S2R」というコンセプトを掲げている。これは「From screen to the real」の意味で、家電のテクノロジーを用い、アニメやゲーム、映画などの劇中アイテムを、可能な限り現実に再現させる取り組みとのこと。代表取締役CEOの岩佐琢磨氏は、今回発表した「DOMINATOR MAXI」を皮切りに、「S2R」プロジェクトを今後継続的に進めていきたいと語った。なお、「DOMINATOR MAXI」の名称は開発コード名であり、実際の製品名は変わる可能性がある。家電スタートアップであるCerevoは、2015年1月に、センサー類を内蔵しスマートフォンと連携するスノーボード用バインディング「XON SNOW-1」を発表している。今回の「DOMINATOR MAXI」は、ネットワーク機能を持たないバインディングと家電技術を組み合わせた「XON SNOW-1」のように、玩具と家電技術をつなげるスマート・トイであるという。「内部には基板やCPU、OSも搭載されており、構成はスマートフォンや家電などに近い。(トイとしては)オーバースペック気味であるとも思うが、この製品の登場によってトイ業界の動きも変わるだろう。今後出てくる第2第3の製品が自社の利益にもつながると考えている」(岩佐氏)。スマホやネットにつながるオモチャを作ろうと、同社も入居しているDMM.make Akiba内の企業から話があり、開発に至った。開発にあたっては「実際に動くようにする」という基本的な部分が一番苦労したという。発売は2015年度中。価格は未定だが、岩佐氏によると「個人が趣味で買える程度、少なくとも10万円以下にする」とのこと。今回発表された「DOMINATOR MAXI」開発中実機は、7月19日に恵比寿ザ・ガーデンホールで開催されるスペシャルイベント「【朗読劇】『PSYCHO-PASS サイコパス』-ALL STAR REAL ACT」の展示エリアで試作機が展示される。動作デモも確認できるとのことで、興味があるユーザーは足を運んでみると良いだろう。
2015年07月18日『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』に続く“ノイタミナムービー”第2弾として大きな注目を集めている「Project Itoh」。夭折の作家・伊藤計劃のオリジナル長編小説3作品が劇場アニメ化されるが、この度ノイタミナ放送内にて、本プロジェクトのトップバッターを飾る『屍者の帝国』のメインキャスト陣が発表。併せて「EGOIST」が歌う主題歌「Door」が解禁された。“死者蘇生技術”が発達し、屍者を労働力として活用している19 世紀末。ロンドンの医学生ジョン・H・ワトソンは、親友フライデーとの生前の約束どおり、自らの手で違法に屍者化を試みる。その行為は、諜報機関「ウォルシンガム機関」の知るところとなるが、ワトソンはその技術と魂の再生への野心を見込まれてある任務を命じられる。それは、一世紀前にヴィクター・フランケンシュタイン博士が遺し、まるで生者のように意思を持ち言葉を話す最初の屍者ザ・ワンを生み出す究極の技術が記されているという「ヴィクターの手記」の捜索。ワトソンはフライデーを伴いロンドンを発つ。それは、フライデーの魂を取り戻す為の壮大な旅の始まりだった――。主人公のジョン・H・ワトソン役には、牧原亮太郎監督の前作「ハル」でもタッグを組んだ細谷佳正を抜擢。細谷さんは、「ちはやふる」「進撃の巨人」「アルスラーン戦記」など多くのアニメ作品でメインキャラクターを演じ、この秋公開『心が叫びたがってるんだ。』にも出演する人気声優だ。そして、生前ワトソンの友人であり、屍者となって旅に付き添うフライデーには、映画公開も控えている「ハイキュー!!」主人公・日向翔陽役で一躍有名になった村瀬歩。フライデーは原作から大幅に存在感を増しており、本作の注目ポイントのひとつとして村瀬さんがどう演じるか期待が高まる。その他、旅の道程で出会う重要人物たちにも魅力的なキャスティングが実現。ワトソンに「手記」の捜索を命じる「M」に、スティーブン・セガールの吹き替えを数多く担当し、ゲーム「メタルギアソリッド」シリーズのソリッド・スネーク役で海外にも多くのファンを持つ大塚明夫。ワトソンのお目付け役として合流するマッチョな大英帝国陸軍大尉のフレデリック・バーナビーに、『ワイルド・スピード』シリーズでヴィン・ディーゼルの吹き替えを担当する楠大典。「手記」を所持しているとされ、アフガニスタン奥地に新型屍者の「王国」を築いているとされるロシア帝国の天才屍者技術者アレクセイ・カラマーゾフに、「薄桜鬼」土方歳三役ほか多数の作品に出演する三木眞一郎。ワトソン一行をカラマーゾフの元へ導く“エージェント”ニコライ・クラソートキンに、「弱虫ペダル」主人公・小野田坂道役で知られる山下大輝。そして、旅の途中折に触れて遭遇する謎の美女・ハダリー・リリスを、ノイタミナには縁深い、「PSYCHO-PASS サイコパス」で主人公・常守朱を演じる花澤香菜。さらに最初の屍者ザ・ワン役として、声優、役者と幅広く活躍するベテラン俳優・菅生隆之らが発表されている。細谷さんは「通常はアニメのアフレコは、本番のアフレコのみですが、今回の現場ではプレアフレコから参加したので、本番のアフレコの際にプレアフレコより良いものを出さなければ、と気合を入れて臨みました。一つの作品に沢山時間をかけられるというのは有難いことですし、その分きっと良いものになっていると思います」とコメントを寄せた。公式HPでは、メインキャラクター総出演のロングバージョンPVも公開中。「EGOIST」書き下ろしの本作主題歌「Door」と併せて、ぜひチェックしてみて。「Project Itoh」『虐殺器官』は7月23日(木)に、『ハーモニー』は7月30日(木)にそれぞれノイタミナ「乱歩奇譚Game of Laplace」内にてキャスト&主題歌が解禁される予定だ。『屍者の帝国』は10月12日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月17日ティアックは、DSD 11.2MHz/PCM 384kHz 32bit対応の波形編集ソフトウェア「TASCAM Hi-Res Editor」 Windows 版を、同社TASCAMブランドより配信開始した。価格は無料。同製品は、2チャンネルまでのDSD/PCMのハイレゾファイル編集が可能なソフトウェア。DSDは11.2MHz、PCMは84kHz/32ビットに対応し、DSD/PCM相互のファイル変換やサンプリング周波数などの変換のほかファイルの分割、結合といった基本的な編集が行える。また、イン/アウト点で指定した区間の変換/書き出しが可能で、画面に表示された波形を見ながら設定ポイントも直接操作することができる。これにより、曲間なしで録音された DSD ファイルの曲ごとの分割、ファイルの結合、さらには DSDで収録した音源ファイルをPCMに変換といった編集が可能となる。そのほか、ハイレゾ対応USB・D/A コンバーターや、ポータブルヘッドホンアンプなどの再生用ファイルの編集用途にも活用できる。対応OSは、Windows 7SP1以上/Windows 8/Windows 8.1(32ビット/64ビット)。なお、ソフトウェアは、TASCAMのWebサイトから無料でダウンロードが行える。
2015年07月01日7月5日から始まる新ドラマ「デスノート」、優秀なはずの主人公・夜神月がドラマ版では凡人の大学生という設定になるなど、スタート前から話題が尽きない。デスノートの中国語タイトルは「死亡筆記」、なんだか禍々しさがアップしたタイトルだが人気は高い。さて、中国人たちは今回のドラマ版をどう思っているのか、中国版ツイッター「ウェイボー」をのぞいてみた。○「五郎、早く孤独のグルメ撮りに行かないと! 」デスノートは名前を書かれた人間が死んでしまうという「デスノート」を手にした夜神月と、探偵のLの頭脳戦を描いたストーリーだ。ウェイボーでもやはり、メインとなる窪田正孝氏が演じる夜神月と山崎賢人氏のLに対するコメントが多いが、その中になぜかちらほら見えるのが夜神月の父、夜神総一郎役の松重豊氏である。ただし、中国では松重豊氏ではなく「五郎」と呼ばれていることが多いよう。この「五郎」とは、松重豊氏が演じた「孤独のグルメ」の井之頭五郎のことだ。「私、五郎おじさんが見たい! 」「五郎、早く孤独のグルメ撮りに行かないと! 」「孤独の総一郎」すっかり「五郎」になってしまった松重豊氏だが、中国での「孤独のグルメ」の人気の高さがうかがえる愛称と言えるだろう。○松山ケンイチバイブル派vs山崎賢人カッコいい派もちろん、「デスノート」そのものへの期待は大きい。「高校時代、ずっとLに夢中だった。デスノートのテレビドラマが始まるって聞いた。期待」「子どもの時、Lの大ファンだった」というコメントが見られるように、中国では特にLのファンが多いように見受けられる。今回、Lを演じるのは山崎賢人氏だが、これについては議論紛々のよう。というのも、映画版のLを演じた松山ケンイチ氏を忘れられないファンが多いからだ。「松山ケンイチ版のLを越えられる人はいない……」「私の中では松山ケンイチと言えばLだし、Lと言えば松山ケンイチ」「松山ケンイチ版のLはもうバイブルだから」という松山ケンイチのL至上主義は少なくない。その一方で、「松山ケンイチのLが好きだけど、でも山崎賢人もすっごくかっこいい~」「Lがかっこ良くないって言ってる人、山崎賢人のドラマ見たことないの? 山崎賢人はカッコいいよ!」「このLは好き! だって山崎賢人が好きなんだもん! 」などと、かっこ良ければどちらもOK。いや、山崎賢人氏だからこそ好きという人たちも。実際にドラマが始まってみなければ、山崎賢人版「L」の良さは分からない。これから松山ケンイチ版「L」至上主義派はその主張を変えるのか、あるいはやっぱり変わらないのか。今後が気になるところだ。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年06月30日