モデル事務所のボン イマージュ(Image)は1日、同日付でBRENDA(ブレンダ)とRINA(リナ)が所属することを発表した。アメリカ出身のBRENDAは、17歳で初来日し、モデルとして活動をスタート。日本での暮らしやモデル経験もない中で努力を重ねて雑誌『JJ』のレギュラーモデルとなり、外国籍モデルとして初の『JJ』カバーガールも務めた。その後、『MORE』『BAILA』『MAQUIA』『VOCE』『anan』『ef』など数々の雑誌で表紙を飾り、CMや広告にも起用されながら、日本語の上達と共に活躍の幅を広げていく。2005年にはファッションブランド「mimi&roger」を立ち上げ、2010年に雑誌『Marisol』の新たなカバー・イメージガールに。現在は東京とホノルルを行き来しながら活動し、雑誌『eclat』では連載を担当している。一方、ブラジル出身のRINAも17歳の頃に来日。日系ブラジル人のミスコンテストで優勝し、19歳の時に雑誌『JJ』でモデルデビューを果たした。その後、2008年より『MISS』のカバーガールを務めると共に、『CLASSY.』『BAILA』『Marisol』『and GIRL』などのファッション誌で活躍する。自身のライフスタイルをまとめ、2010年に出版した書籍『モデルRINAのRECIPE OF 美・食・住LIFE』は、多くの女性からの支持を集めて話題に。現在も『Precious』『eclat』『VERY NAVY』などのファッション誌を中心に活動している。
2023年08月01日日系イギリス人のアーティストで、パンセクシュアル(全性愛者)を公表するシンガー・ソングライターのRina Sawayamaさん。世界に新たなスタンダードを投げかける彼女が発表した2020年の1stアルバム『SAWAYAMA』は、その強いメッセージ性と音楽性から国内外のメディアで高い評価を受けたが、9月16日にリリースを控える2ndアルバム『Hold The Girl』では前作の成功からくるプレッシャーとは別の気負いがあったという。世界のメインストリームで権利を訴える新時代のポップスター。「1stのツアーが回れなかったので成功の現実味が薄く、新しい出会いや体験もなかったのでインスピレーションが湧かず…。“何を書けばいいのか分からない”状態でした」だが、この半強制的な環境を追い風に、「1stは作品を通じて自分と向き合い、自身の理解を深めましたが、2ndでは人生観や友人とその家族などもう少し広い視点を意識した」と新たなアプローチの楽曲制作に挑戦。その代表作がリードシングル「This Hell」だ。「カミングアウトはキリスト教の禁戒に触れるので、クィアの人々の多くが『あなたは地獄に堕ちる』と説かれた経験を持っている。でも、もし本当に地獄に堕ちるとしても、愛を見いだした者同士で向かうのであればポジティブなことだと思えるように、踊れるキャッチーなポップソングに昇華しました」一方、アコースティックギターの音色をバックに歌声を響かせる「Send My Love To John」は、ゲイの友人の母親目線で歌詞を綴っている。「友人の母親はホモフォビア(同性愛嫌悪)でゲイを認めていなかったんですが、ある日、電話の最後に『ジョン(友人の彼氏)に“I love you”って伝えてね』と言って電話を切ったんです。この何気ない一言は、彼を肯定した初めての瞬間で、同時に今までの態度に対する詫びの気持ちも垣間見えた。子どもにとって両親に認められないことが一番ツラく、多くのクィアの友人は両親からの理解を得ることができず人生を過ごしています。だから、私が楽曲で彼らの求める言葉を与えられたらと思い、母親の立場になってこの曲の歌詞を書いたんです」前作からエモーショナルな要素が濃くなった今回のアルバムを経て、彼女のサウンドジャーニーはどこに向かうのか。「いつもボサノバのようなリラックスできるような作品を作りたいと思いつつ、最終的にそうはならないんですよ(笑)。でも、言葉や機会を求めている人たちの心に深く届く楽曲を作り続けたいですね」2ndアルバム『Hold The Girl』。表題曲「Hold The Girl」や、LGBTQ+コミュニティに捧げたリード・シングル「This Hell」など日本盤ボーナストラック1曲を含む全14曲を収録。¥2,750(ダーティ・ヒット)リナ・サワヤマ1990年8月16日、新潟県生まれ。5歳でロンドンに移住し、13歳から音楽制作を開始。現在も拠点はロンドン。ケンブリッジ大学卒業後にアーティスト活動を本格化し、2017年にEP『RINA』でインディーデビュー。※『anan』2022年9月21日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)スタイリスト・Jordan Kelseyスタイリストアシスタント・MAO MIYAKOSHIヘア・TOMI ROPPONGIメイク・Rie Shiraishi取材、文・小川 陸(by anan編集部)
2022年09月18日音楽ストリーミングサービス・Spotifyは18日、世界の注目次世代アーティストを紹介するコーナー「Early Noise」を新たに開設した。新進アーティストのサポートプログラムを世界中で展開しているSpotify。日本では、2017年から「Early Noise」プログラムを実施し、年初に選出した10組をプレイリストやイベントなどで年間を通じてバックアップしている。これまでに、あいみょん、Official髭男dism、ビッケブランカ、CHAIなど数々のアーティストが、国内のみならず海外でもリスナーを増やしてきた。一方、世界規模では、今年3月から各地の新進アーティストを世界の音楽ファンに届ける「RADAR」プログラムがスタートし、115組のアーティストが参加。同名プレイリストは6カ月間で20億回以上の再生数を記録した。日本からも、今年度の「Early Noise」に選ばれたRina Sawayama、Vaundy、藤井 風の3組が選出された。新たに開設した「Early Noise」コーナーでは、「Early Noise」や「RADAR」のプレイリストはもちろん、様々な国や地域で展開されている22の姉妹プログラムのプレイリストを用意。世界のリスナーが国境を越え、新たな才能にいち早く出会える場所となっている。これを受け、Rina Sawayamaは、「こんなに多くの素晴らしい才能をもったみなさんの中に入れていただいたことを本当に光栄に思います。Spotifyは私の楽曲を本当にサポートしてくださり、今まで私のことを知らなかった人や、必ずしもポップミュージックが好きではない方々にもオーディエンスの幅を広げることができました。特に素晴らしいのは、リスナーがとても安定していたことで、楽曲がリリースされて数か月たった後でも、皆さんがその楽曲を聴き楽しんでくれているのは本当に嬉しいですね」とコメント。「新規のオーディエンスの皆さんの前でライブができないのは悲しいですが、2021年にライブができることをとても楽しみにしています!」と来年に向けての意欲を示し、「『Early Noise』アーティストでは、藤井 風さんを聞いています。素晴らしい歌声ですね!そして、『RADAR』では、オーストラリア出身のmerci, mercy もsuper coolですね。トーンやプロダクションが素晴らしいです!」と称賛の言葉を送っている。
2020年09月18日「プライド月間」である今月、スポティファイ(Spotify)では、プラットフォームや様々なプレイリストを通じ、「LGBTQIA+」コミュニティを支援するアーティストやクリエイターの作品を紹介している。今回紹介するのは、現在世界の音楽シーンでブレイク中のリナ・サワヤマ(Rina Sawayama)をはじめとする、3人の新進アーティストによる“プライド”をテーマにした初めての「Spotify Singles」。6月29により、スポティファイにて配信中だ。この「Spotify Singles」は、2016年にスタートしたスポティファイのオリジナルプログラム。様々な音楽ジャンルの第一線で活躍するアーティストが、自身のオリジナル曲やカバー曲を、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジにある録音スタジオ「エレクトリック・レディ・スタジオ(Electric Lady Studios)」で録音し、これらの楽曲をスポティファイにて配信するプロジェクト。これまでには、セリーヌ・ディオン、エド・シーラン、ジョン・ レジェンド、サム・スミス、マイリー・サイラス、ジェニファー・ ロペス、ナイル・ホーラン、ノラ・ ジョーンズなど、数多くのトップアーティストたちが参加しており、今回の“プライド”をテーマとした「Spotify Singles」では、参加アーティストのリナ・サワヤマ、オービル・ペック(Orville Peck)、Joesefの3名それぞれが「LGBTQIA+」コミュニティにゆかりのあるアーティストの作品を選曲してカバーした。また、今回初めての試みとして、楽曲の録音をエレクトリック・レディ・スタジオではなく、各アーティストの自宅にて行い、加えて、楽曲に添えるアートワークも自ら自宅で撮影したものとなっている。新たなスタイルで制作された本作を、早速チェックしていこう。Rina Sawayama 「Dance In The Dark」(レディー・ガガ のカバー)Orville Peck 「Smalltown Boy」(Bronski Beatのカバー)Joesef 「Thinking Of You」(Sister Sledge のカバー)>>その他のSpotifyの記事はこちらから
2020年06月30日