オリンパスは5月12日、「OM-D E-M5 Mark II Limited Edition Kit」を発表した。ミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M5 Mark II」にチタニウムのボディカラーを採用した特別モデルだ。6月下旬に7,000セット限定で発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税別170,000円前後だ。OM-D E-M5 Mark II Limited Edition Kitは、特別モデルの「OM-D E-M5 Mark II」と交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II」、プレミアム本革ストラップ、オーナーズカード、プレミアム本革カードケースがセットになった限定キット。2015年2月の「CP+2015」で参考展示されていたチタンカラーのモデルが実際に発売されることになった形だ。セットのOM-D E-M5 Mark IIには、1994年に発売されたフィルムカメラ「OM-3Ti」をイメージしたチタニウムカラーを施している。付属するオーナーズカードには、限定キットであることを証明する通し番号と、OMシリーズの開発者である米谷美久氏のメッセージを記載。本革ストラップは、チタニウムカラーに合うよう、細やかに色合いを調合したものを採用している。
2015年05月12日●想定ユーザーを一眼レフ所有者にシフトキヤノンから3月26日に発売された最新ミラーレス一眼カメラ「EOS M3」。発表直後から前評判も高く、BCNランキングの調査による販売台数シェアは、発売当日は全モデルで1位(24%)、発売週のミラーレスカテゴリでも1位(19%)と最高のスタートを切った。その後も同社の予想を超えて売り上げを伸ばしており、EOS M3のWebページには出荷に関する説明文が掲載されているほどだ。キヤノンが本気でミラーレス一眼カメラのナンバーワンモデルを目指して開発したEOS M3。その特徴はマイナビニュースで永山昌克氏が詳細にレビューしている通りだが、ここでは製品投入にあたっての「仕掛けの舞台裏」をレポートする。どうやってEOS M3の"本気度"をユーザーに伝えようとしたのか、EOS M3の商品企画を担当したキヤノンマーケティングジャパン カメラ商品企画第一部 課長 西小原暢文氏に話を伺った。今回のインタビューで西小原氏がまず最初に述べたのは、一眼レフカメラとミラーレスカメラ市場におけるキヤノンのシェアについてだ。「おかげさまで2014年は、一眼レフカメラとミラーレスカメラを合わせたレンズ交換式カメラにおいて3割以上のシェアをいただくことができましたが、ミラーレスに限ると10%強という状況でした。そこで、何としてもキヤノンのミラーレスのシェアを上げることを最大の目標に据えました」(西小原氏、以下同)そして、EOS M3のマーケティングにおいては、EOS MとEOS M2の導入実績を踏まえ、ゼロから戦略を見直すことにしたという。最大のポイントは想定ユーザーの変更だ。○想定ユーザーを一眼レフ所有者にシフト「従来はコンパクトカメラやスマホからのステップアップとして、レンズ交換式カメラの完全新規ユーザーを想定していましたが、EOS M3では銀塩フィルムで一眼レフの経験がある方と、すでにデジタル一眼レフを所有している買い替え・買い増しユーザーにフォーカスしました」「また、それにともなって、購入者属性も男性比率を約80%、年齢構成は40~60代を約70%と想定し、製品開発においては操作性や機能を向上させることを重視しました」ちなみに、今までのEOS MやEOS M2では、女性比率を約40%、年齢構成は20~30代を約60%と想定し、簡単に使える機能性に重点を置いていたという。●「AFが遅いよね」「キヤノンの本気が見えない」の声に応えてEOS M3を開発するにあたり、ユーザーからの要望を集めたところ、次のような意見が多く見られたそうだ。「AFが遅いよねとか、キヤノンの本気が見えない、といった声がありました。その一方で、画質がいいよね、という話もありました」とくにAFに関してはユーザーからの要望が多かったようで、EOS M3でも最重要改善ポイントとして性能向上が図られている。「EOS Mはお客様からAFスピードについてのご意見を多数いただいたこともあり、AF速度を向上させた本体ファームを公開しました。EOS M2ではさらにAF速度を改善したのですが、EOS M発売当初のイメージを払拭できなかったと思っています。今回のEOS M3は、これらを覆す性能を持っていると自負しています」AF速度以外にも、ユーザーからの要望をふんだんに盛り込んだのもEOS M3の"本気度"の表れだ。「『キヤノンの本気が見えない』というご意見は、写真愛好家の皆様の期待の現れだと考えており、真摯に受け止めています」というだけあって、EOS M3はEVFを取り付け可能にし、操作性を向上させるモードダイヤルに露出補正ダイヤル、片手でも握りやすい大型グリップを搭載するなど、「本格的でとにかくいいものを」という狙いをもって設計されている。キヤノンが自信を持って開発したEOS M3だが、「今度はお客様に知ってもらうというのが大命題になります」というように、色々なコミュニケーション戦略が練られた。ポイントは発表から発売までの1カ月半を最大限に生かし、ネット上でのクチコミの拡散に注力したことだ。クチコミによる製品の評判が売上に直結するとあって、手厚くプロデュースしていったことが話の中でもうかがえた。○EOS M3の情報をネット上に拡散してもらうために「今回の想定ユーザーである一眼レフ所有者はカメラファンと呼べる方が多く、情報発信力が高い」という点を生かして、発売時の話題最大化を目指してマーケティング施策を次々に行った。2月6日に新製品発表会、3月19日にも妻夫木聡さんを招いた新CM発表会をプレス向けに開催し、メディアを通した情報拡散を狙った。また、発表直後の2月12~15日に開催されたCP+2015ではEOS M3を多数展示、3月21~22日にも大阪で関西地区のカメラファン向けにユーザー体験会を主催した。また、この期間に有力ブロガーやSNSユーザーなどのインフルエンサー向けに撮影体験会や開発者座談会も実施している。「EOS M3に興味を持っていただいた方が体験可能な機会をできるだけ多く用意しました。CP+や大阪の体験会では想定以上の方に実機に触れてもらえました」と多くのカメラファンに体験してもらえたことが、クチコミの拡散につながったようだ。○サービスセンターにもデモ機を配備イベントを活用して多くのユーザーに触れてもらうのが購入してもらうための近道なのだが、どうしても日時や場所が限定されてしまう。そこで、サービスセンターにもデモ機を配備した。従来のようにショールームだけにデモ機を置いたのでは、大都市圏だけに限られてしまうのだが、「サービスセンターなら北海道から福岡県までありますので、より多くの人に体験していただけます」というように、実機に触れられる機会をより多く提供することで、購入を検討する人も必然的に増えるという流れを導いた。「EOS M3ではとにかくキヤノンの本気度を見てもらいたい。そのためには何が必要なのか」と西小原氏が何度も話していたことからも、これらのイベントや展示施策は当然の成り行きだったことがわかる。●人気キャンペーンは早々に予定到達発表から発売までに多くの露出を図ったことで、EOS M3はみごとスタートダッシュに成功する。「いろいろな施策を行ったことが奏功しました」と西小原氏。発売に合わせて実施したキャンペーンの役割も重要だった。展開したのは、先着5,000名のアクセサリープレゼント、対象レンズやアダプターとの組み合わせで最大18,000円のキャッシュバック、限定25,000台のEVFキット、といった3つのキャンペーンだ。アクセサリープレゼントはWebから事前エントリーするもので、「今どれだけのお客様がこの商品に注目しているのか周りの皆さんにもわかるように」といった仕組みで設計されていた。現在の予約状況が一目でわかるうえ、申し込んだユーザーがSNSに情報を拡散することで、さらなる購入検討者がキャンペーンサイトを訪れるという流れができあがったそうだ。中でもアクセサリープレゼントについては発売後9日で予定数の先着5,000名に到達。「こんなに早く終わるキャンペーンの設計ではなかったのですが (笑)」と、早々に終了したのも驚きだ。実際の予約数は非公開だが、EOS M2の10倍以上の予約を受注したようで「ミラーレスでここまで予約が殺到したのはこちらとしても驚いています」というほどの大成功を収めた。○購入層は想定通りでデジイチのサブ機として活用EOS M3の購入層については、「デジタル一眼レフカメラを使用していた方が77%で、そのうちEOSユーザーが73%となっています。さらに細かく見ると、EOS 5D系、EOS 6D、EOS 7D系でおよそ半分の47%を占めています (Canon Image Gateway登録者アンケート)」というように、写真を本気の趣味として楽しんでいるユーザーであり、同社の想定通りとなった。ミラーレスカメラの所持率に関しては、EOS Mユーザーが27%、EOS M2ユーザーが13%、他社からの乗り換えが9%、まったく所持していなかった人が51%。半数以上の人が初めてのミラーレスカメラとしてEOS M3を新規に購入したことが伺える。また、今後の使い方の予定を聞いたところ、48%の人がEOS M3を一眼レフカメラのサブ機として使いたいとした。こちらのデータからも、同社の想定通りのユーザーに購入してもらえたことがわかる。購入の決め手については、「EVF対応だから」が1位で46.5%。「こちらが考えていた以上にお客様がEVFを望んでいたというのがわかりました。EVFキットを用意したことで、お客様の背中を押せたと実感しています」とのことで、今回、EOS M3発売の舞台裏を聞いた中で印象的な話だった。以上のように、キヤノンがシェアを取りにきたEOS M3は、西小原氏が何度も口にしていた"本格感"という言葉が非常によく似合うカメラだ。また、その製品のよさを多くの人に伝えるためにさまざまなイベントを展開、「ナンバーワンにするんだ!」という同社の強い意気込みも伝わってきた。デジタル一眼レフユーザーからも支持されて最高のスタートダッシュを切ったEOS M3は、今後もまちがいなく購入者を増やしていくことだろう。
2015年05月12日キヤノンは5月11日、デジタル一眼レフカメラ「EOS」シリーズ向けの交換レンズ「EF50mm F1.8 STM」を発表した。発売は5月下旬で、希望小売価格は税別19,500円。EF50mm F1.8 STMは、50mm単焦点、絞り開放値F1.8の標準レンズ。1990年12月の発売以来、約25年に渡ってのロングセラーとなった「EF50mm F1.8 II」の後継製品だ。APS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラでは、ポートレート撮影に向く80mm相当(35mm判換算)の画角となる。EF50mm F1.8 STMの光学設計は、EF50mm F1.8 IIから変更なく継承したものだが、デジタルカメラに最適化したコーティングを施し、フレアやゴーストを軽減した。また、STM(ステッピングモーター)を採用し、従来モデルのDCモーターよりも、静かで滑らかなAF駆動を実現。フルタイムマニュアルフォーカス機構を搭載したことで、ワンショットAFモードのまま、MFによるピント調整が可能だ。最短撮影距離と最大撮影倍率の性能も向上。従来の45cm/0.15倍から、EF50mm F1.8 STMでは35cm/0.21倍となり、被写体により接近して大きく写せるようになった。絞り羽根は従来の5枚から7枚の円形となり、より丸いボケ形状を得られる。金属製のマウントやブラックリング、梨地仕上げの塗装など、高級感のあるデザインを採用。サイズは口径69.2mm×全長39.3mm、重量は約160g。従来モデルに比べ全長は約1.7mm短縮、重量はSTMの搭載などがあり約30g増加した。フィルター径は49mmで、こちらも従来の52mmから変更された。なお、EF50mm F1.8 STMの発売に伴い、前モデルEF50mm F1.8 IIは生産終了となる。
2015年05月11日タムロンは5月8日、一部のキヤノン用レンズにおいて無償修理を実施すると発表した。キヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS 8000D」と「EOS Kiss X8i」でライブビュー撮影をした際、一部製品でオートフォーカスが正常に動作しない不具合があったため。同日から受付を開始している。このたびのサービスは、タムロンのキヤノン用交換レンズ6製品を「EOS 8000D」と「EOS Kiss X8i」に装着した際、ライブビュー撮影時のオートフォーカスが正常に動作しない現象が発生したことを受けて開始された。サービスに申し込むと、ライブビュー時のオートフォーカスが正常に動作するようになる。同サービスは無償で行う。対象となるタムロンのキヤノン用交換レンズは以下のとおり。ただし、2015年5月11日以降の出荷・製造分は、すでにライブビューAFに対応しており、無償修理の対象外となる。SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Model A009)SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F004)28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)16-300mm F/3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO (Model B016)サービスを希望するユーザーは、東京修理窓口へ製品を送付するか、直接持ち込む。詳細はWebページを参照のこと。
2015年05月09日キヤノンは5月8日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 8000D」と「EOS Kiss X8i」の一部製品において無償点検・修理を行うと発表した。撮像部前面の光学素子内部に汚れが確認できる製品があると発覚したため。2015年4月に発売された「EOS 8000D」と「EOS Kiss X8i」の一部製品において、撮像部前面の光学素子内部に、白い点状の汚れが見られることが分かった。特定の撮影条件において、撮影画像に点状の汚れが写り込む場合がまれにある。無償点検・修理の対象となるのは、シリアル番号の左2ケタが「01」もしくは「02」のもの。ただし、該当のシリアル番号であっても、電池室ふたに●印があるものは対象外となる。なお、ミラーレスカメラ「EOS M3」もこの2機種と同じセンサーを搭載しているが、EOS M3では同様の現象が起きないことが確認されている。
2015年05月08日アップルは、同社のサポートページにて、Apple Watchの「デジタルクラウン」(竜頭)に不具合があった場合、デジタルクラウンを洗い流すことを推奨している。同サポートページでは、デジタルクラウンがスムーズに回転しない場合や、本体がボタンを押しても反応しない場合の対処方法を紹介。Apple Watchの電源を切り、充電器から外し、弱めの水流のぬるま湯にデジタルクラウンを10から15秒ほどさらす。その後、デジタルクラウンと本体のすき間を水で流しながら、デジタルクラウンを操作し続ける。水から上げた後は、糸くずの出ない柔らかいクリーニングクロスで拭いて乾かすことで、付着した埃やゴミが落ち不具合が改善される場合があるという。なお、石鹸や洗剤は使用できない。そのほか、埃やゴミが原因ではない不具合について、Apple Watchの電源を一度切ってから入れ直す、もしくはサイドボタンとデジタルクラウンの同時押しによる強制再起動を対処方法として推奨している。
2015年05月07日デジタルサイネージを中心とした店頭販促トータルソリューションの提供を行なうimpactTVは5月7日、店頭販促に特化したデジタルサイネージ「impactTV」の通販サイトをオープンした。impactTVは、同社が企画・製造・販売している電子POP(小型サイネージ)。極小・軽量の3型から、定番の7型、エンドや催事向けの19型、大型モニタ取付型のメディアプレイヤーまで、幅広いラインナップが揃っている。同通販サイトでは、大手メーカー(累計約3,000社)が導入している業務用電子POPを小ロットで利用することができる。これにより、大手メーカーだけでなく日本全国の比較的小規模なチェーン・個人店舗もサービスを利用することが可能となった。同社は通販サイトオープン記念キャンペーンとして、5月中に会員登録(無料)を行ったユーザー限定で、全商品10%OFFの価格で提供するという(ECサイトからの購入に限る)。
2015年05月07日ユニットコムは1日、パソコン工房の通販サイト内雑貨専門店「Nantena」にて、リアルな防犯用ダミーカメラ「K012 DUMMY 1R CAMERA」を発売した。価格は1,079円。本体に設けた赤色LEDが常に点灯し、本物の防犯カメラが動作しているように見せかける。配線ケーブル風のコードもあり、わざと目立つように設置することで、よりリアルに見せることが可能。本体はネジをとめるだけで設置でき、配線やモニター機器を必要としない。防犯ステッカーも付属する。カメラ部分の本体サイズは直径75×長さ170mm、アーム長は約120mm、取り付け台座部分は80×47mm。赤色LEDの電源には単3形乾電池×2本(別売)を用いる。
2015年05月02日独ライカカメラは4月30日(現地時間)、モノクロ撮影専用35mmフルサイズセンサー搭載のレンズ交換式カメラ「ライカM モノクローム(Typ246)」を発表した。センサーと画像処理エンジンを刷新。発売は5月下旬を予定している。価格は1,134,000円だ(税込)。ライカM モノクローム(Typ246)では、2012年8月発売の前モデルで採用していた1,800万画素のCCDセンサーから、有効2,400万画素のCMOSセンサーに撮像素子を刷新した。前モデル同様、ローパスフィルターは省略しており、解像感を向上させている。カラーフィルターを搭載していないことによって、色補間処理が必要なく、シャープな描写のモノクロ写真を楽しめる。画像処理エンジンは、最新のライカMシステムのデジタルカメラに搭載されている「LEICA MAESTRO(ライカ・マエストロ)」。さらにバッファメモリの容量を2GBに増加したことで、すばやい画像処理が可能になったとする。マグネシウム合金製のボディは、単一のパーツからなり、高い堅牢性と耐久性を備える。トップカバーとベースプレートには真鍮の削り出しパーツを採用。液晶モニターのカバーガラスは反射防止コーティングを施したサファイアガラスで、傷がつきにくいだけでなく、屋外などでの視認性も向上させた。92万ドットの3型液晶モニターによるライブビュー撮影でのピント合わせをサポートするために、「マニュアルフォーカスアシスト」と「フォーカスピーキング」を搭載。マニュアルフォーカスアシストでは、画面の一部を最大10倍に拡大して細部のピント合わせを厳密に行える。フォーカスキーピングでは、ピントが合っている被写体の輪郭を強調して表示。合焦状態をひと目で確認可能だ。そのほか、新たにフルHD(1080p)でのモノクロ動画撮影機能を追加。JPEG形式ではセピアや寒色、暖色など色調を設定して撮影することもできる。2015年8月以降には、被写体を特殊なグレースケールに変換し、独自の効果や雰囲気をもたらす特殊フィルター3色(イエロー/オレンジ/グリーン)を発売する予定だ。主な仕様は、マウントがライカMマウント、撮像素子が有効2,400万画素・23.9×35.8mmサイズのCMOSセンサー(ローパスフィルター非搭載)で、静止画の記録形式がRAWとJPEG、動画の記録形式がMotion JPEG、対応感度がISO320~ISO25000、シャッタースピードが絞り優先AEモード選択時で60~1/4,000秒、マニュアルモード選択時で8~1/4,000秒となっている。ファインダー倍率は0.68倍、背面のモニターは3型・約92万ドット表示のTFTカラー液晶、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカード、バッテリーは容量1,800mAhのリチウムイオン充電池を採用。本体サイズは約W138.6×D42×H80mm、バッテリーを含む重量は約680gだ。製品には画像処理ソフト「Adobe Photoshop Lightroom」が付属する(ユーザー登録後にダウンロードして入手)。
2015年04月30日トランスは28日、リコーイメージングのデジタルカメラ「GR」専用のカメラバッグ、ケース、カメラストラップを発売した。同日より、リコーイメージングオンラインストアにて受注を開始した。カメラバッグの価格は税込17,800円本製品群は、「GR」のメーカーであるリコーイメージングが監修したカメラアクセサリ。素材に国産牛革「栃木レザー」を使用する。完全受注生産で、職人により一点一点手作りされる。発送は受注後約30~40日後に開始する。「栃木レザー カメラバッグ for GR」は、栃木レザーとコットンキャンバスを組み合わせたカメラバッグ。現行モデルのGRだけでなく、歴代GRシリーズや銀塩のGRシリーズにも対応する。収納部は折りたたみ可能な仕切りで分けられており、片方のスペースにはGRを、もう一方にはスマートフォンなどを収納できる。収納部の内寸はW235×H135×D50mmで、バッグ本体の外寸はW245×H150×D60mm。幅15mmのバッグストラップが付属し、長さは1,100~1,420mmの範囲で調節できる。価格は税込17,800円。「栃木レザー カメラケース for GR」は、カメラバッグと同様に、歴代GRシリーズや銀塩のGRシリーズにも対応。素材には栃木レザーとコットンキャンバスを採用している。付属のショルダーストラップは、GRのボディ本体にも取り付けられる。収納部の内寸はW120×H65×D40mmで、ケース本体の外寸はW130×H80×D50mm。ショルダーストラップの幅は12mmで、長さは825mmから1,155mmまで調節できる。価格は税込11,800円。「栃木レザー カメラストラップ for GR」は、接続部にGRの正式ロゴを刻印したカメラストラップ。幅は12mmで、長さは825mmから1,155mmまで調節できる。価格は税込5,480円。
2015年04月30日富士通は27日、同社直販サイト「WEB MART」が15周年を迎えたことを記念し、「WEB MART 15周年感謝祭」キャンペーンを開始した。ニコン製デジタル一眼レフカメラや、ムトーエンジニアリングの国産3Dプリンタなど、豪華景品が抽選でプレゼントされる。期間は2015年5月27日14時まで。「WEB MART 15周年感謝祭」では、「WEB MART」にてESPRIMO/LIFEBOOK/ARROWS Tabシリーズの対象製品を購入すると、抽選で18名に、ニコン製デジタル一眼レフカメラ「D5500 18-55 VR II レンズキット」や国産3Dプリンタ「Value3D MagiXシリーズ MF-500」、JTB旅行券などをプレゼント。抽選に外れた場合でも、100,000円以上購入したユーザーの中から、リコー製全天球カメラ「THETA m15」やPFU製モバイルスキャナ「ScanSnap iX100」、GoogleのSTB「Google Nexus Player」などの周辺機器が抽選で35名に当たる。また、対象製品購入ユーザーの中から抽選で100名に、バーバパパの「オリジナルトートバック」がプレゼントされる。対象製品は、ESPRIMO/LIFEBOOK/ARROWS Tabシリーズのカタログ掲載モデル、カスタムメイドモデル、わけあり品、目玉品。当選はプレゼントの発送をもって発表とする。賞品の発送は2015年6月下旬で、購入したPC本体とは別配送となる。
2015年04月27日ソニーは4月23日(米国時間)、デジタル一眼カメラ「α」シリーズのAマウント向け交換レンズとして、35mmフルサイズ対応の「Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II」と「Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II」を発表した。発売は6月で、価格はVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM IIが2,100ドル、Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM IIが2,250ドル。日本での発売日と価格については明らかになっていない。いずれも、2014年11月に開発発表されていたものが正式に発表された形となる。○Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM IIVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM IIは、焦点距離24mmから70mmをカバーする標準ズームレンズ。ズーム全域でF2.8を実現している。前モデルに比べてAFの高速化、ゴースト低減による描写性能の向上などを図った。防塵・防滴に配慮された設計だ。主な仕様は、焦点距離が24-70mm、レンズ構成が13群17枚、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、最大撮影倍率が0.25倍。画角は35mm判で84-34度、APS-Cで61-23度。最短撮影距離は0.34m。フィルター径は77mm。本体サイズは最大径が83mm、長さが111mm、重量は約974g。○Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM IIVario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM IIは、焦点距離16mmから35mmをカバーする広角ズームレンズ。ズーム全域でF2.8を実現している。改良点などはVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM IIと共通だ。主な仕様は、焦点距離が16-35mm、レンズ構成が13群17枚、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、最大撮影倍率が0.24倍。画角は35mm判で107-63度、APS-Cで83-44度。最短撮影距離は0.28m。フィルター径は77mm。本体サイズは最大径が83mm、長さが114mm、重量は約872g。
2015年04月24日リコーイメージングは4月23日、Kマウントのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 II(ケースリーツー)」を発表した。価格はオープンとなっている。パッケージはボディのみのものと、交換レンズ「smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR」が付属する「18-135WR レンズキット」、交換レンズ「HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6ED DC WR」が付属する「16-85WR レンズキット」の3種類が用意される。推定市場価格はボディのみが130,000円前後、18-135WR レンズキットが17万円台半ば、16-85WR レンズキットが19万円台半ば(いずれも税別)。ボディのみと18-135WR レンズキットは5月22日、16-85WR レンズキットは近日に発売される。PENTAX K-3 IIは、2013年11月に発売されたデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3」の後継モデルで、Kシリーズのフラッグシップ機に当たる。手ぶれ補正機構の改良や超解像技術「リアル・レゾリューション・システム」の搭載、GPSユニットの内蔵など大幅なブラッシュアップが図られた。センサーシフト方式による手ぶれ補正機構「SR(Shake Reduction)」を引き続き内蔵。高精度ジャイロセンサーを採用したことで、Kシリーズで最高となる4.5段分の補正効果を得られるようになった。ジャイロセンサーの搭載によって、ユーザーが流し撮りしていることを自動で検知。SRユニットを制御して最適な撮影を行える。イメージセンサーユニットを1画素ずつ微細に動かしながら、4回撮影した画像を1枚に合成する「リアル・レゾリューション・システム」を新たに搭載した。1画素あたり1つの色情報しか取得できない従来のベイヤー方式に対して、リアル・レゾリューション・システムでは画素ごとにRGB各色の情報を取得できるため、解像感が高く、色再現に優れた画像を得られる。また、リアル・レゾリューション・システムは、高感度撮影時のノイズ低減効果も持つ。GPSとQZSS、SBAS(WAAS/EGNOS/GAGAN/MSAS)に対応し、アウトドアでの撮影をサポートする。撮影画像には緯度、経度、高度、UTC(協定世界時)、方位情報を記録できるほか、方位をモニターで確認できる電子コンパス機能や移動の軌跡を確認できるGPSログ機能を装備。GPS情報と手ぶれ補正機構のSRを連動させることによって、カメラだけで簡易的な天体追尾撮影が行える「アストロトレーサー」機能を実現した。AFモジュールは27点測距(中央部25点はクロス測距)が可能な「SAFOX 11」を引き続き搭載。AFアルゴリズムと「ペンタックス リアルタイム解析システム」は刷新し、コンティニュアスAFにおいて動体へのAF追従性能を向上させた。K-3と同様、「ローパスセレクター」機能を備える。ローパスセレクターは、露光中にイメージセンサーをサブピクセル精度で微小駆動させることで、光学ローパスフィルターと同様のモアレ軽減効果を得られる機能。光学ローパスフィルターと異なり、効果のオン・オフ、強弱を切り替えられる点が特徴だ。92カ所のシーリングによる防塵・防滴構造となっており、-10℃まで動作する耐寒性能も持つ。ボディ上下と前後の外装には軽量かつ堅牢なマグネシウム合金を採用した。主な仕様は、マウントがペンタックスバヨネットKAF2 マウント、撮像素子が有効約2,435万画素・23.5×15.6mmサイズのCMOSセンサー、対応感度がISO100~ISO51200、シャッタースピードが1/8,000秒~30秒となっている。画像処理エンジンはK-3と同様の「PRIME III」。連写速度は最高で約8.3コマ/秒。ファインダーは視野率が約100%、倍率が約0.95倍のペンタプリズムファインダー方式だ。背面の液晶モニターは3.2型・約103.7万ドット表示。利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードで、記録形式は静止画がRAW、JPEG、動画がMOV(MPEG-4 AVC/H.264)で、動画の最大記録画素数は1,920×1,080ドット(フルHD)/60i。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能は約720枚。サイズは約W131.5×D77.5×H102.5mm(突起部を除く)、重量は本体のみで約700g、電池とSDカードを含む状態で約785g。
2015年04月23日オリンパスは4月21日、アウトドア撮影向きのコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough」を発表した。F2.0の明るいレンズを搭載。マクロ撮影機能を強化した。発売は5月22日で、価格はオープン。推定市場価格は税別47,000円前後。「TG-4 Tough」は2014年6月に発売された「TG-3 Tough」の後継機。絞り開放値F2.0(広角端)の明るいレンズ、水深15mまでの防水性能(IPX8相当)、IP6X相当の防塵性能、2.1mの高さからの落下に耐える耐落下衝撃性能、マイナス10度までの耐低温性能、100kgfの耐荷重性能をTG-3 Toughから継承している。TG-4 Toughでは新たに、撮影画像のRAWデータ記録や十字キーの操作でフォーカス位置を動かせる「AFターゲット選択」といった上級者向けの機能を搭載。ライブコンポジット、水中HDR機能なども追加した。マクロ撮影機能においては、TG-3 Toughから搭載した「バリアブルマクロシステム」を強化。レンズ先端から10mmの距離まで被写体に近づける「顕微鏡モード」では、撮影可能範囲を10~300mmに広げた(従来は10~100mm)。高倍率撮影時でも合焦エリアを広げられる「深度合成モード」、ピント位置をずらしながら撮影する「フォーカスブラケットモード」も使用できる。レンズは焦点距離25~100mm (35mm判換算)の光学4倍ズーム。撮像素子は有効1,600万画素の1/2.3型CMOSセンサー(裏面照射型)。画像処理エンジンは「OM-D E-M1」と同じ「TruePic VII」を搭載している。その他の主な仕様は、レンズの開放F値がF2.0~F4.9、手振れ補正機能はCMOS式、背面の液晶モニターは3型・約46万ドット、記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードと内蔵メモリ(約55MB)、サイズはW111.5×D31.2×H65.9mm、重量は247g(電池、メモリーカードを含む)。Wi-FiやGPSも備えている。
2015年04月21日オリンパスは4月21日、アウトドア撮影向きのコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough」を発表した。防水、防塵、耐衝撃、耐低音、耐荷重のタフ性能を特徴としている。発売は5月22日で、価格はオープン。推定市場価格は税別35,000円前後。STYLUS TG-860 Toughは水深15mの防水や防塵設計をはじめ、耐落下衝撃 2.1m、耐低温 -10度、耐荷重 100kgfのタフ性能を有する。180度チルト液晶のほか、今回新たにボディ前面にフェイスボタンを新搭載。フリーアングル撮影や自分撮りに活用できる。レンズは焦点距離21~105mm (35mm判換算)の光学5倍ズーム。新たに搭載した「スポーツカムモード」では動画撮影時に、画角が90度の超広角となるほか、最高240fpsのハイスピードムービーやタイムラプスムービー、スポーツバーストによる高速連写といった機能を利用できる。また、Wi-FiとGPSも搭載した。主な仕様は、撮像素子が1,600万画素の1/2.3型CMOSセンサー、レンズの開放F値がF3.5~F5.7、手振れ補正機能はレンズシフト式となっている。背面の液晶モニターは3型・約46万ドット。利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードと内蔵メモリ(約37MB)。サイズはW112.9×D27.6×H64.1mm、重量は224g(電池、メモリーカードを含む)。スポーツホルダー「CSCH-123」(希望小売価格:税別4,700円)、防水プロテクター「PT-057」(同29,000円)、シリコンジャケット「CSCH-124」(3,200円)といった純正アクセサリーも同時に発売する。
2015年04月21日キヤノンは、デジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」「EOS 70D」購入者を対象に、「一眼レフで写真+動画キャンペーン」を実施している。期間は2015年6月30日まで。2015年6月30日までに「EOS 7D Mark II」または「EOS 70D」を購入したユーザーが対象のキャンペーン。対象商品の購入後にWebフォームから申し込むと、グラスバレーのムービー編集ソフトウェア「EDIUS Neo 3.5」のダウンロードサイトURLと製品シリアル番号が贈られる。申し込みは7月10日まで受け付ける。対象商品はEOS 7D Mark IIのボディー、EF-S18-135 IS STMレンズキット、EF24-70L IS USM レンズキット。EOS 70Dのボディー、EF-S18-55 IS STM レンズキット、EF-S18-135 IS STM レンズキット、ダブルズームキット。「EDIUS Neo 3.5」は世界中の放送局や映画制作で採用されている「EDIUS」の独自技術や高画質エンジンを継承したムービー編集ソフトウェア。対応OSはWindows 7(SP1) / 8 / 8.1。
2015年04月15日ニコンは4月14日、デジタル一眼レフカメラ「D800」「D4」「D7100」の不正改造品が同社の修理に持ち込まれたと公表した。不正改造品や模造品がインターネットオークションなどで流通していることに注意を呼びかけている。ニコンは2014年12月にもD800にD800Eのカバーを取り付けた不正改造品について注意を呼びかけていた。今回は、D4にD4Sのカバーを不正に換装したもの、D7100にD610の銘版などを不正に換装したものについても注意を呼びかけている。いずれも、カメラの液晶モニターにて、1コマ表示モードから「統合表示」にした際、右上に正しいカメラ名が表示される。ニコンは、この方法によって真贋を見分けられるとしている。
2015年04月14日ニコンイメージングジャパンは、ミラーレスタイプのレンズ交換式デジタルカメラ「Nikon 1」の新モデル「Nikon 1 J5」を4月23日に発売する。Nikon 1 J5は4月2日に発表された製品で、当初は4月下旬の発売予定だった。このたび正式に発売日を4月23日に決定。推定市場価格は標準パワーズームレンズキットが60,000円前後、ダブルレンズキットが73,000円前後、ダブルズームレンズキットが80,000円前後、ボディのみが55,000円前後だ(いずれも税込)。Nikon 1 J5は、新開発の画像処理エンジン「EXPEED 5A」を搭載し、ニコン初の4K(3,840×2,160ドット)での動画記録に対応したモデル。そのほか、Nikon 1で初めてとなる2,081万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用するなどの進化を遂げた。
2015年04月14日キヤノンは、エントリー向けのデジタル一眼レフカメラ「EOS 8000D」と「EOS Kiss X8i」を4月17日に発売することを発表した。両機とも2月の発表時には4月下旬の発売予定としていた。EOS 8000D、EOS Kiss X8iともエントリーモデルながら、有効約2,420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサー、画像処理エンジン「DIGIC 6」、オールクロス19点AFセンサーを搭載した最新鋭のデジタル一眼レフカメラ。「ハイブリッド CMOS AF III」により、AF速度も向上している。EOS 8000Dは、EOS Kiss X8i上位機にあたる位置付けで、中級機EOS 70Dに近い操作系を採用している。価格はいずれもオープン。キヤノンオンラインショップにおける価格(税別)は下記のとおりだ。EOS 8000D ボディ単体:97,800円EOS 8000D 18-135STMレンズキット:134,800円EOS 8000D ダブルズームキット:134,800円EOS Kiss X8i ボディ:92,800円EOS Kiss X8i 18-55STMレンズキット:101,800円EOS Kiss X8i ダブルズームキット:129,800円そのほか、純正アクセサリーの バッテリーグリップ BG-E18、DCカプラー DR-E18、ACアダプターキット ACK-E18、ワイドストラップ EW-100DBV、セミハードケース EH26-L、セミハードケース EH27-L、マグニファイヤーMG-Ef、マグニファイヤーMG-Ebも同時発売する。
2015年04月10日キヤノンは4月8日、4K(4,096×2,160ドット)/29.97fpsの動画撮影が可能なEFマウント対応の業務用デジタルシネマカメラ「EOS C300 Mark II」を発表した。レンズ交換式で、キヤノンEFマウントに対応する。発売は9月中旬で、価格はオープン。CINEMA EOS SYSTEMシリーズ「EOS C300」の後継モデル。スーパー35mm相当の885万画素CMOSセンサーを新たに搭載し、4K動画の撮影が可能になった。映像処理エンジンには新開発の「デュアル DIGIC DV 5」を採用する。従来機種よりも広いダイナミックレンジでの撮影が可能な「Canon Log 2」のほか、新開発の独自ビデオフォーマット「XF-AVC」に対応。「デュアルピクセル CMOS AF技術」によって、縦横約80%の測距エリア内にいる被写体であれば、自動でピントを合わせ続けるコンティニュアスAFが可能となった。コンティニュアスAFをしながら顔検出AFも行えるため、ピント合わせが難しい4Kでの撮影時にもすばやくフォーカス調整できる。AF速度は10段階で、ピントが外れた際に同じ被写体へピントを合わせるまでのAF速度は7段階で設定可能だ。EFレンズでマニュアルフォーカスにすると、高精度なピント合わせをサポートしてくれる「デュアルピクセルフォーカスガイド」を利用可能だ。ピントが合っているかどうかだけでなく、前ピンか後ピンかまで表示することで、すばやいピント合わせをサポートする。記録メディアには、4Kの場合はCFast 2.0カード、フルHD(2,048×1,080ドット)以下の場合はSDメモリーカードを利用。CFast 2.0カードスロットは2基装備される。主な仕様は、撮像素子が有効約885万画素のスーパー35mm相当(26.2×13.8mm)CMOSセンサー、マウントがキヤノン EFマウント。NDフィルターは2 / 4 / 6 / 8 / 10stopsの5濃度を電動で調整可能。感度はISO100~ISO102400(拡張時)に対応する。液晶モニターは約123万画素・4.0型。177万画素の0.46型ビューファインダーも備える。記録形式はMOV(MPEG-4 AVC / H.264)。本体サイズは約W149×D183×H183mm、重量は約1,880g(本体のみ)。
2015年04月08日日立国際電気と日本放送協会(NHK)は4月6日、スーパーハイビジョン(8K)小型単板式カメラを開発したと発表した。同カメラシステムは、独自構造により光伝送アダプタや収録ユニットとの組み合わせでさまざまな運用形態が実現できるという特長をもつ。まず、レンズマウントはPL方式で、映画用レンズや4Kレンズなどの市販高精細レンズの取り付けが可能。カメラヘッドにはフランジバック調整機構があり、映画用単焦点レンズ搭載時にバックフォーカスの調整を容易に行うことができる。また、レンズ内の収差データを自動的に読み込み補正する収差補正機能を備えている。収録記録メディアは専用SSDスロット(2TB)で40分記録でき、収録ユニットと小型カメラアダプタ、CCUを接続することで収録データの現像作業が可能だ。さらに、光伝送ユニットとCCU間は、現行のハイビジョンカメラと同様の光複合ケーブルで接続可能で、タリーやインカムなどのコミュニケーション系信号の伝送も現行ハイビジョンカメラと同様に行うことができる。また、小型光伝送アダプタとの組み合わせにより軽量化を実現したことで、クレーンまたは汎用カメラスタビライザーへの搭載が容易となっている。CCUは8K出力以外に4K出力を備えており、4Kコンテンツ制作用カメラとしても使用可能。このほか、4Kモニター出力信号はドット・バイ・ドット信号の出力が可能なため、VEによるフォーカス調整が容易となっている。
2015年04月07日ソニーは6日、デジタル一眼カメラ「α」シリーズのEマウント用レンズとして、35mmフルサイズ対応の単焦点レンズ「FE 28mm F2」(SEL28F20)と、専用コンバーター2モデルを発表した。「FE 28mm F2」の発売は4月17日で希望小売価格は65,000円(税別)。○FE 28mm F2「FE 28mm F2」は焦点距離28mmの広角単焦点レンズ。フルサイズ対応のFEレンズで、9枚羽根の円形絞りを採用。高度非球面AAレンズ 1枚を含む非球面レンズ / EDガラス / マルチコートにより、美しいボケ味とシャープな描写を提供する。本体もコンパクトなため、日常のスナップ撮影にも最適だ。主な仕様は、焦点距離が28mm、レンズ構成が8群9枚、開放絞りがF2、最小絞りがF22、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、最大撮影倍率がAF時:0.13倍、MF時:0.16倍。画角は35mm判で75度、APS-Cで54度。最短撮影距離はAF時で0.29m、MF時で0.25m。フィルター径は49mm。本体サイズは最大径が64mm、長さが60mm、重量は約200g。花形バヨネット式のレンズフードが付属する。また、専用コンバーターを自動検知するセンサーを搭載。コンバーターを装着した際は、その状態のレンズ情報がExifに記録される。○SEL075UWC「SEL075UWC」はFE 28mm F2専用のウルトラワイドコンバーター。4月17日に発売し、希望小売価格は38,000円(税別)。倍率は0.75倍で、これをFE 28mm F2に装着すると21mmの焦点距離で撮影できる。装着時のレンズの開放F値はF2.8となる。主な仕様は、レンズ構成が4群4枚、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、最大撮影倍率がAF時:0.15倍、MF時:0.2倍、画角が35mm判で92度、APS-Cで68度、最短撮影距離がAF時で0.24m、MF時で0.2m。本体サイズは最大径が72mm、長さが51mm、重量は約267g。フードは花形固定式。○SEL057FEC「SEL057FEC」はFE 28mm F2専用のフィッシュアイコンバーター。5月22日に発売し、希望小売価格は45,000円(税別)。倍率は0.57倍で、これをFE 28mm F2に装着すると16mmの焦点距離で撮影できる。開放F値はF3.5となる。主な仕様は、レンズ構成が4群5枚、開放絞りがF3.5、最小絞りがF22、最大撮影倍率が0.14倍、画角が35mm判で180度、APS-Cで105度、最短撮影距離が0.22m。本体サイズは最大径が89mm、長さが58.5mm、重量は約418g。フードは花形固定式。
2015年04月06日ソニーは6日、デジタル一眼カメラ「α」シリーズのEマウント用レンズとして、35mmフルサイズ対応の大口径単焦点レンズ「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」(SEL35F14Z)を発表した。6月に発売し、価格は220,000円(税別)。焦点距離35mmの大口径単焦点レンズ。35mmフルサイズ対応のFEレンズで、独自の高度非球面AAレンズ×1枚を含む非球面レンズ3枚により、画面中心からシャープな描写を提供する。ZEISS「T*コーティング」仕様なので、フレアやゴーストを抑えた高コントラストな描写も楽しめる。新開発のダイレクトドライブSSMを搭載することで、フォーカスは静粛性に優れ精度も高い。また、絞りリングのクリック感のオンオフを切り替え可能で、静止画や動画の撮影に合わせて切り替えると効果的としている。防塵・防滴に配慮した設計もなされている。主な仕様は、焦点距離が35mm、レンズ構成が8群12枚、開放絞りがF1.4、最小絞りがF16、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、最大撮影倍率が0.18倍。画角は35mm判で63度、APS-Cで44度。最短撮影距離は0.3m。フィルター径は72mm。本体サイズは最大径が78.5mm、長さが112mm、重量は約630g。花形バヨネット式のレンズフードとレンズフロントキャップ、レンズリアキャップが付属する。
2015年04月06日マスプロ電工は2日、アウトドアやレジャー、スポーツに適した防水対応スポーツカメラ「Kodak PIXPRO WP1」を発表した。4月16日から発売し、価格はオープン、推定市場価格(税別)は15,500円前後の見込み。Kodak PIXPRO WP1は、水深5mまでの水圧に耐える防水性能や、高さ約1.2mからの落下に対する耐衝撃性能を備えたタフネスカメラだ。撮像素子に約1,600万画素のCCDセンサーを採用しており、静止画(写真撮影モード)に加えて、1,280×720ドットの動画撮影に対応(ハイビジョンビデオモード)。静止画撮影では顔認識の機能を持ち、人物の顔に自動で露出を合わせるほか、認識した人物のまばたきを検出した場合に警告を表示する。液晶モニターは2.7型で、記録メディアは内蔵メモリ(8MB)かmicroSD/SDHCメモリーカード(32GBまで)となっている。CIPA標準に基づく、付属電池による撮影枚数(電池寿命)は約190枚。本体サイズはW107.1×D28×H59.8mm、重量は約130g(本体のみ)。
2015年04月03日ニコンは2日、ミラーレスタイプのレンズ交換式デジタルカメラ「Nikon 1 J5」の発売にあたり、イメージキャラクターに女優・モデルの本田翼さんを迎えた、Nikon 1 J5スペシャルコンテンツ「ぼかして撮る、を わたしは知った。」を公開した。「ぼかして撮る、を わたしは知った。」の特設Webサイトでは、Nikon 1 J5で撮影した写真のぼけ表現や自分撮りの様子を紹介。また、本田さんが美しくぼける写真を知ることで、写真の魅力にますます気付いていく過程を描いたイメージムービーを公開している。「Nikon 1 J5」は、「Nikon 1」シリーズの新モデルで、2014年4月に発売した「Nikon 1 J4」の後継機種。Nikon 1シリーズで初めて裏面照射型CMOSセンサーを採用し、有効画素数が従来機の1,839万画素から2,081万画素へアップしたことで、より高精細な描写を行える。自分撮りができるチルト式液晶モニターや、ニコンのデジタルカメラでは初めてとなる4K動画撮影機能も搭載した。
2015年04月03日ニコンイメージングジャパンは、ミラーレスタイプのレンズ交換式デジタルカメラ「Nikon 1 J5」の発売を記念して「Nikon 1 J5 microSDカードプレゼントキャンペーン」を実施する。数量限定でサンディスクのmicroSDカードをプレゼントする。4月2日に発表されたミラーレスカメラ「Nikon 1 J5」を購入したユーザーが対象のキャンペーン。サンディスクのmicroSDカードを数量限定で同梱する。付属するmicroSDカードはUHSスピードクラス1(U1)、SDスピードクラス「Class 10」に対応。対象製品はNikon 1 J5のボディのみ、標準パワーズームレンズキット、ダブルレンズキット、ダブルズームレンズキット。Nikon 1 J5は、ニコンのデジタルカメラで初めて4K(3,840×2,160ドット)動画の撮影に対応したミラーレス一眼。Nikon 1シリーズで初となる裏面照射型のCMOSセンサーを採用したことも特徴だ。推定市場価格は標準パワーズームレンズキットが60,000円前後、ダブルレンズキットが73,000円前後、ダブルズームレンズキットが80,000円前後、ボディのみが55,000円前後(いずれも税込)。なお、ボディ単体は受注販売となる。
2015年04月03日ニコンは4月2日、ミラーレスタイプのレンズ交換式デジタルカメラ「Nikon 1」シリーズの新モデル「Nikon 1 J5」を発表した。発売は4月下旬で、価格はオープン。パッケージは、交換レンズ「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM」が付属する標準パワーズームレンズキット、さらにもう1本の交換レンズが付属するダブルレンズキットとダブルズームレンズキットが用意される。ダブルレンズキットには「1 NIKKOR 18.5mm f/1.8」、ダブルズームレンズキットには「1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.5-5.6」が付属。なお、ボディ単体は受注販売となる。推定市場価格は標準パワーズームレンズキットが60,000円前後、ダブルレンズキットが73,000円前後、ダブルズームレンズキットが80,000円前後、ボディのみが55,000円前後(いずれも税込)。1型センサーを採用する小型ミラーレス一眼「Nikon 1」シリーズの新モデルで、2014年4月に発売された「Nikon 1 J4」の後継機種だ。Nikon 1シリーズで初めて裏面照射型CMOSセンサーを採用。1,839万画素から2,081万画素へ有効画素数をアップし、より高精細な描写を行える。光学ローパスフィルターを搭載しておらず、より解像感を向上させた。高速で連写した画像を合成してノイズを低減する「ノイズリダクション機能」を持つ。暗い場所での撮影シーンにおいて、ISO感度をISO6400(NR)かISO12800(NR)に設定すると、ノイズの少ない画像を得られる。被写体の動いている部分は合成されないため、ブレを抑えたシャープな仕上がりになる。膨大な量のデータを高速で処理できる新画像処理エンジン「EXPEED 5A」を搭載。これにより、4K(3,840×2,160ドット)/15pでの動画撮影に対応した。4K動画の撮影に対応したのは、ニコンのデジタルカメラでこれが初となる。AF追従で世界最速を謳う約20コマ/秒の高速連写性能を前モデルから引き続き搭載。位相差AFとコントラストAFをシーンに応じて使い分ける「アドバンストハイブリッドAF システム」も搭載する。ローアングル撮影やハイアングル撮影、自分撮りに活かせるチルト式モニターを採用。液晶モニターを上向き180度にセットすると自動で「自分撮りモード」に切り替わる。自分撮りモードでは、「美肌効果」「セルフタイマー」「露出補正」をタッチ操作で設定可能だ。自分撮りをした後は「美肌」や「ビッグアイ」「クマ軽減」など8つのメイクアップ効果を画面で確認しながら施せる。モニターは直感的に操作できるタッチ式だ。そのほか、よく使う機能を割り当てられる「Fn(ファンクション)ボタン」、グリップを握ったまま設定変更できるコマンドダイヤルなど撮影をサポートする高い操作性を備える。通信機能として、IEEE802.11b/g準拠のWi-Fi(無線LAN)を搭載。NFC(近距離無線通信)も備え、対応のスマートフォンなどとカメラのWi-Fi接続をワンタッチで行える。主な仕様は、マウントがニコン1マウントで、撮像素子が有効2,081万画素の1型(13.2×8.8mm)CMOSセンサー、対応感度がISO160~ISO12800、シャッタースピードが1/16,000~30秒となっている。背面のモニターは3型・約104万ドットの液晶方式。利用可能な記録メディアはmicroSD/SDHC/SDXCメモリーカード、記録形式は静止画がRAW、JPEG、動画がMOV(H.264/MPEG-4 AVC)。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は静止画撮影時で約250枚、動画撮影時で約60分。本体サイズは約W98.3×D31.5×H59.7mm、重量は本体のみで約231g、バッテリーとmicroSDカードを含む状態で約265gとなっている。カラーはシルバーとブラック。
2015年04月02日メガネスーパーは2015年5月より、他業種や専門家との協業・連携により眼の健康寿命延伸に関する商品・サービスの開発や、アイケア啓発を行う有識者会議を開催する。同会議は、昨年10月に発足した「アイケア研究所」が主体となって実施する。同研究所は、アイケア商品・サービスの研究開発を行う機関として立ち上げたもので、現在、同研究所をハブに「眼の領域」においてサービスや商品の開発を推進していく取り組みが、他業種の企業・団体と進行している。このほど同社と同研究所で連携している企業や専門家が主体となり、眼の健康寿命の延伸に関する具体的な提言や情報発信を行う有識者会議が、5月から定期開催することが決定した。この有識者会議は、5月から3カ月に1回を目安に実施する予定で、参加する企業・団体や専門家は、今後随時発表していくとのこと。同会議では、あらかじめ同社Webサイトで募集した一般からの眼の悩みや眼の健康寿命に関する相談も取り上げる。また、会議での議論内容や提言はニュースレターやWebサイトを通じ広くに発信していく。
2015年03月30日誕生の瞬間から初めて歩いた時、そして入園、入学や運動会など、子どもの成長は大切に写真に残していきたいもの。「カメラにこだわりたい」という人も多いでしょう。きれいな写真が撮れるカメラといえば、デジタル一眼レフカメラ。でも、「難しそう」「大変そう」と敬遠してしまいがちでは? しかし、最近は初心者でも十分扱いやすいものになってきました。今回は、デジタル一眼の良さに触れながら、「デジタル一眼レフカメラとコンパクトデジタルカメラの違い」について、説明していきましょう。■一眼レフとコンデジの違いは、カメラの心臓部「イメージセンサー」の違いコンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)と一眼レフの一番の違いは、イメージセンサーと呼ばれる、レンズから入る光を取り込むセンサーの大きさです。一般的に一眼レフに使われているイメージセンサーの大きさは、23.5mm×15.7mmの「APS-C」というサイズ。対してコンデジに使われているのは6.2mm×4.6mmと、一眼レフの1/3以下の、小さなサイズのイメージセンサーなのです。そのため、一眼レフのほうがより多くの光を取り込めて、美しい写真が撮れるということになります。美しい写真というと、画像の容量が気になるところですが、そのあたりも問題なし。容量が大きいRAWデータでの撮影もできますが、普段はセンサーの大きさを生かしつつ、コンデジとほとんど同じ容量で撮れるため、写真の保存にも困りません。ではここで、デジタル一眼レフカメラならではのよさをいくつかご紹介しましょう。■デジタル一眼レフには、赤ちゃんが生き生きと立体的に撮れる ボケ味の深さがあるスタジオで撮ってもらったフォトブックや雑誌などには、背景が美しくぼやけて、子どもが今にも触れられそうなほど近くに感じられる写真が数多くあります。これはイメージセンサーが大きい一眼レフでないと出せない効果。最近のコンデジでもある程度背景をぼかせますが、一眼レフに比べるとセンサーの大きさの違いから、どうしても深さが出せません。■デジタル一眼レフは、レンズを交換することで、雰囲気も一緒に写真におさめられる一眼レフはレンズを取り替えて「その時の雰囲気ごと写真に写したい」と感じた時に、思った通りの写真を撮ることができます。・暗い室内でも背景をぼかしながら日常をきれいに撮れる「単焦点レンズ」・遠いものを近くに引き寄せたように美しく撮影できる「望遠レンズ」・子どもの目線でのびのびと、広がりを持たせた写真が撮れる「広角レンズ」・花や子どもの産毛などに思い切り近づいて、より愛おしい写真が撮れる「マクロレンズ」ざっと挙げただけでも、これだけの種類のレンズがあります。たとえば運動会や入園式には望遠レンズ、日常の食卓やリビングでは単焦点、砂場では広角レンズ、寝顔にはマクロレンズなど、場面に合わせてレンズを取り替えていくだけで、生き生きとした写真を撮ることができます。■気軽に撮れるようになってきた一眼レフ、短所はその重さ最近はオートモード内蔵で、簡単に美しく撮れるデジタル一眼レフも増えてきました。ですが、だいぶ軽量になってきたとはいえ、コンデジと比べると、かさばって重たいという欠点があることは否めません。荷物を持ち歩かなくていい車での移動や、ベビーカーに積めるという時の持ち運びには適していますが、徒歩での移動の場合は、一眼レフカメラが邪魔に感じてしまうこともあるでしょう。■一眼レフとコンデジ、選ぶなら…結論としては、メモやスナップとして使いたいならコンデジ。家族でのお出かけや旅行など、思い出を雰囲気ごと切り取りって残したいならデジタル一眼で撮ることをおすすめします。どちらも一長一短。最近では、携帯電話やスマホで代用してしまうという人がほとんどかもしれませんが、だからこそ、デジタルカメラにしかない便利な機能を備えた機種もたくさん売られています。ぜひ、カメラならではのよさに触れてみてください。さて、次回からは、デジタル一眼レフカメラを購入しようと考えている人に向け、実際にデジタル一眼を選ぶ時のポイントや、子どもを撮るテクニックをご紹介していきますので、どうぞお楽しみに。
2015年03月26日キヤノンは3月26日、レンズ交換式デジタルカメラ(デジタル一眼レフカメラおよびミラーレスカメラ)の世界市場におけるシェアが、2003年から2014年までの12年連続で1位(台数ベース)を獲得したと発表した。キヤノンは2000年にハイアマチュア向けのデジタル一眼レフカメラ「EOS D30」を発売した。続いて、2003年にはエントリー向けのモデルとして小型軽量な「EOS Kiss Digital」を投入し、市場の裾野を拡大。以来、市場を牽引し、2003年から2014年までの12年連続で世界市場における台数シェア1位を獲得している。2014年10月には、秒間10コマの高速連写性能を持つハイアマチュア向けモデル「EOS 7D Mark II」を発売。2015年には、有効約5,060万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載する「EOS 5Ds」「EOS 5Ds R」や、エントリーモデル「EOS 8000D」「EOS Kiss X8i」、AF性能が向上したミラーレスカメラ「EOS M3」などを発売する。
2015年03月26日