モンクレール ガム・ルージュ(MONCLER GAMME ROUGE)がパリで17SSコレクションを発表した。
2016年10月14日シアタープロダクツは10月12日、原宿VACANTで17SSコレクションをインスタレーション形式で発表した。会場にはマネキンとモデルが混在、カーペットの上に商品が置かれるなど、アフリカや中東のスーク(市場)を思わせるプレゼンテーション。前シーズンの近未来の月旅行と一変して、リアルに地球で生きる人々のスタイルがモチーフとなった。アフリカンファブリックのカンガをイメージさせるプリントや、ムスリム風のヒジャブ風ドレス、カフタン、サリーのスカートなど、アフロ、アラブ、アジアなどファッションにおけるエスニックを、今シーズンのテーマである「GOLDMINE(=ゴミの山は誰にとっても宝の山)」を軸にコレクションは構成されている。ヒンズー語でシアタープロダクツとプリントされたニット、PVで作られたハンドクリームの空箱モチーフをTシャツに付けたデザインのTシャツや、頭に巻いたスカート、頭にのせたり、首から下げたバッグなどはじけ具合はシアタープロダクツならではの表現。ギャザー、シャーリングのボリューム変化、レイヤード、布の巻き方などステレオタイプなスタイリングのタブーを見つめ直すことで生まれる新しい価値観を楽しんでいる。リサイクル素材も意識的に使用されているが、奄美大島の泥染めやタイダイ、ハンドペイントのテレコなどオリジナルテキスタイルもコレクションのテーマに合わせ、海を渡ってきた漂流物のイメージ。今回行われたインスタレーションはJFW(日本ファッション・ウィーク推進機構)が17日からスタートするAmazon Fashion Week TOKYO(アマゾン ファッション ウィーク東京)」初日にも、一般に向けて行われる。Text: 野田達哉
2016年10月14日スポーツマックス(SPORTMAX)が9月23日、ミラノにて17SSコレクションのショーを開催した。同コレクションは日本の写真家、浦口楠一の写真集『志摩の海女』から着想を得て、無邪気で自然体な笑顔溢れる海の女性たちのように、遊び心たっぷりの楽天的で陽気な雰囲気を表現した。ハンドウォッシュされた柔らかいコットン、ウネリのあるシルクなど全体的に素材自体が軽快でエアリーな印象だ。シワが寄ったリネンには、細いメタル製の糸が編み上げられ、使い込んだ風合いを出している。ギャザーやドローストリングも多用され、素材の柔らかさを活かして、バルーンスカートを形状させたり、ウエストラインやサイドシームの調整も可能と、昨シーズンから続いているトレンドキーワード“スポンテニアス”が取り入れられている。足元はエッグシェルブルーとレッカーレッドのスピンドルヒールのシューズが、軽やかなステップを助長し、モデルのいきいきとした表情が楽しげなショーの雰囲気を一層盛り上げた。完璧さを求めるのではなくありのままの自分をさらけだし、人生に歓びを!仕事に明け暮れる繰り返しの日常に葬られた、大切な何かを教えてくれるようだった。
2016年10月13日マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)が17SSウィメンズコレクションを発表した。
2016年10月13日メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)が17SSウィメンズコレクションを発表した。
2016年10月13日マックスマーラ(Max Mara)が9月22日、17SSウィメンズコレクションをミラノで発表した。会場内を蔦や緑が生い茂る熱帯雨林のステージに仕上げ、従来のマックスマーラの都会的でエレガントなイメージとは異なり、ショーが始まる前からオーディエンスの胸を躍らせた。コレクションテーマは「トロピカルモダン」。建築家・デザイナー・知識人として知られるリナ・ボ・バルディ(Lina Bo Bardi)にインスパイアされ、現代女性に向けて官能性と現代性をミックスした、全く新しいコンセプトを打ち出した。ファーストルックはジジ・ハディッド(Gigi Hadid)が、ジャングル柄のボディスーツで登場。豊かな動植物をモチーフとする華やかなプリントや、ボ・バルディの建築の特色である正確な幾何学構造を模したパッチワークが続いた。クラシックで伝統的な要素の一方で、最新のテクノロジーも積極的に取り入れている。スポーツウェアに使用される高性能ジャージーやナイロンをボディにフィットするドレスに採用し、デザインアイコンであるコート「101801」のハイテクバージョンなど、挑戦的な試みが見られる。足元は安定感と実用性のあるウッドソールのテクノクロッグで、アスレチックでありながら官能的な雰囲気を放つ。冷静かつ奔放、端正かつ贅沢、ハイテクでありながら芸術的。ボ・バルディの作品のように、相反する要素をミックスさせ、壮大な思想を持つ女性のために捧げられた同コレクション。マックスマーラの現代性への挑戦は、見事に正しい方向へと舵を切ったようだ。
2016年10月12日ファセッタズム(FACETASM)がパリで17SSウィメンズコレクションを発表した。今シーズンは、「FACETASM」というブランド名の由来にも精通する、“同じ物事であっても、その印象は人それぞれ見る角度、感覚によって表現が異なる”などといった意味を持つ慣用句「Elephant in the room」がキーワード。デコラティブなものとストリートなもの、セクシーなものとスクールテイストのものなど、ファセッタズムを象徴する様々なディテールを一つに落とし込み、新しいシルエットを構築した。
2016年10月12日フィンランドの老舗ブランド、マリメッコ(Marimekko)が17SSウィメンズコレクションをパリで発表した。プレンゼンテーション型で披露した同コレクションでは、時代が流れても色褪せることのない、長く愛されるデザインを打ち出した。マリメッコの強みである独創的なプリントと色づかいは今季も健在。小ぶり、大ぶりの花柄プリントはオレンジやイエローといった明るいカラーで彩り、春先の訪れを期待させる。ブラックとホワイトのバイカラーのドレスも多く登場し、華やかさとシックが見事に共存。独創性と機能性を融和させ、普段のワードローブに自然と溶け込むようなアイテムも多く見られた。過去のアーカイブから引用したアイテムたちは、不思議とそこに時代錯誤の古臭さは一切なく、むしろ現代人の今の気分に調和するデザインとして捉えることができる。いかにマリメッコのデザインが時代を超越し、普遍的な美しさを追求しているかが表れている。ラグジュアリーの意味やファッションの流行が急速に移り変わる現代に、“本当に良いデザイン”とは何かをマリメッコなりに提唱したコレクションとなった。
2016年10月11日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)がパリで17SSウィメンズコレクションを発表した。
2016年10月09日アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(Andreas Kronthaler for Vivienne Westwood)がパリで17SSコレクションを発表した。また、ショーの直後から今シーズンの厳選された20点のアイテムが旗艦店とオンラインストアで限定販売されている。
2016年10月09日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が10月5日、同メゾンの新ストアがオープンするパリのヴァンドーム広場に面した建物で17SSウィメンズコレクションを発表した。動画引用元: (ルイ・ヴィトンオフィシャルYouTube:
2016年10月07日アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)が10月2日にパリで17SSウィメンズコレクションを発表した。
2016年10月06日アンリアレイジ(ANREALAGE)が17SSコレクションで使用したARアプリ「ANREALAGE_AR3」を一般向けに無料でリリースした。全面に散りばめられた小さな絵柄や胸元などにプリントされた文字など、様々な箇所が黒く覆われた斬新なデザインのアイテムが豊富にそろった17SSコレクション。この度リリースされた専用アプリをかざすと、不思議な音とともにアイテムに施された黒の覆いが次々に消え、見えるはずのなかったモチーフが現れ出す。アプリは現物のアイテムだけではなく、モニター越しのルック画像や動画でも体験が可能だ。なお、同アプリを開発したのはAR三兄弟の川田十夢。聞こえてくる不思議な音のサウンドディレクションはサカナクションの山口一郎が担当した。
2016年10月06日ヴァレンティノ(VALENTINO)が10月2日、パリにて17SSウィメンズコレクションを発表した。
2016年10月05日ランバン(LANVIN)が9月28日にブシュラ・ジャラール(Bouchra Jarrar)がウィメンズのアーティスティック・ディレクターに就任後初めてとなる17SSウィメンズコレクションを発表した。
2016年10月05日クロエ(Chloe)が17SSウィメンズコレクションをパリで発表した。クリエイティブ・ディレクターのクレア・ワイト・ケラーは、「このコレクションは、美しいバランスのエフォートレスな装いという、フレンチスタイルのルーツと シンプリシティーに回帰したコレクション。スクエアボリュームと清廉なファブリック、イノセントなフローラルのニュアンスは、強くグラフィカルにコレクションのメッセージを表現している」とコメントしている。
2016年10月05日宮前義之によるイッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)が、9月30日パリのLE STUDIOで17SSコレクションを発表した。ショー音楽はOpen Reel Ensemble(和田永+吉田悠+吉田匡) + sebuhiroko。
2016年10月05日ニコラ・ジェスキエールによるルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)は、17SSパリメンズファッションウィークにて行うランウェイショーをライブ配信する。ショーは10月5日17時(現地時間10時)より、新しいストアがオープンを予定するパリのヴァンドーム広場に面した建物で開催。ウィメンズ・コレクション アーティスティック・ディレクターのニコラ・ジェスキエールは、「内部が荒々しい様相を呈している今このときに、この場所でショーを開催するのは興味深いと思いました。 もっとも美しいこの建物の内部に、これ以上ないほどに美しい灰色の箱が収まっているのですから。私にとっ て、このコントラストは非常に興味深いものでした」とコメントしている。インスタグラムのルイ・ヴィトン公式アカウントでは、ショーに先駆け画像をアップしている。また、SNSのハッシュタグは#LVSS17。ストリーミング引用元: (ルイ・ヴィトンオフィシャルサイト: www.louisvuitton.com)
2016年10月05日サカイ(sacai)が17SSウィメンズコレクションをパリで発表した。なお、sacaiのファーストバッグコレクションは2016年12月に発売予定。ピエール・アルディ(PIERRE HARDY)によるシューズも展開される。
2016年10月04日ステラ マッカートニー(Stella McCartney)が10月3日、パリで17SSコレクションを発表した。
2016年10月04日ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)によるロエベ(LOEWE)が9月30日、パリで17SSウィメンズコレクションを発表した。
2016年10月04日アーティスティック・ディレクター、デムナ・グバサリア(Demna Gvasalia)によるバレンシアガ(BALENCIAGA)が10月2日に17SSウィメンズコレクションを発表した。
2016年10月04日エルメス(HERMES)が10月3日23時半(現地時間3日16時半)より17SSウィメンズコレクションショーのライブストリーミングを配信する。ショーに関する情報はSNSのハッシュタグ「#hermesfemme」でも見る事ができる。ストリーミング引用元: (エルメスオフィシャルサイト: hermes.com/defile)
2016年10月03日ジバンシィ(GIVENCHY)は10月3日3時(現地時間2日20時)に、パリで開催する17SSウィメンズコレクションショーをライブストリーミング配信する。ショーの模様はこちらでも視聴可能。※会場の都合で開始時間が遅れる場合あり。ストリーミング動画URL:(
2016年10月02日ヴァレンティノ(VALENTINO)が10月2日22時(現地時間10月2日15時)より17SSウィメンズコレクションショーのライブストリーミングを配信する。ストリーミング動画URL:(
2016年10月02日アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)が17SSウィメンズコレクションを発表した。アニヤが夢中になっていることは、幾何学的 なものとアートの関係性について。まずシンプルな円からスタートし、工芸的な技法と先進的技術を用い徐々に複雑な形状へと変化させ、新しいレザーワークの方程式を解いていくことにトライした。そうして新たなバッグ「Stack」と「Vere Barrel」が誕生。カラーはコレクション全体を通じて、ライムグリーンやパウダーピンク、明るいシャーベットカラーが用いられている。
2016年09月30日ディオール(DIOR)は、9月30日21時半(現地時間14時半)に、パリで開催する17SSウィメンズコレクションショーをライブストリーミング配信する。ブランド設立以来初の女性アーティスティックディレクター、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)によるデビューコレクションとなる。ショーの模様はこちらでも視聴可能。※会場の都合で開始時間が遅れる場合あり。ストリーミング動画URL:()
2016年09月30日フェンディ(FENDI)が現地時間9月22日12時30分、17SSウィメンズコレクションを発表した。モダンなロココ様式のミューズからインスピレーションを得た同コレクション。ランジェリーが透けて見えるエプロンと、リボン結びをしたガウンがアクセントになったシルエットなどが登場した。アプリコット、ブラッシュピンク、ペールミントなどのソルベのようなカラーに、スカーレット、バーガンディ、マリーゴールドのストライプを合わせることでスポーティーさを演出。その他、フランス庭園のような花模様から、金属のすかし細工のような型押し模様、アーガイル編み模様まで様々なモチーフが採用された。アイコニックな「ペカン(Pequin)」ストライプも用いられている。アクセサリーでは、キャンディーカラーのスタッズやロゼット、花模様、リボンが散りばめられた新作バッグ「Kan I」が登場。ストライプとグログランリボンが施された、少し長めのストレッチアンクルブーツも展開された。
2016年09月29日