9人組ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGON(略称:スパドラ)が6月30日(水)に約2年ぶりとなる映像作品「BOX WORLD -SPECIAL EDITION-」をリリースすることが決定した。2020年結成5周年の節目を迎える中、コロナ渦に挑み、ファンとの絆を紡いだオンラインライブ2作品をディレクターズカットでパッケージ化。DISC1には11月15日に開催された「BOX WORLD」を収録。最新e.p.収録曲「BLACK BOX」からインスパイアされたサイバーパンク感全開の大規模セットに加え、配信LIVEの表現を追求した映像演出で圧倒的な世界観を演出し、グループのネクストステージを感じさせる内容となった。DISC2にはグループイメージの原点ともいえる廃工場を舞台に繰り広げられた「SECRET BASE」をファンからの要望も多かった完全版として収録。一発勝負のカメラワークによる臨場感溢れる映像作品となっている。各公演に新しい公演に挑戦したメイキング映像をそれぞれ収録。さらに、写真家・鳥居洋介とメンーによるコラボレーション作品第2弾となるZINE(ブックレット)を完全撮り下ろしで収めた豪華使用となっている。今月に495日ぶりとなる有観客ライブを成功させ、7月には東名阪ツアーも控えるスパドラ。新たなステージへと向かう、2020年の挑戦と成長を収めた記録作品をチェックしよう。アートワーク、各特典など追加情報は近日発表予定。7月のツアーとも連動した企画を準備中とのことだ。【リリース情報】SUPER★DRAGON 「BOX WORLD -SPECIAL EDITION-」2021年6月30日(水) 発売定価:6,900円(税別)仕様:Blu-ray(2disc) / 三方背BOX / ZINE(60P)<DISC-1>BOX WORLD -DIRECTOR’S CUT- (約76分)1. BLACK BOX2. hide-and-seek3. Mr. GAME4. PANDORA5. WARNING6. Don’t Let Me Down7. City Noise8. Ringing, Love9. Set It Off10. La Vida Loca11. Dragonfly12. SUPER★DRAGON13. BADASS14. Untouchable MAX15. Burning in the nights特典映像:「BOX WORLD」 BEHIND THE SCENES(約21分)<DISC-2>廃工場 LIVE SECRET BASE -DIRECTOR’S CUT-(約71分)1. Strike Up The Band2. hide-and-seek3. ゲットレジャーニー4. BLOODY LOVE5. My Playlist6. Set It Off7. Remedy For Love8. SAMURAI9. SUPER★DRAGON10. BADASS11. The Survivor12. BROTHERHOOD特典映像「SECRET BASE」 BEHIND THE SCENES(約16分)
2021年04月21日4月9日(金)、10日(土)、9人組ミスクチャーユニットSUPER★DRAGON(通称スパドラ)によるワンマンライブ『NEO CYBER CITY -ネオサイバーシティー-』がZepp HANEDAにて2日間に渡って行われた。昨年は多くの配信ライブを行ったが有観客ライブは495日ぶりとなる。待望のライブとなった今回の公演、その締めくくりとなる第3部の模様をレポートする。続々とファンが入場する会場。BGMには3月に配信され話題となっていたボイスドラマ「NEO CYBER CITY-ネオサイバーシティー-」が。荒廃した近未来で終焉を迎えようとしている世界で、シェルターの中で生活していた9人。何不自由ない暮らしの中で田中洸希が疑問を提起し始める。見たことがないはずの景色を夢に見る、そしてシェルターの外の世界へと興味を持ち始め……。ファンの間でもその内容が話題となっていたボイスドラマ。このライブでその謎が明かされるのか……ということで期待も高まっていた。ボイスドラマの結末からそのままライブへ突入。スモークがステージをくゆらす中、スパドラが登場。急性咽頭炎によりライブに参加ができない洸希を除く8人でのパフォーマンスとなる。一斉に客席が青いペンライトの光に包まれる。白と黒の衣装に身を包んだメンバーひとりひとりがスクリーンの前で名前と共に紹介されたあと、オープニングを飾ったのは『Untouchable MAX』。アグレッシブな振りと体に響くような歌声でいきなりトップスピードで会場を盛り上げていく。ジャン海渡の「みなさん俺たちと一緒に踊ってください!」という言葉と始まったのは『LRL-Left Right Left-』。息の合ったシンクロダンスを見せたかと思えば、続く『La Vida Loca』ではしなやかで強い、それでいて色気をまとったパフォーマンスを披露。たった3曲であっという間に会場を熱狂の渦に巻き込んでいった。「俺たちがSUPER★DRAGONです!」とジャン。古川毅は「本当に来てくれてありがとうございます。僕らもこの日をすごく楽しみにしていました。最後まで悔いのないように燃え尽きたいと思います!」と気合いのこもった声で挨拶。続いてシルバーヘアにイメチェンした飯島颯「クマくんカラーに染めました!颯です!」と愛猫クマくんの毛色とおそろいであることを報告。「クマくんと自撮りしていたら本当に一緒でやっぱりペットと親は似るということで……」と言い、会場をニッコリとさせた。伊藤壮吾はいつ聞いても高いクオリティを誇る電車アナウンスを京急バージョンで挨拶。「アナウンスを家の風呂とかでやっているんだけど誰も反応してくれないから、こうして返しがあるっていうことは嬉しいしありがといことだなと思う」と壮吾ならではの喜びを表現した。「身長が伸びました!」(楽)彪馬は「みなさんと世界一幸せな空間を作れたらいいなと思っています」と落ち着いたトーンで挨拶し、志村玲於はボイスドラマのワンシーンを真似しつつ、ハイテンションで会場に呼びかけ、笑いを呼ぶ。「声は出せないけど“ヨッシャーゲーム”やろうかな!」とメンバーに「あれってゲームだったの?」とつっこまれながらもおなじみの“ヨッシャー掛け声”をファンの手拍子と行った。柴崎楽は「元気かな?元気っぽいね」と穏やかな笑顔で呼びかけたあと、身長が伸びたと報告。「これからどんどん大きくなっていくと思うんでよろしくお願いします」と玲於と背比べするような仕草を見せながら“予告”した。続いて松村和哉は「NEO CYBER CITY、495日ぶり、そして今日最終日ということで美しく泥臭く、燃え尽きたいと思います」と美しい挨拶をし、「これで16歳ですよ」と毅に舌を任せた。ジャンはおなじみの“ジャジャジャジャーン”で挨拶したところで、「皆様楽しむ準備はできていますでしょうか」と毅が呼びかけた。「最後まで楽しんでいきましょう!」という言葉のあとは本格的に「NEO CYBER CITY」の世界に飲み込まれていくことになる。外の世界を目指そうと決めたものの、メンバーの想いはそれぞれ。その物語がボイスドラマの続きとして差し込まれていく。外の世界を目指す9人の行く末に心を動かされつつも、始まった曲は『BLACK BOX』。反骨的メッセージが込められている歌詞は、まさに物語の世界観を現しているようで、不安をあおっていく。一転して『My Playlist』は柔らかなメロディと憂いを帯びた歌声で観客の心を包み込む。しかし警報音が鳴り響く中でのDANCE TRUCKではシェルターから彼らが抜け出そうとしているであろうことを想像させ危機感をあおってくる。続く『Burning in the nights』では“知りたいこの夢の続きを”と歌い、世界観への没入感を深めていく。“本当のことを知るのが怖い”“それでも夢の続きを知りたい”というメッセージのあとに披露されたのは『Distance』。白シャツに着替えたメンバーがさわやかに歌う。歌詞を反映したような夕焼けカラーの照明、彼らのバックにあるスクリーンに映し出された街の日常が焦燥感を高める。シェルターの中にいた“彼ら”にとっての外の世界、そして観客にとっては強引に奪われてしまった日常。“真実が知りたい”という彼らの心は迷いの中で揺れ動いている。そんな心の中を楽曲が表現していく。『BLOODY LOVE』では彪馬が艶めかしい歌声を響かせ、『Set It Off』ではジャンと和哉が力強いラップを響かせる。そして『SAMURAI』ではポップな空間へファンをいざなう。カメラが間近でメンバーの表情を映し出し、ステージセットの階段裏の空間の中でパフォーマンス、そして青い光が瞬く客席をバックにするなど会場全体を使ったような映像テクは、昨年の配信ライブでの演出を彷彿とさせる。俺たちが時代を変えるー。しかし、ポップな雰囲気だった会場は一転。階段に倒れ込むメンバー。暗転し、客席は洸希のインナースペースへと引き込まれる。そこで明らかにされたのはシェルターと“彼ら”の正体。「クローン」「ここはできそこないの廃棄場所」「誰だって自分を殺して生きている」「俺たちは殺された自分だ」「より優秀な自分になるために拙悪な自分はそぎ落とされる」「とにかく俺はここを出る!」という洸希のボイスと共にスタートしたDANCE TRUCK。ネオンイエローの衣装にまとったメンバーたちがそれぞれ力強いソロダンスを披露。続けて『SUPER★DRAGON』。新時代の幕開け、俺達が時代を変える――と世界観にピタリと当てはまると同時に新しいスパドラの片鱗をすでに見せてくれているような気がる。ジャンが「まだぶちあがれるか!」と会場を煽り、『Mada’ Mada’』、『BADASS』とパフォーマンスは激しさを増していく。ひらめく衣装が彼らをより大きく見せ、ステージ上でそれぞれの存在感を際立たせた。毅が「今日最後の曲です。盛り上がっていきましょう!」と本編を締めくくった曲は『SWEET DEVIL』。吹き上がる火花、スモーク、さらに激しいダンス、歌声が会場を震わせる。1曲目から踊り続けているにも関わらず衰えぬパフォーマンスで、このライブに対する思いを表現しているようだ。そして、シェルターの扉が開き……彼らは外の世界へと逃げだすことができたのか――というところで現れたのは“黒幕”の存在。明らかにされた、シェルターの謎。彼らはクローンであり、シェルターは優秀なクローンを作るために個体をアップデートし続けるための場所だという。そして、拙悪な個体は廃棄されてしまう。クローンは「外の世界へ出ること=死」であり、現実世界ともシンクロする部分があり、背筋が冷たくなる。人間のクローンを作るという禁忌とも考えられる行為、「自分を殺して生きている」という誰しもがドキリとするワード、現実世界とシンクロするような物語の構成。ボイスドラマから始まり、ライブの2時間で壮大な物語を完結させたのだ。「みんなのパフォーマンスがエグかった」(洸希)スクリーンに大きく「END」の文字が映し出されたあと、洸希も含めた9人がステージへと再び登場。黒幕役を演じた颯は感想を聞かれると「前々からメンバーにサイコパスって言われていたんだけど、台本読みながら『これ俺がやったら絶対にサイコパスになっちゃうじゃん!』って。いい経験させてもらいました」と語り、ライブ全体のパフォーマンスでも黒幕が颯と示唆するような伏線をしていたというから驚きだ。ジャンは「こういった演出は僕ららしい」とこれまでのスパドラのライブについて振り返っていたところで「いや洸希いるし!!」と明るく洸希に話を振った。会場からは温かい拍手があふれる。「ステージ端で見ていたんですけどここに立つことが申し訳ないぐらい、エグかったです。パフォーマンスが。一緒に一度の経験レベルなんですよ。あ、一応僕もメンバーなんで。ゲストとかじゃないですよ」と洸希もほがらかに本編の感想を伝え、「本当にみなさんの顔をこうして直接見られることが嬉しいしこうやってライブできたことが本当に幸せです」と感謝した。そんな洸希を加えて、完全体となったスパドラがアンコールで披露したのは『Dragonfly』。タオルを手にパフォーマンスし、会場との一体感を高めていき、『SHOPPING TIME』でキュートなフリと共にはしゃいだ笑顔をそれぞれが見せた。最後の挨拶ではまず彪馬が「この空間が記憶を共有できるっていうのが嬉しい」とライブ開催の喜びをかみしめ、「ライブを一緒に楽しんでいるという純粋な記憶が僕たち9人と、ここにいてくださっているみなさん、配信を見てくださっている方で共有できているっていうのが何よりの幸せなんだよな、って感じています。ここから先につながるいいステージになったな、と思いますし何より、同じ記憶を共有しようと思ってくれたみなさんに感謝しかない。お互い支えあってもっと高みを目指していきたいなと思います」とこれからに向けて決意を新たにした。続いて、洸希が不在の中、強い存在感を示した和哉が言葉を紡ぐ。「こうやって495日ぶりにみなさんの前に立ってライブしてみてやっぱりここに立つことが僕らがSUPER★DRAGONであることの意味であって、それがみなさんの元気や生きる糧になっていたらいいな、と思いました。みなさんと目と目を合わせて心を通わせることって当たり前じゃないんですよ。当たり前だと思っていた大切な時間は特別なものだったし。でもこれからはその特別を僕たちで当たり前にしていけるような、支えあっていけるような、どうかそんな素敵なお互いであり続けましょう」「傷だらけだった僕たちをみんなが埋めてくれた」(毅)毅は「世の中大変な状況の中、お集りいただきありがとうございました」と感謝を口にしたあと、「こうやってきてくれたみんなと同じ時間を共有してやっぱり最後のピースを埋めてくれるのはあなたたちなんだな、と実感しました」と語った。この1年間、傷だらけだった、という毅。自分たちを支えてくれているスタッフの複雑な胸中を知った。そんな中で、スタッフと共に全力で画面の向こうのファンにどんな音楽を届けようかと試行錯誤し、作り上げていた。「傷だらけだったけどその傷をみんなで舐めあって、支えあってここにたどり着きました。でもやっぱり、その最後のピースを埋めてくれるのはあなたたちなんですよ。僕らにはあなたたちがいないと活動していく意味がない。ただもちろん、自分たちの究極を突き詰めていくべきだし、それが僕たちのスタイルだから。その姿に少しでもモチベーション上がったな、元気もらったなとか、そういうみなさんの反応を見て、僕たちも救われています。間違いなくまたここを経て強くなった気がします。絶対先に進める未来が見えました。みんなと一緒にこの未来を見据える覚悟ができました。これからも僕たちと夢の続き、見ていきましょう」毅の言葉に会場から大きな拍手が沸き起こった。そして「最後にこの曲でひとつになりましょう。絆の唄です。これはこの会場にいる、全員との絆の曲です。一緒に声は出せなくても一緒に歌いましょう」と始まったのは『BROTHERHOOD』。ひとつひとつのメロディに籠った想いがファンひとりひとりへ届けられているのがわかる。最後、メンバーが輪になる場面では洸希がうつむき目をぬぐうような仕草を見せ、その背中に彪馬がそっと手を添えたシーンが印象的だった。全力で駆け抜けた2時間。7月にはFC限定のワンマンライブ『AREA SD-18 EYES-』が大阪、名古屋、神奈川で開催されることが発表された。久しぶりの地方でのライブにメンバーのテンションも上がっている。「18EYES」とはメンバー9人の目を意味し、「それだけ9人と目が合うぐらいの距離感」でのライブということで、また新たな姿を魅せてくれそうだ。ステージを去る際、ジャンが言った「まだまだおもしろいことやってくから楽しみにしとけよ!」という言葉。傷を負いながらも、立ち止まらず、走り続けたSUPER★DRAGONのこれからに期待が高まるばかりだ。-SET LIST-1. Untouchable MAX2. LRL -Left Right Left-3. La Vida Loca4. BLACK BOX5. My Playlist6. Burning in the nights7. Distance8. BLOODY LOVE9. Set It Off10. SAMURAI11. SUPER★DRAGON12. Mada’ Mada’13. BADASS14. SWEET DEVILENCOREEN1. DragonflyEN2. SHOPPING TIMEEN3. BROTERHOOD取材・文/ふくだりょうこ
2021年04月12日9人組ミスクチャーユニット『SUPER★DRAGON』通称スパドラが11月15日に毎年恒例となっている「DRA FES2020」を開催、今年度はオンライン2部制で行われた。また「この5年間でかなり成長したメンバーなら、大人な一言で決めてもらいまSHOW!」のコーナーではお題に対して大人な一言で決めることに。「全然売れないチョコバナナをたくさん買ってくれた女子に言う大人なひと言」ではなかなかベビドラ先生からのOKが出ず、「このままだとライブが終っちゃう!」とメンバーが弱音を吐く場面も。それぞれの良さが如何なく発揮された大喜利コーナーはファイヤードラゴンとサンダードラゴンに分かれて対決。フリップ回答ではガンガン挙手するファイヤードラゴン、サンダードラゴンは指名制の写真でひと言大喜利で会心の回答を繰り出していった。もちろん、セットリストもアツい。今年で5周年を迎えるスパドラだが、「誰一人欠けることなく迎えられてよかった」とベビドラ先生。その5年の間に、スパドラとしての楽曲以外に発表されてきたユニットやソロ曲を歌い、ファンを喜ばせた。洸希、彪馬、和哉が『Cross Counter』を披露し、曲終盤にはジャンがさりげなく合流。そのままジャン、毅、玲於による『ゲラゲラ』へ。更にテンションをあげていく。颯、壮吾、楽は『NICHIYOUBI』をほのぼのと歌い、「今日は楽しんでいきましょうね」と画面の向こう側にいるファンに向かって微笑みかけた。また、『夢で逢えたら』では毅と彪馬がしっとりと歌い上げ、洸希はソロ曲『AIKOTOBA』でコメント欄を歓喜させた。もちろん、ファイヤードラゴンとサンダードラゴンの曲も披露。ファイヤードラゴンは『Gong』、『Get Lite』で盛り上げると、『MIKAZUKI』ではしっとりと歌い上げ、志村は想いを込めるように儚げな表情とダンスで魅了した。サンダードラゴンは『Take It To The Top』で甘いハーモニーを響かせたと思えば、『真冬の熱帯夜』では年上の女性に恋をする男性の気持ちを色っぽく、かつ切なげに歌った。学ラン姿が意外にも曲にマッチし、ファンをうっとりとさせた。『リマカブロ!』はスピード感あるメロディとライダーを意識したダンスで盛り上げ、最後にはファイヤードラゴンも合流し、なんとも賑やかなパフォーマンスとなった。ラストは『+IKUZE+』を、タオルを回しながら熱唱、最後には画面の向こうのファンにも促しながら全員でハイジャンプ。最後まで笑顔で盛り上がって見せた。しかし、完全燃焼するにはまだ早い。19時からスタートしたDRA FESの第2部ではまたスパドラの新たな一面を見せてくれた。『BOX WORLD』というタイトルそのままの世界観が投影されており、箱の中にいるメンバーが映し出される。黒の衣裳に身を包んだ彼らが1曲目に披露したのは初披露となる新曲の『BLACK BOX』。いきなりの新曲に早速コメント欄は驚きと歓喜で色めき立つ。続いて『hide-and-seek』ではステージから移動。ライブハウス内を踊り、走り、更には男子トイレも活用して歌う。ファンは演出に驚きつつも「トイレさえもステージにするのはスパドラだけでは」と誇らしげだ。『Mr.GAME』では大掛かりなセットが組まれた別ステージを使用。オンラインライブならではのダイナミックな空間の使い方に思わず感嘆の息が漏れるほど。最初の3曲だけで、今夜のスパドラのオンラインライブは何か違うものを見せてくれるーーと自然と期待が高まる。MCで自己紹介をしたあとは息着く間もなく『PANDRA』、『WARNING』を披露。激しいダンス、曲調。まるで箱の中から抜け出そうともがいているようにも感じられる。和哉の低音が美しく響く『Don’t LetMe Down』から緩さの中にもしなやかなダンスを見せた『City Noise』、『Ringing,Love』で少し空気が緩んだかと思えば、『Set It Off』ではジャン、洸希、和哉ら3MCが金網の箱の中に閉じ込められる演出。怒りをテーマとしている『Set It Off』だが、閉塞感を打ち破ろうとしているような強いパワーが感じられる。更に自分との戦いをテーマとした『LaVida Loca』と続き、ライブを観ているはずなのに、まるで彼らが何かと戦っているような激しさに高揚感を覚える。「自分らしさを追及し、奔走する事から抜け出せ。そう、絶体絶命は、絶好の機会。この世界をヌケダシテミセロ」など意味深なメッセージがVTRで流れたあと、青と白を基調とした衣装に着替えたスパドラが再登場。仲間の絆を歌う『Dragonfly』、そして『SUPER★DRAGON』と続く。まるで、箱から抜け出したあとは、自分たちが時代を変えていく、仲間となら変えられるはずだと訴えかけられているようだ。「もっともっとテンションあげて熱く行こうぜ!」と玲於が煽り、『BADASS』で畳みかける。力ある限り、歌い踊るーー激しいダンスと熱唱。『Untouchable MAX』では「この生命が燃え尽きるまで」という歌詞があるが、まさに今の彼らの気持ちが込められているようにも聞こえる。そして、1時間以上、歌い踊り続けたライブも終盤に差し掛かったころ。スパドラから2021年1月23日、24日に419日ぶりとなるリアルワンマンライブがLINE CUBE SHIBUYAでの開催決定が発表された。これにはコメント欄も狂喜乱舞。久しぶりのワンマンライブにメンバーも「早くやりたいね」と喜びを隠せない。「緊張しちゃいそう。ファンの皆さんも同じだと思うけど、緊張を乗り越えられるぐらいの素晴らしいものをお届けしたい」と彪馬がはにかめば、ジャンは「今の世の中の状況ってまさにボックスワールド的な感覚」と今回のテーマとなぞらえて語り、「家を箱ととらえるなら、僕らも含めてみんな中に籠っている状態。そんな中でまさに箱から抜け出して、Face to Faceで感情を共有し合えるってうのが久しぶりなのでちょっと眠れない気がします」とジャン節も交えながら真剣な面持ちで語った。楽も「めちゃくちゃ進化したSUPER★DRAGONをその目で見てもらえるのを楽しみにしています。カメラじゃなくて、みんなでできることが本当に楽しみなので風邪ひかないようにね、体調に気をつけて。健康でいるんだよ」と笑顔でファンを気遣った。しかし、彼らもこの1年、不安がなかったわけではない。洸希は「1年以上ファンのみなさんの前でライブできなかったというのは今までなかったので、これから先一生、ライブできなかったらどうしよう、というふうにずっと考えていた」と明かした上で「また一歩進めることができて本当に嬉しいですし、約1年会えなかった中でぼくたちが培ってきたことがあるので、それを1月に発揮できたらな、と思う」と意気込みを見せた。思わず言葉を詰まらせたのは颯。「リアルライブができるってことですごく嬉しいですし、ここから成長した僕らをぶつけたいと思います」壮吾は堪えきれずに涙をこぼした。「この1年、みんなにとっても僕らにとっても本当に大変だったと思うんですけど、ついに先が一個見えたかな、と思う。絶対1月来てください」と改めて、リアルでライブができることに感情を爆発させた。毅は「目をふさぎたくなるような現実や瞬間が、今年は例年以上にたくさんあったんじゃないかな」としながら、「止まってはいけないと思った」と活動がままならない中での苦悩を語った。「この箱を抜け出した先にきっと夜明けというか自分たちがまだ見たことがない世界、未開拓が待っていると思うので、僕らしっかり留まることなく進んでいきたいと思います。」そんな彼らが最後にファンに届けたのは「僕らのまだ見ぬ世界への希望、夜明けの歌」と毅が言う『Burning in the nights』。熱い心が籠ったパフォーマンスに涙したファンも多いのではないだろうか。歌い終えたメンバーはステージを降りて駆け出す。そしてそのまま、ライブ会場の外へーー。暗い箱の中で仲間と共にあがき続けたSUPER★DRAGON。箱から飛び出した彼らが次に見せてくれるのはどのようなパフォーマンスなのか。期待して待ちたい。撮影/笹森健一、取材・文/ふくだりょうこ
2020年11月16日9人組ミクスチャーユニットSUPER★DRAGON(志村玲於、古川毅、ジャン海渡、飯島颯、伊藤壮吾、田中洸希、池田彪馬、松村和哉、柴崎楽)が26日、ONLINE 廃工場ライブ「SECRET BASE」を行い、新曲「SAMURAI」を含めた全12曲を披露した。同グループ2回目のオンラインライブとなるが、今回は”廃工場”を会場として使用。メンバーのジャン海渡が「汚さや崩れた感じが自分たちには合っている」と語る通り、シチュエーションや雰囲気を味方につけたライブを実施した。まずステージが無い状況を活かした演出を多々取り入れており、メンバーが工場内を自由に行き来するほか、工場の1階や2階を立体的に使うなどしながら、SUPER★DRAGONが得意とする鮮やかかつ、迫力あるフォーメーションダンスやパフォーマンスを展開。それらを切り取る疾走感のあるカメラワークや、炎、プロジェクションマッピングなどの演出も相まって、SUPER★DRAGONのワイルド・セクシーなどの世界観を体感しながらも、これまでのライブでは味わえない、新たな形のパフォーマンスを楽しめるライブとなった。今回のライブについてメンバーの古川毅は「何がSUPER★DRAGONなのか、SUPER★DRAGONとはどういうグループなのかを、今回は空間全体で皆さんに伝えたかった。こんな所でライブをやるのは自分たちしかいない。1、2年目はずっとこうした場所で撮影していたので、(自分たちの)原点でもある」と語った。ライブ終盤では「どんな形でも、これからも良い作品やパフォーマンスを届けていきたい」と今後への意気込みを口にしつつ、5周年を迎える中、メンバーが全員揃って今もパフォーマンスをできている事は「応援してくれている皆さんのおかげ」と感謝の気持ちを表す。「今後も面白いものを一緒に作っていけたら」とオーディエンスに対して呼びかけていた。○セットリストM1: Strike Up The BandM2: hide-and-seekM3: ゲットレジャー二ーMCM4: BLOODY LOVEM5: My PlaylistM6: Set It OffM7: Remedy For LoveM8: SAMURAIM9:SUPER★DRAGONM10: BADASSM11: The SurvivorMCM12: BROTHERHOOD
2020年07月27日9人組ミクスチャーユニットSUPER★DRAGONが14日、オンラインライブ『S「withLIVE」を開催した。SUPER★DRAGONはヘヴィロック、ラップ、海外のトレンドを貪欲に取り入れた9人グループ。メンバーによるヒューマンビートボックスなど既存の音楽の軸に囚われない様々なサウンドをミックスさせた楽曲に、鮮やかなフォーメーションダンスが注目を集めている。この日はスタジオライブという事で、照明などの演出効果は一切なく、メンバーによるダンスと歌唱のみとなった。119日振りというライブという事もあってか、気合十分のパフォーマンスを見せ、画面越しながらライブ会場と遜色ない気迫と熱気溢れる目が離せないステージを作り上げていた。自身のグループ名を冠した新曲「SUPER★DRAGON」を皮切りに、挑発的な激しさが溢れる「Untouchable」「WARNING」などのダンスチューンから、夏の気怠い心地良さを感じさせるような「City Noise」など全7曲を披露した。またパフォーマンスの合間には、画面越しに視聴しているオーディエンスに対して「まだまだかかってこいよ! 伝わってるからな!」と彼ららしい挑発的な様子で声かけをしていたほか、コメントを通じたリアルタイムでの交流の時間も。物理的な距離は離れているものの、メンバーとファンが心を通わせている事が垣間見えた。特徴的だったのは、メンバーとファンの双方向な取り組み。SNSで広く目につかせたいという事で、メンバーがその場で写真を撮り、グループのSNSにあげたものを、視聴者が即座に拡散し、コメントを返すなどしながら盛り上がっている様子を見せる。投稿後、程なくして1,000RT、コメントは1,300を超え、その盛り上がりにメンバーも驚いていた。昨今のコロナ禍については、「今も大変な状況が続いているけど、雨の後には晴れが待っているというメッセージを伝えて、ポジティブな気持ちをシェアしていきたい」と呼びかける同グループ。状況に添うように、明るく前を見据える歌詞とメロディーが印象的な「雨ノチ晴レ」「SOUL FLAG」を披露した。MCではライブなどの機会が失われてしまったことなどにも触れ、「ようやく(ライブをできる)この日を迎えられた事を、9人とも嬉しく思っている。これも皆さんのおかげです、ありがとうございます」と古川毅が挨拶を行う。続けて池田彪馬も「これから大きな壁にぶち当たったとしても、乗り越えられるよう、お互いに手を取り合って先を目指していきたい」とファンに対して呼びかけた。最後には「皆さんの熱量が伝わりましたし、僕たちも久しぶりのライブで、色々と貯め込んでいたものを出せたと思っています。今後も皆さんと一緒に、夢の続きを作っていけるよう、色々なコンテンツを通して音楽を届け、最高のグループを作っていきたいと思います。信じてついてきてください」という古川の挨拶の後、メンバー1人1人の満面の笑みが映し出され、この日のライブは幕を閉じた。なお、このライブの模様はSUPER★DRAGONの公式YouTubeチャンネルで無料で視聴可能となっている。○セットリストM1 SUPER★DRAGONM2 Don’t Let Me DownM3 City NoiseM4 WARNINGM5 UntouchableMCM6 雨ノチ晴レMCM7 SOUL FLAG
2020年06月15日SUPER★DRAGONの2nd写真集『WARNA WARNI』が、10月19日に発売された。1st写真集『Heads or Tails』から1年半ぶりとなる今作では、“アジアの楽園”ともいわれるインドネシア・ビンタン島をロケ地に、等身大の表情や「爽やかな青春感」をイメージ。タイトルである「WARNA WARNI」がインドネシア語で「カラフル」を意味することから、2019年1月期の日本テレビ系ドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』をきっかけに注目を集める古川毅に、“カラフル”なメンバーの魅力を語ってもらった。○■柴崎 楽楽は末っ子って感じですね。手先が器用で料理上手。絵を描くのが好きで、発想力が抜群。美的感覚に優れています。独創的で不思議な絵を描き出すことができる才能の持ち主です。そしてこのビジュアル。妖艶ですよね。僕、フィルムカメラを趣味でやっているんですけど、被写体としてもスパドラの中で抜群に良い!○■松村和哉楽と同い歳なんですけど、全然違うタイプです。楽は「等身大の中学生」という感じなんですけど、和哉は何だろう……20代(笑)? 年齢で人間を判断するのは好きじゃないんですけど、その歳でなぜそんな思考ができるのかと。語彙力もすごい。でも時々、等身大な「元気な男の子」の雰囲気が出ることもあって、それがめっちゃかわいいんですよね。○■池田彪馬出会った時と一番イメージが違うかもしれないです。当初は、「公園で遊んでいるサッカー少年」みたいな。「春夏秋冬、短パン」みたいな小学生だったんですけど、今となってはこの華やかさ。ステージに立った時のオーラとか、自分の出し方、見せ方をよくわかっている。同じグループにいて頼もしい存在です。メインボーカルとして2人で歌うことが多いんですけど、声色も全然違いますが、これからもスパドラらしいカラーを発信していけたらいいなと思います。○■田中洸希騒がしい男の子です(笑)。うるさいと思いきや引っ込み思案な時もあって、その振り幅がすごい。初対面の人と話すのが苦手なようですが、心を開いた人には話し出すと止まらないんですよね(笑)。男子高校生そのものなんですが、彼もどこかで化けた瞬間があって、ステージ上で華やかになったというか。あと、ヒューマンビートボックスのテクニックがすごい!○■伊藤壮吾大人ですね。でも、この間までもっと赤ちゃんっぽかったというか(笑)。身長もそこまで高くなくて、童顔なんですけど、いつからかすごく落ち着いた。声変わりした影響もあるのかな。年下組の中ではいちばんMCがうまいと思います。あと、鉄道オタク! その趣味を生かしてバラエティでも活躍しています。○■飯島颯マイペースですね。素直な時もあるけど、すごく頑固な時もある。意外と面倒見がいいように見えて、面倒見られているタイプ(笑)。きっちりして真面目というか、なんというか。そんな性格がダンスに出ているところも、彼の魅力だと思います。どんなに危機が訪れようとも、ちゃんと洗濯物畳んでから逃げるタイプ(笑)。本当にかわいいです。○■ジャン海渡スパドラの結成前から、一緒にいることが多かったなぁ。1つ年下なんですけど、同い年みたいな感じで。音楽を自分で作ることができて、すごくクリエイティブ。好きなことに熱中すると、とことん突き詰めるタイプです。芸術家肌で自分の世界を持っています。ただ……そっちに振り切りすぎて、家事とかなんにもできない。実家暮らしなんですけど、未だに親から家の鍵を持たせてもらえないらしいです(笑)。○■志村玲於最年長で、一番何でも話す相手かもしれないです。僕も天然と言われるんですけど、彼は違うタイプの天然で(笑)。最近知ったことを、その分野のスペシャリストみたいな話し方をする(笑)。本当に憎めない存在です。グループを引っ張っていってくれますし、一番踊れるのが玲於。良い意味でまとめられるタイプではないからこそ、グループ全体が柔らかい雰囲気になっているような気がします。いつもなんでも聞いてくれるから、話してスッキリできる。僕、パフェが好きなんですけど、いつも一緒にパフェ食べに行ったりしています。○■古川毅にとってのSUPER★DRAGONとは僕らはSUPER★DRAGONに身を投じて青春を捧げてきたこともあって、同年代と比べて10倍くらいは濃い日常なんじゃないかと思う時があります。特にここ数年は、家族よりも長く一緒にいるので、メンバーはすごく大切な存在。仕事仲間であることに変わりはないんですけど、それだけでは説明しきれません。兄弟みたいな感覚なのかもしれませんね。兄弟は一緒にいすぎて、干渉し合わない瞬間もあったりするじゃないですか。いざとなったら助け合う。そういう感覚です。でも、ワチャワチャする時はめっちゃ楽しんで(笑)。今回の写真集にもそれが現れていると思います。撮影期間中はサンダー(年少組)が夏休みだったので、みんな思い切った髪色にしています。だから、夏休みにみんなで海外旅行にいったような雰囲気で。今回はリゾート地ということもあって前作とは違ってオフモードです。素の僕たちの魅力を、景色と一緒に楽しんで頂ければと思います。■プロフィール古川毅2000年2月27日生まれ。東京都出身。2015年9月にSUPER★DRAGONのメンバーとしてデビュー。2018年に資生堂・シーブリーズのCMキャラクターに抜てきされ、ドラマ『兄友』(TBS系)で俳優デビューを飾った。2019年1月期のドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)の須永賢役でも注目を集めている。SUPER★DRAGONの2nd写真集『WARNA WARNI』発売中。MINI ALBUM『TRIANGLE -FIRE DRAGON-』が2019年12月4日、MINI ALBUM『TRIANGLE -THUNDER DRAGON-』が2019年12月11日に発売。
2019年11月05日9人組NEWミクスチャー系ユニット・SUPER★DRAGONが7日、ワンマンライブ「IDENTITY NINE」を東京・日比谷野外音楽堂で行い、3,000人と共に夏の終わりに相応しい大盛り上がりの野外ライブを成功させた。SUPER★DRAGONは通称スパドラと呼ばれ、ハードロック・ヒップホップ・ヒューマンビートボックスなど独自のハードなサウンドを特徴とした “NEWミクスチャースタイル”のダンスヴォーカルユニット。メンバーは志村玲於、古川毅、ジャン海渡、飯島颯、伊藤壮吾、田中洸希、池田彪馬、松村和哉、柴崎楽で、俳優と映画やドラマなどでも活躍をしている。今回は8月14日にリリースした3rdアルバム『3rd Identity』をひっさげたライブとなっており、アルバム及びライブのタイトル通り「アイデンティティ」を軸に、各メンバーがプロデュースを行った9つの曲をメインに構成。ダンスボーカルグループの中でも難易度の高いものに常に挑戦をし続け、幅広い音楽ファンから一目置かれていたスパドラだが、“表現者”として次のステップに進んだ彼らが見せた今回のステージは、これまでの強みをベースに様々な世界観へと表現の幅を広げ、確かなパフォーマンス力でそれらを体現。「スパドラのグループや作品に対する強いプライド」を随所で感じさせてくれるようなライブとなった。オープニングイントロが流れ、「1・2・3・4」の掛け声とともに激しい重低音が会場に鳴り響くと、カウボーイ姿で銃を手にしたメンバーが次々と登場。白く高いスモークがステージに焚かれると、「Mada’Mada’」「hide-and-seek」「WARNING」とこれまでのスパドラらしい疾走感のあるヘヴィロックテイストやEDMベースの楽曲でライブがスタート。合間に「日比谷、盛り上っていこうぜ!」「ぶちあがっていこうぜ!」と次々とメンバーがパフォーマンスを行いながら観客へ呼びかけ激しく煽り続けたかと思えば、玲於がメンバー数名の腕に身体を完全に深く預け、大きなジャンプを見せるなどアッと驚くパフォーマンスも披露され、観客のボルテージと熱は一気に急上昇していく。○メンバープロデュースの楽曲その後、映像が流れ「それぞれのアイデンティティを証明する9つの物語が始まる」というテキスト共にメンバーがプロデュースした9つの楽曲がノンストップで続く。1曲目は和哉プロデュースによる、ラテンサウンドやヒップホップがミクスチャーされたEDMベースの「La Vida Loca」。曲中、既に汗だくとなっているメンバーが、激しいサウンドに乗せ、挑発的な鋭い目線を何度も会場に投げかけてくるが、夕暮れ時の雰囲気も相まって、怪しくも抗えない刺激的な魅力がステージから強く放たれる。2曲目は颯プロデュースの「Dragonfly」。真っすぐさや力強さ、疾走感がありながらもスパドラらしい重低音やハードさのミックスされたロックテイストの1曲で、サビでは手に持ったタオルを高く掲げて回す事で、会場に大きな一体感が生まれていた。3曲目は毅プロデュースの「My Playlist』。エレクトロニック・ダンス・ミュージックの一種“ムーンバートン”というで陶酔感のあるサウンドに乗せ、恋愛のモヤモヤした気持ちを毅が書き起こした曲で、MV含め毅のこだわりが随所に詰まっているそう。この日のステージでも毅はサングラスをかけ、タイトルにちなんだ小道具“レコード”を手にパフォーマンスを行い、楽曲の世界観を表現した。またメインダンサーやボーカルが鮮やかに入れ替わり、めくるめくようなフォーメーションダンス、合間に見せる颯や玲於がアクロバティットなど視覚的な面白さも見逃せない。4曲目は洸希プロデュースの「Jacket」。洸希が恋愛に対して、悩みながらも自身を奮い立たせようとする気持ちを描いた少し大人な雰囲気のラブソングで、洸希の低い声をベースとしながら和哉・ジャン・彪馬・毅がラップやヴォーカルで参加。またトルソーを女性に見立て、次々と悩まし気な様子で腕を回したり、そっと撫でたり、抱き着くなどし、休みなく観客をドキッとさせるようなパフォーマンスも披露し、観客を翻弄していた。5曲目は楽プロデュースの「Remedy For Love」。ミディアムテンポエレクトロのサウンドに毅と彪馬のヴォーカルが乗り、楽が芝居のような一幕をステージで披露。コンテンポラリーダンスを踊る女性と、黒を基調とした衣装をまとい手には赤い薔薇の花束を持った楽により、恋愛の別れの切なさを芸術的に表現。これまでのスパドラのステージとは異なる新たな一面を見せてくれ、その雰囲気に圧倒された観客からは終了後には自然と拍手が沸き起こっていた。6曲目は壮吾プロデュースによる「雨ノチ晴レ」。一転、明るく軽快なサウンドに乗せたロックンロールにラップが融合。メンバーも肩の力が抜けたようで、洸希が毅の肩を抱き、至近距離で楽し気に目を合わせながら歌ったかと思えば、楽が玲於に猫の手の真似をしてじゃれる様子を見せたり、各々自由に楽しそうな姿を見せる度に会場からは大きな歓声が起こる。また壮吾は颯・楽・玲於に担がれ、“自身が電車に乗っている様子”を表現(壮吾は大の鉄道オタク)し、楽しそうにステージを行き来していた。7曲目はジャンプロデュースの「New Game」。ヒップホップのトラップを進化させたHybrid Trap(ハイブリッド・トラップ)でディープなヒップホップサウンドがロボット風のフォーメーションダンスと共に展開され、サウンド・ダンスともにスタイリッシュで洋楽的な世界観を感じさせるステージを披露した。8曲目は彪馬プロデュースの「PANDORA」。ポップとトラップが混ざり合い、攻撃的なラップとハイトーンの悩まし気なヴォーカルが畳みかけるように展開されるが、そうした世界観を体現するように彪馬は激しいサウンドに乗せながら、時折ドキッとするような目線や、舌をぺろっと出すなどの表情を見せており、観客に揺さぶりをかけていた。ラストは玲於プロデュース「Strike Up The Band」。機械的で未来を感じさせる音にキラキラした電子音などが特徴でもあり、新世代のクラブミュージックともいわれているFuture Bass(フューチャーベース)を使い、これまでのスパドラらしい骨太で力強さを感じるラインが印象的な1曲。玲於によるドラを鳴らすパフォーマンスでスタートし、打楽器のみのダンスや拳を掲げて力強く歌唱する様子など、これまでの曲とはまた異なる、激しい男らしさを随所に感じるようなステージとなった。○続々発表もここでメンバープロデュースによる9曲の歌唱を終え、一旦MCへ。それぞのステージを振り返りだすが、壮吾が自分のステージで行った鉄道に関する演出の話をしだすと、他のメンバーはワザとステージ上に現れたセミについて騒ぎ出して話を逸らし、すかさず玲於が「壮吾の話を聞いてあげて!」ツッコミを入れる場面も。また玲於が背の小ささをいじられた際には、最近成長期で身長が伸びた楽がわざと横に来て「横に来るな!」と怒られたり、背が伸びない仲間に入れられた洸希は「もう少し希望を持たせくれ!」と本気で焦る姿を見せるなど、これまでのパフォーマーの表情から一転、肩の力を抜いた9人の素が垣間見えるひと時となった。その後「LRL」「Untochable MAX」と続き、毅が静かに語りだして再びMCへ。「来年でSUPER★DRAGON結成から5年目。感慨深い。みんなと一緒に着々と、地道に焦らず、たまに焦る事もあるかもしれないけど一歩一歩踏み出せている」と現状を振り返りつつも、「ファンの皆さん、そしてメンバー9人も生きていく上で、スパドラの事だけではなく、他の事も考えて生きていかなきゃいけない。難しい事もある。でも、9人とも結成してから変わらず、楽しく、本当に楽しくやれているのは間違いなくファンの皆さんのおかげ」とファンに感謝の気持ちを述べ、「どこに行ってもスパドラは僕たちにとっても譲れないもの。これからも譲れないもののまま、こだわりにこだわりぬいて、みんなに最高のモノを届けて、みんなと一緒に僕たちの観たい景色を一緒にみたい。これからも、僕たちのことをよろしくお願いします」と一言一言、考えるように丁寧に言葉にしていた。その後、そうした彼らの気持ちを代弁するかのような1曲「BROTHERHOOD」へ。“1人じゃみられない夢、ここにいられたのは”という歌詞に続き、力強い眼差しで「お前らがいたからだよ!」と絶叫する毅。ファン、メンバーとの絆を改めて確認し、未来を共に約束するようなこの曲に乗せて、感動は最高潮へ。「最高の景色を見せてくれてありがとう!」と口にし、深々お辞儀をして、名残惜しそうに「ありがとう」と口々に言いながらステージを去ったメンバーたち。するとすかさず会場からは大きなアンコールの合唱が。しばらくすると、「最後まで楽しみましょう!」と「PAYAPAYA」のサウンドと共にメンバーが再び登場。これに喜んだ観客はメンバーと共にダンスを踊り、大きな掛け声をかけ、大きな一体感が会場を包み込む。その後、明るいポップチューン「SHOPPING TIME」となり、ライブを一通り終えたメンバーたちは安堵の様子を見せ、楽しそうに笑顔でお互いじゃれ合ったりしながら、ほっこりした様子でこの日のラストを締めくくった。なおこの日は、スパドラがCDデビューを果たした記念日でもある11月16日に豊洲PITで「ドラフェス」と呼ばれるライブが行われる事が解禁されたほか、メンバーを年上組・年下組で2つのユニットに分けたファイヤードラゴン及びサンダードラゴンのミニアルバムリリースも発表された。9人は相次ぐ解禁情報を受けて「新しい形で楽曲を聴かせたい」と、今後への力強い意気込みと決意を見せていた。
2019年09月09日9人組ダンス&ボーカルグループのSUPER★DRAGONが、10月19日に2nd写真集『WARNA WARNI(ワルナ ワルニ)』(SDP・税込2,500円)を発売する。1st写真集『Heads or Tails』から1年半ぶりとなる今作では、等身大の表情や「爽やかな青春感」をイメージ。タイトルである「WARNA WARNI」がインドネシア語で「カラフル」を意味する通り、メンバーの様々な表情を収めた。また、インドネシア共和国観光省の全面協力のもと、2015年の結成以来初の海外撮影を実施。“アジアの楽園”ともいわれるビンタン島にて行われ、南国の開放的な空気とSUPER★DRAGONの魅力を融合させた。発売を記念して、渋谷(10月19日~27日)・博多(10月13日~15日)・仙台(10月19日~22日)・札幌(10月26日~29日)・栄(11月2日~17日)・心斎橋(11月30日~12月8日)のHMV店舗にて、Limited Storeの開催が決定。会場限定カバー版となる「Limited Store ver.」の写真集も販売される。■古川毅コメント念願の海外ロケがついに叶いました。タイトルの通り、9人それぞれの魅力がカラフルに表現された一冊です。写真集の中にある夕日をバックに立つメンバー9人の姿はあまりにもキラキラ青春すぎて泣けてきます(笑)。南国ですが、夜の海は冷たくて震えながら撮影したので、そんな僕らの頑張りも伝わると嬉しいなと思います。アジアのリゾート地や空気が引き立たせてくれた僕等の魅力を感じてほしいです。■伊藤壮吾コメント僕は生まれて初めての海外でした!鉄道が大好きなので、日本の中古車両が使われているインドネシアに行けることが嬉しかったです。ビンタン島は、空も海も何もかもが鮮やかで、今回撮影した海・プール・砂漠・マングローブ・夜市すべて目一杯楽しませてもらいました。そんな心から楽しんでいる僕らの素の瞬間を、皆さんにもぜひ楽しんでもらいたいです。
2019年08月21日9人組NEWミクスチャー系ユニット・SUPER★DRAGONのワンマンライブツアー『Emotions』が3日、Zepp Tokyoにてファイナルを迎えた。このツアーは全国で行われ、総動員数は13,000人となる。SUPER★DRAGONは‟NEWミクスチャースタイル”というコンセプトを掲げ、ハードロック・R&B・ヒップホップ・ヒューマンビートボックスなどジャンルに捕らわれない様々な要素をミックスさせた楽曲とフォーメーションダンスを軸に、これまでにない音楽性と世界観で、様々な音楽リスナーから注目を集める9人組(志村玲於、古川毅、ジャン海渡、飯島颯、伊藤壮吾、田中洸希、池田彪馬、松村和哉、柴崎楽)のグループ。この日のライブではプロジェクションマッピングとダンスパフォーマンスが融合した「LRL‐Left Right Left-」のほか、モニターに映し出されたシルエットとメンバーが息ぴったりなダンスを見せる「Bring Back」、手持ちの懐中電灯を使って‟ステージの照明”‟ライトの光を使ったパフォーマンス‟を行う「Mr.GAME」など、ダンス・歌・楽曲といった彼らの確かな基盤にこれらが上乗せされる事で、ライブの枠にとどまらない‟ショーパフォーマンス“として楽しめるものを見せてくれた。またEDMをベースとした楽曲も多く、会場はクラブのような盛り上がりを見せ、メンバーも「踊り狂え!」「こんなもんじゃねえだろ!」など挑発的に観客を煽る姿を見ることもできた。一方、ツアータイトルそして最新アルバムのタイトルともなっている『Emotion=感情』というキーワードにのっとり、様々な感情を巧みに表現。シングルとして発売をされた「Monster!」では男心と女心を巧みに歌い分け、ダンスパートでも力強さやキレのあるダンスで男性らしさ、柔らかく儚いダンスで女性らしさを体現。「BLOODY LOVE」では力強さの中に、テクニカルなダンスや、スローなフォーメーションダンスを取り入れ、大人らしさやセクシーさを見せてくれた。「Set It Off」では怪しげに光る紫色のシャンデリアの元、ソファーにゆったりと腰かけたり、寝転がりながら、メンバーのジャンがラップを歌唱。その悩まし気な姿に会場の観客からは驚きの歓声が起こるなど、これまでスパドラの魅力であった力強さ・勢い・激しさに加え、新たな姿を垣間見る事もできた。MCでは年相応の彼らの素が現れ出し、途端に会場にはほっこりした空気が流れだす場面も。絶妙なテンポで他メンバーのコメントに合いの手を入れ合ったり、ツッコミを入れる姿はメンバー同士の雰囲気の良さがうかがえ、会場に来ていた女性客からはその姿に歓声が上がりだす。この日は、メンバーの壮吾が、実はかわいいパンツを身に着けている事を暴露され、観客を驚かせる。なお壮吾は、このネタをトークに使う事を提案されたものの、2時間くらい渋っていた事を明かした。なお終盤ではこの日のライブが初めてBlu-rayで発売される事と、同じく初となる野外ライブが9月に日比谷野外音楽堂で開かれる事が発表され、会場には大きな歓声が響いた。これらを受け、感動や感謝の言葉を口にするメンバーたち。ライブの最後では毅が「これからもみんなの事を引っ張っていくので、ついてきてください!」と力強くコメントし、深々と長い時間お辞儀をして観客へ感謝の気持ちを表していた。撮影:笹森健一/小坂茂雄
2019年04月04日アイドルグループのSUPER☆GiRLSが19日、東京・渋谷のTSUTAYAO-EASTで『ライブイベント『SUPER☆GiRLS 超 LIVE2018 8th DEBUT Anniversary~NEW GENERATION!!!!』を行い、新メンバー7人が初めてお披露目された。2010年に開催されたエイベックス初の大規模なオーディションで選ばれたメンバーで構成され、2010年6月に誕生したアイドルグループのSUPER☆GiRLS。この日は"10周年となる2020年に再び武道館のステージへ再加速する"という趣旨のもと、オーディションで選ばれた7人の新メンバーが初めて公の場に登場。新旧のメンバーがまじって代表曲「MAX!乙女心」など全35曲を熱唱して訪れたファンを沸かせた。イベント前には報道陣の取材に応じたメンバーたち。新メンバーでいきなり新曲のセンターを務めることになった井上真由子は「センターと聞いた時はうれしかったんですが、その分責任感というかセンターとして私でいいのかと思いました」と正直な胸中を吐露するも、「せっかくセンターに選んでいただいたので、(ファンを)惹きつけるように頑張っていきたいです」と意欲。今後の目標を「スパガとして2020年に日本武道館に立つという目標を掲げていますが、それを満員できるようにしていきたいです。SUPER☆GiRLSをもっと色んな人に知ってもらえるように私たちで新しい風を吹かせて大きくなるように頑張っていきたいと思います」と目を輝かせた。井上をはじめ7人が加入したSUPER☆GiRLSは、1月11日には現リーダーの溝手るかをはじめ、渡邉ひかる、宮崎理奈、浅川梨奈、内村莉彩の5人が卒業する。新体制となる同グループについて卒業を控えている浅川は「寂しい思いもありますが、新メンバーが入って期待しかありません。今までとは違うグループになると思います。忘れ去られた王道アイドル路線を突っ走って長く続くグループになって欲しいですね」と期待を寄せた。新リーダーとなる渡邉幸愛は「5人が卒業するのはグループにとって正直パワーダウンになると思いますが、新リーダーとしてこれからグループを引っ張っていきたいし、前向きで頑張ってくれるメンバーなので11人で作っていく楽しみな気持ちの方が大きいです」と前向きだった。
2018年12月20日アイドルグループ・SUPER☆GiRLSが、6日発売の『週刊ヤングマガジン』(講談社)10号で、表紙、巻頭グラビア、巻末グラビアに登場する。同グループは志村理佳、渡邉ひかる、宮崎理奈、田中美麗、溝手るか、前島亜美、渡邉幸愛、浅川梨奈、内村莉彩、木戸口桜子、石橋蛍、尾澤ルナ、阿部夢梨、長尾しおりからなるアイドルグループ。2010年より活動を開始し、現在は第3章第2弾シングル「恋☆煌メケーション!!!」が発売中だ。今回は、一部活動を休養中の田中以外のスパガメンバーが集まり、表紙から巻末までヤンマガグラビアをジャック。全員がビキニ姿で登場し、存分に弾けながら肢体を見せつける。(c)唐木貴央/ヤングマガジン
2017年02月05日カルビーはこのほど、「ポテトチップス SUPERすっぱいレモン味」(税込140円前後)をコンビニエンスストア限定で発売した。販売は7月末までを予定。同商品は、"カルビー史上最高にすっぱい"というポテトチップス。同社のポテトチップスに食べ慣れた消費者を「驚かせ、楽しませたい」という開発担当者の純粋な思いから生まれた商品だという。「じゃがいもに合う史上最高の酸味」を表現するために、約3カ月かけて開発したとのこと。ポテトチップスには、レモン果汁パウダーを使用。レモンの果汁感や濃縮された酸味に、おいしさを引き立てる塩味がしっかりと効いているという。企画担当者の八重樫貴晴(やえがしたかはる)さんは「すっぱいもの好きの方でも満足できる"すっぱうまい"味わいに仕上げました。ぜひ1袋食べきって、周りの人に自慢してみてください」とコメントを寄せている。
2015年06月24日イタリアのアイウエアブランド「スーパー(SUPER)」は今シーズン、グラフィックデザイナー・田名網敬一とコラボレーションしたアイテムを展開する。田名網は1975年に日本版『PLAYBOY』誌の初代アートディレクターに就任。前衛的かつ遊びに満ちたサイケデリックな作風で有名で、近代日本におけるポップアートの第一人者と言われている。スーパーとのコラボアイテムは田名網の作品をオリジナルプリントに使用、更に新しい三つのシルエットを加えたコレクションとなる。スペシャルBOXでのデリバリーが行われ、発送は2月下旬と5月に分かれる。価格は3万3,600から3万4,650円。
2014年02月05日2005年の韓国でのデビュー以降、アジアはもとよりヨーロッパや南米を含めたツアーなど、世界規模の活躍を続けているSUPER JUNIOR。そのメンバーであるドンヘ&ウニョクが6月19日にニュー・シングル『I WANNA DANCE』をリリースする。2012年4月に発売した彼らの1stシングル『Oppa, Oppa』は、CDショップで売り切れが続出するほど大ヒット。ダンスの上手さに定評のある二人が繰り出すファンキーでグルーブ感溢れるナンバー『I WANNA DANCE』も話題になること間違いなしだ。ウニョク:「『Oppa, Oppa』を、すごくたくさんの方が愛してくださったからこそ、もう一度ノリのいい曲をやりたいと思っていたんです。その条件にピッタリだったのが、この『I WANNA DANCE』。初めて聴いたときから、この曲だったら、きっと日本のファンの方にも好きだと言っていただけると思いました」ドンヘ:「それに、実は僕たちは普段からよく日本の音楽を聴いているんですけど、その中に『I WANNA DANCE』のような曲はあまりない気がしたんですよ。だから、この曲だったら新鮮だし、日本のファンの方にも気に入っていただけるんじゃないかと思い、たくさんの候補曲の中から選んだんです」しかも、前作『Oppa, Oppa』は先に韓国でリリースされた楽曲の日本語バージョンだったが、今回は日本でのオリジナル作品。そういう形を取ったのは、そこにファンへの感謝の想いを込めたかったからだと言う。ウニョク:「『Oppa, Oppa』を日本のみなさんが好きになってくださったので、今度は僕たちから何かプレゼントしたかった。そういう思いで作ったのが『I WANNA DANCE』なんです。だから、まずは日本の方たちに聴いていただき、またいい機会があったら韓国語バージョンでの披露も出来るんじゃないかなと考えているんですよ」ドンヘ:「SUPER JUNIORはアジアツアーやワールドツアーをやっていることが多いので、日本のみなさんにはなかなか会えないんですね。それだけに、せっかく新曲を出すなら以前とは変わった姿を見てもらいたかった。それで日本でのオリジナル曲を作りたいと思ったんです。本当に日本のファンの方たちには、いつも支えられていますから」ウニョク:「日本オリジナルということで、当然歌詞も最初から日本の作詞家の方に書いていただいたんですけど、これが、とっても面白い仕上がり。<お嬢サンTonight><チャラ男参上><アドレナリンパワー>なんていうユニークな言葉がたくさん入っているんです(笑)。こういう表現は韓国ではあまり使われないこともあって、すごく楽しみながら歌えましたね」ドンヘ&ウニョクといえば、やはり注目なのがダンスパフォーマンス。今回のミュージックビデオでも、楽しく、かつ激しいダンスを披露している。ドンヘ:「僕もウニョクも普段はあんまり汗をかかないんですよ。でも、なぜか『I WANNA DANCE』の撮影では、ものすごく汗をかいてしまって。1回踊っただけで、まるでシャワーを浴びたようになりました」ウニョク:「今回のダンスは飛んだりする動きが、ものすごくたくさんあるんですよ。だから、1回踊ると汗が止まらなくなるんです。ダンスのジャンルとしてはオールドスクール。昔流行ったステップやロックダンスなどが入っているので、そういうダンスが好きだった人が見ると、当時の記憶が次々とよみがえってくるんじゃないかと思いますよ」カップリングには「Love That I Need feat. HENRY [SUPER JUNIOR-M]」を収録。こちらは、甘くて優しいラブソングになっている。ウニョク:「『「Love That I Need』は、女性に告白する感じの曲になっています。実はこういうラブリーで聴きやすい曲も、ずっと歌いたいと思っていたんですよ。そしたらSUPER JUNIOR-Mのヘンリーさんが非常にいい曲を書いてくれたので、僕たちも歌えることになったんです」ドンヘ:「これは僕もウニョクも大好きなスタイルの曲ですね。ラブリーで本当に印象のいい曲なので、日本のみなさんにもきっと愛を感じていただけると思いますし、恋をしたいなって思っていただけると思いますよ。『Oppa, Oppa』や『I WANNA DANCE』とはまた違う僕らを感じていただける曲になっていると思います」この後も7月24日には「今、まさにレコ―ディング中」(ウニョク)だというSUPER JUNIORのアルバムをリリースし、直後の7月27日、28日には現在ワールドツアー中である【SUPER SHOW 5】を東京ドームで開催するなど精力的な活動を展開。約1年ぶりとなる東京ドーム公演は、二人もとても楽しみにしているそうだ。ウニョク:「東京ドームでコンサートをすると聞くだけで、いつも胸がときめきます。前回もファンのみなさんから本当に大きな感動をいただいて帰ることができたので、今回は、一体どんな感動をいただけるのかと思うと、とても楽しみ。だから、ワクワクしながら今準備を進めているところなんですよ。もちろん、コンサートの内容としても、また新しいステージをお見せできると思うので、ぜひ、期待していていただきたいですね」ドンヘ:「待っていてくださったファンのみなさんにためにも、東京ドーム公演は必ずいいステージにしたいと思っています。僕たちが用意したステージを楽しんでいただいて感動を届けるためにはどうしたらいいかと、メンバー同士いろいろ相談していますから。間違いなく前回の【SUPER SHOW 4】以上に楽しめるものになると思うので、たくさんの方に来ていただけたら嬉しいですね」■作品情報ニューリリース、2ndシングル『I WANNA DANCE』発売日:2013年6月19日【CD+DVD】AVCK-79127/B ¥1,890 購入する 【CD ONLY】AVCK-79128 ¥1,050 購入する 韓国で行われた【SUPER SHOW 5】を現地からレポート 日本1stアルバム『Hero』をリリースするSUPER JUNIORを大特集 SUPER JUNIORオフィシャルサイト
2013年06月20日Facebookでの“いいね!”の数が550万人超え(※2012年12月時点)という、韓国の超人気グループSUPER JUNIOR。そのメンバーから、特に歌唱力に定評のあるキュヒョン(K)、リョウク(R)、イェソン(Y)の3人で結成されたユニットSUPER JUNIOR-K.R.Y.が、初の日本オリジナル楽曲による1stシングル『 Promise You 』を1月23日にリリースする。3人共、SUPER JUNIORの楽曲ではメインボーカルを務めることが多く、韓国ではソロでもドラマのオリジナル・サウンド・トラックに参加するなど、その実力は周知のもの。そんな3人の歌声が織りなす表題曲「Promise You」は、恋人や家族、友人など、遠く離れていてもお互いを感じ合う大切な人々への気持ちを綴ったミディアム・バラード。さらに、カップリングには一青窈の名バラード「ハナミズキ」のカバーも収録され、3人のそれぞれの声の魅力と圧倒的な歌唱力が堪能できる一枚となっている。リリース日の1月23日を含む、日本武道館3デイズ公演も控えている彼等に、今作のことから、2012年の思い出、最近のハマりものなど、存分に語ってもらった。■シングル「Promise You」についてExcite:「Promise You」は日本で初となるシングルです。リリースが決まったときの感想を教えてください。 イェソン:僕たち3人も待ちに待ったシングルです。2年ぶりのK.R.Y.のライヴが決まった時も嬉しかったですが、初シングルのリリースは感激です。キュヒョン:日本でライヴもできて、シングルもリリースができるなんて、本当にファンの皆さんのおかげだと思ってます。ありがとうございます!リョウク:やった!という感じ(笑)。ついに!K.R.Y.の初シングル『Promise You』がリリースされます! リリースされるということももちろん嬉しいですが、皆さんに気に入ってもらえるように頑張ってレコーディングした曲なので、ぜひ聴いてください。Excite:どんな楽曲に仕上がりましたか? キュヒョン:この曲はファンの皆さんへ送る僕たちの贈り物です。日本であまり活動ができなく、会えない時間が長くなってる時に、寂しいなと思ったらぜひこの曲を聴いて、僕たちのことを思い出してください。今は離れていても、いつまでも心は一緒です。イェソン:遠距離恋愛する恋人の話でもあるし、まさに僕たちとファンの皆さんのことでもある…そんな曲です。リョウク:今は一緒にいられないメンバーもいますが、ずっと一緒だよという気持ちも入ってる曲です。ファンのみなさんもずっと一緒にいてくれるんですよね?Excite:カラオケで歌うとしたら、上手に歌うポイントを教えてください。イェソン:今一番会いたいと思う人のことを思いながら歌うと、感情が入ってうまくなると思います。もちろん、僕ですよね?(笑)■カップリングの「ハナミズキ」についてExcite:カップリング「ハナミズキ」の紹介をお願いします。 キュヒョン:ハナミズキは僕と縁のある曲です。以前、僕がライヴでソロで歌おうと思っていた曲でしたが、その時、すごく悩んだ末、違う曲を選んでたんですね。その時に歌えばよかったのに…といまだに思ってます。リョウク:僕もSUPER SHOW(ライヴ)で歌いたいなと思っていたら、会社からダメって言われてしまって…K.R.Y.のシングルに入れるからだったんだと最近聞きました(笑)。イェソン:日本ですごく有名な曲だと聞いてたので、歌う前から緊張しました。僕たちのバージョンも気に入ってもらえると嬉しいです。■【SUPER JUNIOR-K.R.Y. SPECIAL WINTER CONCERT】についてExcite:約2年ぶりとなる単独ツアーが決定しました。チケットも応募多数、横浜は約3秒で完売。さらに思い出の会場、日本武道館で追加公演も決まりました。久しぶりの日本ライヴを行って、感想を教えてください。キュヒョン:横浜と神戸公演が決まった時もびっくりしました。新しいアルバムも出てないし…大丈夫かなと気になっていたので、K.R.Y.を好きでいてくれる皆さんがこんなにたくさんいるんだとまた感動しました。リョウク:ファンの皆さんにありがたい気持ちでいっぱいです。SUPER JUNIORとしては、東京ドームのステージにも立たせていただきましたが、K.R.Y.だけで、武道館でのライヴができると思ってもなかったので…本当に嬉しいです。すべてファンの皆さんのおかげだと思います。イェソン:僕たちを応援してくれるファンの皆さんのおかげです。本当に嬉しいです。武道館のライヴでは、また新しい曲とステージをお見せできるように頑張ります。横浜と神戸公演にいらっしゃった方もぜひもう一回見てほしいです。Excite:SUPER JUNIORの時と、SUPER JUNIOR-K.R.Y.の時で、活動するにあたり何か気持ちの上で違う点はありますか?キュヒョン:責任感が高まります。僕たち3人で、SUPER JUNIOR全体を背負ってるので…。リョウク:K.R.Y.としては本格的に活動はしてなかったですが、3人だけにフォーカスされるので嬉しい反面、3人で全部をやらないといけないので、ライヴの時はSUPER SHOW以上に大変です(笑)。イェソン:責任感が違いますね。K.R.Y.だけじゃなく、SUPER JUNIORを代表してステージに立つと思って、責任感を持ってやってます。 ■2012年を振り返って~2013年の抱負Excite:2012年はどんな年でしたか? また2013年はどんな年にしたいですか?キュヒョン:2012年はSUPER JUNIORに色んなことがあった年でした。「Sexy, Free & Single」の活動からカンイン兄さんが戻ってきて一緒に活動を始めて、またイトゥク兄さんの入隊で一人がいなくなったり…色んなことがあって、メンバー同士の結束力がもっと強くなってると思います。2013年には、SUPER JUNIORとして、また一歩前進できる年にしたいと思ってます。リョウク:2012年は【SUPER SHOW4】で色んなところもまわって、東京ドームでもコンサートができて、本当にいいことが多かった1年でした。イトゥク兄さんの入隊で、メンバーもファンのみなさんも色々心配してる部分もあると思いますが、イトゥク兄さんが戻ってくるまでもっと頑張って活動したいという気持ちがあるので、2013年にはもっと頑張る年にしたいと思ってます。ファンのみなさんも応援してくれますよね?イェソン:二人がもう僕が言いたいことを全部行ってしまったので、僕は簡単に! 2012年よりも、もっといいことたくさんの1年にできるように、一生懸命がんばります!■最近の出来事Excite:最近はまっていることを教えてください。リョウク:ポップコーンの機械。時間があるときに作って、みんなに配ってます(笑)。キュヒョン:僕は相変わらず、ゲームです(笑)。イェソン:カワイイカフェ巡りです。韓国の色んなカフェをまわって、情報収集してます(笑)。Excite:海外でのイベントなど忙しいかと思いますが、何かリフレッシュ方法などあったら教えてください。リョウク:時間が出来たら、とにかく寝ます^^。キュヒョン:美味しいものを食べて、たくさん寝ること。イェソン:時差があるところもあるので、戻ってくると体がだるく感じる時が多いですね。そんな時はできるだけ寝るようにしてます。■ファンへExcite:日本のファンにメッセージをお願いします。キュヒョン:日本にあまり来れない僕たちに、いつも関心と愛を送ってくれてありがとうございます。これからもがんばりますので、応援よろしくお願いします。あらっ? どこかで聞いた覚えがあるような…と思う方もいると思いますが、気のせいです(笑)。明日は明日の風が吹く。リョウク:日本で2年ぶりにライヴができて、また、初のシングルもリリースされるので、本当に嬉しいです。すべてファンのみなさんのおかげだと思ってます。これからもずっと応援してくれますよね?イェソン:みなさん~、武道館のライヴでもまた会えますよね? 会場で待ってます!K.R.Y.の初シングルも楽しみにしてください! 帰ったら電話して^^。■作品情報『Promise You』発売日:2013年1月23日・CD+DVDAVCK-79122/B / ¥1,890 購入する ・CD ONLYAVCK-79123 / ¥1,050 購入する ・ SUPER JUNIORオフィシャルサイト
2013年01月21日2011年に東京で上演され、人気を博した韓国の『ミュージカル 宮』が、9月1日(土)より東京・ゆうぽうとホールにて再上演が決定。人気K-POPグループのSUPER JUNIOR(スーパージュニア)のメンバー、カンインが初出演することがわかった。『ミュージカル 宮』キャストの写真『宮』は、「もしもまだ韓国に王室が続いていたら…?」という斬新な設定が韓国で人気となった少女マンガを原作にした皇室ラブ・ストーリー。韓国で2006年にドラマ化され、世界23か国で放送されるなど大ヒット。2010年秋に韓国でミュージカル化され、東方神起のユンホが皇太子・シン役を好演し、韓国・日本をはじめアジアで話題となった。さらに、昨年6月には京都・南座にて日本初上陸を果たし、12月に東京で上演。京都公演でも主演したキム・キュジョン(SS501)と、ミュージカル初挑戦のソンモ(超新星)がダブル・キャストでシン役を務めた。2度目となる東京公演ではカンインとソンモがダブル主演し、ソンモが初日から9月7日(金)まで、カンインが8日(土)から13日(木)までシンを演じる。舞台は、伝統美を活かした豪華な衣裳と、コミカルなストーリー展開、ダンスバトルなどが見どころ。セットも全面リニューアルされるという。『ミュージカル 宮』(全23回公演)は、9月1日(土)より同13日(木)まで東京・ゆうぽうとホールにて上演。チケットは7月21日(土)10時より一般発売される。
2012年06月29日韓国KBSにて2011年9月19日より放送され人気を博した「ポセイドン」。その完全版DVD-BOXのリリースを記念して、主演を務めたSUPER JUNIORのチェ・シウォンのインタビューをお届けする。●主演作として臨まれた本作ですが、演じた感想を教えて下さい。「オー!マイレディ」も主演作ではあったんですけど、今回はアクションがすごく多く大作でしたし、海洋警察を舞台にしたスパイものだったので体力的にはハードだったと思います。●今おっしゃったように「ポセイドン」は、ダイナミックなアクションシーンが見どころの一つですが、演じるためにどんな準備をしましたか?実は作品作りの準備ために、あまり十分な時間を取ることが出来なかったのですが、10年前からテコンドーもやっていたので乗り切れたのではないかと思います(笑)運動好きというところが、今回のアクションに役立ったと思います。●ユンホさんと共演されましたが、俳優としての魅力はどんなところだと思いましたか?現場はどのように過ごされたのでしょうか?いいお兄さんであり、歌手としてもいい先輩です。同じグループではないんですけど、同じステージには何度も一緒に立ったことがあります。撮影を一緒にしたのは始めてだったんですけど、本当に何事にもベストを尽くす方でものすごい頑張り屋さんなんです。そんな彼の姿を見て改めて素敵な先輩だなと思いました。撮影現場では、久しぶりに会ったので、いろんな話をしました。●SUPER JUNIORのメンバーはドラマを見てくれていましたか?どんな感想を言っていたかなどを教えてください。みんな忙しいので全話見ているわけではないと思います。見てくれたメンバーは「良かったね」「頑張ってる」「あまり無理しないように」とたくさんのエールを贈ってもらいました。●アーティスト活動とは違う、俳優ならではの面白さはどんなところにありますか?俳優ならではのおもしろさは…『ポセイドン』では警察を演じましたが、本当の僕は違います。警察という職業は、男であれば小さい頃多くの人が夢見る職業だと思うんですけど、その憧れていた警察官を俳優として表現することができるんです。その人を生きることができるんですよね。自分が憧れていた、求めた人生を生きることができるし、自分ではどうにもならないことを演技を通じて、消化することもできる。そして、その中にストーリーがあり、世の中に問いかけてくるメッセージがある。それが演じることの大きな魅力だと思います。●俳優としての活動とSUPER JUNIORとしての活動、忙しい毎日を乗り切る秘訣を教えてください。どんな風に息抜きをしていますか?僕の信念でもあるんですけど、使命を持って生まれてきたとしたら、自分は乗り切って自分の人生をまっとうすることが大事だと思っています。自分が持っているものを使い切ることなくさびさせてしまってはいけない。自分が持ちうるものはすべて出し切っていきたいと思っているので、もちろんストレスはあるんですけど、そういうときはバスケなどスポーツをしたり、友達と会ったり、軽くお酒を飲んだりしています。作品情報『 ポセイドン 』発売日:4月20日(金)価格:各¥15,960発売元:カルチュア・パブリッシャーズ販売元:エイベックス・マーケティング株式会社(C)2011 韓流ファンクラブ All rights reserved.
2012年04月26日SUPER☆GiRLSが、3rdシングル『女子力←パラダイス』のリリースにあわせ、ファン待望のワンマンライブを開催する。「SUPER☆GiRLS」のチケット情報avexアイドルオーディション2010から誕生した12人組アイドルユニット、SUPER☆GiRLS。今年6月リリースの2ndシングル『MAX!乙女心 / Happy Go Lucky!~ハピ☆ラキでゴー!~』がオリコンウィークリーチャート5位を獲得し、現在CMなどにも多数出演するなど、注目度も上昇中だ。そして10月5日にリリースされる3rdシングル『女子力←パラダイス』の発売を記念し、ファン待望のワンマンライブが決定。「SUPER☆GiRLS」超絶少女2011 ~女子力←パラダイス~ Vol.1/Vol.2は9月19日(月・祝)、Vol.3/Vol.4は10月9日(日)に、いずれも新宿BLAZEにて開催される。チケットは、Vol.1/Vol.2が完売。Vol.3/Vol.4が9月23日(金・祝)10:00より開始。また一般発売に先駆け、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを9月20日(火)まで受付。■「SUPER☆GiRLS」超絶少女2011 ~女子力←パラダイス~○9月19日(月・祝) 新宿BLAZE【Vol.1】開演12:30 ※SOLD OUT【Vol.2】開演16:30 ※SOLD OUT○10月9日(日) 新宿BLAZE【Vol.3】開演12:30【Vol.4】開演16:30
2011年09月16日巨匠スティーヴン・スピルバーグが製作、『LOST』のJ.J.エイブラムスが監督・脚本を務める映画『SUPER8/スーパーエイト』の最新予告編映像が新たに解禁となった。特別鑑賞券の特典写真ほか『SUPER8/スーパーエイト』は1979年にアメリカの秘密軍事施設・エリア51から運搬中に脱線事故によって世に出てしまった“何か”を偶然に目撃してしまった6人の子どもたちが、その後不可解な事件に巻き込まれながらも真相を突き止めようとする姿を描いた作品。公開まであと2ヶ月少しとなった本作は、J.J.エイブラムスの代表作『クローバーフィールド/HAKAISHA』のときと同様に、徹底した秘密主義を貫いており、未だ作品の全貌が明らかになっていない。このほど解禁となった最新の予告映像では、主人公の少年ジョーが母親らしき女性が写っている昔の上映フィルムを懐かしむように見つめる姿や、列車の脱線事故によってコンテナから飛び出した“何か”を隠ぺいする軍隊や政府たちの姿のほか、“事件後に街中で犬が消える現象”や“街が何者かに荒らされ、行方不明者が続出する”といった不可解なことが次々と起こるシーンが加えられ、以前公開された2種類の予告編よりも見ごたえのある内容になっている。しかし内容は多くなったものの、ラスト部分では“何か”を目撃してしまったジョーたちが何者かに追われたり、物が空中に浮いて行ったりと、いったい街では何が起きているのか、ジョーたちは何を見たのかと、さらなる謎が込められた構成となっている。今月29日(祝・金)からは、本作の特典付き特別鑑賞券も全国公開劇場にて販売される。気になる特典は、劇中、アメリカ空軍が運ぶコンテナをイメージして作られた“アルミ製の携帯用ミニケース”。蓋の部分が、映画同様にコンテナから飛び出そうとする“何か”に破壊されたようなダメージ仕様になっているほか、ケースの中には鑑賞券を購入した人だけが読める“秘密情報”が入っている。『SUPER8/スーパーエイト』6月24日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2011年04月19日