2005年生まれのマイペースな長女と2008年生まれの猪突猛進な次女、2017年生まれの元気いっぱいの三女の年の差三姉妹のアラフォーママです。 長女が小学6年生の時に三女を出産! 一回り離れた年の差姉妹ってどんな姉妹関係になるのか、どんな生活スタイルを送ることになるのだろうか、長女が成人しても三女はまだ小学生。育児は続くよどこまでも。そんな事を産むまで考えていました。 でも出産したらそんな不安もぶっ飛ぶくらい年の差姉妹ってすっごく幸せ! そんな毎日の何気ない日常を綴っています。
我が家は年の差三姉妹。長女と三女は12歳差で干支が同じです。時に、ミジンコレベルのしょうもない理由で、お姉ちゃん二人の激しい喧嘩が勃発!まだ半分赤ん坊の三女が宇宙語で仲裁します。
我が子に蕁麻疹が起きたことから、性教育の必要性を改めて感じた私。実は私には保育園で性被害に遭った経験があり…。
2人の子どもを出産し、その後始まった原因不明の不正出血。数年にわたる私の子宮筋腫に悩まされたお話です。
■前回のあらすじ 出血が止まらず深夜救急病院に子連れで向かうと、医師から手術を提案される。しかし、子どもたちの預け先がない状況で手術することに躊躇(ちゅうちょ)して…。 ■私の不安を理解し、医師は手術を回避 今の私の状況を説明すると、血液検査の結果も最悪の状態ではなかったこともあるでしょうが、 先生が私の意見を尊重してくれたことが嬉しかったです 。その対応に私はとても救われました。 その間、病院に来てくれていた次女と三女は、看護師さんに待合室で待つように言われていたのですが 初めて来た場所。時刻は深夜12時は過ぎていたと思います。すごく眠たいはずなのに、母親の様子に2人とも眠れずにいるようでした。 ■やっと出血が止まった! そしてやっと出血が止まったのは、朝の3時。処置が終わり受付に向かう私たち。電灯は廊下だけついており、ほとんどの電気はついていない状態でした。 「それにしても本当に暗いね。それに誰もいないね」と言うと、次女が「すいませーん!誰かいませんかー?」と受付に声を掛けてくれました。すると奥の扉から男性が現れ、会計処理をしてくれました。 会計を待っている間、3人で椅子にやっとゆっくり座ることができ、一気に今までの緊張が緩みました。 ありがとう、ありがとう、ありがとう。 感謝の気持ちでいっぱいでした。 子どもの存在がこんなにも私の心の支えになっているのだ、と心の底から思い、健康の大切さ、ありがたさを痛感した日でもありました 。 翌日朝10時に再び病院を予約し、いったん、へとへとになりながら娘たちと帰宅。少し仮眠し、再度、病院へ行き状態を確認してもらうと、出血が完全に止まっており、その後1~2週間後に再度診てもらい問題なかったので、この日で受診は終了となりました。 次回に続く「子宮筋腫に何年も悩まされた話」(全7話)は●時更新! 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月21日■前回のあらすじ 婦人科に行くと医師から「ポリープができている」と言われ、そのまま手術をすることに。術後帰宅してしばらくすると、血が滝のように出始め…。 ■止まる気配のない出血…どうすればいい? 手術した病院は診療時間が終了し、電話しても誰もでませんでした。 ナプキンをはめるものの夜用でも太刀打ちできないほど血の勢いがすごく、数分で何度も何度もトイレで交換しました。 人間ってどのくらい血がでたら死ぬんだろうか… と不安になるほどのものでした。 徐々におさまるだろうと思っていた出血は夜の10時になってもおさまらず、ひどいまま…。 こんなに出血って続くのか… 悪い想像が頭をよぎりました。 夫が不在の今、相談する人もいない。血が出すぎているのか、出産した後の“貧血で足元がフワフワした感覚”になっていました。ですが意識はしっかりしている状態であったためなんとか正気を保てていたと思います。 電話で救急車を呼ぶべきか、いや、まだ意識もあるのに迷惑にならないか…。事態は一向に回復の兆しがないのにこのまま、悩んでいても時間の無駄だ。まずは、どうするべきか救急医療電話相談窓口に電話をしました。 1軒目、婦人科の先生が不在 2軒目、そこも先生がいないとのこと。 3軒目、そこも対応できない。 4軒目、そこもダメでした、と電話口で告げられ 「朝まで見てもらえないかも」と思っていると… ■救急病院で手術をすすめられるが… よかった…! と安心したものの、時刻は夜の11時すぎ。申し訳ないと思いながらも、2歳の三女を置いては行けないので11歳の次女に一緒に来てもらえるようお願いしました。 意外と意識はハッキリとしていて、自分で運転し病院に行くことができました。夜間専用窓口で警備員さんに止められ事情を話すと、看護師さんを呼んでくれました。 電話で事前に相談していたのですぐに先生が現れ診察台へ…。すると診察台に寝ている状態で医師から、 「あなたの筋腫は子宮から頸管までつながっていて、今は中途半端にちぎられた状態になっています。つまり まだ子宮に筋腫が残っていますよ」 と説明を受けました。 夫が出張で不在、両親とも遠方で、すぐに駆け付けることは無理だ 。 私は、すぐに答えを出せず、言葉が出ませんでした。 次回に続く「子宮筋腫に何年も悩まされた話」(全7話)は7時更新! 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 参考: 「子宮鏡手術について」出典:恵愛生殖医療医院
2021年12月20日■前回のあらすじ 妊娠したことで、子宮筋腫が発覚。不正出血もこれが原因なのでは、と思うのでした。そして第3子を出産後、筋腫はなくなったと医師から聞いていたのに、再び不正出血が…。 ■また筋腫なの? 別の原因が? 三女が2歳になっていたころ、赤ちゃん時代の怒涛の子育ても少し落ち着いたと思ったらまた出血…。 しかし、出産した産婦人科に電話したものの予約が取れませんでした。「仕方ない。他に近くに病院、あったかな…?」と調べると家の近くに婦人科が…! すぐにそこの婦人科を受診することにしました。 子どもとともに行ったクリニックは、新しくできたばかりのクリニックのようで内装もきれいで待合室には私たちだけしかいませんでした。 簡単な問診を書き終えるとそれからすぐに呼ばれ、「ちょっと待っててね」と小学生の次女と2歳の三女に伝え診察室に入りました。先生は、30代の比較的若い先生でした。診察台に座り、内診をすると… ■その場で手術を決意! でも予想外の展開が…! えぇ~? サクッとって…! 考えてみれば、私にはまだ2歳の娘を一人にする時間はない。夫も長期出張中。でも今なら小学生の次女についてきてもらっている…! 時間もかからないと言っているしな…。 一瞬の間でいろいろなことを考え、 その日に手術をすることにしました 。この後、この場で手術したことを後悔することも知らずに…。 手術といっても手術室で麻酔をかけて…といった大掛かりなものではなく、妊娠の定期検診をするように診察台で行われました。切除すると聞いて怖かったけれど、想像していたより痛くありませんでした。 その後「ほとんどが良性のものだけど、まれに悪性の場合があるから病理検査するね」と言われ…(のちに良性結果が出ました)、手術自体は15分程度で終了。見せられたポリープの大きさは親指の長さほど。 また、この病院では子宮筋腫があるとは言われず、ポリープと診断されました。実際に、子宮頸管に子宮筋腫ができるケースは少ないらしく、先生もポリープがあると診断されたのだと思います。 よかった、よかった! これでもう出血することはない! と晴ればれとした気分で帰宅しました。 次回に続く「子宮筋腫に何年も悩まされた話」(全7話)は7時更新! 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月19日■前回のあらすじ 医師から「黄体機能不全」と診断された私。治療する術もなく、その後5年ほど症状は変わらぬまま。しかしあるとき、それまでとは違う体調不良の日が続き…。 ■これってもしかして…? 仕事の帰りに、ドラッグストアに立ち寄りました。 妊娠検査薬。これを使ったのは、もう9年前のこと。 「妊娠なんてね… まさか…」という気持ちと、「でもやっぱりこの状態はおかしいよね…」という気持ちで少しドキドキしながら妊娠検査薬を使うと…。 妊娠なんて何年も前のこと。年齢的にも体力的にも昔と全然違う。 しかし、 妊娠は素直に嬉しく、もちろん「出産する」と夫婦で決めましたが、嬉しさの反面、不安もありました 。 その数日後。 今まで妊娠中に出血をしたことがなかった私は一気に不安になり、すぐに産婦人科へ電話をし病院へ向かいました。 産婦人科にはたくさんの妊婦さんが待合室で待っていて、私が診察できたのは産婦人科に着いてから2時間後ぐらいたった後でした。 診察してもらうと… 「妊娠していますね。出血がまだ続くようならまた来てください。それとね…」 ■不正出血の原因はほかにあった? 何年もモヤモヤしていた不正出血… 「筋腫のできている部位によっては、月経以外に出血する」 と検索していた時に見た気がする…。 ずっと黄体機能不全だと思っていたけど出血の原因には、筋腫も絡んでいたのではないのかな…? その後の妊娠の経過は至って良好で、妊娠初期につわりがあったものの中期にはおさまり、仕事も臨月近くまで続けることができました。 幸いにも筋腫が大きくなることがなく、無事出産 。 しかしそれから2年後のこと。生理が再開してしばらくして… 再び生理ではないのに出血が…! どういう事だろう…、また黄体機能不全? それとも筋腫かな…? どちらにせよ、また出血が続くあの日々がまた続くのは、イヤだな…。 筋腫は出産したときに取れたはずなのに…、何が原因なのだろう? 次回に続く「子宮筋腫に何年も悩まされた話」(全7話)は7時更新! 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月18日■前回のあらすじ 2人の子どもを出産後、不正出血に悩まされるようになった私。原因不明でしばらく続いていたので、産婦人科で診てもらうことに。そこで子宮頸ガンの検査をすることになり…。 ■ついに結果が出る日、病院に電話すると… はぁ…気が重い。病気だったらいやだな…。 何もないと思いたい… 何もありませんように…。 と、複雑な気持ちで検査の結果を聞くため病院へ電話をかけました。 受付の人が出て「先生にかわりますね。少しお待ちください」と言われ、保留音が流れます。 そして電話に出た医師から結果が告げられました。 さらに「基礎体温を1ヵ月ほど記録してまた病院に来てください」と言われました。 それからは毎朝、目が覚めると「そうだ…。体温計で測らなきゃ」と枕元に置いている体温計を取り出し、寝ながら体温を測る日々を送りました。 その1ヵ月後、病院に行くと医師から言われたのは…。 ■不正出血の原因を語る医師の言葉に苦しめられる 医師によると、「これは、 排卵後に子宮内膜を妊娠に適した状態を維持しておくための黄体ホルモンの分泌が不足している状態 なんです。不正性器出血や不妊症、習慣流産の原因になっているんですよ」とのこと。すると…。 と突然言われ、どう答えていいのかわからず…。 咄嗟にこう返答すると、医師から 「じゃあ、特に治療はすることはないね」 と言われ、そのまま診察が終わりました。 ですが、その後も生理日以外に出血が続いたので別の病院に行くことに。しかし、やはり診断は同じ「黄体機能不全」。 そこでは漢方薬を処方されましたが「これを飲んでも改善できるか保障はできないけど」と医師に言われ飲んでみるも、私には効果はありませんでした。 早急に治療するものではなかったのでそのまま様子を見ることにしたのですが、その後も5年ほど症状は改善することがなく不正出血が続きました。 女性なのに女性としての機能がないと言われてしまったような… 変な感覚に襲われ、なんとも言い表せない虚無感があり、ふとした時に気分が沈んでいました。 でも今、改めて調べてみると漢方薬だけではなく他の方法もあるようなので、もし今、「黄体機能不全だから…」と悩まれている方はどうか気を落とさないで、病院に行かれるのが良いかと思います。 「もしかして…」と思った私は…。 次回に続く「子宮筋腫に何年も悩まされた話」(全7話)は●時更新! 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月17日今回は、数年前から不正出血に悩んでいた私の体験談です。 ■数年間悩んでいた不正出血、ついに病院に行くことに… 30歳頃からでしょうか。この頃から、人知れずある悩みを抱えていました。 一度出血するだけなら、そんなに気にすることはなかったと思うのですが、それが何ヵ月も生理日以外に継続的に続いていたのです。 出血は、少量。おなかが痛いなどの体調に異変がなく、私生活に支障をきたすことか? と言われればそうでもなく…。早急に病院に行かなければ! と思うことがありませんでした。 20代まで不正出血なんてしたこともなかったのに… 1人もんもんと「なんでだろう?」という不安と疑問はありました。 もし「あなたの病名は◯◯です!」と言ってくれたら、「あぁ! そうか! だからか!」と納得がいくのに 不正出血の理由が分からないというのはなんともモヤっとするもので… しばらく様子をみていたのですが…。 産婦人科、特有の内診台も苦手ですが、内診が痛い先生の場合は出血したりと苦い経験があるからか、なおさら、苦手意識があるのかもしれません。 病院に到着し簡単な問診を書き終えると、婦人科の医師から 「不正出血で考えられるのは、子宮の出口にできるポリープや子宮筋腫があるほかに、30代から発症し進行すると出血してくる子宮頸ガンや、50代ぐらいから発症し、症状として早い段階で出血する子宮体ガンがあるんだけど…」 と説明を受け、その上で…。 こうして 子宮頸ガン検査を受けることになったのです 。 ■検査結果が出るまで不安に… 内診と子宮頸ガンの検査は数分で終わり、多少の違和感を覚えますが、もだえるほどの痛みはありませんでした。 「検査結果は2週間後、電話でお伝えします」 と言われ、その日は帰りました。 自宅に帰り、改めて不正出血のことを調べてみると 一時的に親元に…ってなっても学校を転校しないとダメだろうし、せっかく今の学校で楽しく通っている子どもたちにとって酷なことだな…。 わが家の場合、出張しがちであまり家にいない夫には頼れないということ、 お互いの両親は遠方で、両親ともに働いているのに休んで来てもらうというのは、しのびないし…。 検査結果が出るまでの2週間、今、心配していることがきゆうに終わればいいなと思いながら気にしないように努めましたが、それでもなんとなくソワソワして落ち着かない日々を送っていました。 そして2週間がたち、ついに病院へ電話をすることに… 次回に続く「子宮筋腫に何年も悩まされた話」(全7話)は7時更新! 本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月16日こんにちは! あん子です。 今回は、片付けをしたがらない娘が 片付けをしてくれるようになったきっかけを話そうと思います。 ■片付けをしたがらない娘に頭を悩ます日々 少し前の話なのですが3歳の娘がおもちゃを片付けることをせずに 違う遊びをし始めることに悩んでいました。 「もう遊ばないのならおもちゃ箱に片付けようか」 と声をかけても 「ヤダ。お母さんがして」 と片付けを一切やらないんです。 困ったな…。イヤイヤ期がまだ続いるのか? 今年から幼稚園入園するのに大丈夫だろうか…。 「じゃあ、一緒に片付けよう」 と優しく言っても と言い、しまいには その場から逃走! はあ~。どうしたものか…。 と、このようなことが毎回、繰り返されていました。 そこで夫に相談してみることにしました。 ■できないことにではなく、できるようになった喜びに目を向けたい すると夫は、 「我が子に対しては、理想は高くなるよね。 だからその考えは、悪いことではないと思う。 でもそれは、あくまで大人の意見だよね。 種類が違うおもちゃを遊ぶことで…」 「娘はそう思って遊んでいるのかもしれないよ。 そんな遊びを繰り返していくことで感受性が豊かになるんじゃないかなって思う」 と聞くと 「メリハリだよね。ご飯の時間だから片付けようとか、区切りをつけてみるのはどうかな? まだ生まれて数年だろ? 娘は、知らないことの方が多い。その分教えること、叱ることもあると思う。 命の危険があるときや人に迷惑をかけるときはしっかりと叱るけれど その他のことは、諭すというスタンスでいいんじゃないかな」 「できていないところに目を向けるんじゃなくて できるようになった喜びのほうに目を向けたいって。 だから娘が自分で考えて遊べるようになったことが素直に嬉しいなって思った」 夫は、子育てにおいて私や娘を否定することは決してしない人です。 人は、否定されることではなく肯定されること、認められることのほうが嬉しい。 そんな当たり前のことを 娘に対して私は、自分の考えを押し付け過ぎて忘れていたのではないだろうか…。 私のペースではなくその子のペースで焦らず根気強く 長い目で子どもをみていこう。 と考えるきっかけとなりました。 それからは、ご飯の時間やお風呂の時間など 確実に今は、遊ばない時間を見計らってお片付けの声かけをするようにし その日、できなくても 「今日はお母さんが片付けるけど 明日は一緒に片付けをしてくれるとお母さん、嬉しいな」 ぐらいで娘に片付けを強制することはせず 少しでもお片付けをしてくれたら 「部屋がすっきりしたね!」 「お片付けしてくれてありがとう」 「上手にお片付けできるようになったね!」 と 感謝の気持ちと片付けをしてくれて嬉しかったと率直な気持ちを 伝えるようにする と それが娘には効果があったみたいです。 娘も少しずつですが時間を決めなくても「お片付けしようか」 と声をかけるとイヤとは言わずに素直に片付けをする ようになりました。 まだまだ先は長いですが気負わずに娘の成長を楽しんでいけたらと思います。 最後まで読んでくださりありがとうございました!
2021年03月17日こんにちは! あん子です。 今回は、ゾッとした話です。 数年前、長女の中学校の文化祭に行ったときのことです。 今回の話は、具体的な描写が含まれます。トラウマやフラッシュバックの可能性がある方、不快に思われる方は閲覧をお控えください。 ■偶然出会ったおばあさん、最初はにこやかだったけど… 屋外にイートインスペースがあり そこで小学生の次女と当時1歳の三女と一緒に軽食をとっていました。 すると 「あらっ! かわいいわね~? 何歳?」 と言いながら笑顔でおばあさんがベビーカーに近づいてきました。 お孫さんが中学校に通っていているのかな? と思いながら 「1歳です」 と答えるとそのおばあさんは、 と私たちの席の真正面に座ってにこやかに話をし出しました。 そのご婦人と話をしていると ふと、私のおばあちゃんが生きていたらこんな感じでしゃべることができたのかな~と、なんとなく懐かしく思いました。 すると 突然 「でもね…」 と おばあさんが先ほどのにこやかにか表情とうってかわって表情が曇り、困惑したような表情になりました。 ■様子が一変したおばあさんに違和感、そして恐ろしい事件が! 次女が 「何かあったんですか?」 と心配そうにおばあさんに聞くと 「中学生に怒られたの」 とおばあさんは悲しそうにこたえました。 怒られた? 何があったんだろう…。 次女と顔を見合わせました。 その後もおばあさんは 「怒られたの。怖かったの」 と怒られた理由を話さないまま同じ言葉を繰り返し話していました。 その時、少し違和感を感じましたが まだご飯を食べ終わっていないし、おばあさんが話をしているのに それを遮ってその場を立ち去ることは、あまりにもかわいそうだなと思い しばらく、おばあさんの話を聞いていました。 すると、おばあさんは立ち上がりました。 「じゃあね、お嬢ちゃん。またね」 とベビーカーに顔を突っ込むおばあさんの姿に 異変を感じ、 おばあさんに急いで近づくと 舌を出して娘の顔をなめようとしていました。 「っつ!!!!」 そのときは、あまりにもびっくりして声が出ませんでした。 急いで娘とその場を立ち去りました。 幸い、直前で防げましたが、あとから考えると、 おばあさんが話す内容がおかしいなと思うことはあったものの 笑顔で近づいてきたおばあさんを疑うことなく信用した自分に腹がたちました。 今後は、もっと慎重に物事を考え、行動しなければいけないと痛感しました。それから外出時は、抱っこ紐で過ごすようにしました。 親切に声をかけてくださる方がほとんどですが、なかには 思いもよらない行動をする方がいることを念頭に置き、常に娘を守ることを意識し、そのために最善の行動をとることが大切だな と実感した出来事でした。 最後まで読んでくださりありがとうございました。
2021年02月17日こんにちは、あん子です! 今年もどうぞよろしくお願いします。 今回はわが家の 卒乳 の話です。 ■娘の授乳、現状は… 卒乳に関しては、のんびりやってきたわが家。 少し前に目に異変を感じて、 眼科にかかったことがあるんです。 問診票には「授乳中」にチェック。 すると処方するお薬の関係で医師に、 と聞かれたのですが、 夜だけでなく昼も…、というのが3歳の誕生日を迎えたばかりの娘の現状です。 先生には、まだ昼間も飲んでいることを伝えました。 娘が言うには、母乳はほとんどでていないらしく、安定剤のような感じだそうです。 授乳をする間は、 母親の飲む薬が限定され、お酒も飲めない、時間が拘束される、 など、何かと我慢をすることが多く…。 娘が2歳半を過ぎた頃から私も卒乳を考えるようになり、 娘に「もうそろそろ、やめない?」 と話しをしてみましたが、ずっと拒否されていました。 ■卒乳について夫に話すと… 病院に行った日の夜のこと。 病院でのやりとりを夫に話し、 「いつになったらやめるんだろうね~」 とポロっと話した数時間後、 夫が娘に 「つーちゃん(三女)、まだやめないの?」 と聞いていました。 私の愚痴を夫なりに心配してくれてるのかな? と思いながらその様子を見ていると、 「うん! のむよ。やーめない!」 とやはり、やめるつもりは一切ない娘。 「でもね、つーちゃん」 「おしまいばあさんがくるよ…、今日、夜来ると思う」 ……おしまいばあさん?? って誰?! そして突然夜に訪問するシステム! ふふっ。私も幾度となく娘には話していたさ。 それでもかたくなに拒否されてきたんだぜ。 夫のこれくらいの子どもだましに 娘の考えがブレるはずがないんだよ、と夫に言おうとしたら 「You◯ubeにも出てくるよ。見る?」という夫。 ほ~。You◯ubeを検索したら出てくるんだ。 (※実際には出てきません) すると娘が 「おしまいばあさん…」 「見ない! こわいよ! オバケ。もうのまない!」 涙があふれ、今にも号泣する勢いの娘。 なんてピュア。 想像力が豊かになったんだな~。 どんなオバケを想像しているんだろう、と感心する一方で、 こんな感じで終わっていいのだろうか、と複雑な気持ちでした。 そして、夫の話をきっかけに、娘は、その後一切のまなくなりました。 娘の授乳する姿をもう2度とみることはないのだと改めて思うと、今、この時間は戻れない大切な時間なのだとしみじみと感じました。 こんな風に少しずつ、いろいろなことを卒業しながら大人になっていくのかと思うと、感慨深いものがありますよね。 娘と一緒に共有できる時間は、限られているからこそ、これからも娘との時間を大切にしていきたいと思います。 最後まで読んでくださりありがとうございました。
2021年01月15日こんにちは!あん子です。 独身の頃の私は、ママになってもヒールをはいて服装も年相応にキレイな格好をしていたい! と思っていました。 ですが現実は、子どもを乗せて自転車で移動することが多く、子どもを追いかけても大丈夫なように動きやすく、汚れても大丈夫な、実用性重視の服がベスト! ヒールよりぺたんこ靴をこよなく愛するようになり、おしゃれママでいるには、経済的にも精神的にも余裕が必要なんだなと今更ながら気づきました。 それでもできる範囲でオシャレをしたいと強く思うようになった出来事があります。 今回は、そう思うきっかけになった服屋さんに行った時のお話です。 ■密かに憧れていた服 目の前に展示されている「サロペット」 実は着てみたいな〜と思っていたんです。 でもこういう服って身長がある方がカッコいいんですよね。 年々、代謝が悪くなって痩せにくい体なうえ 短足の私で大丈夫かしらと思いながらも さっそく、試着してみると 着心地がいい~! あぁ!こういう服、いい! 締め付けがないから動きやすいし、なんて素晴らしいの! 求めていたのはこういう服かも! と思ったのものの ふと、もう一度じっくり自分の姿をみると…、 …うん、まぁいいや。 かわいいし。 せっかくだから旦那に見てもらおうと 「ねぇ!着てみたんだけど、どう思う?」 と言いながら、試着室のカーテンを開けると… あっ…。旦那、いない。 店員さんが立っていました。 でもお世辞でも褒めてもらうことは嬉しいもので 「ありがとうございます。じゃあこれ、買います!」 と伝えると 店員さんは 「かしこまりました」 とニッコリほほ笑んだあと、私のおなかに視線がいき おなかの膨らみは、脂肪です~(泣) 「妊娠はしていないんですよ~」 と笑って答えましたが ショックでした。 その後、店員さんも 「大変失礼しました!」 とおっしゃってくださいましたが 何となく、その場の空気が変な空気になってしまい… 買い物を済ませて、そそくさと店を後にしました。 店員さんに悪気があったわけではなく ただ私が太っているいう事実がはっきりわかっただけに はぁ…。痩せなきゃと痛感した出来事でもありました。 まだ幼い子がいる我が家。 この子が 幼稚園や小学生になって 私のせいでからかわれたら… それこそ悲しすぎる! オシャレママには到底、ムリですが せめて、妊婦さんには間違われないような体型になりたい。 来年の夏までには、もう少し痩せることができるように、ダイエットを頑張ろうと思います!
2020年12月16日こんにちは!あん子です。 人生、長く生きていれば誰しもやっちまった! と思う 髪形の黒歴史 がありますよね。 今回は、数ある私の髪形の黒歴史の中から、忘れられないエピソードをご紹介したいと思います。 ■パーマをかけようと美容院へ 私がまだ10代だったある日、 パーマをかけようと美容院を訪れた日のことです。 その当時、ロングが主流で毛先を内側にゆるく巻いた髪形が流行っていました。 「今日は、どんな感じにしますか?」 と美容師さんに尋ねられたのですが、頭の中にある髪形のイメージを伝えることって意外と難しいですよね。 ゆるふわなパーマに憧れていた私は、ヘアカタログを見せながら と美容師さんに伝えました。 すると美容師さんは、 「少しでも長くパーマを楽しみたいなら、強めにかけた方がすぐに落ちることはないよ」 と強くすすめられました。 そうか、パーマは、強めがいいのか。 長持ちする方がお財布にも優しい!と思い、 美容師さんのアドバイスに従い、お任せすることにしました。 ロッドで髪を巻いて、パーマ液をつけて しばらく待ってから頭を洗って… とパーマをかけることって意外と時間がかかるもの。 結構長いな。 まだかな? でも…楽しみだな〜! どんな仕上がりになるかな〜。 と早く終わってほしいと思いながらも、 パーマをかけた私、似合っているだろうな〜と謎の自信に満ちあふれていた当時の私。 だんだんと眠気が…。 少しウトウトしている間にいつの間にか終わったようで と美容師さんから起こされ 鏡を見ると わー!…お? え?何?このスタイル… ボンバー過ぎない?? この髪形で街中を歩くの?? うそでしょ〜!! チキンな私は美容師さんに何も言うこともできず そのまま美容院をあとにしました。 この後、友達と遊ぶ約束をしていたのですが はぁ〜帰りたい… と気分は絶不調。 でも 「もう待ち合わせ場所で待っているんだけど、今どこ?」 と友達から連絡があり 気乗りしないまま待ち合わせ場所に行きました。 私を目にした友達は、開口一番 何か恐ろしいものでもみるかのような表情でした。 生まれて初めてかけたパーマ。 友達も私の変わりようにびっくりしているようでした。 「そうだよね。美容院で鏡を見た時、私もそう思ったよ。 ちょっとファンキーだよね。」 と答えると すぐさま友達が、 ド直球過ぎる言葉に… 泣いた。 それからすぐにストレートに戻しました。 でもその後も懲りずに当時は、パーマをよくかけに行っていました。 今は子育てに追われて、あまりオシャレを楽しむ余裕はなくなりましたが、 あの時はあの時でオシャレを楽しんでいたな〜、と懐かしくなってしまう今日この頃です。 最後まで読んでぐださりありがとうございました!
2020年11月19日こんにちは! あん子です。 今回は三女(2歳)の吃音(きつおん・どもり)の話です。 ■突然、娘に吃音の症状…!? 「吃音」とは、 いわゆる「どもり」のことです。 「どもり」と言われると「ぼぼぼぼく」のように音を繰り返すことだけを指すと思う方 が多いかもしれませんが、それ以外にも、引き伸ばし(例、「ぼーくね」)やブロック(しゃべろうとしてもことばが出てこない)という症状もあります。 出典: 吃音(どもり)って何?―多くの皆様に知っていただきたいことー(PDF) 発達性吃音(どもり)の研究プロジェクト という症状のことです。 三女にこの吃音の症状が出始めたのは、2歳7ヶ月頃、 ある日突然でした。 ちっちゃいお茶とは、500mlのペットボトルの麦茶のことです。 家庭で煮出した手作りの麦茶ではなく、お店のものが三女のお気に入りなのでたまに買います。 はじめは焦ってしまって言葉がつまったのかな? と あまり気にしていませんでした。 むしろ、娘の一生懸命喋っている姿ってかわいいなと思っていました。 しかし、しばらく経っても一向に吃音の症状が治る様子はありませんでした。 吃音について調べてみると、 覚えたてのことばを使おうとするとき、難しい文で表現しようとするとき、伝えたいことがイメージとして浮かんでいるのにうまくことばや文で表現できないときなどに、吃音が生じやすくなります。また、早く話そうとする時、そして気持ちが高ぶっている時(嬉しい、あるいは怒っているなど、興奮している時)なども吃音が出やすくなります。 出典: 吃音(どもり)って何?―多くの皆様に知っていただきたいことー(PDF) 発達性吃音(どもり)の研究プロジェクト とありました。 たしかに三女も頭ではイメージが浮かんでいるのに、うまく言葉にできずに、焦ってしまっている様子に見えました。 ■症状が出ないときも… 吃音の症状には波があって…、 スラスラと話せるときもあります。 よかった~! 自然と治ったのかな、と喜んでいたのですが、しばらくしたら、また吃音の症状がでて…、の繰り返しです。 また、三女をしばらくみていて気付いたのですが、吃音の症状が明確にでない時もありました。 それは、 歌っているときや1人で遊んでいるときです。 調べてみると、 ひとりごとを言う、歌を歌う、誰かと一緒に声をそろえて言うなどといった状況では、吃音が出にくいことが報告されています。 出典: 吃音(どもり)って何?―多くの皆様に知っていただきたいことー(PDF) 発達性吃音(どもり)の研究プロジェクト やはり、「歌っているとき」や「独り言を言うとき」は、吃音が出にくいと報告されているようでした。 ■親としてどう対応すればいいのか… 吃音がある子をみると焦っているように見えてしまい、 「ゆっくり話して」 「落ちついて、深呼吸してみたら?」 と話し方をアドバイスしたくなってしまいますが、それよりも話したい気持ちを育てることが大切だそうです。 子どもがつっかえながら話しているときは、特に声かけをせず、ゆったりした姿勢でしっかり聞いてあげることが、子どもにとっての手助けになります。話し終える前に、あれこれアドバイスをするよりは、話し終わった後に、その言葉を繰り返したり、話の内容のまとめをフィードバックすることで、自分の話したことが伝わって良かった!と感じやすくなります。 出典: 吃音(どもり)って何?―多くの皆様に知っていただきたいことー(PDF) 発達性吃音(どもり)の研究プロジェクト これを知って、 とモヤモヤが一気に晴れた気分でした。 それからは、しゃべり方のアドバイスをするのではなく、自然体でいること、娘の話を最後までちゃんと聞くこと、を意識するようになりました。 人に自分の話をちゃんと聞いてもらうことって嬉しいですよね。 娘も日に日にたくさんの言葉を覚え、より一層話すようになりました。 話すことが楽しそうな娘の姿に、 私もつられて笑顔になることが増えたと思います。 以前、三女が「お母さんが笑うと嬉しい」と言ってくれたことがあったんです。 私もそうですが娘の笑顔は、何よりも嬉しいものです。 だからこそ、三女が吃音のことでいじめられたりしないだろうか、泣いたりつらい思いしないかと心配になるんですが、そこを今、心配して私が険しい表情になっていては、本末転倒だと思ったんです。 ■少し様子をみることに 現在、三女は2歳11ヶ月になりましたが、今も吃音の症状があります。 幼児期の吃音は自然と消えていくことも多いので、長期間続いたり症状が悪くなったりしなければ、少し様子をみて大丈夫だそうです。 支援の時期については、話し方を習得中である幼児の段階、つまり早い段階で、専門家がサポートを行う方が望ましいと、言語聴覚療法(ことばのリハビリ)の分野では言われています。しかし、幼児期には吃音が自然と消えていくことも多いので、長期間(1年以上)続いたり、悪くなったりしなければ、少し様子を見ていても大丈夫です。 出典: 吃音(どもり)って何?―多くの皆様に知っていただきたいことー(PDF) 発達性吃音(どもり)の研究プロジェクト 娘が吃音のことで気にするようになったり、症状が悪化するようであれば専門家のサポートを受けようと思っています。 集団生活を送るようになると、吃音がでる子がいれば 「どうしたのかな?」 「おかしい、変わってる」 と思う人がいるかもしれません。 ですが吃音の知識や理解があれば、むやみにからかったり同情したりすることはなくなると思うんです。 娘に症状がでて調べるようになった吃音のこと。 あまり聞き慣れない吃音のことを少しでも認知され理解される社会になっていってほしいと思いました。 最後まで読んでいただきありがとうございます。 (参考) ・ 発達性吃音(どもり)の研究プロジェクト ・ 吃音(どもり)って何?―多くの皆様に知っていただきたいことー(PDF) ※この記事に記載された症状や対応法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり対応を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は専門家にご相談ください。 また、参考サイトの情報は研究などにより今後情報が変わることもありますので、予めご了承ください。
2020年10月14日こんにちは! あん子です。 朝晩は秋らしくだいぶ涼しくなりましたが、昼間はまだまだ暑いですね~! 今回は、小学生の娘が下校中に遭遇した出来事をご紹介します。 ■暑い日の下校中… 感染症はいまだに収束せず、マスクをすることは日常の標準装備に。 今年の夏は夏休みも短縮され、マスクをしながらの登下校は暑いだろうな…、熱中症が心配だな…、と思っていました。 そんな酷暑が続くある日の下校中…、 「コラーー!」 と後ろから男性の叫び声が聞こえたそうです。 何事かと振り向くと、ものすごい形相の男性が 小学生の男の子を一方的に怒鳴っていました。 男の子は、何も言えずうなだれておびえているように見えたそうです。 その翌日… ■学校にまで電話が!? 「マスクを着用していない子どもがいる。ちゃんと着用させるよう教育しなさい」と、学校に電話があったことを先生から伝えられたそうです。 下校中にマスクをつけていないことを怒られ、学校にまで連絡がくるなんて、去年の今頃は考えもしなかったことですよね。 マスクをしていなくて注意される時といえば、給食当番がマスクを忘れた時ぐらいではなかったでしょうか。 娘が通う学校ではマスクを忘れた子には、先生からマスクを渡してくれるので、怒られていた子もきっとマスクは持ってはいたんだと思います。 もしかしたらその男の子は、熱中症になりかけていて具合が悪くてマスクを外していたのかもしれない…。 未知のものに対しての恐怖や不安は誰にでもあります。 私も毎日ニュースで流れる感染者数を聞くたびに、まだ小さい我が子が感染して入院してしまったら…と想像しゾッとします。 感染症にマスクの有効性が確認されていることから、マスクをしていない人を見かけると感染対策として不十分に見えるのかもしれません。 屋外でもマスクをするべきだと思う人もいれば、屋外ではソーシャルディスタンスを保てばマスクをしていなくても大丈夫と思う人、人それぞれ価値観の違いもあると思います。 でも過度な心配をするのではなく、正しい知識を知ることが大切なんだと思うようになりました。 感染症を広げないための心がけは大切ですが、 自粛警察やマスク警察、感染者や医療従事者への差別や偏見…、 ごく一部の人たちだけだと思いますが、自分の考えを押し付け過ぎるのは悲しいことだと感じました。 真夏にマスクを着用した時のように、息苦しくなってしまう…と思った出来事でした。
2020年09月16日こんにちは! あん子です。 今回は、長女が入院した時に実母から言われた言葉が今でも私の心の支えになっているお話です。 ■保育園に通いはじめた娘 長女は今の幼稚園に通う前、私の仕事の都合で保育園に預けていました。 まだ1歳の頃でしたので、心配もありましたが、保育園に見学に行くとたくさんのおもちゃがあり、それだけで娘のテンションは上がっていました。 それから慣らし保育を経て本格的に保育園生活がスタートしました。先生も優しく、お友達もできて毎日保育園に行くことが大好きな娘の姿を見てホッとしていました。 娘は保育園に到着すると と言っておもちゃコーナーへ直行! その姿に少しだけ寂しくもありましたが、楽しく保育園生活を送れているんだなと、気持ちを切り替え仕事場に向かっていました。 ■保育園から突然の呼び出し 保育園に行き始めてしばらく2ヶ月ほどたったある日のことです。 保育園から突然、電話がかかってきました。 うわぁ…なんか嫌な予感…、と思いながら電話に出ると 予感は的中! 今までほとんど熱を出したことがない娘が発熱しているとのこと。 「すぐにお迎えに行きます!」と伝え、会社を早退し保育園へ向かいました。 数日後、熱が下がったと思ったら また発熱して保育園をお休みしなければならない日々が続きました。 さすがに何度も仕事を休んでしまうと会社に迷惑をかけてしまう…そう考えながら、ふと顔を上げると娘の寝顔が目に入ってきました。 こんな時につい仕事のことを考えてしまっている…、自分にモヤモヤしました。 ■別の病院で診てもらうと… そんな時、ネットで 病児保育 という熱がある子を預かってくれる施設をみつけ、病児保育に預けて仕事に向かうことにしました。 引き続き、小児科には通っていましたが、それでも熱が下がらず、病状は悪化していき…、 さすがに「これは、おかしい」と、他の病院で診てもらうと 肺炎を併発しているとの診断、即入院となりました。 ごめんね… 娘に謝ることしかできませんでした。 入院となると24時間、大人がつきっきりでいなければならないと言われました。 母にこのことを話すと、「大変! 娘ちゃん大丈夫なの? 」とすぐに駆けつけてくれました。 娘の付き添いは、昼間は母に見てもらい、夜は私。そして病院から仕事場に向かっていました。 1週間ほどの入院でしたが、母も仕事をしていたので、「仕事、大丈夫なのかな? 申し訳ないな」と思っていました。 「ごめんね。仕事を休んで来てくれて。ありがとう。」と母に言うと、 母も仕事が忙しいのに、心配させないように言ってくれた一言がすごく嬉しかったです。 ■現在は… 娘が3歳になると、ほとんど熱を出すこともなくなり、毎日保育園に行くことができるようになりました。 当時はとても大変でしたが、今でもこのことを思い出すと母に感謝の気持ちでいっぱいです。 仕事で失敗した時 子育てで悩んだ時 人間関係がイヤになった時 生活していると大変なことや不安になる瞬間はたくさんありますが、誰かが落ち込んだ時や余裕がなくピンチなときこそ、母のように相手を思いやれる言葉を言えるような人になりたいと思えた出来事でした。あのとき母が私に掛けてくれた言葉は、今も私の心を支えてくれています。
2020年08月12日こんにちは! あん子です。 今回は、歯磨きを嫌がる娘の仕上げ歯磨きについて書こうと思います。 三女が6ヶ月になった頃、 下の前歯にちょこんとかわいらしい歯が生えてきました。 生え始めのころはガーゼで拭くなどしていましたが、娘もとくに嫌がることはありませんでした。 その後、前歯も生え始めてきたので、ハミガキをすることにしたのですが、ここから娘と長い戦いが始まることになるのです。 ■三女と歯磨きバトル開始! 「歯磨きしようか」 断固、歯磨きを拒否する娘。 そうこうするうちに歯は次々と生えていき、少し気がかりなことが…。三女の場合、歯の間の隙間がなくギチギチに生えてきているのです。 歯医者さんの検診でも、 「口の中の細菌が増え続けほかの歯が虫歯になるリスクが高まるうえ、あごの成長にも大きく関わる」 と教えてもらいました。 そこで歯ブラシを娘の好きなキャラクターのものにしたり、歯磨き粉を娘の好きなフルーツの味にしたり…、 ほかにも、歯磨きの絵本などを見せて、歯磨きを楽しくさせようと試みました。 一時的に素直に磨かせてくれる日もありましたが、結局2歳になっても、 歯磨きから逃走する娘。 嫌がる子は何をしても嫌がるんですよね…(泣)。 最後はプロレスの技を組むかのように押さえて、サササッと磨いて終わらせる日もありました。 歯医者さんで治療する方が今よりもっと長い時間拘束されることを知っている身としては、やはり虫歯になってほしくないというのが本音です。 「ご飯を食べたあとは歯磨きしようね」と説得しながら毎日なんとか磨き続けました。 すると、2歳6ヶ月になった今、変化がおきたのです。 ■歯磨きを嫌がらなくなった、意外なきっかけ 最近、「あれ? 嫌がらずに歯磨きをさせてくれてる!」という日が多くなったことに気づきました。 そこで、「どうして前は歯磨き、嫌がってたの?」と娘に聞いてみました。すると、 「あそびたかったから」と言われ、そうだったんだ…と納得しました。 「じゃあ、どうして今は歯磨きさせてくれるの?」と聞くと、 「つう(三女の名前)は、泣いていたけどおねえちゃんは泣かないから」と言いました。 まだ幼いので説明が分かりづらい部分もありますが、おそらく年の離れたお姉ちゃんが泣かずに歯磨きしているのに、三女は歯磨きするたびに泣いていたので、お姉ちゃんのように泣かずに磨こうと思ったのかなと感じました。 親は親なりに磨く理由がありますが、子どもには子どもなりにちゃんと理由があることを知りました。 そしてちょっと前まで赤ちゃんだったのに、意思の疎通ができるようになり、三女が自分の気持ちを伝えられるようになったことにも感慨深いものがありました。 ■仕上げ磨きはいつまで…? そういえば昔、小児歯科の先生に、「いつまで仕上げ歯磨きをしたらいいですか?」と聞いたことがあるんですが、「小学4年生までは仕上げ歯磨きしてください」と言われ、 と白目向いたことを思い出しました。 これは上のお姉ちゃんの時の話で今はまた違っているのかもしれませんが、まだまだ三女との仕上げ歯磨きの道のりは続くと思います。 娘には、歯磨きしないと気持ち悪いと思うようになってくれる日がくることを期待しながら、仕上げ歯磨きを頑張っていこうと思います。
2020年07月16日こんにちは!あん子です。 我が家の娘は長女と三女でひとまわり歳が離れているのですが、今回は、年の差がある3人目を妊娠した時の心境と、9年ぶりの経産婦の出産はどんなものだったのかを書きたいと思います。 ■9年ぶりに妊娠! これからの育児に不安 私は20代で長女と次女を出産しました。夫と相談して若いうちに子育てをして、40代は2人で旅行や好きなことをしようと話しをしていました。 長女11歳、次女8歳、2人とも小学生になり自分の時間ができたと思った矢先、9年ぶりに妊娠! 驚きはしましたが嬉しい気持ちも…。 小さい頃、「子どもは3人は欲しい」という憧れがあったことを思い出しました。 しかしマタニティブルーのせいか「子育てがひと段落して、また一からやり直す感じなのか~…」「体力的に大丈夫か、私」という気持ちも。 長女とは12歳差になるけれど、どんな生活になるのかな… 3人の子どもの教育費も考えないとな… と不安が頭をよぎりました。 ですが授かった大切な命。 たくさんの愛情を注いで育てようと改めて決意したあとは、まだ起きていないことを、今不安に思うことはやめようと考えることにしました。 ■子どもたちの反応は… 安定期にはいり、長女と次女に妊娠したことを話したら、 と予想以上にすごく驚いていました。 その後、子どもたちは、 「男の子かな? 女の子かな?」 「楽しみだな~!」 と喜んでくれて安心したのを覚えています。 妊娠中は、娘が積極的にお皿洗いや夜ご飯を作ってくれたり、むくみがひどかった私の足を夫と娘でリンパマッサージしてくれました。 ■いよいよ出産へ 次女の出産の際、お世話になった助産師さんからは、 と言われたことがありました。上の子の出産から長く間があいたら陣痛の時間はどうなるのかな…。 知り合いで3人お子さんを出産した方に聞くと「3人目だからと言ってそんなに早くは生まれなかったよ~。」 と言っていました。 そして、いざ陣痛が始まると、私の場合破水から始まったのが要因だったと思いますが、めちゃくちゃ早く出産しました。 陣痛から2時間で出産、2時間といっても最初の1時間くらいはちょっとおなかがはるな~ぐらいでした。 これが陣痛の始まりだったとは知る由もなく、まだ病院に行くほどの痛みもないし…、とゆったりとしていたのですが、破水したあとは急激な痛みで歩くことさえできませんでした。 分娩台まで辿り着けず、病院に着いてストレッチャーの上で出産しました。しかし、三女は産声をあげませんでした。 すぐに酸素マスクをはめて別室に連れて行かれましたが、産まれてきてくれてすごく嬉しいはずなのに当時の私は、心配で生きた心地はしませんでした。 今は何事もなく元気な三女ですが、妊娠中に問題はなくても、産まれるまでは何が起こるか分からない。無事に出産するということは、当たり前のことではないんだと痛感した出来事でもありました。 家庭の形はそれぞれで、何歳差がいいかは個々の家庭で考え方が違うと思います。 「案ずるより産むがやすし」という言葉の通り 夫も娘も、もちろん私も三女が生まれて毎日デレデレです。 三女が生まれて家族がますます明るくなったように感じ、 「家族が増えて本当によかった!」 と家族みんなで思っています。
2020年07月01日こんにちは!あん子です。 今回は、三女のトイレトレーニングのお話を描きたいと思います。 ■ゆるっと始める、三女のトイトレ作戦 我が家の三女は今年で3歳、来年幼稚園に入園する予定です。 幼稚園によっては「入園までにできたらオムツを外していてくださいね」と言われる園もあるかと思います。 たまに妄想するんですけど、もし昔の人がタイプスリップしてきて、見たこともない現在のトイレで「用を足しなさい」と言われても、なかなか難しいよな~って思うんです。 それと同じように、今までずっとオムツだったのにいきなり「トイレでしようね」と言われても難しいと思うんです。 長女や次女のときは、親である私の方が入園までにはおむつを外したいと焦る気持ちが強かったのですが、オムツを卒業した! と思ってもお漏らししちゃったり、トイレでしたがらなくなったり…、と振り出しに戻ることもありました。 なので三女のときには、たとえトイレに行ってでなかったとしても、お漏らししちゃったとしても、決して怒らない。「次、頑張ろうね」ぐらいのスタンスでいたいと思っています。 そこでゆるゆるとトイトレするにあたり、始めたことがあります。 とトイレに連れて行って教えたり、トイトレの絵本の読みきかせをしました。 その後、1歳の終わり頃から補助便座でトイトレを始めてみましたが…、待てど暮らせどでない。 何日か粘り強く待っていましたが、 トイレの中で1人歌謡ショーを始める始末…。 もしかして足元が安定していないから用が足せないのかな? と思い「おまる」に変えてみることに。いろいろ種類があり悩んだのですが、すぐに座れるしトイレも洋式なので移行が楽かなと思い、我が家は「座るおまる」にしました。 が、これもただ座っているだけ。 うーーん…まだ早かったのかな、としばらくトイトレをお休みすることにしました。 ■変化は突然に! ところが、2歳5ヶ月頃になって娘に変化がありました。 オムツをはいている娘が「オシッコ、でたー!」と報告するようになったのです。 今までは、朝起きたらオムツがずっしりと重かったんですが、就寝から朝までオシッコをしない日が何日か続きました。 これは…! 膀胱がしっかりオシッコをためることができるようになったんだ! と思いました。 そこで昼間だけオムツを外すようにすると、すぐにおまるでできるようになりました! と喜ぶと娘も嬉しそうでした。 はじめはチョロチョロっていう感じでしたが、今ではジャーと勢いよくできるようになり、外出以外の昼間はオムツをはくことが減りました。 お姉ちゃんがオムツを卒業した時に「心配しなくてもなるようになったな~」と思ったんです。オムツを早く卒業したからといってすごいわけではないですし、その子の成長にも個人差がありますよね。 まだうんちができないという課題が残っているのですが、トイトレは「焦らずにゆっくり見守っていこう」ぐらいがいいのかもしれない、と思う今日この頃です。
2020年06月24日こんにちは! あん子です。 前回の幼稚園のお友達トラブルを描きましたが、今回は長女が小学生になってからのお友達トラブルを描こうと思います。 ▼前回の記事 ■クラス替え後に起きた問題 長女が6年生に上がると5年生の頃に仲良くしていたお友達とは別々のクラスになりました。 その話を聞いて少し心配していましたが、新学期が始まると と話してくれる長女の姿を見て安心していました。 ところが6月の終わり頃からです。 長女が、「今、仲良くしているグループの1人から嫌なことを言われるんだ」と言うようになりました。 「どんなことを言ってくるの?」と聞くと、 私から見て、長女の髪の毛がボサボサだと感じたことはありませんでした。 そして長女は、ジーパンにパーカーといったボーイッシュな格好が好きだったので、そのお友達とは服装の好みが違っていたのかもしれません。 長女は急に態度が変わった友達に困惑し、そしてその言葉に傷ついたと言っていました。 でも人前で泣くことは絶対したくなかったので、学校のトイレの中でよく泣いていたそうです。 「つらかったね。教えてくれてありがとう。お母さんは、自分のお母さんにいろいろ話せなかったけど、長女は勇気を出して話してくれたんだね。お母さんより全然強いと思うし、話して楽になるならいくらでも話、聞くからね! でもなんでそんなことを言うんだろうね…、聞いてみた?」 と聞きました。 すると長女は、「聞いたよ。そしたら… と、鼻で笑いながら言われた」 と言いました。 「他の友達はその時どうしてるの?」 「その子がグループのリーダー格だから誰も反論したり助けたりしてくれない」 と言いました。 以前は、なんでも先生に相談していた長女ですが、小学校中高学年にもなると「チクった!」と言ってくる子もいるようで…。4年生ぐらいの頃から、先生には言いにくい雰囲気がでてきたそうです。 そこで私は、長女と話し合うことにしました。 ■長女と話し合ったこと 大人になっても考え方や意見が合わない人はいますよね。 言った側は、すぐに忘れてしまうことでも、言われた側の心の傷はそう簡単には治らない時もあります。 長女には、今日おきている悩みが、明日は続かないことに力を入れようと話し合いました。 具体的には、 ・イジメは、誰にでも起こりうる可能性があることであって、決して恥ずかしいことではないこと ・自分が嫌だと感じたことを他人にはしない、言わないこと ・相手が自分を見下すような言い方をしたとしても、それで自分を否定したり責める必要性は全くないということ ・自分を攻撃してくる友達とは、距離を置いて自分の安全を最優先に考えること ・つらいことがあったら我慢せず大人に相談すること という内容を話しました。 その後、長女はその友達と距離を置き、他のグループにうつったそうです。しかし、その友達は「なんで離れていくの?」と、以前よりしつこく絡んでくるようになりました。 長女は学校を休みたがるようになりました。 私は担任の先生に今までの状況を相談したところ、先生はすぐに対応をしてくれました。 驚いたことにその子は、他のお友達に数万円単位の額のお金を持ってくるよう強要しており、他の親御さんからも何件か相談が寄せられていたそうです。 その後、長女に対する嫌がらせは、一切なくなりました。 ■長女に嫌がらせをした理由は… 私は、なぜその子が長女に嫌がらせをしたのかが気になっていました。 長女側からしか話を聞いておらず、一方的にその子を責めることはよくない、何か理由があったのかもしれない、と考えていたからです。 そこで、担任の先生に聞いてみたところ、 その友達は 「ヒエラルキーのトップになりたかったから」 と言ったそうです。 その後、長女は、新しいグループで仲良しの友達と無事卒業まで楽しく過ごせました。 ありがたいことに、私の住んでいる地域では、トラブルがあったという情報を中学校に引き継いでくれて、クラスを別々にしてくれるなどの配慮をしていただけるようです。なので、今は安心しています。 子どもにとって親に話すということは勇気がいることだったと思います。今考えればもっと早くに先生と情報を共有してもよかったのではと思います。 大人になればたいして気にしないことでも、学校という限定された空間での友達トラブルは本当に悩ましい問題です。 これからも悩んだり考えることがあると思います。そんな時は、 1人で悩まず口に出してほしい 。1人で頑張りすぎなくていいんだよ。お父さん、お母さんはどんな時でもあなたの味方だからねと娘には伝えています。
2020年06月18日こんにちは! あん子です。 今回は、長女が幼稚園年長の時に体験したお友達トラブルについて、2回にわたってご紹介したいと思います。 ■順調だと思っていた長女の幼稚園生活、しかし… 集団生活を送っていく上で、避けては通れないといってもいいお友達トラブル。大人になっても人付き合いに関して多かれ少なかれ、トラブル発生はつきものですよね。 長女の性格はおっとりしていて、言いたいことがあっても我慢してしまい、自分から発言することがどちらかと言えば苦手なタイプです。 そんな娘を幼稚園に行かせるまで少し心配でもありましたが、 「行きたくない」 なんて一言も言わなかったので、幼稚園生活はてっきり順調だと思っていました。 しかし、年長の秋ぐらいだったと思います。 幼稚園から帰ってきた娘が、 「今日、幼稚園でね、男の子に って、いきなり言われた」と話してきました。 「ええっ? いきなり? それはいつ、言われたの?」と聞くと、 1人で階段を2段跳びで上っていたとき、 同じクラスの男の子2人組からその言葉を言われたようです。 「ええっ!? 全然、ダサいことじゃないとお母さんは思うな。気にしなくていいよ」 お母さん、大人になった今でもたまに階段、2段跳びで上り下りするよ…、と言うことは今は黙っておこう。 「その時、どう思った?」と、長女に聞いてみました。 「そっか。その男の子には、嫌な気持ちになったって話した?」 「うんうん、話してない」 「お友達は、悪気があって言った言葉ではないかもしれないよ。だからね、お母さんは、嫌な気持ちになったことをお友達に伝えていいと思うよ。自分の気持ちを話すことは大切なことだよ」 と言うと、 「次また言われたら言ってみる!」 と元気を取り戻したようでした。 この時点では長女だけの意見しか聞いてませんし、まだまだ未熟な子ども同士。お互い様は当たり前で、うちの子が誰かを傷つけてしまう可能性もあるわけだよな…と、いったん様子を見ることにしました。 ■幼稚園では解決できていたけれど… しかし、その後も工作の時間にハサミで紙を切っていた時、 とまた同じ男の子2人組が言ってきたそうです。長女は、左利きなのでそのお友達とハサミの持ち方が違ったのだと思います。 でもそのことを聞いたのは、長女が小学生になってからでした。 長女は、男の子たちに言われたらその都度、先生に 「先生!◯◯君からこう言われました!」 と話していたそうです。 先生は「また?!」と困惑しながらも、その男の子2人組に「そんなことは、言わないように」と注意してくれたそうです。 そのことについて幼稚園の先生から連絡はありませんでした。幼稚園側としてもさほど気にするようなことではないことだったのかもしれません。 長女からも聞いたことがなかったので、後から聞いて本当にびっくりしました。 そして、幼稚園では先生に話すことで解決できていたことが、 小学生の高学年となると、より巧妙に、そして事態は深刻になっていくのです。 次回に続きます。
2020年06月03日こんにちは! あん子です。 今回は、私と義両親との関わり方について書こうと思います。 義両親はとても良い方で、孫をすごくかわいがってくれます。 私たちが帰省するとすごく喜んでくれて、みんなでBBQをするのが毎回の恒例行事となっています。 いつも優しくて本当の両親と同じように慕っている義両親なのですが、私が長女を出産した頃、少し違和感を感じた出来事があったんです。 ■義母との子育て方法の違いに戸惑い それは生後3ヶ月の長女を連れて帰省した時のことでした。 沐浴をすませ、着替えをさせようとしていると から始まり、 「離乳食はまだ始めないの? 私のときは、2ヶ月から果汁を飲ませていたものよ。もう果汁や重湯やおみそ汁の上澄みを飲ませていいんじゃない? 息子が生後6ヶ月を過ぎた頃には、多くの食材を食べさせていたわ」 と言われました。 他にも、お義母さんの時代は、早くから離乳食を与えることが当たり前だったそうで、 「離乳食は、親が一度口にいれて噛んで柔らかくしたものを子どもに与える家庭も多かったのよ。」 と言われた時には、 と、恐ろしい怪談話を聞かされてるのか思うくらい背筋がゾワ~となったこともありました。 いろいろアドバイスをくれたのは、まだ離乳食を始めていないことが、お義母さんにとっては非常識なことだったからかもしれません。 当時の私は、お義母さんのアドバイスを 「う~ん、今の時代じゃそんなこと、しなくてもいいって言われてるしな~」 「アレルギーの心配もあるから急いで与えなくていいと思ってたんだけどな 」 と子育て方法の違いに戸惑っていました。産後のホルモンの影響もあったのか、何気ない一言にもモヤモヤしていて…。でもお義母さんの子育てを否定したいわけではないんです。 お義母さんにどう伝えればいいか戸惑っていたときに、 「今と昔では子育ての考え方も変わってるんだよ。私たちが口出しするのはやめよう」 と助け舟を出してくれたのは、お義父さんでした。お義父さんのおかげで、私の気持ちを素直にお義母さんに伝えることができ、 「そうね…、昔と今じゃ、だいぶ違ってるのね。」 とお義母さんも理解を示してくれるようになりました。 ■今ではお義母さんの気持ちが良くわかる 当時は言われたことに違和感を感じていましたが、現在ではお義母さんの気持ちがよくわかります。 なぜなら我が家の 三女を妊娠してから、年の差姉妹ならではのギャップを感じることが多々ありました。 たとえば、1度に複数の予防接種を受けることができるようになっていたり 12年でこんなにも子育てに関して世の中が変化していたのかと衝撃でした。 そう考えると、今の私たちの子育て世代と親世代とでは意見が食い違うことは当たり前なのかもしれません。 自分だけの一方的な考えに固執せず、他の意見に耳を傾けることが大切なことだと感じています。 ■我が家の義実家とのちょうどいい距離感とは お義父さん、お義母さんが娘たちをかわいがってくださるおかげで、娘たちもおじいちゃんおばあちゃんが大好きです。 義両親とは遠方なので頻繁に会うことは難しいのですが、できるだけ顔を見に行こうと思っています。近づき過ぎず、でも離れすぎない。 お互い踏み込みすぎない、つかず離れずぐらいの距離感が私にとってベストな関係だと思っています。 私もいつか娘が結婚し、孫が生まれておばあちゃんになったとき、今の当たり前が通用しない時代になっているのかもしれません。 その時がきたら自分の意見を押しつけずにいたい! だけど…、もしかしたら「お母さんの時代はね~」って未来の私が言っちゃうかも(汗) その時は、 「お母さん、それはもう今の非常識だから。今の常識はね…」 と教えてね! と娘たちに伝えています。
2020年05月27日こんにちは! あん子です。 子どもって好奇心旺盛ですよね。 ちょっと親が目を離した隙に予想もしない危険な行動をしていた! なんて経験をされた親御さんも多いのではないでしょうか。 今回は「こんな怖い思い、2度としたくない…!」という娘が誤飲した時のお話をご紹介します。 ■娘に突然の異変、一体何が…! それは、ある日の夕食中の出来事でした。当時、1歳の娘は、食事を一足先に終わり、ダイニングテーブルのすぐそばで座って遊んでいました。 すると突如、 と娘が苦しみだしたのです。 「どうしたの!? 」 異変に気づき、慌てて娘の元に駆け寄りました。 娘は必死に喉を押さえ、声が出せない状態。自分の指を必死に口に入れる姿を見て、何かを喉に詰まらせたのだと分かりました。 これは危険!! 口の中を確認しましたが、何を詰まらせたのか分からない。 涙を流し、みるみる顔色が青くなっていく娘…。 窒息っ…! 最悪の状況が目に浮かびました。 私がテンパったらダメだ! 冷静に…冷静に…! そう思っても心臓がバクバクして、手が震えるんです。 その時ふと、母子手帳に書いてあった「背部叩打法」を思い出し、 (片手で子どもを支え、もう一方の手のひらの付け根で子どもの背中をたたく方法です) 何度も背中をたたきましたが、 まだつまりは取れていないようで苦しんでいる娘。 このままじゃ…! 一刻を争う事態でした。 救急要請しようとしたその直後です。 喉に詰まらせた異物を飲み込んだようで呼吸ができるようになりました。 ホッと安心したものの、一体何を飲み込んだのか…。 ■2度と同じことがないように…家族で話し合ったこと 昼間掃除をした時は、テーブル周辺には何も置いていなかったはず。 一体何を食べたのか分かりませんでした。 ただその時、食べていた食事で納豆のたれの切れ端がなくなっていたので、おそらくそれを食べて詰まらせたのではないのかと思いました。 その後、念のため病院に行きました。 先生に経緯を伝えると、 「今、お子さんの状態が安定しているため、このまま経過観察し後日、便として出てくるので確認をしてください」 と言われました。プラスチックはレントゲンに写ることはないらしいのです。 小さい子どもの口の大きさは長径約4cm、トイレットペーパーの筒の大きさぐらいです。子どもの口の中に入るものは何でも誤嚥(ごえん)や窒息の原因になる可能性があるとのこと。 今回のような場合、子どもの窒息事故に気づいたらすぐに救急車を呼び、救急車が到着するまでの間は、詰まったものをはき出させる応急措置を行うことが必要だそうです。 後日、便とともに申し訳なさそうにひょっこり納豆のタレの切れ端が出てきました。飲み込んだものがはっきりして、ようやくこの時安心できました。 日頃から、誤飲すると大変なことになるもの(ボタン電池や漂白剤など)は、子どもの手の届かない場所に置くなど気をつけてはいましたが、まさかタレの切れ端を口に入れて詰まらせるなんて思いもしませんでした。 これがあってから、 ・ごみはすぐに捨てること ・小さい子どもは、誰かがそばで見守ること(目を離さない) を徹底するようにしようと家族全員で話し合いました。 こんな事態になってしまったことを深く反省し、2度と同じことをさせないようにしたいと思います。 最後までお付き合いいただきありがとうございました。 参考: 「えっ?そんな小さいもので?」子供の窒息事故を防ぐ!/政府広報オンライン
2020年05月12日こんにちは!あん子です。 おうちにいることが増えた今、気になるところといえばやっぱりお部屋の中! 掃除終わったー! と思っても、 次から次へとおもちゃを取り出し…、遊んでるかと思えば、大量の服を引っ張り出し突然のファッションショーを開催する絶賛イヤイヤ期の2歳の娘。 カオスな汚部屋状態になる毎日を送っています…(遠い目) 数年前から断捨離やミニマリストという言葉をよく聞くようになりました。ミニマリストまで徹底することは厳しいけれどシンプルなおうちに憧れがある私。 まずは自分の身の回りのものを整理しよう! と思っても、断捨離をする際に立ちはだかるものって「思い入れがあるものが捨てられない」ではないでしょうか。 そこで、私なりの「断捨離の際の捨てる基準」をご紹介します。 ■我が家の断捨離の基準は… いざ、片付けようとすると 頂いたものだし… これは好きなブランドで高かったし… まだ使えるかもしれない… という考えが浮かんできますよね。 でもこれを考え始めたら、なかなか物は捨てられない。 ずばり、私の捨てる基準は、 この2年で使わなかった(着なかった)もの です。 「まだ使う機会があるかも!」と捨てることを保留にしたまま、 使うことさえ忘れてしまって、そのまま押し入れや引き出しの奥に「さようなら~」となっていたことが、私の人生で何度あったことか(汗) この「いつか使うかも‥」が難敵なんですよね。 1年ではまだ思い入れがあり、捨てることに抵抗をもってしまう私。 だからもう1年スパンを開けるんです。 そして2年経ったら、思いきって捨てちゃいます! 子ども用品もサイズアウトしたものは、人に譲るか、それが無理なら思い切って捨てます。 売ることもいいと思います。でも売るなら その日のうちに実行 します。私の場合、次の日に売ろうと先延ばしにするとまた、押入に「さようなら~」となるからです。 ■なかなか片付けられないときは… 片付けがスムーズに開始できるときはいいのですが、この片付けをするその前に、大きな壁が立ちはだかる日も。それは…、 片付けたいのに「片付けること自体が面倒で行動しない」ではないですか? そんな時私は、「今すぐ片付けよう!」という気持ちになるため実践していることがあります。 それは、テレビ番組の汚部屋特集や掃除特集を見たり、SNSなどで掃除をする動画を見ることです。 ものすご~く汚かったところが、掃除をしてものすご~くキレイになった様子を見ると、 と一気にヤル気がでるんです。 「あんなに汚かったところがあんなにキレイに…、我が家もキレイできるはず!」と、その熱量が冷めないうちに家庭用ごみ袋を用意し、この袋がパンパンになるまでいらないごみを捨てよう! と決めて取りかかります。 動画を見てすぐに影響を受け、 さらに「袋をパンパンにして捨てないともったいない」と思う私は…、 単純でケチ…、いや倹約家です(苦笑) 在宅時間が長く、ストレスがたまりがちなこの時期。 家の中の全てとはいかないけれど、一部だけでも整理することができると気分的にも晴れやかになりました。
2020年05月01日こんにちは! あん子です。 朝は何かとせわしないですよね~。 そんな慌ただしい朝にお弁当を作るって大変ですよね(白目)。 私、独自の方法のため参考になるかわかりませんが…、 「早起きが苦手な私の家事時短術」 をご紹介します! 最後までお付き合いしていただけると嬉しいです。 ■朝のお弁当作りの時短術 我が家のお弁当の調理時間は 20分 と自分で決めています。 これは、子どもが成長してキャラ弁を作っていないからできる時間なのですが、20分で収めるためにしていることが2つあります。 ●朝はご飯を炊かない 私は、朝は炊飯器でご飯を炊きません。 予約をしていてもいいのかもしれませんが、とにかく朝は 洗い物を少なくしたい のです。 そのため前日のうちにご飯を炊いて冷凍保存をします。冷凍保存したご飯は意外と美味しいですよ~! ●まな板を使わない お弁当を作る際、 まな板を使う必要のあるお肉や野菜は、前日の夜ご飯を作るついでに切っておきます。朝は焼くだけになるよう下ごしらえしたり、余裕がある時は、おかずの作り置きを作っておいてあらかじめ冷凍保存します。 あと、ウィンナーの飾り切りなどは、簡単なものは手で持って切ったり、少し細かい飾り切りのときはフライパンの上で切っちゃいます。(フライパンを傷つけないように注意しながら) 卵焼きも焼き終わったらそのままフライパンで切っちゃいます。 これも、まな板を洗う手間を減らしたいからなんです。 ※包丁に慣れていない方は真似しないでください。 ※ケガする可能性がありますので十分ご注意ください。 旦那が見ていたら、 と言われそうですが、 見られなければそれは分かりませんから。←おいっ! ■トイレ・お風呂の掃除編 トイレ掃除、お風呂掃除は ついで戦法 を使います。 毎日掃除しなければならない場所。 あぁ、面倒だな…、 そんな時、トイレに行ったついでにです。 用を足す前にささっとトイレ掃除しちゃいます。 「漏らす~!限界よ!」という時はさすがにできませんが(笑) お風呂も、自分のからだは洗った! よし上がろう! ではなく、お風呂に入ったついでに床と壁をさささっと掃除しちゃいます。 頑張りすぎるとあとから「もぅ! 面倒くさい! 」とボイコットしがちな性格の私。きれい好きでしっかりされてる方からみたら「おいおいっ!」というところもあると思いますが、どうかお許しください。 家庭内の 見えない家事労働 って本当に多いと思うんです。 とくに今は、お子様の休校や旦那様の在宅ワークでいつもより家事労働の比率が上がったわ~と感じている方も多いと思います。 そんな時こそ、ストレスをためず、 ゆる~く、無理しない程度に家事をこなしていきたいですね。 次回は、家族で家にいることが増えた今こそ目につく部屋の中のこと。 私が決めている 「捨てる基準」 をご紹介します。
2020年04月22日こんにちは!あん子です。 今回は、 産後クライシス に陥った我が家がそれを乗りこえた話です。 まだ産後クラスシスという言葉も浸透していなかった時のこと…。 出産を機に、こんなにも夫婦の関係が大きく変わるとは思いもしませんでした。 ■出産後、私の生活は激変 14年前のことです。 産婦人科の診察でエコーを確認するたびに、喜びと不安が入り混じった不思議な感覚を今でも覚えています。 妊娠中、育児書を買い込み読み漁っていたのですが、当時、私が読んだ育児書には「赤ちゃんは1日の多くを寝て過ごします。授乳間隔は3時間ごと」と書かれていました。 なるほど~! 3時間空くんだったらその間に家事やって~…! なんて悠長に考えていました。 そしていざ出産! 退院して赤ちゃんとの生活が始まると…、 想像してたのと全然違う! 娘、寝ないんです(泣) 私も寝たい! のに寝れない生活。 手探り状態でひたすら目の前の赤ちゃんの子育てに奮闘する毎日。振り返れば授乳のため一日中どちらかの胸を出していたように思います。 恥ずかしくて人には到底お見せできない、つるの恩返しのように閉じこもった生活をしていました。 そして、当たり前に出るものだと思っていた母乳が出ないことの戸惑い。 3時間おきの授乳なんて…、もはや都市伝説では? 育児書で書いてあることが正しい赤ちゃんの生活リズムだとすると、私は全然できていない…。寝ないのは、母乳が足りてないから…? そうだったら、 涙が勝手に出てしまう精神的に不安定な状態でした。 振り返ればあの頃、ちょっと 産後うつ 状態だったと思います。 ■夫との温度差に孤独を感じる日々 そんな中、夫は独身時代と変わらず友達と毎晩のように飲みに行き、帰ってきたと思ったらすぐに自分の寝室へと直行する毎日。 結婚前より遊びに行く頻度は、ひどくなりました。 知らない土地での初めての子育て。右も左も分からなくて不安で、頼れる人もいない。 沐浴もオムツを替えることも夜泣きの対応も全て1人で背負い込んだ子育てでした。 当時の私は、すごく孤独でした。 これは妻目線だけなので、夫にも私に対して不満があったと思います。 私だけが大変なわけではないし、夫だけが大変なわけでもない。 お互いさまなのに…。 当時の私たちは、顔を合わせると火花を散らす日々。 ケンカをしたあと3ヶ月月ぐらい口を聞かなかったこともあります。 お互い意固地になって、仲直りのタイミングを逃してしまっていました。 離婚… この二文字が頭をよぎりました。 それでも離婚を踏み止まったのは、やはり子どもがいたからでした。 あとから考えれば、あんなしょうもないことがケンカの原因だったのかと笑ってしまうような内容がほとんどなんですけどね。 ■我が家の産後クライシスの乗り越え方 産後クライシスの乗りこえ方は? と聞かれたら、我が家の場合、夢のような一言で劇的に夫婦関係が良好になる特効薬というものはありませんでしたが、お互いの意識が変わるきっかけを作った方法がありました。 それは、 ケンカしてお互いにクールダウンしたあと、 あの時、こう言ってほしかったということをメールで一言でいいので送り合おう というものです。 親しい間柄だからこそ、人を傷つけるような言い方をしてしまいがちなもの。 この方法をとることで、 「あれはないよ! ひどい!」という腹が立った言動を、逆にあの時、自分はどう言ってほしかったのか、を自分自身冷静に考えることができ、相手がどう思っていたのか胸の内を知ることができるようになりました。 そして、お互い次から気をつけよう、という建設的な考えに変わっていったのです。 本当にゆっくりですが、お互いが子どもの成長を共有し、同じ方向をみて子育てに向き合ううちに、夫も少しずつですが育児に理解を示してくれるようになりました。 今では、以前より育児や家事に協力的になってくれ、友達と飲みにいくことも少なくなり、「今は家が1番落ち着くんだ」と言うようになりました。 時間はかかりましたけど(苦笑) 長女が自立するのも、もうそんなに遠い未来ではない我が家、子どもと一緒に過ごせる時間は限られているんだと痛感する日々です。 後悔がない子育てというものはないのかもしれないけれど、親が子どもにしてあげられることを今、全力で応援していこう! と言うのが、ここ最近の私たちの夫婦の会話になりました。
2020年04月15日こんにちは! あん子です。 今回は三女に対して、夫がやらかしてしまったエピソードについてご紹介します。 ■三女の育児を引き受けてくれた夫、しかし… 中学生の長女は塾に通っています。 その送迎をしているのですが、 ただでさえチャイルドシート乗車拒否する2歳の三女。 この雨の中、三女を連れていくのは大変だ…、と思い、 夫に「長女を送る間、三女の面倒をみてほしいの」とお願いすると…、 快く「任せて!」と言ってくれました。 くぅう! 頼もしい! 「ありがとう! お願いね!」 と伝え、長女と家をでました。 無事、塾に長女を送って自宅に戻ると、いつも「おかぁり!」と出迎えてくれる三女の姿が見えない。声も聞こえない。 寝てるのかな? と思いながらリビングに入ると…、 夫のスマホで動画を見ている三女。 そしてソファーに座ってお酒を飲んで悠長にテレビ鑑賞している夫がいました。 この光景に私は、 ふつふつと怒りが込み上げてきました。 娘が生まれて自分の時間より娘を優先した生活を送ってきている私にとって、夫の行動に共感できませんでした。 娘との時間を大切にしてほしいと思ってしまったのです。 「なんで動画を見せてるの?」 と夫に聞くと、 「え?だってさ、お母さんが出かけたあと、ギャアギャア泣くから。これを見せたら大人しくなったよ。」 という夫。 動画を見せること自体は、決して反対ではないんです。 育児をやる姿勢を見せておいて、泣き出したらスマホを与えてあとは勝手にやってという姿勢にイラっとしたんです。 夫はそんなつもりではなかったのかもしれませんが、私にはそう見えてしまったのです。 ■動画を催促するようになった娘 それからです。 昼間は見せてもらえないことが分かっている娘は、仕事から帰宅した夫にことあるごとにスマホを催促するようになりました。 たしかに動画は魅力的ですもんね。 そして放っておくと2時間くらい余裕で見るようになりました。 休日はもっと長く見ようとします。 「もう寝る時間だよ。」と何度言っても 「やだ!」と言って聞きません。 しかたなく取り上げると、この世の終わりだと言わんばかりに泣き崩れます。 そしてある日、とうとう夫が動画を見せることをやめようと思うきっかけが起きたのです。 ■夫に起きたせつない悲劇 娘はいつも夫が仕事から帰ってくると玄関までお迎えをしているのですが、 以前は… 「お父さん、おかえり!」 と言っていました。 しかし今では、第一声が…、 「バナナ! バナナ! バナナみるの!」 に変化したのです。 お父さん「お」の字も呼ばれないという悲劇。 「バナナ」とは娘のお気に入りの動画です。 「俺は、もうお父さんではなく動画を見る道具を持ったバナナおじさんと娘に思われてるかも…」と落胆する夫。 まだ2歳の娘。時間を守って使おうと言ってもわからない様子。 夫婦で話し合い、動画を見ていた時間を別のことをさせる時間にしようという結論にいたりました。 「もうバナナは、見れなくなったの」 と娘に伝えると、最初は大号泣でしたが今は見なくても平気なようです。 動画を見せるか見せないかは個々の家庭の教育方針で違うと思いますし、見せたから悪いものでもないと思うんです。 我が家の場合は2歳の娘がもう少し大きくなるまでは動画は封印することにしました。 その代わり昼間、外で鬼ごっこをしたり、鉄棒をしたりと体を使った遊びをするようにして、夜は家族で話す機会を作るようにしました。 なんだかんだ言っても、いざと言うときにはビシッと家族をまとめてくれる頼りになる夫。 これを機に2歳の娘とおままごとを一緒にしたり、休日は外遊びをしてくれたりと以前より積極的に育児に参加してくれるようになりました。
2020年04月02日こんにちは!あん子です。 感染拡大防止のため、全国の小中学校、高校と臨時休校すると要請があったとママ友が電話で教えてくれたときは突然のことで本当にビックリしました。 子どもの預け先の心配や仕事など戸惑うママも多くいたと思います。 我が家も例外ではなく小学生、中学生の娘も休校となりました。 休校になって小学生の次女から出た言葉は でした。 ですよね~。 ずっと家にいるとひまですよね。今回のお休みは、感染拡大防止のためであって、不要不急の外出は控えるように言われています。 我が家の場合、上2人のお姉ちゃんは中学生、小学5年生と大きいので私が何か提案しなくても自分の時間を楽しんでいるようです。 今回は、次女の休校の過ごし方をご紹介します。 ■小学5年生の次女の過ごし方 次女は昔から読書が好きでした。 休みになっても1日3冊は本を読んでいるようです。 今、ハマっているのは、歴史と科学の本。 宿題以外に「影がなぜ黒いのか」や「桜の木の周辺に雑草が生えにくいのはなぜなのか」など、日常で気になったささいなことを本で調べてまとめたりしているようです。 ほんの数年前までは、ゲームや動画をみたりもしていたのですが今はほとんど見ません。 そのかわり、休みになって見だしたものは、 えーーーっ! そこーーー?! おばあちゃん家にでも来たのかと思うような懐かしさ。 次女の場合、一度みたらおしまいではなく、録画して何度もエンドレス再生しようとするんです。 ひぃい!勘弁して~(白目) ほかには…、 2歳の妹のためにレンジや冷蔵庫、コンロやシンクなど、おままごとの小道具を段ボールで作ったりしています。 姉妹で年の差がある我が家ですが、次女が工作をし、その助手としてシールを貼り付けたりと手伝う三女。 いつも昼間いないお姉ちゃんがいる! 休校で一番喜んだのは、三女でした。 作ったあとは、おままごとを早速していました。妹想いの次女に感謝です。 工作や読書など、本人が興味があることをやっていると意外と時間もあっという間に過ぎるみたいです。 遊ぶことも大事ですが、休みになって一気に気がゆるんで夜更かししてしまっている娘たち。 新学期始まってから本人が大変な思いをするので、早寝早起きを徹底して規則正しい生活を送ることが休みの中で何より大切だよと娘たちには伝えてたところ、 「そうだよね。早く寝て早く起きるようにしよう」 と娘たちも素直に受け入れてくれました。 こんな休みは、滅多にないこと。 新学期が始まった時、振り返ってみて有意義なお休みだったと思える毎日を過ごしてくれたらと思います。
2020年03月25日こんにちは! あん子です。 風邪をひいたから病院に行きたいと思っても、幼い子どもがいるとなかなか病院には行きにくいものです。子連れで病院へ行くと、子どもが風邪をもらってしまうのではないか、と心配になります。 そんな中、私が風邪をひいてしまいました。我が家は夫は多忙、両親は遠方で頼れない状況です。一人で病院に行くにも行けません。 まだ2歳の娘は、母親のそばから離れません。 ■2歳の娘の看病が本格的?! 本当は布団でゆっくり寝ていたいけど、私が寝ると「起きて、起きて」と娘が叩き起こすんです…(泣) 娘の顔をみると寂しそうな顔をしてるんですよね。昼間、遊び相手が私しかいないもんな…。体調が悪いからといって子どもの世話をストップするわけにはいきませんよね。 仕方ない! このまま、家で大人しくしてなんとか回復するのを待とう! と決意。しかしなんだかフラフラするし頭がズキンズキンと脈打つような痛みがする。 「うぅ、頭痛い」と呟いたら、 2歳の娘が… 「大丈夫?」 と小さい手で私の頭をヨシヨシしてくれました。 あぁ、なんて優しいんだろう。この子は天使なのかな(親バカ)。 子どもからヨシヨシされたら嬉しいものですね。 すると突然、 「ないしんき!」 と言い出し、何やら探し始めました。 そして「あっ!」と何か思い出したようで、 毎日のように家の中でも背負っている、娘のお気に入りのリュックをがさごそ探し出しました。 「あったよ!」と私におもちゃの聴診器を見せる娘。 何するのかなと思っていたら、私の頭におもちゃの聴診器をあてて と聞いてくる娘。 「大丈夫だよ。ありがとう。」と言うと、今度はおもちゃの注射器で… 「注射するね。痛くない?」と言いながら頭に注射をする娘。 頭に注射をぶっ刺されるシーンなんて漫画や映画でしか見ないシュールな光景ですが、2歳の娘はいたって真剣です。 注射を打てばすぐに痛みが取れると信じて疑わない様子。娘なりに治ってほしいと一生懸命看病してくれました。 ほんの2年前まで喋ることもできない赤ちゃんだったのに…、今はつたないけれど一生懸命話す小さなお医者さんとしてそばにいてくれる。 娘の行動を通して、これまで気づかなかった小さな幸せと癒しを与えてもらいました。娘の優しさが嬉しくて、少しだけ痛みも和らいだような気がします。 そして、診察と注射を終えたあと…、 「保険証ちょうだい」とおもちゃの保険証を要求。 リアリティある設定に「2歳児でもそんな細かい設定するんだ…」と少し感心しました。 病院でのやりとりをよく見てるんでしょうね。娘が持っているおもちゃの保険証を受け取り、また娘に再度差し出して、娘の看病は終わりました。 ■家庭内感染をなんとか回避! 解熱剤を飲んで薬が効いているうちに必要最低限の家事だけ行い、リビングで休みながら子どもと過ごし、食事などは手抜きでどうにか乗り越えました。 本当は子どもたちにうつらないように、部屋を別々にして過ごすのが一番良いのですが、そんなわけにもいかなかった我が家。 「どうか娘たちにうつりませんように…!」と願いながら、四六時中マスクをはめ、手洗いをこまめにし、ちょくちょく換気し、加湿器で部屋の湿度を保つようにしていました。 それが功を奏したのかは分かりませんが、私の風邪は家族にうつることなく無事完治! なんとか乗り切りましたが、頼める人がいる状態ならできるだけ無理せず人に頼ることも大切だなと思った出来事でした。 3月になりましたがまだまだ気温の寒暖差があります。みなさんもくれぐれもご自愛くださいませ。
2020年03月18日こんにちは! あん子です。 いくつになってもおやつの時間は至福のひとときですよね。 長女が小さい頃は、よく娘と一緒に手作りおやつを作っていました。手作りといってもレンジやフライパンでできる簡単なものばかり。 今回はそのときのエピソードをご紹介しましょう。 ■娘と楽しいパン作り! のはずが娘の様子が変? 「今日は何作るの?」 と目をキラキラさせながら聞いてくる長女に 「今日はね、蒸しパンを作るよ!」 と言うと 「えっ…」 と驚いた顔をした後、なんだか浮かない顔をする長女。 「むしパンは今はちょっと食べられない。大人になったら食べれるかもしれないけど」 と言う長女。 もしかして、蒸しパンを初めて手作りするからどんな味が分からないのかも…。 「大丈夫だよ! 蒸しパンってほんのり甘くておいしいんだよ。お母さんも小さい頃よく食べてたんだよ」 となぜかすごく驚く娘。 「うん、食べたけど…」 何か変なこと言ったかなと不思議に思いました。 すると… 「虫さんってほんのり甘いのか。苦いと思ってた。」 とボソッと呟いた娘。 どうやら蒸しパンを虫が入ったパンと勘違いしていた長女。 蒸しパンは蒸して作るパンのことで虫は入ってないことを娘に伝えると 「えーー!! そうなんだ!」 とびっくりした表情をしたあと といつもの笑顔になりました。 この後、蒸しパンを作って美味しくいただきました。 今しか聞けない子どもの素直な発言にほのぼのした出来事でした。 ■想像したのは、どんな「虫パン」…? 「ちなみにどんな虫が入ってると思った?」 と好奇心で聞いてみたら… え… 暖かい季節になるとどこからともなく出現する、あの カメムシ!? ついこの前も庭にいてすごい異臭を放っていた… あのくっっさい悪臭を放つヤツ!! そのカメムシ入りのパン…、それはそれは恐ろしいパンだと勘違いしちゃいますよね。 私も背筋がゾワッとしました。 今、当時の話を長女にしてみましたが全く覚えてないとのこと(笑)。 長女は今でも我が家の中で一番の癒しと笑いを与えてくれる存在です。
2020年03月03日次女が幼稚園の頃のお話です。 あまり行ったことがないお店での買い物中、 急いで店内のトイレを探し、ようやく見つけました。「ここで待ってるからいっておいで」と言うと次女は急いでトイレの中に入っていきました。 見つかってよかった〜、と安堵したのも束の間… と娘が困惑した顔をしながら戻ってきました。 「どうした?」 嫌いな虫でもいたのかとトイレに一緒に入ってみると、 なんのへんてつもない和式トイレでした。 そうか、次女は初の和式トイレか…、と思い、 その場でレクチャーしました。 トイレの前でしゃがんでいる最中、ふと我に返り、この姿を人に見られていなくてよかった…と急に恥じらいを覚える私をよそに、 「ヤンキー?お肉の名前?」 不思議そうに私を見る娘。 そうでした。次女はまだ幼稚園児、ヤンキー座りという用語もまだ知らないハズ…。 気を取り直して、 「このままじゃ漏らしちゃうからトイレにまたいでしゃがんでみて」 と言うと 「ええ!こわいよぉ」 と言いながらおそるおそるトイレをまたぎました。 「このまましゃがめばいいの?」 と言う娘。すると… 逆…!! 家でも幼稚園でも洋式トイレが主流になっている時代。テレビで見たことはあるけど、実際に和式トイレを利用するのはこれが初めての次女。 私が幼い頃は学校のトイレは和式でした。私にとっては当たり前にできるトイレでも次女にとっては未知の世界。大人でも初めてのことは怖いですよね…、結局私が手伝いながら用をたすことができました。 次女によると、和式トイレは落ちてしまう恐怖があるとのこと。私も娘と同じくらいの歳だった頃、同じ理由で和式トイレですることが怖かったことを思い出しました。娘の気持ちは痛いほどわかる。 次女はその後も和式トイレだと我慢してしまうことがありました。我慢することは身体にもよくないし、このままじゃよくない。 これを機会に、最初はまたぐだけ、次はしゃがんでみる、次はしゃがんだ時に体制を少し前かがみにしてみる…など、次女が怖くないと思えるように、そして「できた」という達成感を感じてもらえるように、少しずつ練習していきました。 実践するうちに落ちないと分かるようになった次女、恐怖心も薄れついに和式トイレを克服できました! 公園のトイレや昔ながらののお店など、今でも和式トイレしかない場所はたくさんあります。 今後のことを考えると練習させてよかったなと思った出来事でした。
2020年02月21日こんにちは! あん子です。 今回は、ふと言われたの夫の言葉で気づかされたことについてのエピソードです。 ■夫から突然の「俺のどこが好き?」、どう答える!? お姉ちゃんが来年受験する影響か、次女が自分のお年玉で買った問題集を一人でこつこつとリビングで勉強していた時のことです。 「次女のコツコツと頑張るところ好きだな」 と私が呟いたら、 「じゃあ、俺の好きなところはどこ?」 と夫がすかさず聞いてきました。 皆様は、旦那様に言われたらなんと答えますか? 絶賛イヤイヤ期の末っ子のお世話や、お姉ちゃんの習い事の送迎、炊事・洗濯、夫の仕事の手伝いなど、慌ただしく過ぎる毎日。 夫にイライラすることはあっても好きなところを改めて考えたことは、長らくありませんでした。 そんな夫の突拍子もない質問に次女は…、 負けずと突拍子のない返答。 「胸毛があった方が人より身体を暖めることができる」と言う夫のポジティブ発言。とは言うものの、すごい寒がりな夫。胸毛効果はたいして発揮されてないみたいです。 とまだ私にしつこくきいてくる夫…。 ■長年連れ添って思うこと 新婚さんでもない私たち。 飲みかけのペットボトルや、食べ終えたお皿もテーブルに置きっぱなし。 洋服は脱いだままソファーに放置。 仕事から帰ってきたと思ったらスマホゲームばかり。 お昼まで寝ていられる優雅な夫の休日。 仕事で疲れてるのだからたまの休日くらいゆっくりしないとね…とは思うものの、心のどこかで「私だって休日がほしい…」と思ってしまう。 好きなところより嫌なところが目につく んです。 結婚生活も10年以上経つと、ふと「なんでこの人のこと好きになったんだろう? 」と思うことがありますし、喧嘩すると「本当に大嫌い! 」と思う時もあります。 生まれ育った環境や価値観が違う者同士が一つ屋根の下で暮らすのだから、嫌なところが見えるのは、当たり前かもしれません。でもそれは、お互いさまですよね。 ■夫の好きなところを改めて考えてみると… 改めて、夫の好きなところを思い浮かべてみると…、 私の料理をいつも美味しいと言って食べてくれる 私の両親を大切にしてくれる 私が用事で外出した際、一人で帰って来るのは心配だからと迎えに来てくれる 悩みを共感してくれていつも私の味方になってくれる 家族のことになるとものすごく涙もろくなる つい先日も…、 その姿を見て思い出したことがありました。 夏の日の夕方、長女が産まれた日のこと。出産に立ち会ってくれた夫が、我が子を見て泣いて喜んでくれたんです。それは、夫が初めて私の前で泣いた日でもありました。 動画を見て泣いている姿が、そのときの彼と重なって見えたんです。 そう考えると今も昔も変わらず家族に愛情を注いでくれている人なんだなぁと。 思い返せば意外と好きなところはたくさんあって…、夫が大好きな妻の、のろけのようになってしまいましたが(照)。 夫には照れ臭くて全部は言えず…。言ったら言ったで調子に乗って「毎日好きなところを言ってよ」となるので言いたくないのもあり…、一つだけ夫の好きなところを伝えました。 ■「当たり前」が見えなくさせるもの 「え? それ好きなところじゃなくて当たり前のことじゃん!」 と夫はまたまた納得いかなかったみたいです。 「当たり前と思うことは当たり前じゃないと私は思うな。例えば、クローゼットの中にいつも服が収納されているのも、帰ってきたらご飯があるのも、それは当たり前じゃないんだよ。私、手抜きすることも結構あるし、偉そうに聞こえたらごめんねって感じなんだけど…。 仕事も全て順調なことばかりじゃなくて嫌になる日もあると思うんだ。それでも毎日仕事を頑張ってくれる夫には、感謝しかないよ。」 と伝えると夫は、まだモヤモヤしている感じでしたが納得はしてもらえたようです。 「付き合うときは両目を開き、結婚したら片目で見ろ」 という言葉があるように、一緒に暮らしているといろいろあるけれど、少しのことには目をつむり、死ぬまで添い遂げるつもりで夫と暮らしています。 あぁ、なんでこの人と私、結婚したのだろうと思った時、あえて、夫の好きなところを思い浮かべて箇条書きにしてみると、なぜこの人と一緒になろうと思ったのか、再認識できるかもしれません。 良い所もいっぱいあるのに一緒にいることが当たり前になって、日頃の感謝を伝えることがあまりなかった自分を反省…。今回気持ちを改め、夫に感謝と尊敬を込めてバレンタインのチョコを渡そうと思います。
2020年02月14日