ゲームデザイナー・シナリオライターを経て、2013年、出産を機に鹿児島に移住。1歳の娘の子育てをしながら、様々な企画や執筆を行っている。 遊びゴコロのあるサプライズプレゼントで幸せの循環をおこす「サンタのよめ」代表。贈られた人も贈る人も楽しめるプレゼント、お祝い演出をサポートできるよう活動している。 ブログURL
「 バレンタインギフトにも! フライパンでも焼けるチョコクッキー 」の記事では、クッキーの作り方を紹介しましたが、クッキーができたら次は、素朴なクッキーをオリジナルクッキーに変身させてしまう、アイシングにチャレンジ! クッキーにメッセージをのせて、大切な誰かへ、ちょっと驚きのあるバレンタインギフトを渡してみましょう! ■クッキーをカスタマイズできる、アイシングの方法 <材料> ・粉砂糖 使う分量によって50~100gほど ・卵白 ごく少量 <手順> 1.粉砂糖に、卵白を少しずつ加えて混ぜます。 2.1にスプーンを入れて上に伸ばした時、垂れたアイシングで少し形ができるくらいの硬さになるように調整したら、コルネや絞り袋にいれます。 3.コルネの先を2mmほど切り、熱を冷ましたクッキーに絵や文字を描いていきます。 4.室温で半日~1日乾かせばできあがり! ■メッセージクッキーの贈り方 できあがったクッキーは、台紙を入れた透明ビニール袋でラッピングすると、かわいく贈ることができますよ。メッセージクッキーの場合、上から、読む順番に文字が出てくるようにクッキーを重ねてワックスペーパーに包み、朝のうちに「おやつに食べてね。」と渡します。 わたしは、ちょうど旦那さんが仕事に追われて忙しかった時、出張前の朝、起きてわかるようにテーブルにセット。 「旅のお供にどうぞ」とメッセージをつけておいたので、出張先でクッキーが開かれます。気が滅入るほど疲れていたようで、メッセージクッキーを見た旦那さんは「すごく励まされたよ」と、喜んでくれました。 素朴であたたかいメッセージクッキー。ぜひ、みなさんも大切な誰かに届けてみてくださいね!
2015年02月12日もうすぐバレンタイン。ココアを使った手作りチョコレートクッキーで、オリジナルのバレンタインギフトを作ってみるのはいかがでしょうか? 「子どもがいると粉が散ったり、手間がかかったりして大変」という方でも大丈夫。基本はビニール袋に材料を順に入れ、混ぜて、型をとって焼くだけのシンプルなレシピです。「オーブンがないので…」という方のために、今回は、フライパンで焼くクッキーの作り方をご紹介します。 ■フライパンで焼けるチョコクッキーの作り方 <材料> ・薄力粉、または地粉 100g ・コーンスターチ 20g ・バター 30g ・きび砂糖 15g(甘めにしたいかたは30g) ・純ココア 10g ・なたね油 大さじ1 ・牛乳 大さじ1 ・お好みのクッキー型 ※アレルギーのあるお子様へのプレゼントの場合、バターをなたね油に、牛乳を豆乳に、それぞれ変更して作ることも可能です。おいしさでは、レシピ通りの材料のほうがおいしく仕上がります。 <手順> 1.バターをボウルに入れ、室温に戻します。 2.バターにきび砂糖を入れ、泡だて器などで混ぜます。 3.薄力粉とコーンスターチをそれぞれふるいにかけて、ビニール袋に入れます。 4.3のビニール袋に、1のバターおよび残りの材料(純ココア、なたね油、牛乳)をすべて入れて混ぜ合わせ、ある程度のかたまりになったら、ビニール袋に入れたまま10~15分くらいコネます。 5.生地がまとまったら、ビニールに入れたまま冷蔵庫で1時間以上寝かせます。 6.ビニール袋から生地を取り出し、強力粉(分量外)を台の上に敷き、めん棒で生地を伸ばします。 7.生地が4~5mm程度の厚さになったら型で抜いて、クッキングシートの上に並べます。 8.クッキングシートごとフライパンにのせて、ふたをし、弱火で7~8分、こげないか様子を見ながら焼きます。 9.片側がこんがりしたら、ひっくり返して反対側を4~5分焼きます。 10.いいにおいがしてきて、両面こんがりしたらできあがり! ■チョコクッキーをさらに簡単に作る、ちょこっとアレンジ 上記工程の5のところで、生地を円柱状にして、ラップでくるんで冷蔵庫へ。1時間経って取り出したら、4~5mm程度にスライスします。すると、簡単に丸い形のクッキーができあがります。あとは、工程8以降と同じようにクッキングシートの上で焼いていきます。 ■クッキー生地は冷凍庫で保存もOK クッキー生地は、工程5のところまでできたら、冷蔵庫ではなく、冷凍庫で保管することも可能です。食べる5~6時間前には冷蔵庫に移動させ、あとは工程6以降のように焼いていけば、気軽に手作りおやつを食べられます。 面倒なイメージのあるクッキーづくりも、何度かやって分量も覚えるようになると、普段のお料理よりも簡単にできてしまいます。素材を自分で選べたり、甘さも調整可能だったりという利点があるので、子どもにも安心です。 ぜひ、一度チャレンジしてみてくださいね!
2015年02月10日母乳育児中は、すぐに授乳できるようにと、首元の開いた服や前開きの服を選びがち。本当はお気に入りなのに、授乳のことを考えると着られない服があるという方も多いのではないでしょうか。 かといって、授乳のことを気にせず服を選んでしまうと、授乳のたびに下からシャツをめくることになるので、お腹が出て冷えてしまうし、寒い時期はニットなど厚手の服を重ね着するので、授乳の間、服をめくって持ち上げているだけでも大変です。 そんな時、重宝するのが「授乳ネックレス」です。昔はゴムひもを適当な長さで輪にして、首にぶら下げ、そこにめくり上げた服をかけていたようですが、つけていてもかわいいものがいいなぁと思い、作ってみました。 これなら、首にかけていても、首元に見えるレースがかわいらしい上、肌もチクチクしません。リボンやレースモチーフをあしらえば、ネックレスのように、コーディネートのワンポイントとして、服の上にサラリとつけておくことができます。 お好みでアレンジをして、母乳育児にも、普段のコーディネートにも役立ててください。 ■ 母乳育児におすすめ、オーガニックレースの授乳ネックレスの作り方 <用意するもの> ・オーガニックコットンレース 50~60cm ・オーガニック ストレッチレース 20~30cm ・針と糸などの裁縫道具 ・リボンやレースモチーフ(肌触りが気にならないのであれば、ビーズやパールでもOK) <作り方> 作り方は簡単。レースの端をそれぞれ三つ折にして、モチーフの裏に縫い付けて輪にするだけです。 手芸用の仮止めクリップで留めてから縫うと、作業しやすいです。編み物が好きな人は、毛糸で輪のモチーフをいくつか作って繋げるだけでもよいでしょう。 最近は工夫された授乳服もたくさんありますが、実際使ってみると、後ろの首が引っ張られて肩がこったり、胸元で布がもたついたりするので案外使いづらいことが多いもの。 私は結局、 ・やわらかいカップキャミソール + 前が開きやすいカットソーやニット または、 ・普通のカットソーやニット + 授乳ネックレス この2つのスタイルに落ち着きました。授乳服を試してみるのも、もちろんよいですが、今持っているお洋服を活かすために、授乳ネックレスも1つは作って持っておくと役立ちますよ! 母乳育児中の方も、これから赤ちゃんを迎える方も、ぜひ参考にしてください。
2014年12月02日女の子に可愛いスカートを履かせたいけれど、歩き始めたばかりの赤ちゃんは、スカートで外を歩いていると転んだ時に生傷ができてしまうこともあります。そんな時に役に立つのがレギンス。 伸縮性のある天竺ニット生地を使えば動きやすく、秋・冬だけでなく、春先まで使えます。そんな便利なレギンス、もう少し欲しいなぁと思い、試しに持っているレギンスで型をとり、ザクザクと縫ってみたら、案外いい感じに仕上がりました。 かわいいプリントの生地や、しっかりした生地を使えば、パンツとしてこれ1枚で履かせることもできます。今回は、型紙なしでOKのレギンスの作り方をご紹介します。 ■ 型紙なしで作れる赤ちゃん用レギンスの作り方 <用意するもの> ・子どもが履いているレギンス ・天竺ニット生地 50×100cm(80サイズ) ・2cm幅の平ゴム 40cm程度 (80サイズ) ・ミシン ・チャコペン ・糸、裁ちばさみなどの裁縫道具 ・アイロン <作り方> 1.持っているレギンスを裏返し、(できればアイロンを使って)きれいに形を整えます。 2.用意した天竺ニット生地を中表に合わせ、その上に裏返したレギンスを置き、まち針でとめます。 3.レギンスで型紙代わりにして、チャコペンで生地に印をつけます。 4.前パンツ用の印つけができたら、1~3をもう一度繰り返し、後ろパンツ用の印をつけます。 5. 印をつけ終わったら、レギンスを生地から外し、印より1cmほど外側に縫い代を描きます。ウエスト部分はゴムを入れるので、縫い代は5cmとりましょう。 6.縫い代に合わせて、布を裁断します。前パンツと後ろパンツ、それぞれ2枚ずつ、計4枚の生地ができればOKです。 7.生地を中表に合わせ、股上を縫い、端にジグザグミシンをかけます。 8.両脇を縫い、端にジグザグミシンをかけます。縫い代は後ろに倒します。 9.股下を縫い、端にジグザグミシンをかけます。股下の縫い代は前に倒します。 10.裾にジグザグミシンをかけ、三つ折にして縫います。 11. ウエストの端にジグザグミシンをかけたら、2cmのゴムが通るように三つ折にしてアイロンをかけます。そして、2cmほどゴム通し口を残してミシンをかけます。 12.ゴム通し口からゴムを通して、ゴムの端同士を合わせ、ミシンで縫い止めたら、できあがりです! 洋服を作るなんて大変と思う人もいるかもしれませんが、基本は切って、ジグザグミシンとまっすぐ縫いだけです。何枚持っていても重宝するレギンスは、生地も50cmで作れるので、かわいい生地でたくさん作ってみてくださいね!
2014年11月14日産後、自分が作ったもので一番使用頻度が高く、重宝しているものがオーガニックのダブルガーゼ生地で作った授乳ケープです。 授乳期間中は、母親がいる限り子どもは場所に関係なく授乳を求めるので、どこに行くにも必ず持ち歩くのですが、ストールのように肩にかけておけるので、荷物としてかさばりません。 ちょっと肌寒いかな、と思った時、2つ折りにして赤ちゃんにかけてあげることもできますし、外出先での急なオムツ替えや着替えで赤ちゃんを寝転ばせたい時には、マットのように下に敷いてあげることもできます。オーガニックガーゼなので肌触りもよく、1年中季節を選ばず使えます。 では、早速、作り方をご紹介します。 ■ストールとしても使える、オーガニックガーゼの授乳ケープの作り方 <用意するもの> ・ダブルガーゼ生地(A) 50cm×144cm ・ダブルガーゼ生地(B)(ヒモ用) 50cm×4 cm ・ミシン ・糸、裁ちばさみなどの裁縫道具 ・アイロン <作り方> 1.ダブルガーゼ生地を寸法通りに裁断し、(A)と(B)を作ります。 2.ケープの本体となる(A)の端を三つ折にしてアイロンをかけ、ミシンをかけます。 3.ヒモになる(B)の生地を、真ん中でアイロンをかけて折り目をつけ、観音折りで折りたたみ、アイロンをかけます。 4.ヒモの両端は三つ折にし、ミシンで縫います。ヒモの両端から2cmの位置にプラスナップ、またはスナップボタンをつけます。 5.端を処理した本体(A)の指定の位置にプラスナップ、またはスナップボタンをつければできあがりです! ※プラスナップについては こちらの記事 をご参照ください。 首にかけるヒモは、ストールとして使うときに取り外せるように作りましたが、ストールとして使うときも、肩にかけておけば気にならないので、ほとんど外すことはありませんでした。 スナップボタン付けが面倒な方は、縫い合わせてしまってもいいと思いますが、授乳後にストールとして使いたい場合は、スナップボタンのほうが簡単に取り外せるのでオススメです。 ■ダブルガーゼ生地でケープを作るメリット 私が使ったのは、柄がプリントされたものではなく、織る過程で模様を作っている生地なので、洗濯を重ねることで模様がはがれてしまうこともありません。 表と裏が違う色になるので、赤ちゃんの肌にあたる部分はいつも白、ストールやひざ掛けとして使うときは色のついた側を外にして折って使う、といったように使い分けしやすいですよ。 そのうえ、ガーゼは汚れても洗濯すれば乾くのも早いので、いつでも清潔に使えます。 このケープを使っていると、助産師さんや保育士さんから、「これいいですね。最近はこんなものがあるんですねえ」と何度も声をかけられました。1年半ほど愛用していますが、まだまだ現役で大活躍してくれています。母乳育児中の方も、これから出産を迎えるという妊娠中の方にも、ぜひオススメしたい手作り品です。
2014年11月03日小さな赤ちゃんがいると、殺虫剤の入った防虫剤を使うのが気になる方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいのが、防虫効果があるドライハーブのラベンダーを使ったサシェ(匂い袋)。大切なお洋服を虫から守ってくれるうえ、ラベンダーのほのかな香りが、タンスの引き出しを開けるたび、リラックスさせてくれます。 引き出しの数だけサシェを購入しようと思うと高価になってしまいますが、ドライハーブのみを買って、袋は家にある余り布などを使って手作りすれば、たくさんのサシェを作ることができます。すてきな柄の布を使うと、ちょっとしたギフトにも最適です。 ■サシェ(匂い袋)の作り方 <用意するもの> (サシェ1つ分) ・布 15cm×20cm 程度 (ガーゼや綿など、薄手で通気性の良いもの) ・ラベンダー(ドライハーブ) 7~10g ・ミシン (ミシンがない場合は手縫いでもできます。) ・糸、裁ちばさみなどの裁縫道具 ・ピンキングはさみ <作り方> 1.ピンキングはさみを使い、布を15cm×20cm 程度にカットします。ピンキングはさみを使うと、縫い代の始末が不要になるので便利です。 2.生地を中表にして、半分に折って重ねます。 3.Cのラインをピンキングバサミでギザギザにカットします。 4.ABのラインをミシン、または手で縫い合わせます。 5.縫ったら布を裏返して、ドライラベンダーを中に入れます。 6.袋の口をリボンで結べば出来上がりです。もう一手間かけられる方は、ラベンダーを小さなガーゼなどに包んでから入れると、リボンがほどけても、中身がこぼれる心配がなくなります。 ■もっと手軽に簡単に作るには 小さな赤ちゃんのお世話をしながら、ミシンに向かう時間なんてない! そんな方は、洋服やギフトのラッピングに使われている不織布を使いましょう。はさみで切って、上記の工程のミシンで縫うところを、代わりにボンドで貼り合わせれば、サシェの完成です。 ほつれも耐久性も気にしないので、もっともっと楽な方法を…という方は、キッチンへGO。ドライラベンダーをお茶パックに入れて、適当な大きさに切った布に包み、紐やゴムで縛れば、もっとお手軽に作ることができます。 ■香りがなくなってきたら ハーブの種類や環境によって、半年~1年は十分香りが持ちますが、香りがなくなってきたなと思ったら、袋をあけて、ラベンダーのアロマオイルを数滴垂らしてあげると、香りが復活します。自然素材を使えるうえ、こうして何度も繰り返し使えるなんて経済的ですね。 ■さらに防虫効果を強化したい ラベンダーだけでは防虫効果が不安、という方は、ひのきのブロックも併せて使うと、さらなる防虫効果が期待できます。 やり方は簡単。市販のひのきブロックを買って、サシェと一緒にクローゼットやタンス引き出しの中に入れておくだけです。こちらも香りが減ってきたらオイルを数滴垂らしたり、ひのきの表面を軽く紙やすりでこすったりすれば香りが復活し、永く使うことができます。 「なんとなくそういうものだと思って…」と使ってきた防虫剤も、自然なものに替えてみると、充分効果を発揮してくれるし、気分も爽やかです。面倒に思える衣替えも自然の香りでリラックスタイムに変わります。お子さんの年齢によっては、お手伝いしてもらいながら一緒に引き出しにひとつずつサシェを入れていくと、楽しく豊かな時間になるかもしれませんね。
2014年10月09日少し前に赤ちゃんの寝相アートが話題になりましたが、赤ちゃんの記念日に、自宅で自分たちで写真を撮りたいと思っているパパママも多いのではないでしょうか? 私もその1人で、娘のハーフバースデーに、夫と相談して「森の小人」をテーマに写真を撮ることにしました。 そこで思いついたのが、古い毛布のリメイクしたこの葉っぱ型のマットです。これが一枚あるだけで立派な小人の世界観ができあがります。 「使っていた毛布に毛玉がついたり色褪せたりしてきた」「お下がりで毛布をいただいたけれど、色や柄が好みじゃなかった」そんな毛布をリメイクして、かわいいい葉っぱ型のマットを作ってみましょう! ■毛布をリメイクして作る葉っぱ型マットの作り方 <用意するもの> ・リメイクしたい毛布 ・カバー用の布(毛布の2.5倍の大きさ) ・ミシン(ミシンがない場合は手縫いでもできます) ・チャコペン ・糸、裁ちばさみなどの裁縫道具 <葉っぱ型マットの作り方> 1. 毛布にチャコペンで、葉っぱの形を描き、裁ちばさみでカットします。幅広にしたほうが、マットとしての使い勝手がよくなります。余った端のほうで葉っぱの柄の部分の型もとりましょう。 (画像では毛布の布地に対して斜めに葉っぱを描いていますが、布地には伸縮の方向があるので、本来ならば水平に描くのが正しいやり方です。大きめの生地、毛布が用意できればそのほうが良いでしょう) 2.カバー用の布を中表にして半分に折り、上にカットした毛布をのせます。そして、チャコペンで(1)毛布の縁(写真の実線部分)と、(2)縁から2cm大きくした箇所(写真に点線部分)にそれぞれ線を引いていきます。 3.外側の線(写真の点線部分)に沿って布をカットします。 4.ほつれ止めのため、カットした布の縁にジグザグミシンをかけます。 5.カットした布を中表に合わせ、その上に毛布を置いて、まち針でとめます。 6.内側の線に沿ってミシンで縫っていきます。全部縫ってしまわずに、10~15cmほど返し口を残しておきます。ニット生地の場合、よれる場合があるので、よれた布を整えながら縫いましょう。 7.縫い終わったら裏返して、返し口の部分をコの字綴じで手縫いします。 8.チャコペンで葉脈の線を描き、線に沿ってミシンで縫います。 (厚みがあるので、大きめの目で縫いましょう) 9.柄の部分も同じ要領で作り(生地をカット→中表にして、ミシン、ジグザグミシンをかける→裏返して返し口をコの字縫い)、葉っぱ本体にコの字縫いで縫い止めたら出来上がりです! わたしは、カバーにリバーシブルの布を使ったので、裏と表で色が違っていて、それも良い味わいになっています。 赤ちゃんを寝かせておくマットとして実用的なうえ、無造作に部屋に置いておいてもかわいいので、いまでもお気に入りの作品です。最近流行りの「寝相アート」の演出にも持ってこいですね。 この葉っぱ毛布に限らず、自分たちの好きな世界観で手作りするのは、大切な家族の思い出になります。まずは、ノートに思いついたイメージを描いてみるところからチャレンジしてみてください!
2014年10月06日赤ちゃんによっては、1日に何枚も必要になるスタイ。スタイは顔の一番近くにあり、お洋服以上に存在感があるので、かわいいものをつけてあげたいですよね。 三角形のスタイなら、作るのもとっても簡単なうえ、お洋服を邪魔せず、スカーフのようにオシャレにつけることができます。所要時間20分ほどで簡単に作れるので、自称ぶきっちょのママさんも、試しに作ってみませんか。 ■手作り三角スタイの作り方 <用意するもの> ・ガーゼ生地 (0歳用で、25×25cm 程度、生後6カ月以降ですと30×30cm がおすすめです) ・ミシン (ミシンがない場合は手縫いでもOK。) ・目打ち ・ハンディプレスとプラスナップ (ない場合は、普通のスナップボタンでも代用できます) ・そのほか、糸、裁ちばさみなどの裁縫道具 <作り方> 1.25×25cmに切った生地を中表にして、下図のAのラインに沿って、三角形に折ります。 2.返し口を5cmほど残して、B、Cの端にジグザグミシンをかけ、その1cmほど内側をミシンで直線縫いします。手縫いの場合、同じく返し口を残してB、Cの端をかがり、端から1cm内側を並縫いしてください。 3.返し口から布を反対にひっくり返し、一度アイロンをかけて、生地をきれいに整えます。 4.返し口をコの字縫いで縫い止めます。 5.A辺の両端から2cmほど内側に、目打ちでプラスナップをつける穴を開けます。 6.5で穴を開けた箇所に、ハンディプレスを使って、プラスナップをつければ、できあがりです! ハンディプレスがない場合は、手縫いでスナップボタンをつけましょう。 プラスナップのボタン付けには専用の器具「ハンディプレス」が必要になります。プラスナップの代わりに一般的なスナップボタンでも代用できますが、プラスナップは基本的に取れてしまうことがないため、ボタンの誤飲の心配がありません。 とにかく簡単に使えるハンディプレスは、ベビーグッズ作りにはとても便利です。普段から裁縫を楽しみたい方は、持っておくと手芸の幅がグンと広がりますよ。 ▼ハンディプレス(手芸店などで、2,000円程度で購入できます) ▼左がハンディプレス用プラスナップ。右が普通のスナップボタン。 ■厚みのあるスタイにするアレンジ 余裕のある方は、1の工程の際に、ABC辺からなる三角と同じカタチに切ったタオル生地を挟んで縫うと、厚みのある丈夫なスタイを作ることができます。タオル生地は、ガーゼ生地の中に入り、表からは見えないので、使い古して毛羽立ったタオルでも問題なし! タオルのリサイクルにもなります。 スタイは実用的なうえ、デザインも豊富でいくつあっても困らない、出産祝いにも最適な品。自分の子どもの分を作ったら、一緒にお友達のお母さんと赤ちゃんへのプレゼントにも作ってあげると喜ばれますよ。
2014年09月20日9月8日は中秋の名月。子どもと一緒にすすきを飾り、空に浮かぶキレイな月を見ながら、お団子を食べて、楽しく過ごしたいですね。せっかくなら、普段とは違うかわいいお団子を作ってみたい!という方のために、デコお月見団子のつくりかたを紹介します。 テーマは「動物たちのお月見風呂」です! お風呂部分は抹茶寒天で、動物はお団子で作ります。お団子に抹茶パウダーや、かぼちゃパウダーで自然な色をつけるとバリエーションも広がり、さらにかわいらしく作ることができます。水の代わりに豆腐を使うと、時間がたっても固くなりにくいお団子ができますよ。 ■子どもが喜ぶ、かわいいデコお月見団子のレシピ (対象:2歳以上で、お団子をかめるようになってから。小さい子どもは喉に詰まらせる可能性があるので、小さくカットしてからあげるなど、注意してください。) <用意するもの> ・寒天を入れるお弁当箱や器 1つ ・ボール ・小鉢くらいの大きさの器 3つ ・鍋 ・ざる ・爪楊枝 ◇白玉団子の材料 ・ 白玉粉 80g ・ 豆腐 100g ・ 抹茶パウダー(小松菜パウダーでもOK) 適量 ・ かぼちゃパウダー 適量 ・ ココア(またはブラックココア) ・ 氷 ◇抹茶寒天の材料 ・ 粉寒天 4g ・ 水 400cc ・ きび糖 20g~お好みで ・ 抹茶パウダー 5g ・ 水 大さじ1(抹茶パウダーを溶かす用) ・黒蜜 大さじ1~お好みで ■まずはベースになる、抹茶寒天を作りましょう! 1. 抹茶パウダーと、大さじ1の水を小さな容器のなかで混ぜておきます。 2. 鍋に粉寒天、水、きび糖を入れて中火にかけます。必ず「火にかける前の水」に寒天を入れるようにしましょう。 3. 1~2分ほど混ぜながら、寒天が溶けたら、1で水と合わせた抹茶パウダーを入れて、さらに混ぜます。 4. 火からおろし、容器に流し入れます。 5. あら熱がとれたら冷蔵庫で1~2時間冷やしましょう。 ■寒天を冷やしている間にお団子づくり。 1. 白玉粉、豆腐をボールにいれて、だまがなくなるまで混ぜます。耳たぶくらいの硬さになるよう、水や粉を少しずついれて調節しましょう。 2. きれいにまとまってきたら、6分の1程度の分量を取り分け、それをさらに2つに分けて、小鉢に入れておきます。 3. 残りの団子のもとで、動物の顔、耳、手の形ができるように丸めます。 4. 2で小鉢に分けた団子のもとに、それぞれ抹茶パウダー、かぼちゃパウダーをいれて、色が全体になじむまでこねて混ぜ合わせます。 5. 抹茶パウダーを入れて緑色になった団子のもとで、葉っぱの形を作ります。 6. かぼちゃパウダーを入れて黄色になった団子のもとで、動物の鼻、月の形を作ります。団子のもとが残ったら、好きな形に成形しましょう。 (大きくなりすぎると、火が通りにくくなるので、普通のお団子と同じくらいの大きさにするのがポイントです。) 7. 鍋にお湯を沸かし、成形した団子のもとをそっといれて、1~2分、団子が浮き上がるまでゆでます。 8. 浮き上がってきた団子をすくい、氷水に入れて冷やし、水を切ります。 9. 少量のココアをお湯に溶かし、爪楊枝につけて、目やひげを描きます。 10. できた白玉団子を写真のように抹茶寒天に乗せて、黒蜜をかければ、お月見風呂に入った動物たちのできあがり! ほかにも、星形や小さな丸を組み合わせたお花など、子どもと一緒にいろいろな形を作ると楽しいですよ。 今回は、クッキーの型抜きを使ってお団子を成形してみましたが、やっぱり丸型が一番長い間、柔らかく食べられるようでした。デコお団子を作るときも、形はなるべく丸に近い形にして、作ってからあまり時間をあけずに食べると、おいしく食べられますよ。
2014年09月06日ちょっとしたパーティーに大活躍! 型紙なしで作れる赤ちゃん用チューブトップの作り方をご紹介します。 1歳のお誕生日パーティにも! 女の子のお誕生日は手作りのチュールドレスで妖精に変身! のチュールスカートと合わせれば、まるでドレスのようです。子どもがさらに可愛くなりますよ。 裏布は肌触りのよいコットンで、表布はレースで華やかに作りましょう! ■レースチューブトップの作り方 <用意するもの> ・コットン生地 (1歳用で60cm×20cm程度) ・レース生地 (1歳用で60cm×20cm程度) (コットンの生地は、ミシンがない場合はほつれ止めのため三つ折にして縫いますので、3cmほど長めにサイズカットしてください。 ・綾テープや幅広のゴム ・糸、裁ちばさみなどの裁縫道具 ・ミシン (ミシンがない場合は手縫いでもOK。) <手順> 1.ストレッチの強くない手持ちの子どもの服を平置きにして、バスト部分Aのサイズを測り、Aバストの倍の長さ+15cm程度の横幅に生地を裁断します。 2.縦幅は、図のBの長さ+3cm(上部の三つ折部分)で裁断します。 ※ビキニのトップのような短めにする場合は、(Bの長さ÷2)+3cm 3. コットン生地の布端をキレイにするため、ほつれ止めとし全ての端を1cm程度の三つ折にしてミシンで縫います。 4.コットンの生地とレース生地を中表に合わせ、テープ通し口を残して上部4cmのところから、図のB、C、Dをぐるっと端から1cm内側をミシンで縫います。 5.中表にしていた生地をひっくり返し、上端(A)をミシンで縫います。 6.上端から4cmのところ(E)にミシンをかけます。 7.ひも通し口から、テーブを通します。 8.背中でテープを結んであげれば出来上がり! 注意) ※私は綾テープで作りましたが、テープだとずり落ちてくる場合があるので、もっと安定させたい場合は、ゴムをいれてゴムの端を縫いとめます。 ※お腹や背中が少し出るデザインなので、冷えないように、下にはスカートやパンツを下腹が隠れるまではかせてあげましょう。寒い冬場は特に、部屋を暖かくして、短時間の撮影やパーティーのお披露目などでの着用をオススメします。 ■ 大きくなっても使えるちょっとアレンジ 娘の服は80サイズなので、縦幅は10cmもあれば短めのトップスができますが、今回は20cm幅で作り、まんなかにタックを入れるように折り返し、手縫いで留めました。 こうすると立体感も出てさらにフリフリになり、手縫いの部分を外せば大きくなっても着ることができます。 私自身、ちょっとしたパーティーには、レースのチューブトップとフリルスカートにアクセサリーをつけて出席することから思いついた今回のドレス。服の色を合わせて、お揃いのドレスでお出かけすれば、いつも以上に楽しいパーティーになるかもしれませんね!
2014年08月11日お母さんもドキドキしながら迎える女の子の誕生日。子どもの誕生日パーティの飾り付けやレシピを工夫する人も多いと思いますが、ひと手間かけてとってもかわいい手作りで素敵な洋服を作ってみませんか? ドレスというと難しそうですが、チュールスカートなら、ミシンがなくても比較的簡単に作ることができます。お花の妖精のようなふんわり華やかなスカートで、思い出に残るお誕生日を過ごしましょう! ■チュールスカートの作り方 <用意するもの> ・太めのリボン(ウエストの長さ+40cm) ・ソフトチュール 25cm×1m 2~3枚(ウエストの長さによって) ・ハードチュール(固すぎないもの) 25cm×1m 2~3枚 ・糸、裁ちばさみなどの裁縫道具 <作り方手順> 1.リボンの端がほつれないよう、斜めにカットしておきます。 2.幅が約6cmになるようソフトチュールを折りたたみ、下端を丸くカットします。 3.ミシンの上糸を弱くし、目を大きくして、チュールの上端にギャザーミシンをかけます。 4.下糸を引っ張り、ギャザーを寄せます。 5.ハードチュールは、下端をカットせず、ギャザーミシンをかけます。 6.リボンを裏返して、両端を20cm残し、ギャザーを寄せたソフトチュールをまち針でとめます。 7.ミシンでリボンとソフトチュールを縫い合わせます。 8.ソフトチュールの上にギャザーを寄せたハードチュールを重ね、まち針でとめます。 9.ミシンでハードチュールを縫い合わせます。 10.リボンとチュールが浮かないようにリボンの下の端にミシンをかけます。 11.リボンを腰の後ろで結べば出来上がり! ※ミシンがない場合は手縫いでもできます。 ※ボリュームを出すために下にはハードチュールを使いましたが、ソフトチュールの2枚重ねでも大丈夫です。 ※肌荒れしないように、下にはコットンの無地のスカートをはかせましょう。 下地のスカートがない場合は、ミシンがあればコットンのスカートも作っちゃいましょう! ■下地スカートの作り方 <用意するもの> ・ゴムテープ 赤ちゃんのウエスト+3cm ・コットンの無地の生地 30cm×70cm ・糸、裁ちばさみなどの裁縫道具 <手順> 1.両端、上端、下端、それぞれにロックミシン、またはジグザグミシンをかけます。 2.下端を三つ折にして縫います。 3.生地を中表に重ね、両端を縫い合わせます。 4.上端を1cm幅の三つ折にしてゴムテープ通し口を1.5cmほど残して縫います。 5.ゴムテープを通し、端を重ねてかがります。裏返せばできあがり! このスカートは、お誕生日の後も普段着として着せることができます。できたチュールスカートに、レースをあしらったチューブトップを合わせれば、立派なドレスに。 1歳のお誕生日にもぴったりです。フリフリの子どもの姿に写真を撮るのも楽しくなります。女の子がいるお母さんは、ぜひ挑戦してみてくださいね。
2014年08月10日