2021年に息子を出産。Instagramやブログで妊娠悪阻になった地獄のつわり期、育児絵日記や夫婦のアレコレを描いているオタクママです。
くらには母を信じられず、家族と一緒にいることがつらかった時期がある。何が母との関係をこじらせ、どのようにして適切な距離を取れるようになったのか…。小学生だったくらの記憶をたどっていく。
新婚早々妊娠した私。しかし、出産するまでの道のりは想像以上につらくて…。子どもを産むのはあたりまえにできることではないのだと実感した私の妊婦日誌です。
■これまでのあらすじ 小学生の頃、姉が中学受験することが影響して、くらは母とうまくいかなくなる。その後小5になると生徒間でスクールカーストが生まれ、くらは2軍女子のグループに入るのだった。しかし、ある日突然くらはグループから無視されるようになってしまう。毎日がつらく学校も行きたくないくらだったが、母には絶対いじめられているなんて言えなかった。なぜなら母が知れば悲しむと思うから。さらにこんなつらい思いをするなら、子どももほしくないと思うのだった。 ■母のそばにいたいのに… ■お姉ちゃんの方が大切なんだ… タイミングが悪かったとしか言いようがありません…。 姉は6年生で中学受験の追い込み時期、姉妹のどちらが大事とかはなかったでしょうけど(と大人になった今は思う)、現状の優先順位は受験中の姉になりますよね。 学校でのことを知らない母から見れば、姉の大事な時期に邪魔をしている妹になりますからね。 悲しかったですけど学校でのことを母に話していないし、姉が大事な時期っていうのは私もわかっていたので、この時点では母を嫌いだとは思っていませんでした。 次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2024年12月22日■これまでのあらすじ 姉の中学受験がキッカケで、母との関係が変化。次女のくらは忙しい母の機嫌に振り回されていた。小5になると、生徒の間でスクールカーストの序列がハッキリしてくる。くらは2軍女子4人のグループにいたが、ある日突然彼女たちから無視されてしまう。くらは「コレは知ってる…イジメだ」と確信。なぜかというと、以前リーダー格の女の子にある友だちを無視するよう言われて従った経験があるから。そしてこれは因果応報だと思うのだった。 ■母には言えなくて… ■悲しませたくない 子どもの時、親との境界線が薄いというか…、私が「つらい」と母に言ったら母も「つらくなるんだろうな」と思っていました。 それも申し訳ないと思ったし、いじめられるような人間であるのが恥ずかしいと思ったし、子どもなりにプライドがあったんですよね。 この時の私にとって、まだ見ぬ自分の子どもが体験することは自分も体験することだと思っていたので、「もう2度とこんな思いはしたくない! 子どもなんていらない!」と思ったのを強く覚えています。 親と子どもは別人だし子どもがどんな体験をするのかなんてわからないのに、「もし我が子がいじめられたら…」と思うとつらすぎます。 我が子がどんな体験をするかわからないけど、常に「家には味方がいるんだよ」ってことは伝えていきたいです。 次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2024年12月21日■これまでのあらすじ 大好きな母が姉の中学受験で忙しくなってしまったことで、次女のくらへの当たりが強くなってしまう。夜に家でひとりでいることが怖くて塾の送迎に連れて行ってほしいと言い出したくらだったが、いざ行くと車にただ乗っているだけで退屈してしまい、母を苛立たせてしまう。またある日は母に結ってもらった髪型に「高さが違う」と言うと気分を害した母から自分でやるよう言われたので、翌日自分でやろうとすると母は怒り出すのだった。 ■私、大事にされてない!? 我が家はわりと放任主義でした。放っておかれすぎて「私のことどうでもいいのかな」と思ったりしていました。 でもきっと構われ過ぎていたらそれはそれで何か別の感情を抱いていたんだろうな…と。 あと別に「うちはいいって言われたよー」って普通に言えばいいのに、みんなと一緒の意見じゃないとなんだか恥ずかしかった多感な時期でした。 ■スクールカーストが… ■コレは知っている…! すぐ「今度は私が標的になったんだな」とわかりました。というのも前にも同じことがあったんですよね。 その時は別の子が標的になっていて、グループのリーダー格の子が「〇〇ちゃんムカつくよね、無視しよ!」って言い出して、リーダー格の子に嫌われたくなくて言う通りにしていました。 その時は2週間くらいで普通に話すようになっていましたが、いじめに加担していたのは事実なのでやり返されるのも因果応報…。 しかし、この時期は本当にきつかったです…。子どもの世界も残酷ですよね。 大人になればある程度自分でコミュニティを選べますが、子どもの時は「ここから逃げられない」「ここにいるしかない」「ここでうまくやるしかない」と思い込んでいました。 いじめ、絶対ダメ! 次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2024年12月20日■これまでのあらすじ ごく普通の家庭に育ったくらだが、姉が中学受験をすることになったことで、下校後や夜にひとりで過ごすようになる。夕方までは自由を感じるが、夜にひとりとなると怖くて…。そこで母に頼んで、姉の塾への送迎に一緒について行くことにしたくら。しかし、ただ車に乗っているだけの時間は小学生には退屈で…。うっかり「ひま」と言ってしまったくらは塾の送迎やパート、家事に子育てで精一杯の母をイライラさせてしまうのだった。 ■やってしまった…! ■自分でやろうと思ったら… ■やってあげるって言ったのに!? やってあげているのに文句を言われたら、怒りますよね。当時はなんだか急にブチギレられたように感じて、「え…!?」と戸惑いましたが…。 くしを机に叩きつけられて怖かったです。でもコレは怒られておいて良かったかな…と、今では思います。できればもうすこし優しく怒られたかったけれど…。 そして翌日。昨日は自分でやれって言っていたのに、今日はやらせないと怒って…、なんなんだ!? 母親の不機嫌に翻弄(ほんろう)されていましたね…。 このお話は過去の体験をもとに大幅にフィクションを入れてます。創作物としてお読みいただけますと幸いです。 次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2024年12月19日■これまでのあらすじ 小学生の頃、姉が中学受験をすることになり、くらは家でひとりの時間を過ごすようになる。解放感を感じる反面、夜はひとりだと怖くて…。母と一緒に過ごす時間が減っていくが、もともとくらはお母さんっ子。忙しい母が機嫌が悪ければ、なぜ機嫌が悪いのか心配で母のことが放っておけなくなり、「自分が何かしちゃったかな?」と不安になってしまう。さらに母を心配すると怒られ、「お母さんは私のことが嫌いなんだ」と思い込んでしまうのだった。 ■これでひとりじゃない ■ついてきたけれど… ■母のイライラが爆発 大人の立場から見たら「だから言ったでしょ!」案件ですね。 夜、家でひとりで待っているのはやっぱり怖くて…。そこで、母に送迎に一緒に行っていいか聞きました。「車に乗ってるだけ」と言われても、一緒に行きたい…。 しかしついて行くと、やっぱり車に乗っているだけで退屈で…。思わず「ひまー」「お腹すいた」と言ってしまい、母はそれを聞いてイライラ。 姉がやっと車に乗ってきたと思えば今度は母と姉は勉強の話ばかりで、私は「家でひとりで待ってればよかった」と思うのでした。 次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2024年12月18日■これまでのあらすじ 小学生のくらは姉が中学受験のための塾に通い始めたことから、家でひとりで過ごす時間が増えていく。パートもしつつ、塾の送迎や家事もあった母はとても忙しい生活を送っていたため、くらと会話する時間もなくなってしまう。夕飯をひとりで食べたり、夜もひとりでお留守番をする日が多く、くらは寂しさを感じるように。また、この頃のくらはお母さんっ子で、母が不機嫌なときは「なぜ怒っているんだろう」「私何かしてしまったかな?」と不安に感じるようになってしまい…。 ■機嫌が悪い母が心配 ■心配しただけなのに… ■なぜ怒られてしまった? 母だってひとりになりたい時もありますよね。 うちの母は都合が悪くなったり説明するのが大変(面倒?)な時は黙るタイプでした。子どもの時はそれが嫌でした…。 でもそれで空気を読んで引き下がることが子どもの時は出来なかったのです。 しつこく食い下がると最終的には怒られました。 子どもの時は純粋に心配からの行動だったのですが、大人の立場からしたら「いい加減にしてくれしつこい!」となるのもわかります。でも子どもの時の私はそれに傷つきました。 お母さんは私と話したくないんだ、きっと私のことが嫌いなんだと思ったのです…。 次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2024年12月17日■これまでのあらすじ 姉が中学受験をすることになり、母が塾の送迎をし始めたことから、小学生のくらの生活は一変。下校すれば家にひとり、パートに塾の送迎や家事に大忙しの母は送迎の合間に帰宅しても、くらの話を聞いてくれない。夕食もひとりのこともあるし、母が再び姉を迎えに出れば夜なのに家にひとりになってしまう。夜家にひとりでいると怖くなってしまい、母にお風呂に入るよう言われていても入れず、結果帰宅した母に怒られてしまうのだった。 ■お母さんっ子の私 ■私にとって母は… ■なぜ機嫌が悪いの? 私はこの頃までわりとお母さんっ子でした。ちなみに私は実母のことを毒親だとは思っていないですし、今では育ててもらったことに感謝もしています。 ただ何だかいろいろとタイミングも悪かったし、私の反抗期が早めに始まってしまった感じで…。近いからこそこじれると親子関係も難しいですよね。 母親だってひとりの人間、イライラしていることもあるでしょう。 でも、子どもの時の私はそれがわからず「何で母は怒っているんだろう」「私何かしてしまったかな?」とただただ不安だったのです…。 次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2024年12月16日■これまでのあらすじ 母を喜ばせようと母の日にお年玉でプレゼントをあげたくらだったが、母に喜んでもらえず無駄遣いと思われたことから、家にお金がないのだと思うように。その出来事がキッカケでくらは親に気を遣う子どもになってしまうのだった。姉が中学受験することになり、母は姉を塾へ送迎したり、パートや家事で忙しくしていた。今だからこそ母の大変さは想像できるけれど、当時のくらは母と話す時間も十分に取れず、夕食もひとりで食べなければならず、とにかく寂しく感じる日々だった。 ■何時に帰って来る…? ■ひとりでいることが怖い ■母に怒られて… 何時に帰ってくるのかを聞き忘れたのが痛かったですね…。昼間はのびのびゴロゴロできたのですが夜は怖かったのです。 電気をつけてテレビをつけて、ぬいぐるみで周りを固めていた記憶があります。いつの間にか夜の方が好きになりましたけど…。 結局母たちが帰ってきたのは21時近くだったような…? 結構遅くに帰って来ていました。 話を聞いてもらいたい年頃の子ども。一方、話より先に片づけてほしい母。 「やっておいてね」って言ったことをやらずに余計な仕事を増やしていたら、そりゃイライラしますよね…。 次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2024年12月15日■これまでのあらすじ 母の日にお年玉で母にプレゼントをした際お金がもったいないと言われたことから、くらは自分の家にはお金がないのだと思い、親に対して気を遣うようになってしまう。姉が中学受験をすることになり、母から自分も受験をするかとたずねられても、お金を使わせるわけにはいかないと拒否するのだった。そんな中、母から家の鍵を持たされたくらは一瞬テンションが上がるがその責任の重さに怖くなってしまう。しかしいざ家でひとりになってみると、解放的に感じるのだった。 ■母が忙しくなり… ■母と過ごす時間は僅か… ■ひとりで寂しい… 誰もいない家に解放感を持った私でしたが、姉だけでなく塾の送迎で母もいない時間が増えると寂しくなりました。 細かな時間は覚えていませんが、姉は自宅から3駅くらい離れた塾に通っていたので、片道40分、往復1時間~道が混んでいると2時間という距離を、母は車で送迎していました。 午前中はパートもして、夕食準備やそのほかの家事にと忙しかったでしょう。 今だったら「そりゃ大変だよな…」と母の状況を想像できますが、小学生の私は当時、ひとりでご飯を食べるのがただただ寂しかったのです。 次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2024年12月14日■これまでのあらすじ 小学生の頃、姉が中学受験をすることを知ったくら。母から「くらも受験する?」と聞かれるが、「やらない」と即答。なぜそう答えたかというと、自分の家にはお金がないのだと思っていたから。というのも母の日に、母を喜ばせたくて自分のお年玉でブローチをあげたところ、母からお金を遣ったことを「もったいない」と非難されたのだ。しかも喜んでもらえず、ブローチを一度も身につけてもらえなかったことがずっと悲しい記憶として、くらの中に残っているのだった。 ■あこがれの鍵! ■あこがれだけど懸念が… ■誰もいない解放感! 母から家の鍵を受け取ると、「自分の鍵!」と一瞬テンションが上がった私。 しかし、万が一遊んでいるときに鍵を落としたり、失くしたら…という想像が頭に浮かび、怖くなりました。そこで「ポストに入れっぱなしでいい?」と母に質問しますが、答えはもちろん「ダメ」で…。 子どもの時から小心者だったのです。 しかしそんな不安や心配もあったはずなのに、いざ誰もいない我が家に帰った時にまず感じたのは解放感で…。 「自由だ…!」と思ったことを今でも覚えています。 次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2024年12月13日■これまでのあらすじ くらは子育てをする中で、自分の幼い頃の記憶を思い出す。子どもを産んで親になった今は「仕方ない」と思えることでも、当時は悲しかったし、なぜそうなるのか理解できなかった…。そんな子どもの時の気持ちも大事にしていきたいと思うくら。親にしてもらって嬉しかったことはマネしたいし、嫌だったことは反面教師にしたいと思うのだった。そんな子どもの頃の思い出をたどりながら、自分が家族と適切な距離を取れるようになれるまでを振り返っていく。 ■姉の受験で… いつの間にそんな話になったのか知らなかったのですが、ある日突然母から「姉が中学受験することになった」と聞かされました。 ■母の日にプレゼント! ■喜んでもらえなかった… 純粋に「喜んでくれたらいいなー!」と思っていたんですけどね…。若干怒られまして、そこから湾曲した思考になっていきました。 親の立場からしたら、小学生が勝手にお金遣ってきたら怒るとまでいかなくても「お金の遣い方は教えなきゃって思うだろうな」と今だったら思えますが…。当時はとにかく悲しかったです…!! ちなみにその後、母がブローチをつけていたことは一度もありません。小学生チョイスだからな、とは思いますが…。 そんなことがあったので、私は家にお金がないのかもしれないと思っていたし、中学受験なんてお金がかかることは「したくない」とヘンな気遣いをする子どもになってしまったのでした…。 次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2024年12月12日■子どもの頃の記憶… ■母への本音 ■親になって思い出したこと 今回は私の子どもの頃…、過去のお話です。 身バレ防止でフィクションを入れていきますが、子どもの時に思ったことを描いていこうと思います。 子どもを産んで親の立場になってみると「これは仕方なかったな!」と思うこともあるけれど、子どもの時は悲しかったし、「何で?」と思ったし、どうしようもなくて傷ついたこともありました。そんなことを描いていければいいなと思っています。 ちなみにそこそこ暗いお話になる予定です…。 次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2024年12月11日■前回のあらすじ 破水から2時間で生まれてきてくれた我が子。その存在が愛おしすぎて感激するも、産後すぐ麻酔が切れてくると、会陰切開の傷や、麻酔の副作用による頭痛、腹痛と、痛いことがいっぱいで苦しむのでした。 ■授乳ができない… 赤ちゃんが吸わなきゃ母乳が出ない、母乳が出ないから(?)赤ちゃんはくわえるのすら拒否する。この 「負のループ」 でしたね。 助産師さんが赤ちゃんの口を開かせて突っ込んだり、ニップルシート使ったり哺乳瓶のちくびを使ったり、いろいろ試したんですが結局入院中1回も吸ってくれませんでした。 ミルクはよく飲んでくれたので「ミルクでいいじゃん」って思っていましたが、「初乳の栄養は特別」とか「産まれたばかりは飲むの下手だしママも慣れてないから練習期間だよ」と言われて、このときは頑張っていました。 授乳時間になるたび海老反りで嫌がって泣かれるのでメンタル的にやられるし、授乳格闘した後にミルク用意して飲ませて後始末したら、もう次の授乳時間だしで…。どうしたら母乳出るか検索魔になってまた落ち込むし、母乳の出る人がとっても羨ましかったです。 他人と比べるものじゃないというのはわかってはいても、どうしても悩んでしまっていました。 ■退院後はやっていけるのかな… 退院したくなかったですねー! 赤ちゃんのプロがいて、美味しいご飯が出てきて、家事しなくてよくて…の環境から突き放されるのが怖かったです。 1ヶ月は里帰りする予定だったので、いきなりワンオペにはならなかったんですけど。家族ってありがたいです。 コロナの影響で夫君は両親学校に一度も参加していなくて、赤ちゃんのお世話の仕方を何も知らないのが不安でした。沐浴もおむつ替えもミルクをあげるのも何もしてくれないんじゃないかと…。 しかし、病院に迎えに来てくれた夫君が、意外と赤ちゃんに興味津々で、おむつ替えも嫌がらずやってくれたのが嬉しかったです。そして、夫君と赤ちゃんの話ができるのがうれしかったです。 これで私の妊娠から出産までのお話は終わりです。今まで読んで頂きありがとうございました! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月26日■前回のあらすじ 陣痛が起きるなか、麻酔のせいか心地よく寝てしまい…。その後、入院2日目午後に破水。子宮口10cmまで開くと、便秘のせいかトイレに行きたい感覚が…。助産師さんから「それ赤ちゃんですよ」と言われるのでした。 ■破水から2時間で… 寝て起きてから20分経ってない、ハイパー安産でした! かなり便の心配をしていましたが、助産師さんの言葉が頼もしすぎました! ありがとうございます! 無痛分娩でも麻酔が上手くかからなかったり、お産が止まっちゃって麻酔止めたりとトラブルが起こることもあるらしく、「麻酔かかって良かったですね」ってあとから助産師さんに言われました。 産まれた赤ちゃんについて、存在が愛おしすぎて泣きました…。本当にこの子がお腹の中にいたんだ、いろいろあったけど無事産まれてきてくれた! ってすごくうれしかったです。出産ってすごい! ■産後は痛いことがたくさん… カンガルーケアのとき「おっぱい飲ませてみよう」って助産師さんに言われてトライしたのですが、見向きもされませんでした! 思えばこのときからおっぱい拒否されていたんですかね…。 麻酔が切れてからは、痛いばっかりでした。 会陰切開の傷が痛い、頭痛、腹痛…。頭痛は寝ているときは大丈夫なんですが、ある程度の角度まで起き上がるとズッキズッキと耐えがたい痛みが…(硬膜外麻酔の副作用らしい) あと腹痛も厄介でしたね…。無痛分娩だったので尿はカテーテル刺していて、トイレは行かない感じだったんですけど、大の方はどうすればいいのか…。 ちょうど助産師さんが様子を見に来てくれたので付き添ってもらってトイレ行きました。普通に恥ずかしいし痛いし、カテーテルと点滴が刺さってる管とか棒とか袋とか邪魔だし、お腹痛いしで泣きました。 出産は楽でしたけど、やっぱり体にダメージは負ってるんだなと思いました。 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月25日■前回のあらすじ 無痛分娩で出産することになった私。促進剤を入れ陣痛が始まるが、すぐに麻酔を打ってもらえず痛みに耐える。その後麻酔を打ってもらうと痛みがおさまり、出産までの時間をゆっくり過ごすことができるのでした。 ■よく眠った後、破水! 麻酔は、自分でボタン押せて追加できました。1回打ったらその後数十分は打てないので、どのタイミングで打つか考えてましたね。打つのが遅くて陣痛激しくなったとき耐える時間が長くなるのも嫌だし、早く打ちすぎて産むとき切れるのも怖い。結果破水したとき焦って打っちゃいましたけど…。 入院中、産むまでは妊娠してから1番よく眠れました(麻酔のおかげ?)。とにかく眠くて眠くて…。つわりの気持ち悪さより眠気が勝ってめっちゃ楽でした。 吐きづわり中は寝ているときが唯一楽な時間だったので、先生に「点滴に睡眠薬入れて下さい」って言ったことを思い出していました(もちろん断られましたが)。妊娠悪阻中はこのまま気絶できればどれだけ楽かと毎日思っていたんです。 ■これって…どっち!? ほぼ寝てばかりの出産レポ。 内診グリグリもまったく痛くなく、寝ている間に10センチまで開きました! 8センチって言われたときは、ベッドを出産態勢に変えたあと、眠いなって思っていたら寝てしまいました。破水したらもっとバタバタするものと思っていたので、拍子抜けしました。 妊娠中ずっと便秘だったのでこの日ももちろん便秘で…。 赤ちゃん出そうな感じというより便が出そうな感じがして、「本当にコレ赤ちゃん!? トイレに行くときの感じにすごく似てるんだけど…赤ちゃん、大丈夫!?」と心配になりました。 今さらですが、全編に渡ってマスクは省略していますが、外出中はずっと付けてます。もちろんこの入院中もマスクをつけていて、マスク出産しています。 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月24日■前回のあらすじ 妊娠38週の健診で体調不良を訴えると、無痛分娩を希望していたこともあり、医師から早めに出産しようかと提案され即決! 一方、夫はコロナ禍で立ち合い出産もお見舞いもできないことを知り、残念がるのでした。 ■無痛分娩なのに…痛いの!? 無痛分娩ってまったく痛くなく産めると思ってました…! なので「これで解放される! 赤ちゃんに会える!」って思いのみでニコニコで入院したところ、いざ陣痛が来たら痛くて痛くて…。なかなか麻酔してもらえず「思ってたのと違うー!」となりました。 「痛くなきゃお産進まないよ」と言った助産師さんの言葉に、「痛いのが嫌だから無痛分娩にしたのに! いいから早く麻酔してくれー!」って心の中で叫んでいました。 陣痛は痛いです。初期の感じですらあんな痛いのに。それが何十時間も続いたあと赤ちゃんを産むなんて想像もできないです。怖い…。 ■快適すぎる! 「麻酔すごい」のひと言です。麻酔自体は私は痛いと感じませんでした。というか陣痛が痛すぎて打たれたのもよくわからなかったんです。 隣の部屋からまさに分娩真っ最中な声が聞こえてきて「陣痛続いたらそうなるよねー! 頑張れ!」って心の中でめっちゃ応援していました。その後無事に赤ちゃんの声が聞こえてきて、こっそり泣きましたね…。 私が思った無痛分娩のメリット、デメリットを書いておきます(あくまで個人の意見です)。 <メリット> ・陣痛が痛くない!(これに尽きる!) ・赤ちゃんをいつ産むかある程度決められる <デメリット> ・リスクがある ・高い(自費で10万くらい) ・出産後、麻酔が切れて頭痛がひどすぎる状態での赤ちゃんのお世話がつらかった(硬膜外麻酔の副作用らしい、ならない人もいる) デメリットの方が多くなりましたが…、 私の場合、「陣痛が痛くない」はデメリット全部を吹き飛ばす勢いで、大きなメリットになりました! どんな方法でも出産は尊い! 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月23日■前回のあらすじ 夫の節約志向で自分たちで運べる物は車で運んだり(妊娠9ヶ月なのに)、時間がないのに懐かしい物が出てくれば夫の荷造りの手が止まったり…。たくさんイライラしたけど、いろんな人に助けられ引っ越しが終了しました。 ■貧血気味の私に医師が注意したこと 今は、本当に「ミルクでも母乳でもどっちでもいい!」と思っています! 妊娠中も「どっちでもいいなぁ、あえて言うなら母乳かなぁ」って思っていたんですけど(産んだら当然のように出ると思ってた)、産後すぐ母乳が出ない・吸わない・周りに「母乳が、初乳が、栄養が、免疫が…」みたいに言われて沼にハマりました。今考えると「つらいなら、はよミルクにせぇ!」って言いたいです。 あと、貧血の注射器は実際には点滴経由で入れました。上手く描けなかったので直打ち描写にしています。 ■体調不良から解放される! 「コロナの影響で立ち合いができない可能性がある」と聞いたときから無痛分娩にしようと決めていました。 「夫のサポートがあるなら、普通分娩で苦労を分かち合って父親の自覚を持ってもらいたいな」と勝手に思ってましたが、ひとりきりで苦しむ気はさらさらなかった…。 入院準備とか新生児に何が必要かとか、全部自分で調べて買いに行きました。1回だけ夫君について来てもらいましたが「何でも良い」しか言わないので虚しくなり、あとは実母についてきてもらったりしました。 夫君はやっぱり子どもに興味ないのかなと悩みました。ふたりで相談して決めたかったのに、夫君が自分から調べることもなく…(自分から調べて何か買ってきてくれたのは産後の母乳関係だけ) 「ひとりで準備して私だけ頑張ってる…」と、孤独を感じていました。今思うと素直に気持ちを伝えておけば良かったな、と思うんですけどね。 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月22日■前回のあらすじ 職場復帰を果たし自宅に戻った私だったが、まだつわりは収まらないまま。そんな中、家事を一切やろうとしない夫に「妊娠中って世界一幸せな時間なんでしょ?」と聞かれ、ブチギレて長文メールを送るのでした。 ■夫の作業可能日が少ない! 部屋の掃除をしているときに出てきた漫画読み漁っちゃうとかよくやるのでわかるけど…。 27日は大型家具の移動があるから24日の内に荷造りできる限り終わらせたかったんですけど、終わらなかったですねー。私ばっかり焦ってた時期。 ■イライラしたけど完了! 引越しはたくさんイライラしましたが、夫君はやるときにはやってくれる人! 重いものも率先して運んでくれました。 自家用車で12月24日に1往復、27日に2往復+赤帽で荷物は全部運べました。12月末で住んでいたところの契約が切れるので、27日中に終わらなかったら夫君の仕事帰り(22時とか23時とか)に続きをやるはめになったので、予定通り終わって良かったです。 ところで「貼って剥がせる」がうたい文句のインテリアシートがまったく剥がせなくて…! 大家さんに相談したら「どうせ清掃入れるからそのままで良いよー、妊娠中の引越し大変だね! 頑張って」と。 台車を借りたご近所さんも、いきなり「台車貸して下さい」って言ったのに、「お腹大きいのに大変だね、台車の返却はいつでもいいから引越し先に持っていきな」と。お菓子までいただきました。人って温かい! 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月21日■前回のあらすじ ワンルームに暮らしていた私たち夫婦。さすがに出産後は赤ちゃんとの生活には狭いだろうと、家探しを始める。しかし、決まった実家近くの新居には事情により妊娠9ヶ月にならないと引っ越せず、気が重くなるのでした。 ■言葉には気を付けて…! 全国の旦那さんに言いたい…他人の嫁と比べないで下さい(涙) 十人十色、いろんな妊婦さんがいます。つわりが軽い人もいれば死にかける人もいます。あと面倒くさいとは思いますが言葉には気をつけていただけると…、何気ない一言でもすれ違いの原因になってしまいます。 「僕の姉は妊娠中でもずっと働いてたよ」は、 「働けないなんて甘えてるんじゃない? ダメな嫁だな」に。 「妊娠中って幸せなんでしょ」は、 「妊娠を幸せと思えないなんてダメな母親だな」に。 言った本人にそんな意図はないのかもしれませんが、私はそういうふうに深読みのセリフが聞こえちゃいました。 きっと全部ホルモンのせいですが、妊娠中はナイーブになっているんです。 普通に見えても普通じゃないので、ぜひ奥さまに寄り添ってあげてください。妊娠中と産後の恨みはあと引きます。でもその期間いろいろやってくれれば逆に株が上がりますよ! あと「つわりってそんなつらいの?」には「つらい」としか返せないので、2回目からは「つわりつらいね、頑張ってくれてありがとう、何かできることない?」と共感と寄り添う姿勢を見せていただけると嬉しいです。 いろいろ描きましたが、コレは全部私の場合なので、中には特別扱いしてほしくないって妊婦さんもいるかもしれません。 奥さまに聞くのが1番かもしれないですね。 ■夫婦で揉めた引っ越し業者決め 引越し業者って、たしかに高いですよね…。重労働なので仕方ない出費かなと思っていたんですが夫君にとってはそうじゃなかったらしく、軽く揉めました。 私も妊娠してなかったらふたりでなんとかしたかなと思います。 変わらない夫君と、妊娠して変わらざるを得なくなった私とで何回か揉め…揉めたというよりは私がわめきちらして怒るだけで夫君は黙ることが多かったです。 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月20日■前回のあらすじ 食べづわりによって常に何かを食べている状態になり、私は激しい体重増加を起こしてしまう。助産師外来では「体重増加しすぎ」と注意を受けるが止められず。次の健診ではむくみについても指摘されるのでした。 ■新居探しスタート 家探しについて、サクッと描きましたけどめちゃくちゃ悩みました。 条件が「会社に通える範囲」ってだけだったので、いろいろな場所探して予約取って内見して…。 結局私の「初めての子育てだから側に頼れる人がいてほしい」という希望で、実家から車で15分くらいのマンションになりました。ありがたいー! ■世知辛い世の中よ… 世の中世知辛いぜ…! 別の日…。 世の中捨てたもんじゃないね! 当時吐き気は楽になったものの、たまにどうしても体調悪いときがあって、通勤中座りたいときは優先席近くに行ってたのですが、その方が座れなかったですね…。 でも席を譲ってくれる方も沢山いらっしゃって、ありがたくて車内で泣いてました。 妊娠中、泣いてばっかりでした。 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月19日■前回のあらすじ 吐きづわりが落ち着き、妊娠悪阻が終わった私は、仕事ができる状態だと診断される。しかし、まだ気持ち悪いし、食べづわりはあるので働きたくないけれど、お金も必要だし、復職するしかないと思うのでした。 ■食べづわりのその後 常に食べ続けてないと、気持ち悪かったんです…! 菓子パンは仕事中コソっと食べやすいし、食べているときの喉越し(?)が良くて、ずっとパンばかり食べてました。 そりゃ太りますよねー! 菓子パンは太りますよねー! でも食べないと気持ち悪いんですよ(2回目)。 体重はあっという間に元に戻りました。 1ヶ月半で9.5kgって…! 我ながらすごい引きました… ■順調に増え続ける体重 食べないと気持ち悪いんです! 体重管理が出来なかったですね…。 「妊娠中は10kg太っても大丈夫」って見たことがあったので、元が49kg、妊娠悪阻で38kg、「58kgまで太ってもいいなら余裕!」って思っていたら、助産師外来で 「痩せたところからのカウントです」 って言われました。23週のとき、すでにアウトだった…。 つわりで11kg痩せて、つわりで17kg太った! あと、むくみは自覚症状がなかったんですけど、脛を押したらすごかった。面白くて押しまくっていたら、夫君に冷静に「細胞死ぬからやめれば?」って言われて止めました。 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月18日■前回のあらすじ 18週頃、急にお腹が空きお味噌汁を飲むと美味しく感じた私は、食欲が復活し、食べづわりが始まった様子。吐くことも減り、検診へ行くと医師からは「妊娠悪阻は終わり。仕事できますよ」と言われるのでした。 ■仕事したくない…! 食べづわりのつらいところは気持ち悪いし、体調も悪いけど動けないかというとギリギリ動けちゃうところでしたね。 そうすると仕事しなきゃいけないし、家事しなきゃいけないし、周りからも「あ、大丈夫なんだな」と思われるんですけど、こっちは「だいぶ頑張ってるんですよ!?」状態。でも自分から頑張ってるって言いづらいんです… 妊娠悪阻のときは「もうマジで無理なんもできない」って荷物を全部投げ捨てて倒れ込む感じでしたけど、食べづわりのときは「ギリいける…」って感じで投げた荷物拾い上げてズタボロのまま進んでくイメージ…(わかりづらい)。どちらも違うつらさがありましたね。 当時は「世のお母さんはみんな何かしらつらい思いをして子どもを産んでるんだな…、こんなつらい思いしなきゃ子どもが産まれないなんて…、人類ってよく今まで存続できたな」って思っていました。 でも我が子のかわいい姿を見るたびに「産んで良かった! 頑張って良かった! もうひとりいけるかな?」とか考えちゃうから恐ろしい。 ■私が試したつわり対策、効果は? 妊娠悪阻中、苦しすぎて藁にもすがる気持ちでいろいろ試しましたが、 何をしてもダメでした… 。 耐えるしかない…。地獄~!! 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月17日■前回のあらすじ お腹の子にダウン症の可能性があるため羊水検査した私。結果は陰性だと医師から聞くと、いろいろな気持ちが一気にあふれ涙が出るのでした。同じ頃、唐突に氷を食べられるようになった私は、体が少しずつ楽になり…。 ■お腹が空いて食欲が…! 吐きづわり中ピークのときは全くお腹が空かなかったので、「お腹が空く」って久しぶりの感覚でした。 そこからは今までの分を取り戻すかのごとく食べたくて食べたくて。とくに味の濃いものが! 菓子パン、塩ラーメン、冷凍クリームパスタ、カップラーメンなどなどが食べたくて食べたくて…! 欲望のまま食べてたら体がついていかなかったのか吐きましたが、この頃から吐きづわりがちょっと楽になっていきます。 ■これって食べづわり!? 匂いづわり、 吐きづわり、ヨダレつわり、そして食べづわり… 食べづわりは出産まで続きました。妊娠、つらっ!! 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月16日■前回のあらすじ 出生前診断を受けたところ、「ダウン症の確率が10分の1」という結果が…。動揺する私は夫と相談し、羊水検査を受けることに。結果が出るまで数日あり、不安で検索しながら泣いては吐いてを繰り返すのでした。 ■羊水検査の結果は… 羊水検査の結果が出るまで陽性だったらどうするか考えないようにしてました。 幸いにも陰性だったため私はその先を考える必要はなくなったのですが、どうすることが正解なのか…。 綺麗事だけでは育児は出来ないと思っていますが、どんな状態でも命は命です。 正解はないのでしょうね。難しい問題です。 ■あれ? 少し楽になってきた!? 17週頃、唐突に氷が食べられるようになってから段々と楽になっていきました。 水分が取れるようになったからか、翌日からヨダレがすごくて「ぺっぺっ」としていましたね…。 寝るときはタオルを肩にかけて垂れ流しにしていました(汚くてすみません…)。吐き気がして飲み込めなかったんです。 ヨダレづわりって…、 「つわりどんだけ種類あるの…!」 って思っていました。 ヨダレつわりは1週間くらいで落ち着きました。 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月15日■前回のあらすじ 実家で過ごしていた私は精神的に追い詰められ、毎日泣きながら夫と電話。仕事が忙しいのに電話に付き合ってくれて、実家に2週に一度来てくれていたが、うれしい反面、ボロボロな自分を見せたくない気持ちもあり…。 ■ダウン症の確率が…!? 出生前診断の結果は、ダウン症の確率が10分の1…。 つわりで心身ともにダメージくらってるときに、さらに追い討ちでした。 ■不安とつわりでずっと泣く日々 この頃が1番メンタル削られました。 つわりと不安でずっと泣いていた記憶しかないですね。 ただ待つのってつらいです。 ダウン症という言葉は聞くものの、実際はどういうものかわからなかったので検索しまくったり。 赤ちゃん欲しくて、幸運にも授かって、つわりにここまで耐えて陽性だったらどうするのか? もしも重い障害があったら? 私に育てられるのか? 「確率10分の1」のインパクトがデカすぎました。 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月14日■前回のあらすじ ひどいつわりに加え、栄養不足による手足のかゆみ、便秘、さらには血尿に排泄痛…。マイナートラブルが次々起こり、凹む私。医師から赤ちゃんは水分さえ取れていれば大丈夫と言われるが、気持ちは沈むのだった。 ■膀胱炎の薬を服用するが… 漫画には描いていませんが、産婦人科から泌尿器科に行って下さいと言われた後、実家近くの泌尿器科に電話したら「妊婦は受け付けていないので産婦人科に行って下さい」 と言われました。 仕方なくかかりつけの泌尿器科に電話したら診てくれると言ってもらえたのですが、自宅近くなので実家からだと車で2時間…、地獄のドライブでした。 車を出してくれた父、ありがとう! ■夫とのコミュニケーション 夫君にはほぼ毎日泣きながら電話していました。 付き合ってくれた夫君には本当に感謝です! 夜は両親が寝ちゃうし、話す相手がいないと気が紛れなくて孤独感がすごかったです。 精神的にもつらかった時期。今ではすっぴん、ボサボサヘアーをさらしてますが、当時はまだ遠慮もあり…。 ・ズタボロな自分を見られたくない気持ち 30% ・つわりの大変さを見せつけたい気持ち 30% ・純粋に会いたい気持ち 40% くらいの割合でした(笑) 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月13日■前回のあらすじ お風呂に入るのがしんどくて自分で長い髪をカットすれば姉に笑われ、実家の玄関入ってすぐのトイレ前で休んでいるだけで甥に「おばけかと思った!」と言われる私。でも、生きるだけで精一杯なのだった。 ■かゆい! 新たなトラブル発生 妊娠中のマイナートラブルも地味につらかったです。 「吐き気+かゆみ」はつらい。 眠れない…! 薬塗って冷やしていたら、4日くらいで治りました。 ■マイナートラブルが続々 マイナートラブルのオンパレードでした。 血尿と排尿痛を感じたときの絶望感ったらないですね! 水分をほとんど取れなかったので、尿は1日2回、お便にいたっては便秘日数記録更新しました。 つわりとダブルパンチどころか、トリプルパンチでした。毎日泣いてましたね…。 吐き気で漫画見られない、テレビ見られない、スマホ見られない、何もできない。 ただ吐き気と闘う日々だと、1分耐えるのが本当に地獄。 暇は健康だからこそ楽しめるんですね… 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月12日■前回のあらすじ 点滴に吐き気止めを入れてもらえると聞き希望を抱くが、吐くことができず気持ち悪いのは消えないことに絶望する私。そして体重は減り続け、ついに30kg台に。筋肉すらも落ちてしまったようで、立てなくなり…。 ■見た目なんてどうでもいい 髪の量が多く癖っ毛なので重さを出すためにずっとロングだったんですけど、つわり中長い髪は本当に苦痛でした。主にお風呂で。 もし次妊娠できたら(今のところ予定ないですが )速攻で美容室行きます。 つわり中は生きるだけで精一杯! ■おばけと言われても… 急激に痩せて頬が痩け、家族や甥っ子に「がいこつみたい」って言われていました…(笑) 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月11日■前回のあらすじ ついに何を口にしても吐いてしまう状態になり、産婦人科で妊娠悪阻の診断が。通常なら入院だが病床に空きがなく、点滴のために通院することに。やっと栄養が取れると安心するが、それでも吐いてしまうのでした。 ■救世主現る!? 吐き気止めで、楽になる! と思ったのですが…、とんだぬか喜びでした。 妊娠悪阻って本当解決策ないんだなぁ…。 ■30kg台になり異変が! 42kgまでは痩せるのがちょっと嬉しかったんですけど、30kg台に乗ったとき、「私このまま死ぬんじゃないか」と思いました。 でもこの後体重はV字回復しちゃうんだな…(笑) 毎日気持ち悪くてテレビもスマホも見れず18時間くらいただ吐いて寝転がって、気持ち悪いのを耐える日々でした。生き地獄~! 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月10日■前回のあらすじ 父が、私によさそうなクッションを買ってきてくれたが、新しいプラスチックの匂いがつらくて使用を断念。食べられる&飲めるものについては、これまで大丈夫だったものが突然食べられなくなることが多発するのでした。 ■吐いてもいいから食べる!? どの検索ページを見ても、「つわりは耐えるしかない」「そのうち終わる」という結果しか出てこなくて、絶望していました。 実際耐えるしかなかったです。 ■妊娠悪阻の診断が出て… 産婦人科は実家から1番近いところを選びましたが、それでも車で20分。点滴に行くのに母、父、姉に代わる代わる送ってもらいました。ありがたい! 妊娠悪阻の診断が出たので会社は母子健康管理指導カードを使い、傷病手当を使って休みました。 上司から「つわりで傷病手当を使った人がいないから通るかわからない」と言われましたが、ちゃんともらえました。 当時は飲食が本当に苦痛でした。 何を食べても飲んでも全部出るまで吐き気がとまらず、その後、泡と胆汁を吐くまでがセット。 周りから「食べないと赤ちゃん育たないよー」って言われるのが苦痛でした。(親切心からいってくれてるのはわかっているのですが… ) なので点滴で栄養を入れたときはホッとしたのですが、 やっぱり大量の水分を吐いてしまいました 。 ちなみに点滴は無味無臭でとても吐きやすかったです(笑) 次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新! ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月09日