赤やピンクの鮮やかリップが人気の今シーズン。そんな口もとが強めのメイクの時は、目もとをヌーディに仕上げてバランスを取るのがケバケバしく見せないための鉄則ですよね。とはいえ、目もとがぼんやりしやすいアラフォー世代。「最低限のマスカラと隠しアイラインは引きたい」という方が多いと思うのですが、表情をぱっとフレッシュに見せる鍵は、実はナチュラルな太眉にあります。
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東洋系の顔立ちにとって細眉は不利?もともと欧米系の顔立ちは、眉骨からまぶたにかけてしっかり引っ込む立体感があり、目もとに自然な陰影ができます。正面から見た時の眉と目の距離も近く、細眉であっても顔のセンターに視線が集まりやすく、表情も締まって見えるのです。
一方で東洋系の顔立ちは、この眉骨からまぶたにかけての引っ込みが少なく、目もとがハレぼったく見えやすい構造であることが多いため、細眉になるほどまぶたの面積が広く見え、アイシャドウなどで陰影を足さないことには視線も散漫になってしまうのです。
いまどきのナチュラル太眉≠濃眉かといって、太眉にするために眉色を濃くすると一気に暑苦しく古くさい顔に…。
眉の幅を太くすることと、眉の色を濃くすることは別のこと。いまどきのナチュラル太眉は、顔になじむ淡い色みで、ふんわりと毛流れ感を再現して“やや太め”くらいを狙うのがポイントです。
地眉の毛量が豊かで普段からカットして整えている場合は、カットする量を調節すればすぐ太眉にシフトできます。ただ実際は「いつも抜いて整えていたから太眉にしたくても生えてこない…」という声も非常に多いです。
“眉の下側から幅を足す”で自然な立体感そこで今回は、プラス5ミリは自然に太く見せられる眉の描き方をご紹介します。必要なアイテムは、髪の色と瞳の色の中間くらいのアイブロウパウダーと、それより1段階明るい色みのスリム芯のアイブロウペンシル。
まずアイブロウパウダーを、眉全体からハミ出しぎみにぼかします。次にアイブロウペンシルで、必ず眉の下側、毛の生えている部分の約5ミリ下から毛流れを再現するように一本ずつ、眉頭から眉尻まで描き足します。
最後にパウダー部分とペンシルで足した部分を、スクリューブラシでなじませれば完成。
輪郭が引き締まったと感じる視覚の妙普段よりまぶたの面積が小さく、眉と目の位置が近づいて見えればOK。赤リップをつけても色みが強いのは口もとのみ、ほかのパーツはナチュラルな印象のまま、視線は顔のセンター寄りに。実はこのテクニックを使うと「なんだか顔が引き締まった?」と言われることが多くなります。頬のたるみや顔のぼんやり感が気になってきた時にもぜひ試してみてくださいね。
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