子供と一緒に参加する結婚式。洋装の場合、マナー的には既婚と未婚ではっきりした違いをつける必要もないのですが、子供のお世話があるので独身時代と全く同じような服装で参加するわけにもいきませんよね。
ただおしゃれなだけではなく、お世話のしやすい実用性を兼ねたドレスコーディネートや子供の衣装はどんなコーディネートで出席したらよいのかをご紹介します。
■「動きやすい」が一番! ママのドレスコーディネートベビーと参列する場合でも、自分で歩ける年齢の子供と参列する場合でも、もれなくついてくるのが「抱っこ」。抱っこをすると服は汚れる可能性が高いので、子連れ参加の結婚式では和装は避けた方が無難。ドレスで、シワになりにくく、汚れが目立たないもの、そして何より動きやすいものを選びます。
シワになりにくい素材でオススメはポリエステル。ポリエステルというとどこか安っぽいイメージがあるかもしれませんが、加工の仕方によってとても上品に見えるドレスやワンピースがたくさんあります。
汚れが目立たない色はブラックを始め、ネイビーやディープグリーン、バーガンディなどの深みのある色合いのもの。間違ってもパステルカラーなどは向きません。子連れで参加する結婚式の多くは親族の式だったりするので、親族として参加する式のマナーとしても、これらの深みのある色ならぴったりですし、落ち着いた既婚女性を演出できます。
お呼ばれコーディネートの定番はドレス+羽織ものですが、ストールなどを羽織るとずり落ちてきて邪魔なので避けた方がよいでしょう。しかし肩出しはマナー的にNG。袖付きのドレスを1枚で着るのが一番動きやすいです。
子供の世話をしているとかがんだりしゃがんだりとにかく動きが多いので、うっかり素肌が見えてしまわないように、丈はきちんと長さがあって膝が隠れるもの、首回りも、あまり襟ぐりが広くないドレスを選ぶと安心です。