体調を崩しやすい人とそうでない人の違いとは ~オプティマルヘルスという考え方~



■健康の新しい考え方「オプティマルヘルス」とはオプティマルヘルスとは、その人にとって「最高・最善の健康状態」という意味です。休息、食事、運動のバランスがきちんと摂られた理想的な状態といえるでしょう

このオプティマルヘルスの状態を健康の最高レベル(+3)として、そこから肉体的、精神的、社会的に満たされる割合が低くなっていくにつれ、健康レベルが下がり、最低レベル(-5)になると、死にいたってしまいます。
体調を崩しやすい人とそうでない人の違いとは ~オプティマルヘルスという考え方~
たとえば冒頭に挙げた、季節の変わり目になると体調を崩しやすい人とそうでない人の場合、前者はBetter(+1)以上の健康レベルを保っているけれど、後者である体調を崩しやすい人は、Worse(-2)またはWorst(-3)の健康レベルにいるため、病気レベル(-4)に下がりやすいということがいえます。

■便秘を例にして考えるオプティマルヘルスもう少しわかりやすい例を挙げてみましょう。私の知人の話ですが、彼女は便秘がちで、便秘が2週間続くことが度々あったそうです。便秘以外にこれと言って悪い症状はないので、病気ゾーンではありません。

とはいえ、一般的に考えたら2週間の便秘はちょっと心配な状態です。その彼女が、生活習慣、食生活を見直したところ、便秘の期間が1週間に縮まりました。
彼女にとってはずいぶんと改善したことになります。けれども、便秘をしない私からしてみたら1週間も便秘だなんて考えられません。

やがて彼女は3日おきに便が出るようになっていくのですが、これを先の図で置き換えると、2週間便秘の状態がWorst、1週間の便秘がWorse、3日おきがGood、2日おきがBetter、1日おきがBestで、毎日出るのがOptimalと表すことができます。
体調を崩しやすい人とそうでない人の違いとは ~オプティマルヘルスという考え方~
この場合、3日おきに便が出るようになった彼女は、以前の2週間便秘をしていた頃の彼女と比べると、よりオプティマルヘルスに近い状態です。しかし、便秘をしない人から見た場合、不健康よりになります。

これは、風邪をひきやすいる人とそうでない人の差や、肩こりのしやすい人とそうでない人の差など、いろいろなものと置き換えられます。健康にもこうした段階(レベル)があることを知り、最善の状態であるオプティマルヘルスを目指しましょうというのが、この考え方のポイントです。

オプティマルヘルスの考え方は、病気になってから治すのではなく、病気になる前に最善の健康に近づくという点で、予防医学に通じるものがあります。
ちょっとしたことで体調を崩しやすいという人は、病気でなくても、健康レベルが下がっている可能性があります。オプティマルヘルスの考え方を参考に、健康で快適な生活を保てるよう、毎日の生活習慣を見直してみませんか?

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