2021年12月22日 16:00
腸活の新メソッド?「発酵性食物繊維」でポッコリお腹解消
発酵性食物繊維とは?
出典:byBirth
食物繊維には、大きく分けて「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があります。「発酵性食物繊維」とは、「水溶性食物繊維」の大部分と、「不溶性食物繊維」の一部を指します。
「発酵性食物繊維」は、大腸で発酵して「短鎖脂肪酸」を作り出す食物繊維のことで、「短鎖脂肪酸」は全身に運ばれて体に良い働きをしてくれます。
「短鎖脂肪酸」とは
短鎖脂肪酸とは、「酪酸」「プロピオン酸」などのことをいい、
- 腸内を弱酸性に保つ
- 腸のぜん動運動を活発にする
- 腸の粘膜のエネルギー源になる
など、腸内環境を整えるためのさまざまな働きをしてくれるため、短鎖脂肪酸を増やすことが「腸活」のポイントといえます。食物繊維を積極的に摂ることで便通も良くなるため、「ポッコリお腹」を解消するにも効果的ですよ。
便通が良くなることで体の老廃物を体外に排出できるため、肌のコンディションを整える効果も期待できますね。
発酵性食物繊維が含まれる食品
もち麦
出典:byBirth
水溶性食物繊維が多く含まれているもち麦は、発酵性食物繊維を摂るのにおすすめです。
もち麦には「βグルカン」という水溶性食物繊維が含まれているのが特徴で、糖質の吸収を抑える働きや、腸内で善玉菌のエサになる働きがあります。