薬剤師が警鐘!飲み続けると危険な薬リスト 脳梗塞の原因にも…
(宇多川さん・以下同)
睡眠薬を服用している人も、最初は眠れていたはずだと宇多川さんは指摘する。
「何らかの悩みやストレスが原因で、生活のリズムが崩れたことで眠れなくなっているのでは。まず、朝日を浴びて体内リズムを整えるようにし、運動などして体を動かして肉体を疲れさせると、自然と眠れるようになるものです」
処方薬よりも手軽に入手できる市販薬にも、薬の落とし穴が。
「胃腸薬にはアルミニウムが含まれているものが多くありますが、アルミニウムはアルツハイマー型認知症の原因物質としても指摘されています。服用期間は7日程度で抑えるようにしましょう」
高血圧の薬も長期服用薬の常連だ。
「高血圧の薬はどれも血流を抑えるように作用しますから、長期の服用は、血流を滞らせ、脳梗塞や認知症などのリスクがあると考えられます」
骨粗しょう症の代表的な薬、ビスホスホネート製剤には皮肉にも骨折が治りにくいという副作用が。「骨粗しょう症の予防には、太陽光をしっかり浴びたり、運動をすることで、体内でビタミンDとカルシウムが生成されます。こうした生活習慣や、ビタミン・ミネラルのバランスのとれた栄養を取ることこそ、薬の服用よりも大切です」