ホットドッグ-36分…米大学が試算「食事で健康寿命」どう変わる?
失われると計算。ホットドッグに含まれる加工肉が61グラムだとすると、27分が失われる。高血圧の原因になる塩分、心臓病の原因になるトランス脂肪酸など、ほかのリスク要因をあわせ、ホットドッグ1個で、健康寿命が36分失われるのです」
こうして算出された食材・食品から、日本人になじみの深いものを抜粋して一覧表にまとめた(画像参照)。
■ナッツを食べると25分もプラスに
「まず、使い勝手のいいポークソーセージ(マイナス22.15分)や豚肉のベーコン(マイナス6.44分)など加工肉は、健康寿命を縮める代表格という結果。過去、『国際がん研究機関』は、『加工肉を毎日50グラム食べると、大腸がんリスクが18%増』と導き出しています」
赤身のビーフステーキは7分、牛ハンバーグは7.79分も健康寿命を縮めるという結果だが。
「健康寿命を延ばす生トマト(プラス3.82分)、きゅうり(プラス3.78分)などの野菜を付け合わせたり、デザートにりんご(プラス13.46分)を食べたりするなど、マイナス分を“帳消し”にしてはいかがでしょうか」
野菜や果物同様に、好成績だったのは豆類(プラス10.42分)やナッツ。