ビューティ情報『雷に打たれやすくなる?高齢じゃないと受けられない?人工関節に対する誤解』

2022年5月25日 11:00

雷に打たれやすくなる?高齢じゃないと受けられない?人工関節に対する誤解

手術をする前は、痛みのあまり眠ることもできなくなり、仕事にも支障をきたしていたが、術後1カ月たったころには杖なしで歩けるまでに回復。痛みもほとんどなくなったという。

これほどまでに、回復が早いのは、進歩した医療の功績も大きいそう。

「手術の傷を小さくする低侵襲手術が広まり、傷の大きさは10センチほどで済みます。また、ロボットやコンピューターを活用して正確かつ精密な手術ができるので、手術は1時間から1時間半ほどで終了。体への負担も少なくなりました。以前は術後3週間の安静が普通でしたが、今は手術翌日から動いてもらいますよ」(杉山先生)

リハビリは、術後2~3日ごろから行うことが多いという。

「術後のリハビリでは杖を使った歩行や階段の上り下り、自宅での安全な動作の仕方を覚え、約2週間で退院・帰宅できます。
リハビリをしっかりされたい方は、1カ月程度入院できるリハビリ機能のある病院を選ぶと安心です」

さらに、かつて懸念されていた“人工関節の耐久性”も格段に上がったと杉山先生。「以前は、人工関節自体の耐用年が10~15年とされ再度交換手術が必要になる場合もありました。しかし、今は一般的な運動量の人で30年は持つように。

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