ビューティ情報『「血管」「骨」の状態に加えて「性格」も…“オーバー100歳”に見る共通点』

「血管」「骨」の状態に加えて「性格」も…“オーバー100歳”に見る共通点

体のすみずみまで酸素と栄養を運ぶ血管の若々しさを保つことで、心臓の働きが衰えず、腎臓などの機能低下も起こりにくくなるのです」(新井教授・以下同)

50代から進行していく動脈硬化は、心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる病気の引き金になる。

「動脈硬化の危険性が高いのは、肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧の人や喫煙者です。女性の場合は、閉経後に血管を老化から守る女性ホルモン『エストロゲン』が減少し、動脈硬化のリスクが高まります。50、60代は、腹八分目を心がけ、中性脂肪が増えすぎないようにしたいです」

75歳以上では肉類、魚介類、大豆製品など良質なタンパク質をしっかり摂取して、骨格筋の機能を維持することもポイントに。新井教授が特に注目しているのが、青魚に多く含まれる「EPA」と「DHA」だという。

「EPAやDHAの摂取量が多い人は歩行機能がよく保たれていることがわかっています。骨がもろくなる『骨粗しょう症』や『膝関節炎』などは骨折リスクが高まったり、外出の機会が減るなどして身体活動の減少につながります。中性脂肪を抑えて血管の老化を防ぐだけでなく、抗酸化作用によって認知機能維持の効果も期待できるEPAとDHAは、どの年代でも積極的に取りたい栄養素です」

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