(音琶さん、以下同)
夜間頻尿の症状を緩和するための反射区は3カ所ある。
「膀胱」と、膀胱の動きをコントロールする副交感神経の司令塔である「間脳」、腹部の臓器を支える骨盤底筋が弱るのも頻尿の原因なので、骨盤底筋を強化する性ホルモンの分泌を促す「卵巣(男性は精巣)」の3カ所。これらの反射区を順番にもむことが大事という。
これを両手に行い、1日3〜5セット繰り返すと、体調に変化が表れてくる。
「膀胱の動きが活発化すると、尿をためられるようになります。排尿筋が上手にコントロールできないことを過活動膀胱といいます。間脳の反射区が刺激を受けると、自律神経が整うので、尿量が少ないのに強い尿意を感じたり、残尿感を覚えたりすることが少なくなってくるといわれています。
また、卵巣から女性ホルモンが促されると骨盤底筋が強化されます。
おなかが温まってきて、朝までぐっすり眠れるようになります。ただし、手のひらセラピーをやり始めると、すぐに体が温まり代謝が上がって脱水症状になりやすくもなるので、やりながらこまめに水分補給をしましょう」
反射区の場所と押し方を覚えれば、スキマ時間にいつでもどこでもできる。寝そべってテレビを見ながらでもいいので、毎日の寝る前の習慣にして、ぐっすり眠れるようにしよう。
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