老化防止物質を青じそから発見!6日、京都大薬学研究科・薬理学の久米利明准教授が活性酸素の働きを抑えるDDCという有機物質を、青ジソから発見したと毎日新聞が報じている。
人間の体は活性酸素により身体の細胞や組織が酸化して変質し、機能が衰え老化が進むとされ、癌やメタボリック症候群の原因ともされているという。
活性酸素を中和体内のビタミンやポリフェノールが活性酸素を中和する働きを持つが、喫煙や大気汚染、ストレスなどでバランスが崩れ、あらゆる病気を発症するという。
青じそは酸化防止の指標が70倍久米准教授の研究グループは12種類の野菜や果物から抽出した成分で、酸化を抑える酵素の働きを実験。
結果は青じそから抽出したDDCの酵素の活性化を示す指標が約70倍を示し、他の果物や野菜の数倍に比べると大きな差が出たという。
また、化学合成したDDCにも同様の働きがあることを確認、健康食品への応用が期待できるという。
毎日新聞によると、久米准教授は
「青ジソ1枚に含まれるDDCはわずか。青ジソそのものを食べるより、化学合成して食品に加えるなどの活用方法が有効だろう」
と話しており、商品化が進めば老化防止の青じそサプリメントが登場するかもしれない。
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