【2024秋冬コレクション】 長く使えるレザー製品が環境保全においても再注目される。製品廃棄ゼロの日本ブランドから美しいフォルムのレザーBAGが登場。
ミシンなどの機械を使う部分とハンドで調整し作成する部分があり、工程の半分はHAND MADEで作っている。
ミシン工程箇所を極力カットした独特なデザインで、パーツが大きく、一枚の牛革から、1.5個〜1.8個しかとれない。革がガラス仕上なため、傷、汚れ、縫い直しがNGで(あとから修理や補修が利きにくい革)で、1日2~3ケの作成がやっとの生産ペースでした。また曲線が美しい商品ですので、パターン通りだけでは、難しく感覚を駆使しました。(革について)
ガラス革は、馬革ですとコードバン(美しいお尻部分のみ使用)ですが、
表面が、均等に平らでなくては作れません。革によってはシボといって、革の自然な小じわがあるものが多く、なめらかな原皮から出来るだけ、取ります。それを所謂、ガラス(今は金属のローラー等を使用)にあてて、乾燥させる方式を昔は使ってました。革自体の作成もデリケートで、熟練した職人しか、作れずまた、完成後に、補修はほぼ不可能でした。
ガラスレザーには、革なのに革にない均一感と美しさがあります。それでもやはり人工の革には見えない自然の迫力があります。
「BonoboBAG(ボノボバッグ)」