寝ている間に病気に!なんて、考えてもみなかったかもしれませんね。でも実際、寝ている間に重篤な病気を発症することがあります。残暑が厳しいこの時期、特に注意したい睡眠中に起きる病気について、ご紹介します。
あの怖ーい病気は夏に多い!
まだまだ暑いこの時期。炎天下で、仕事やスポーツに励む人もいることでしょう。そんなときは、大量の汗をかいたりして、血液中の水分が不足しがち。いわゆる脱水状態に陥りやすくなります。
そうなると、血液は濃くなりドロドロ状態になります。
これが脳の血管を詰まらせ、あの怖ーい病気、脳梗塞の引き金となるわけですね。
脳梗塞は、時として命に関わる重篤な病気。何の前触れもなく、突然発症するのが特徴です。発症リスクを上げる原因となるものは、いくつかありますが、寝ている間も汗をかくこの時期、特に注意が必要です。
脳梗塞の起きやすい時間帯は睡眠中!?
この怖ーい病気、脳梗塞が起きやすい時間帯ってあるのでしょうか?実はあるんです!
脳梗塞は、安静時、特に睡眠中に起きる傾向があり、4割程度は睡眠中に発病すると言われています。
また、朝目覚めた時にも多いそう。なぜなら、起きてすぐは血液の濃度が高くなっていますし、加えて、交感神経が緊張することで血圧が上昇しやすい時間帯だからです。