異常な眠気に襲われるという場合、いろいろな原因がありますが、その原因が鉄欠乏性貧血であることも考えられます。貧血が原因と疑われた場合、どのような対処が必要なのでしょうか?今回は、貧血による眠気についてご紹介します。
その眠気、貧血かも!?
鉄欠乏性貧血の症状には、疲れやすい、肌に血の気がない、だるい、異常な眠気がある、頭痛、めまい、動悸、息切れ、耳鳴りなどがあります。
また、身体的に表れる症状の特徴として、爪が反り返って中心がくぼんでしまうということがあるようです。もしこれらの症状に思い当たる節があれば、鉄欠乏性貧血を疑う必要がありそうです。
鉄欠乏性貧血とは、ヘモグロビンの主な材料となる鉄の不足によってヘモグロビンが作られなくなるために起きる貧血のことをいいます。鉄欠乏性貧血だとわかったら、まずその鉄分不足の原因をはっきりさせることが大事だといわれています。
鉄欠乏性貧血を治すには?
鉄欠乏性貧血の原因は、鉄分摂取量の不足、鉄需要の増加、過剰な鉄の喪失、吸収障害の4つに分けられるといわれています。
特に鉄分摂取量の不足は、無理なダイエットや偏食、インスタント食品を多く食べている人などに起こりやすいようです。