過眠に悩む患者の髄液に「睡眠誘発活性化物質」が存在した!?
寝ても、寝ても眠い。そんなときってありますよね?でも、それを言うと「あいつは怠け者だ」「ただ、さぼりたいだけだろう」と陰口を叩かれそうで言えない雰囲気ってありませんか?そんな世の中が変わるかもしれません。
日中に睡眠誘発が起きる病気とは?
ナルコレプシーという病気をご存知でしょうか?これは昼間に突然、耐えられないほどの眠気に襲われる精神疾患のこと。じつは、夜間に睡眠をしっかりとっているのに、日中に強い眠気をもたらす睡眠誘発を発する病気はナルコレプシーに限りません。
甲状腺機能低下、閉塞型睡眠時無呼吸症、うつ病、糖尿病などの警告サインということも考えられると言われています。こういった病気が原因でない場合は医師から「原発性過眠症」と診断されます。
原発性過眠症の疾患の謎を解明すべく、アメリカの大学の研究チームが解明に着手したそうです。すると、驚きの結果が判明したと言われています。
疾患のカギを握っているのは一体何だったのでしょうか?
睡眠誘発の原因は?
答えは「髄液」。疾患に苦しむ患者の髄液を調べたところ、睡眠薬と同じ働きをする物質が含まれている、ということがわかったそうです。