気合いを入れて眠るとどうなる!? 本当の安眠法って?
明日はどうしても寝坊ができないという大事な日の前夜には、多くの人が「気合い」を入れて眠るようです。実はこの気合いを入れて眠るということは、交感神経を自ら高めながら眠るということ。そもそも気合いを入れて眠るのは、睡眠にとってプラスなのでしょうか?
気合いを入れて眠ると眠りが浅くなる!?
楽しみなことがある当日にわくわくして予定より早く目覚めてしまうことってありますよね。実はこれ、「明日は絶対に6時に起きる!」と気合いを入れて眠ったときと同様に、交感神経が高ぶったまま眠っているために、目覚めやすいのだそうです。
交感神経とは、運動をしたり、頭を使ったりするときに活発に働く神経のこと。眠っている間も交感神経が高まり活動的になっているという理由から、パッと目が覚めるというわけです。
しかし、気合いを入れて交感神経が高ぶったまま眠ることには、少々デメリットがあることを見逃すことはできません。
本当の安眠法とは?
実は、交感神経が高ぶったまま眠ってしまうと、朝の目覚めは良くなるものの、眠りが浅くなってしまうため、結果的に睡眠不足になりがちになるといわれています。
普通、睡眠中は目が覚めているときと違って、自律神経系の活動は、副交感神経のほうが優位になるといわれています。