青汁といえば、万能の栄養食品としておなじみですよね?そんな青汁の原料にしばしば使われているのがケールです。朝に飲む印象が強いケールですが、なんと睡眠にも良いんだとか。
戦後まもなくから青汁として飲用されてきたケールの秘密
ケールは、ブロッコリーやキャベツの原種で、紀元前から存在しました。初めて日本に伝来したのは江戸時代初期です。
といっても、当時は改良して作られた葉ぼたんが観賞用とされていただけでした。食用されるようになったのは戦後まもなく、遠藤仁朗博士が「健康維持には野菜を青汁として飲めば、バランス良く多くの栄養を摂れる」と主張したのがきっかけです。
といっても、当初は青汁の原料には、小松菜、大根葉、キャベツ、水菜などが使用されていました。ですが、次第に栄養バランスが良く、周年栽培ができて収穫量が多いケールが青汁の代表的な原料になっていきました。
ケールは、ヨーロッパでは揚げ物、ポタージュスープ、ロールキャベツなどのレシピで食されていますが、日本では、ケールは強い苦みと独特の香りを持つことから、青汁として摂取されています。
睡眠ホルモン「メラトニン」をキャベツの約37倍も含んでいる!
ケールは、「緑黄色野菜の王様」