睡眠には脳内の「オレキシン」という物質が深く関わっていた?
これは環境変化が起きると周囲をチェックするというマウスの修正を利用しているそうです。しばらく経ってから、両方のグループを眠らせました(妨害などをストップ)。すると、早く眠りについたのは睡眠を妨害されたグループで、後者の自発的に起きていたグループはなかなか眠りにつけなかったそうです。
オレキシンの働きを模倣した薬の開発も
この実験から「眠気」と「睡眠を必要とする量」はそれぞれ独立して制御されているということが判明しました。
つまり、この2つに関連性はなく、別々にコントロールされているということがわかったそうです。
2つめのグループのマウスは脳内で何かしらの効果が働いたため、起きている必要がなくなっても眠りにつけなかったと考えられています。このように、脳と眠りの間にはとても深い関係があるのです。
冒頭で紹介したナルコレプシーと関係があると言われている脳内物質「オレキシン」の働きを模倣した薬の開発が現在進められているそうです。
さらなる睡眠の謎の解明が進むことを期待したいですね。photo by Moyan Brenn
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