翌日に睡眠不足が気にならないなら、『8時間』でなくてもOK!
しかし、「理想の睡眠時間=7~8時間」ということを聞いたことがある人もいるのでは?確かにアメリカの調査では、7時間台の睡眠を取っている人がもっとも長生きしていることがあきらかになっています。
先ほどの調査では、平均して7時間台の睡眠を取っているグループが、もっとも生活習慣病にかかっている割合が少なかったことを示しています。ただし、ある特定の集団の平均値なので、「高齢者はどのぐらい眠ったらいいのか」という睡眠指標を示すものではないそうです。
むしろ、「8時間寝なければ」と気にし過ぎてしまうことで、熟睡感が得られないことの方が問題だといわれています。「なかなか寝付けない」とお悩みの方は、睡眠時間にこだわるのではなく、「眠くなったら、寝よう」とおおらかに構えることも大切なんだそうです。
年齢を重ねても、ぐっすり眠るには?
高齢になると、睡眠時間が短くなるのが自然だということはわかりました。しかし、なかなか寝付けなかったり、夜中にトイレで起きてしまったりといった悩みはどうやって解決したらいいのでしょうか?
寝付きを良くするホルモンであるメラトニンを、しっかりと分泌させることが大切です。