日本では1年間に23万組以上の夫婦が離婚しているといわれています。実は、パートナーと離婚すると心だけでなく体にも悪影響があるのだとか。睡眠不足になってしまうだけでなく、怖い病気が待っているらしいのです。
1年間の離婚件数は23万件!?
厚生労働省によると、平成25年の離婚件数は23万組程度だそうで、昔に比べると離婚に対する抵抗自体も薄まっているようです。「問題のある結婚生活は解消すべき」「自分の生き方を尊重すべき」といった理由から、婚姻関係を解消するという選択肢を視野に入れる夫婦がいます。
一方、一生を誓ったパートナーと別れた後、寂しさを感じている人も少なくないようです。実は、離婚した人の多くが不眠で悩まされていることが、アメリカ・アリゾナ大学の研究によって明らかになりました。
離婚は睡眠不足と高血圧の原因に!
同大学の心理学研究チームによると、離婚は健康に悪影響を与えることが分かりました。
離婚後10週以上不眠が続く場合、不眠状態がその後も長く続いてしまう傾向にあるようです。また、離婚によってもたらされた不眠は、高血圧になってしまうリスクを高めるようだとも考えられています。