アテネ不眠尺度を用いた不眠に関するネット調査について解説!
さらに、不眠症の自覚があったとしても7割近い人が病院へは行かないと答えています。
ここに不眠症を治療する難しさが現れているかもしれません。半数以上の人が「自分は不眠症だ」という自覚がないため、当然病院へは行きません。自覚がある人もほとんど病院へは行っていないということなので、大半の人が自己判断で対処していると考えられます。
この結果を見て、読者の方もぜひ他人事とは思わずに、改めて自分の睡眠状態をチェックしてみてくださいね。
不眠症の人達の行動パターン
最後に不眠症の人達の多くに見られたという「行動の特徴」を紹介します。
・高齢者の方は、寝る直前までテレビを見ていることが多い
・中年男性、女性は、パソコンやスマホなどを寝る直前まで見ている人が多い
これらの行為は、休息しようとしている脳を覚醒させてしまい、逆効果であると言われています。
就寝前はテレビやスマホなどの画面を見ることは控え、間接照明に切り替えて穏やかな音楽を聴くなどスムーズな入眠体勢を心がけましょう!Photo by vic xia
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