きちんと入浴をして、適切な体温を保つのが良いでしょう。
深い睡眠を得るためには、体温が上がっている状態のまま布団へ入るのが良いとされています。でも、入浴してからすぐに眠ろうとしても、身体が寝る準備を整えられず、かえって寝つきが悪くなってしまうかもしれません。
そこで、就寝の3時間程度前に入浴をするのがおすすめ。血圧の上昇や血行がある程度おさまる時間になってから寝ることで、寝つきも良く深い睡眠を得やすくなります。
湯冷めに注意!適切な入浴方法を心掛けよう
お風呂に入ったあとは湯冷めしないように注意が必要です。特に、冬場は暖かい格好をしたり暖房をつけたりと、身体が冷えないような対策をすることがポイント。また、外へ行くと冷えてしまうので、出かける用事は入浴前に済ませておきましょう。
また、入浴は健康によいものだからと、熱めの温度に設定して長く浸かる方もいるかもしれませんが、これはかえって逆効果になることもあります。身体への負担が大きくなってしまい、脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めてしまうので注意してください。0.5度ほどの体温上昇でも寝つきの改善効果は実証されていますから、お湯の温度はそこまで上げる必要はありません。