寝ているときにいびきをかいている人は、そうでない人に比べて血液中の酸素量が10~20%下がってしまうのだとか。すると、十分な睡眠時間を確保したにもかかわらず、十分に疲れがとれなくなってしまい、いくら寝ても寝足りないという状況を招いてしまうのです。
また、いびきをかいている人のなかには、睡眠時無呼吸症候群を発症しているというケースも。症状を放置していると、高血圧や糖尿病になるリスクが高いので注意が必要です。
夜食を控えて早寝早起きをしよう
夜遅くまで起きていると、お腹が空いて夜食をとりたくなるのは自然なこと。ついラーメンを食べたくなるのは、仕方ないことかもしれません。でも、夜遅くにラーメンを食べるのは、上記のように睡眠の質を下げてしまうのです。
夜食をとると翌朝にお腹が空かなくなり、食事が夜型サイクルの悪循環に陥り、睡眠不足を招いてしまいます。
さらに、夜食をとる夜型サイクルは肥満のリスクも高くなってしまうので注意しなくてはいけません。お腹が空いて我慢できないという人もいると思いますが、早寝早起きの朝型サイクルになれば、夜食のラーメンともお別れできるはず。ぐっすり眠るためにも、朝型生活を心がけましょう。
Photo by Thomas Weidenhaupt
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