地震酔いで睡眠障害に? 被災者を悩ませる後遺症の実体
いつ起こるかわからない巨大地震は、日本が抱える大きな問題の1つと言えるでしょう。これに対して私たちは、事前の準備を過去からの教訓から学び、アフターケアをすることしかできませんが、やれることだけはしっかりとやっておきたいものです。
地震酔いとは?
東日本大震災から約4年が経過した現在も余震は続いています。これから数年間、またはより長い期間、強い地震が起こる可能性があると言われていますので、気を緩めずにしっかり準備をしておきたいですね。
さて、今回は地震と睡眠の関係について書きたいと思います。地震は起きたときだけ災難をもたらすものではなく、後遺症を残すもの。その1つが「地震酔い」と呼ばれるものです。
これは読んで字のごとく、地震でもないのに揺れているような感覚に悩まされること。
大きな揺れを経験した後は、揺れていないのに生活音などでも過敏になってしまうようです。
後遺症で睡眠障害に
ある調査では、地震酔いに悩まされている人の約半数が睡眠障害の傾向にあったそうです。揺れているような錯覚にたびたび襲われると、寝ていても気が休まらないですよね。
これは東北地方に限らず、都内でも地震酔いに悩まされて入眠障害に陥ったという人が多数いたそうです。