睡眠中のコンタクト装着が目の病気の原因になるって本当?
ドライアイの人、視力が著しく悪い人など、目のトラブルを抱えている人は少なくありません。今回は、目のトラブルの原因になると言われている睡眠中のコンタクト装着について調べてみました。目にどのような影響があるのでしょうか?
朝、目が開かない……
コンタクト経験者なら誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。つけたまま眠ってしまって、翌朝、コンタクトが乾いてなかなか外せない、目が開かないという状態。
今回の本題は、コンタクトをしたまま寝ると目にどのような影響を与えるのか、ということ。最近は睡眠時に装着する、視力を回復するための専用コンタクトも出ていますが、それは除いてのお話です。
睡眠中の装着は病気の原因にも
睡眠中にソフトコンタクトレンズを装着したままにしている人に多くみられると言われているのが「角膜新生血管」と呼ばれるもの。これは角膜の周辺部から中央へと進入してきた血管のことを指します。
なぜ、このようなことが起こるかというと「角膜が酸素不足を補おうとするから」だとか。コンタクトをつけたまま寝てしまうと、角膜に酸素がいきわたらなくなるため、酸素を得ようと血管が進入してくると考えられています。