睡眠障害のチェックに最適? 睡眠センサー「安心ひつじ」
もしかしたら自分は不眠かな、睡眠障害を抱えているのかなと思っても、なかなか腰が重くて病院にまでは…という人も多いのではないでしょうか。もしかしたら、将来は自宅でチェックをできる日がくるかもしれません。
睡眠センサー「安心ひつじ」
昨年、医療機関向けに新たな睡眠センサーが開発され、販売がスタートしました。その名も「安心ひつじ」。これはマットレスや敷布団などの下に置くことで、睡眠中の体の動きや呼吸数・心拍数を測定できるというものです。
高齢化社会を迎える日本では、高齢者の不眠が大きな社会問題となっています。介護の問題もあります。介護する側も1日中ずっと見守っていられるという環境は極めてまれで、働きながら、家事をしながら、というのが現実ではないでしょうか。
この睡眠センサーはインターネットにつなぐことができる環境であれば、パソコンでデータを見ることが可能なので介護側の負担軽減にも役立つと考えられています。
想定される4つのシーン
この睡眠センサーの活用法は具体的としては、以下4つのシーンが想定されているようです。
(1)病院や介護施設
普段から睡眠の状態を把握しておくことで、異常が起きた場合にスムーズに対応できる。