なぜ子どもがいびきをかくの? 本当は危険ないびきの信号とは……
しかし、子どものいびきの場合はほぼこの3つの要因に集約されるのです。
「寝る子は育つ」の法則が崩壊!? いびきは良質な睡眠が取れていないサインかも
アデノイド肥大、扁桃肥大は、時間とともに改善されていくことが多いです。子ども特有の病なので、成長と共に治っていく傾向が強いのです。
また、鼻づまりには、季節性の場合もあるため、一過性のケースもあります。しかし、「そのうち治る」とたかをくくることはオススメしません。過度のいびきや無呼吸に陥ってしまっている場合には、子どもが良質な睡眠を取れていない危険性があるためです。
発育に不可欠な成長ホルモンは、良質な睡眠のなかで分泌されます。きちんと眠れていない状態では、いくら長い時間眠っても十分な成長ホルモンが分泌されない危険性があるのです。
いびきの他にも、いつも寝苦しそうにしていたり日中眠そう・虚ろな状態が続いていたりするような場合には、きちんと睡眠が確保されていないかもしれません。注意しましょう。
子どものいびきへの対処法
子どものいびきは、子どもの成長に大きな影響を及ぼすため、不安な場合には専門医の診察を受けることが重要です。大人の場合は睡眠外来に行くところですが、子どものいびきの場合には小児科への相談でも大丈夫でしょう。