あなたの“見た目5歳上”と“見た目5歳下”を決める物質が存在した!
牛乳や玉子などのたんぱく質と糖分(砂糖など)が一緒に熱を加えられ、こんがりと焦げて硬くなった状態、これがたんぱく質の糖化現象(=メイラード反応)です。
このような過程でできたAGEが体のさまざまな場所で増加することによって、コラーゲンの破壊などを引き起こし、肌のたるみや動脈硬化、骨粗しょう症、また、その他さまざまな疾病を招いてしまうのです。
AGEは、なぜ体内に蓄積するの?
AGEが体内で増える原因のひとつに、AGEが含まれた食べ物の摂取があります。糖化の説明でふれたように、「甘くてこんがり」の食品には要注意。
ケーキやクッキー、カラメルソースのかかったプリンなどのほか、スナック菓子、肉の照り焼き、焦がした味噌などにもAGEが含まれている可能性があります。食品に含有されるAEGを摂取すると、多くは排出されますが、7%程度が体内に残るともいわれています。
ただ、神経質になりすぎて、栄養バランスが偏ったり食生活でストレスを抱えることになっては逆効果。あくまでも過剰摂取にならないように注意すればよいでしょう。
AGEと高血糖の密接な関係
より重要なのは、体内でAGEがつくられるのを予防することです。