あなたの“見た目5歳上”と“見た目5歳下”を決める物質が存在した!
AGEは、高血糖と密接に関係があります。通常、食事などで摂取された糖分は小腸に運ばれてブドウ糖に分解され、その後血中に吸収されます。血中に入ったブドウ糖はエネルギー源となりますが、余った分は脂肪などになって蓄えられます。それでも処理できないほどのブドウ糖が血中にあふれている(高血糖)場合、このブドウ糖がたんぱく質と結合し、AGEをつくり出してしまうのです。AGEを増やさないためには、高血糖になるのを防ぐことが何より重要です。
「高血糖予防」が若さと健康のカギ
高血糖の予防は、糖尿病や肥満対策にも有効なため多くの指針が出ています。
代表的なものとしては、できるだけGI(Glycemic Index)値の低い食品を摂取することでしょう。GI値とは、食後に血糖値が上がるスピードを食品ごとに数値化したもの。
白米やパンなどのように炭水化物が多く、精製された食品はGI値が高く、野菜や海藻、果物などはGI値が低い傾向にあります。
また、野菜などの食物繊維やヨーグルト、大豆には、その後の食事の血糖値の上昇を抑える作用があるため、食事のスタートにこれらの食品を摂取することも有効です。
さらに、運動も組み合わせればより効果的です。