日中の眠気がつらい……そんなときは野菜で血糖値の上昇を防ぐ!
夜しっかり寝ているのに、仕事中にあくびが止まらない、眠くて集中できない。そんな日中の眠気に悩まされている人も多いのではないでしょうか?実はその症状、野菜を食べることで抑えられるかもしれません。眠気と食事の関係性を知って、一日をシャキッと乗り切りましょう!
野菜を食べると眠気がなくなる?
野菜に多く含まれている食物繊維には、ある特徴があります。それは「血糖値の急激な上昇を抑える」というもの。そして、血糖値の上昇を抑えれば、眠気がなくなると言われています。
食物繊維の多くは、水に溶けると高い粘性を持ち、胃や腸のなかに長い時間残留します。ほかの食べものに含まれる糖質の消化や吸収を緩やかにしてくれるので、食事による急激な血糖値の上昇を抑えることができるのです。
特に水溶性食物繊維と呼ばれる、水分保持能力の高いものは、粘りが強く効果的。
キャベツや大根、ごぼうなどといった筋の多い野菜に含まれているので、積極的に食べると眠くなるのを防げるかもしれません。
血糖値と眠気の関係性は?
私たちの体は、常に血糖値が一定になるように調節されています。例えば、血糖値上昇の原因となる糖分を含む炭水化物や甘いものを摂取すると、体はインシュリンというホルモンを分泌して血糖値を下げようとします。