日中の眠気がつらい……そんなときは野菜で血糖値の上昇を防ぐ!
しかし、食事の際にこれらの食品を摂り過ぎて一気に血糖値が上がってしまうとどうなるでしょうか。急激に上がった血糖値を下げるために、インシュリンを分泌する膵臓が酷使されてしまいます。そして、血糖値の調節がうまくいかなくなり、脳に必要なぶとう糖がうまく供給されず、結果、眠気やだるさといった症状が起きてしまうのです。
これが眠くなるメカニズムです。日中に眠気を感じる方は、昼食時に摂取する食べものに注意してみるといいかもしれません。
「野菜から食べる食事法」で眠気をシャットダウン!
日中の眠気がつらいという方は、意識的に野菜を摂取するようにしましょう。特に朝食や昼食は炭水化物だけでなく、先ほど紹介したキャベツや大根などを入れたサラダを食べるようにしてみてください。
さらに、野菜から先に食べるように心がけると、より血糖値の上昇を防ぐことができます。
実際に、大阪府立大学の研究によって野菜から先に食べることで血糖値の変動の振幅が小さくなることが明らかになっているのです。毎日の食生活に少し気を使うだけで、悩まされていた日中の眠気から解放されるかもしれません。
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