夏場に気をつけたい! 寝る前に食べるアイスがもたらす悪影響
暑い夏の夜は寝苦しく、ついつい寝る前にアイスを食べてしまうという方は多いかもしれません。涼しくなって気持ちよく眠れるような気もしますが、本当にそうでしょうか?寝る前にアイスを食べることが睡眠にどんな影響を及ぼすのかご紹介します。
冷たいものは夏でも『冷え』の原因に!
私たちの体は、代謝によって体温をキープしています。摂取された食べものは、胃や腸の消化器官でエネルギーに変わりますが、そのうち75%以上は『熱』となり、体温を維持するために使われます。
では、冷たいものを摂り過ぎるとどうでしょうか。アイスをはじめとした冷たい食べものをエネルギーにするためには、体の熱を使って温めなくてはなりません。そのため、体中の血液が消化のために胃腸に集まり、手足の先にまで血液が届かなくなってしまいます。これが、夏でも『冷え』を感じる原因です。
このように、冷たい食べものは結果として胃腸を冷やしてしまうので、摂り過ぎはよくありません。食べるにしても適度な量に抑えておいたほうがいいでしょう。
アイスが交感神経を刺激し、睡眠の質が低下!
冷たい食べものは、胃腸を冷やすだけではありません。交感神経を活性化させ、睡眠の導入を妨げる原因にもなります。