夏の扇風機で命を落とす可能性が! あの都市伝説は本当なのか!?
ビールがおいしい季節が始まりますね!会社帰りに一杯飲み、酔って疲れた体で帰宅し扇風機をつけベッドの上で一休み。そのまま眠りに落ちてしまった経験はありませんか?実はその行為、非常に危険なことかもしれませんよ!
睡眠時、扇風機を付けっぱなしにすると死ぬ!?
皆さんは「扇風機を付けたまま寝ると死ぬ」という都市伝説をご存じですか?子どもの頃、親に言われて守っていたという人もいるかもしれませんね。
密閉空間で扇風機をつけたまま眠ると、窒息や低体温症で亡くなるという噂です。お隣の国・韓国でも古くから言い伝えられ、日本では毎日新聞が1972年に風呂上がりに扇風機を付けっぱなしにして寝た男性が死亡したと報じたことがありました。1987年9月1日の同紙では、エアコンでも同様の事が起きたと報じられています。
近年、そのような報道はありませんが、その噂を信じている方も多いと思います。実際に起きてしまうことなのでしょうか。
他の要因が重なると可能性が高まる……?
「扇風機が原因で死ぬ危険はある?健康な扇風機の使い方(著・西園寺克)」によると、理論上その可能性は低いそうです。
扇風機の風によって体温は下がりますが、湿度が高い日本の夏では、健康な人の命を脅かすほど下がり続けることはないと考えられます。