昼間の眠気は脂肪が原因? 脂分を控えて健康的な眠気対策を
反対に、炭水化物を多く摂取すると、眠気が弱くなったとも報告されています。
詳しいメカニズムについてはまだ分かっていないものの、脂肪酸によって分泌を促されるコレシストキニンという脳神経に作用するホルモンや、サイトカインと呼ばれるタンパク質の一部などの因子が、昼間の眠気を誘発している可能性があるようです。
過去の研究でも、炭水化物にくらべて脂肪が、眠気や仕事の能率に良くない影響を与えると報告されていたので、この研究によってそれがさらに裏付けられたことになります。
お肉がNGなわけではない
まだまだ研究が始まったばかりの分野ですが、今後、そのメカニズムが解明されればより対策も取りやすくなるでしょう。これからの研究に期待です。ちなみに、同研究チームによると、タンバク質の摂取と眠気の関連は認められなかったそうなので、お肉がNGというわけではないようです。
まだ確実な結果が出ているわけではありませんが、上記で紹介したような報告が実際にあるのですから、病気でもないのに昼間の眠気に悩んでいる人は、ひとまず脂分を控え、炭水化物の摂取を増やしてみるのはいかがでしょうか?昼間の眠気がなくなるかもしれません。photo by pixabay
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