朝起きたときに体重が減っているのはなぜ? 睡眠と体重の関係!
前述したとおり、脂肪を燃焼しやすい体づくりを行うためには、質のよい睡眠をとらなければならないのです。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、レム睡眠は体だけが休んでいる状態、ノンレム睡眠は体も脳も休んでいる状態です。レム睡眠は約90分の周期で定期的に訪れるとされ、朝の目覚めが近づくにつれてその時間は増加していきます。
この周期が乱れることなく、朝起きたときに疲れがしっかりとれていれば、質のよい睡眠をとれていると考えることができるでしょう。反対に、疲れがまったくとれていなかったり、夜中に目覚めてしまったりする方は、質の悪い睡眠をとっている可能性が高いと思われます。
起きたとき体重が減っていない方は要注意!
さらに、朝起きたときに前日と体重がまったく変わっていない、という日が続くようでしたら、睡眠の質があまり良くない可能性があります。
質の悪い睡眠になっている原因のひとつには、「明るい部屋での睡眠」が考えられます。人間は睡眠の際、体内でメラトニンという眠りを誘うホルモンを分泌します。
しかし、メラトニンは明るい光の下では分泌が抑制されてしまうため、熟睡を妨げてしまうことがあるのです。