私たちを助けてくれる医師の睡眠リズムは? 今後の睡眠課題
平日は毎朝、目覚ましの不快な音で起こされているのだから、週末ぐらいはそんなものを気にせずゆっくり寝たい。働いている人であれば、誰もが抱く願望かもしれません。でも、寝だめは睡眠リズムの観点から考えると、あまりよくないそうです。
寝だめと睡眠リズムの関係
ある調査によると、多くの日本人が週末に寝だめを行っていることが分かりました。平均睡眠時間を調べたところ、平日は7時間44分、土曜日は8時間18分、そして日曜日は8時間35分との結果が出ていて、日曜日は平日に比べて50分強も多く寝ていることがわかります。
誰もが忙しく働きまわる現代。週末に少しでも疲れた体を労わろうと寝だめをしているのでしょう。でも、寝だめは睡眠リズムを乱してしまい、結果的に不眠につながることがあると言われています。
本当は規則正しい生活をして、睡眠時間を変えないほうがいいようですね。
医師は寝だめをする?
寝だめ=良くないとわかっていても、なかなかその誘惑には勝てないもの。そんなことを証明するデータがあります。それが、医師1,000人に対して行った上記と同様の調査です。
その結果、1,000人の医師の平均睡眠時間は、平日が5~6時間と6~7時間が共に約4割で、7時間以上が約1割ということがわかりました。