テレビやネットに1日の大半を費やす!? 現代っ子の睡眠時間と健康
子どもの遊びが多様化しています。外で友達と遊ぶのが当たり前だった時代から、ファミコンが誕生し、さらに現在はPCやスマホも爆発的に普及しています。それは子どもの睡眠にどのような影響を及ぼしているのでしょうか?
子どもとデジタルデバイスの関係
アメリカのNPO団体が「子ども(8~18歳)がスマホやテレビなどのメディアに触れる1日の時間」を調べたところ、平均が9時間以上だということがわかりました。アメリカでの調査結果とはいえ、世界的にも今の子どもたちは1日の多くの時間をテレビやネットに費やしているという現実が明らかになりました。
スマホに関しては、今どきの男の子はゲーム、女の子はInstagramを頻繁に利用しているそうです。同じスマホでも男女では子どもの頃から利用方法が全く異なるんですね。
そんなデジタルデバイス漬けと言ってもいい子どもたちですが、「毎日、外で遊ぶ」と答えた子は4割にも満たなかったとか。公園で毎日、小学生が泥だらけになって野球やサッカーをしている牧歌的な光景はもはや過去のものになってしまったのでしょうか。
子どもが健康に生活するために必要な睡眠時間
ちなみに、アメリカ睡眠財団の調査によると10代に必要な1日の睡眠時間は8~10時間と言われています。