病気の怖いところはひとつの病気によって、また別の病気にかかってしまうことがある点です。いわゆる合併症ですが、睡眠障害も例外ではありません。そこで今回は睡眠時無呼吸症候群と併発しやすい病気を紹介します。
睡眠時無為呼吸症候群とは?
睡眠障害のひとつに睡眠時無呼吸症候群というものがあります。これは睡眠中に呼吸が止まってしまう病気で、睡眠の質が低下する可能性があると言われています。
目安として1時間あたり20回以上、10秒以上の呼吸停止がある人は睡眠時無呼吸症候群と診断されるそうです。呼吸が止まっても、一定時間で再度呼吸がスタートするので安心…と安易に考えてはいけません。
呼吸が止まると血液中の酸素濃度が下がるので、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの重大疾患のリスクが高まると言われています。
睡眠時無呼吸症候群の人は夜に熟睡できないため、日中に強い眠気が生じることがあるそうです。みなさんは大丈夫ですか?
睡眠時無呼吸症候群の合併症ランキング1位は?*
睡眠時無呼吸症候群の怖いところは冒頭にも挙げたように合併症を招くリスクがある点です。一般的に、睡眠時無呼吸症候群の患者は脳血管疾患のリスクがもっとも高いと言われていますが、今回はかかりやすい合併症ランキングを紹介します。