「添い寝」が子どもの睡眠を妨害している? 賛否両論ある問題
赤ちゃんがお母さんの添い寝でスヤスヤと寝ているところを見ると何とも心が和みますよね。でも、添い寝が子どもの睡眠を妨害しているという意見もあるそうです。今回は、賛否両論ある、添い寝が睡眠に与える影響について調べてみました。
添い寝の頻度が高い国は?
子どもの頃はみなさんも両親にしてもらいましたよね、添い寝。ひとりでは寂しくて眠れない夜も、添い寝をしてもらえたからぐっすり眠れたという経験をおもちの方も多いのではないでしょうか。
このような経験から、日本人の多くが添い寝は子どもの睡眠を促進するものと捉えていると思います。ところが、です。ある調査によると、添い寝が子どもの睡眠時間を削っているという報告があるのだとか。
世界各国を対象にした「添い寝の頻度」の調査では、頻度が高いのは日本や韓国、タイ、ベトナム、インドネシアとアジアの国が多く並びます。驚いたことに各国の子どもの平均睡眠時間は世界的に見ても短いのだそうです。
子どもの睡眠への影響は?
この調査は「添い寝=睡眠時間を削る」と確証したものではありません。ほかにもさまざまな要素が絡み合って、睡眠時間が短くなっていると考えられているからです。